住宅リフォーム市場をリードする住宅設備機器の専門商社

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずはじめに、株式会社ソーゴーの事業内容をお伝えします。

同社は1962年の創業から60年以上の歴史を持つ住宅設備機器の専門商社であり、システムキッチン、システムバス、トイレなど水廻りの住宅設備機器をメインに、家づくりに欠かせない商品を工務店やリフォーム会社などへ提供しています。

また、住宅設備機器の販売だけでなく、セミナーや研修会、展示会方式によるビジネスマッチングイベントの開催や情報誌の発行など、工務店やリフォーム店を対象としたビジネス支援事業も幅広く展開しています。

TOTO、LIXIL、パナソニック、クリナップといった一流メーカーと共に、住宅設備機器を通じて住宅リフォーム市場をリードしている企業です。

【自己資本比率64.9%】変化にも強い安定した事業基盤が強み

今後もニーズが絶えない安定業界である住宅リフォーム市場において、同社はメーカー主催のコンテストで毎年入賞するほどの「販売力」と、取引メーカー約300社と連携し、家に関わるものすべてを取り扱う「取扱い商材の幅広さ」を強みとしています。

また、リフォーム会社や工務店といった取引企業は6600社程度と、販売先も多岐にわたっており、今では売上高334億円（2023年3月期）、事業所も首都圏35ヵ所に構えるなど、どんどん成長し続けています。

このほか、TOTOやLIXIL、パナソニック、クリナップといった大手メーカーとの安定した取引を有しており、経営の安定性を示す指標である自己資本比率は64.9%（2023年）と非常に高い数字を実現しています。

新型コロナウイルスの影響で経済情勢が大きく変動した2021年度においても、年商293億円を達成するなど、変化に強い安定した事業基盤があることも同社の強みとなっており、入社後も安心して長く働き続けられる企業です。

個人プレーではなくチームワークを大切にした営業スタイル

営業職に対し個人プレーのイメージを持つ人もいますが、同社では全員で一丸となってお客様の拡大を目指す”チームワークを大切にした営業スタイル”が確立されているため、お互いに意見やアドバイスを話し合える関係性となっています。

そもそも同社では相対評価ではなく絶対評価制度を取り入れており、個人が目標達成できているかどうかで評価しているため、周囲の社員と比較したり、過度な競争が生まれるようなこともなく、営業としてイキイキと働くことができます。

また、新卒・中途に関わらず、同社では「明るく元気で素直なこと」を重視した採用を行っているため、そのような人間性を持つ社員が集まっており、社内は活発で、先輩後輩関係なく話しやすい雰囲気が醸成されているとのことでした。

【特徴的な給与制度】明確な評価制度で頑張りが給料に直結

同社では31歳までは営業成績に関わらず必ず昇給する「年齢給」、それ以降もしくは31歳までに年収450万を超えた場合は年俸制という給与制度を採用することで、若手のうちは失敗を恐れず、さまざまなことに挑戦できるよう全面的にバックアップしています。

また、社員それぞれの頑張りが給料に直結する評価制度を導入しているだけでなく、社歴や年齢に関係ない”フェアな評価体制”により、活躍次第では入社数年で営業所長へ昇格することも充分可能となるなど、頑張った分だけ評価される制度が構築されています。

上記のとおり、明確な評価制度が確立されているため、それぞれの評価に不平不満が出るようなこともなく、業績によっては年2回の賞与とは別に、第三のボーナスとなる成果配分型賞与も支給されるなど、社員それぞれが納得しながら働ける環境です。

【月平均残業15時間】残業抑制のための仕組みづくりに注力

同社では社用パソコンが一律20時でシャットダウンするシステムを取り入れているほか、営業支援システムを導入することで、業務負荷が特定の社員に偏ることなく、満遍なく行き渡るようにするなど、残業抑制のための仕組みづくりにも注力しています。

営業職で各社員の裁量も大きく、仕事の進め方やスケジュール調整なども個人で調整しやすいため、それぞれの状況に合わせた柔軟な働き方がしやすい点も、残業抑制の一因になっているそうです。

また、同社では固定残業20時間を設定していますが、月平均残業は15時間と固定残業時間を下回っています。（2022年実績）なお、同社は「実働7.5時間/日」のため、「実働8時間/日」の企業と比べると、1ヶ月で10時間ほど勤務時間が短くなっています。

既存顧客のフォローアップや新規顧客の開拓を担う法人営業

営業職は、工務店やリフォーム会社を中心とした法人のお客様向けに、住宅設備機器のルート営業を行います。TOTO、LIXIL、パナソニックなど大手メーカーの商材を数多く取り扱うため、商材の信頼性も高く、お客様にも話を聞いてもらいやすいのが同社の特徴です。

業務の中心となる既存顧客へのルート営業では、取引のあるお客様先へ訪問し、新規商材の紹介といったフォローアップを行います。また、受注後は各メーカーへの問い合わせや発注業務なども行うほか、ある程度の経験を積めば、新規顧客の開拓も担います。

なお、同社では既存顧客・新規顧客ともにお客様先への訪問・面談に注力した営業スタイルになっており、各営業所とも個人戦ではなく、チームメンバー全員で売上目標の達成を目指しているとのことでした。

充実した教育研修を経て営業デビューできるので安心

入社後、まずは1ヶ月程度の新入社員研修において、ビジネスマナーや商品知識を学び、営業所で不自由なく働くための準備を行います。配属後も月に1〜2回、本社で行う商品知識等の研修や各営業所単位での研修、全体で新入社員をサポートするOJTなどがあります。

また、入社から約半年間は、まず内勤として社内の事務作業等を中心に取り組み、仕事の流れを覚えます。営業所の方針や習熟度に合わせ、先輩の営業に同行し、徐々にコツや営業ノウハウを身につけ、2年目から担当を持って営業デビューするのが基本的な流れです。

＜新人社員研修＞　※1ヶ月程度
・ビジネスマナー研修（社会人マナー・言葉遣い・電話対応・名刺交換など）
・メーカー研修（商品知識・カタログの見方や使い方など）
・体験研修（施工研修センターにおいて実物大模型を使った体験型の研修）

＜その他＞
・やる気社員研修（外部講師による営業ノウハウ等｜3年目社員が対象）
・次世代研修（幹部候補の社員を対象とした研修）
・所長研修（所長を対象とした研修）

【商材知識×建築知識】将来の選択肢を増やせる成長環境

同社の営業は多種多様な住宅設備機器の商材を取り扱っており、各商品のプロである大手メーカーの担当者と一緒に仕事する機会も多いため、業界や商品、技術に関する豊富な知識を持った人材に成長することができます。

ただ、身につくのは商材知識だけではありません。
リフォーム会社や工務店といった建築のプロがお客様となるため、建築知識も磨かれる仕事であり、社員の中には二級建築士の資格を取得した人もいるそうです。

専門商社の営業として、商材知識はもちろん、建築知識も磨かれるのは住宅設備機器を専門に取り扱う同社ならではの成長環境であり、自分自身の市場価値を高めることで、将来的なキャリアの選択肢を増やせるのは、同社で働く大きなメリットといえます。

ソーゴーで働く上で理解しておくべきこと

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、働き方のリアルな部分等についても隠さずお伝えしています。

同社で営業として働く場合、リフォーム会社や工務店といった建築業界の方々や建築現場の職人さん、取り扱いメーカーの担当者など、さまざまな立場の方々とコミュニケーションが必要となるため、人と関わるのが苦手な人とはミスマッチとなる可能性があります。

また、取り扱い商材が非常に幅広く、覚えることが多い点は、新入社員が最初に直面する課題となっています。ただ、先輩社員やメーカー担当者によるサポート体制や教育研修も充実しているため、周りに頼りつつ、段階的に覚えていけば問題ないとのことでした。

編集部が考えるソーゴーのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた株式会社ソーゴーのホワイトポイントは以下の2点です。

①変化にも強い安定した事業基盤
安定業界である住宅リフォーム市場において、独自の強みや大手メーカーとの取引によって変化にも強い安定した事業基盤を構築しており、経営の安定性を示す自己資本比率も高い数字を実現している点は、同社のホワイトポイントの一つです。

②チームワーク重視の営業スタイルの中で”個人の頑張り”もしっかり評価される環境
同社ではチームワークを大切にした営業スタイルを確立していますが、だからといって個人評価が曖昧になっているわけではありません。フェアな評価体制による明確な評価制度によって、チームプレーと同時に”個人の頑張り”もしっかりと評価される環境は、まさに同社ならではのホワイトポイントだと感じました。

以上の2点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「営業スタイルに魅力を感じた人」「頑張りをしっかりと評価される環境で働きたい人」「幅広い知識を持った営業に成長したい人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。