業務効率化や課題解決に貢献するITソリューションカンパニー

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずはじめに、新日本システック株式会社の事業内容をお伝えします。

同社は東証プライム上場企業である株式会社イトーキのグループ会社として、顧客システムの開発・検証と自社パッケージソフトの開発・販売を柱に事業を展開しており、銀行や証券会社、保険会社、製造業など幅広い企業で同社の製品やサービスが利用されています。

同社が開発した製品やサービスによって業務効率化を実現し、顧客企業の残業時間の短縮、ひいては社員の働き方改革にも貢献するなど、IT技術による顧客の業務効率化や課題解決を存在意義としているITソリューションカンパニーです。

＜事業内容＞
・自社ブランドのソフトウェア製品開発および販売
・顧客システムの開発、検証
・ITに関するコンサルティング、設計、製造
・イトーキグループ内のITソリューション

東証プライム上場のイトーキグループという安定した経営基盤

同社は東証プライム上場企業である株式会社イトーキのグループ会社であり、プライム上場グループの一員という安定した経営基盤を有しています。

また、イトーキグループ内のシステム開発や運用といったITソリューションも同社が手掛けているため、イトーキグループからの案件を安定的に受注できるほか、各種金融機関とも長期的な取引を有するなど、抜群の安定感を誇ります。

2015年のイトーキグループへの参画以降、売上・社員数ともに倍増するなど、プライム上場グループの強みを最大限に活かすことで、堅調に成長を続けている安定企業です。

【エンジニア出身の役員陣】現場の声を尊重する組織

同社は社長含め、役員陣のほとんどがエンジニア出身者のため、現場や仕事に対する理解が深く、現場で働くエンジニアの声もしっかりと受け止めてくれるなど、エンジニアにとって働きやすい環境となっています。

また、従業員数127名（2024年1月1日現在）という中小企業のため、普段から社長や役員などと接する機会も多く、ボトムアップで意見を伝えやすい雰囲気が醸成されているのも、同社の特徴になっているとのことでした。

組織の歯車ではなく一人ひとりの個性を活かすという考え方

同社では「社員は組織の歯車として働くのではなく、一人ひとりの個性に合った重要な仕事と責任を任される存在でなくてはならない」という考え方を大切にしています。

それを実現するために、技術力を高める教育体制はもちろん、コミュニケーションスキルやテクニカルスキル、ヒューマンスキル向上のための社員教育の継続的な実施など、人としても成長できるように注力しています。

また、親会社であるイトーキがオフィスコンサルを手掛けていることもあり、働く環境に対する意識が高いのも同社の特徴です。働き方に関しても、エンジニアが無理するような案件は取らないように徹底することで、月平均残業9.1時間という数字を実現しています。

毎日の仕事を楽しみながら取り組むとともに、能力が十分に発揮されるよう社内環境を整備することで、社員個々が働きやすさを感じられるのが新日本システックという会社です。

【3年以内新卒離職率0%】ミスマッチ防止で高い定着率を実現

同社では直近3年間（2020年〜2022年入社）で新卒20名を採用していますが、離職率は0%と新卒はだれも辞めていません。厚生労働省の調査によると、IT業界の新卒3年以内の平均離職率は27.8%となる中、非常に高い定着率を実現しています。

なぜこれほど高い定着率を実現できるのか。先ほどお伝えしたエンジニアファーストの社内環境づくりももちろん影響していますが、それに加え、同社では入社前の説明会や選考の中で、良い面だけでなく、大変な部分や求められる部分などもしっかり伝えているそうです。

また、入社前の適性試験において、エンジニアとしての適性を丁寧に見極めることで、ミスマッチ防止に注力しているとのこと。ミスマッチによる早期離職は学生にとっても不安を感じる部分ですが、同社のような入社前の取り組みがあれば、安心して入社できますね。

多種多様なキャリアが広がるITエンジニアの仕事

ソフトウェアの設計・開発やITコンサルティング、システム環境構築・運用、ソフトウェア検証・保守などを担当するのが同社のITエンジニアの仕事です。

まずはテスターやプログラマーからキャリアをスタートし、経験を積みながらSE（システムエンジニア）やPL（プロジェクトリーダー）、PM（プロジェクトマネージャー）にステップアップするほか、コンサルタントや管理職などのポジションもあります。

＜仕事内容＞
◯自社ブランドのソフトウェア製品開発および販売
お客様の仕事の効率化に役立つシステム解析製品等を開発しており、銀行、生命保険、損害保険、自動車、携帯電話、医療機器関係のお客様などにご利用いただいています。

◯顧客企業のシステム開発・運用・検証
銀行、証券、保険、製造、物流会社のシステム開発に携わることができるため、経験とノウハウ、スキルがどんどん蓄積されていきます。

◯株式会社イトーキ（親会社）やグループ内のシステム開発・運用
セキュリティ、ICT等最先端のシステム開発、社内システムの運用など

【5割以上が未経験】全員が一人前の技術者になれる教育環境

新卒入社の5割以上が文系や非IT系出身の未経験者ですが、最初の開発者研修やOJTは個々の能力に応じて役割分担することで、IT知識のない方でもプログラムを作成できるようになるなど、同社では全員が一人前の技術者になれる教育環境を用意しています。

また、情報処理関連国家資格の受験料の全額補助や合格後の資格手当の毎月支給といった資格取得支援、UdemyでITスキルやビジネススキルを自由に学べるオンデマンド研修など、スキルアップに積極的な方を全面的にバックアップしているのも同社の特徴です。

＜新入社員向けの研修やサポート＞
◯開発者研修（入社から4ヶ月間）
ITエンジニアの基礎やプログラム作成（コーディング・テスト）、チーム開発演習、製品プレゼンテーション実習などを通して、プログラミング（Java言語）とデータベースの基礎を学ぶとともに、同期の仲間との絆が深まる期間となっています。

◯OJT（開発者研修後の3ヶ月）
仮配属という形で各部署に配属され、実際の業務の中で先輩の指導を受けながら、実践型研修を実施します。その後、基本的には同じ部署に正式配属となります。

【手に職がつく】幅広い選択肢の中で自分の得意を活かせる

同社は入社後の教育研修やサポート体制が充実しており、それぞれのレベルに応じたフォローを行っているため、文系や非IT系出身の未経験者であっても一人前の技術者を目指すことができ、将来的には手に職をつけることもできます。

また、最初はテスターやプログラマーとしてキャリアをスタートさせますが、その後はそれぞれの適性や本人の希望などを尊重し、適材適所で役割を担えるようにしています。

SEやPL、PM、コンサルタント、管理職など幅広い選択肢の中から、自分自身の得意を最大限活かして働ける環境は、同社ならではの魅力だと編集部は感じました。

新日本システックで働く上で理解しておくべきこと

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、合わない人の特徴等についても隠さずお伝えしています。

まず、ITエンジニアが取り扱う技術や知識はどんどんアップデートしているため、常に自己研鑽を行い、技術力を磨き続けることが求められます。そのため、自分で考えて行動することや自己研鑽を苦労と感じず、楽しめる人でなければ長く続けることが難しい仕事です。

また、エンジニアの仕事は基本的に座って行う仕事のため、趣味で運動を取り入れるなど、メリハリをつけながら健康管理することも重要となります。上記の自己研鑽を含め、さまざまな部分で自己管理が求められる職種であることは、理解しておいてください。

編集部が考える新日本システックのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた新日本システック株式会社のホワイトポイントは以下の3点です。

①抜群の安定感を誇る安定企業
プライム上場グループの一員という安定した経営基盤に加え、イトーキグループや金融機関など大口顧客との安定的な取引を有しており、抜群の安定感を誇る点は、まさに同社のホワイトポイントだと感じました。

②エンジニアファーストを大切にした社内環境
エンジニア出身の役員陣ということもあり、現場や仕事に対する理解が深く、社員を一人ひとりの個性に合った重要な仕事と責任を任される存在と考え、能力が十分に発揮されるよう社会環境を整備するなど、エンジニアファーストを徹底している点は、同社ならではのホワイトポイントといえます。

③入社後に後悔を生み出さない仕組みづくり
入社前に大変な部分や求められる部分など、ありのままを伝えているほか、適性試験でエンジニアとしての適性を丁寧に見極めるなど、ミスマッチ防止に注力することで、入社後に後悔を生み出さないように取り組んでいる点は、同社のホワイトポイントの一つです。

以上の3点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「未経験で不安だがエンジニアに挑戦したい人」「社風や考え方に共感した人」「手に職をつけたい人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。