就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。
それでは本題に入っていきますね!
今回は就活のメンターの探し方を解説していきます。
就活に対して「1人で進めるのは不安すぎる」「全く就活に関する知識がないからメンターがいないとうまくいく気がしない」…こんな不安を持っている人は多いと思います。
要するに、誰かサポートしてくれる人が欲しいという状態ですよね。
その気持ちはめちゃくちゃ分かります。
この記事では就活メンターの探し方から、避けるべき就活メンターの特徴まで詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね!
■結論から話します!
就活メンターに関しては、かなり「どんな人が付いてくれるか」によって左右されます。
これは大学のキャリアセンターや就活エージェント、OB訪問でも同じことが言えるんですよね。
よって「運」の要素が強くなってしまうので、就活メンターに頼るのは再現性が低いと考えています。
(※知り合いの先輩で、自分が志望する業界に就職しているようなケースで、その先輩の会話内容が非常に参考になるような場合はメンターになってもらうメリットが大きいです!)
僕が今就活生なら、就活メンターは付けずに、とにかく企業のエントリー数を増やして、選考・面接を通して企業理解や面接対策を強化していきますね。
その際に「キミスカ」やこの記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」などに登録して、企業からのスカウトを狙います。
求人サイトで企業を探すのはかなり労力がいるのと、書類落ちする可能性も高いのですが、スカウト経由だと企業からアプローチしてくれるので、面接まで進める可能性が高い。
(それによって得られる情報や、面接を通して面接に慣れることや面接後の反省で得られるものがあまりに大きいので。)
ぜひ就活メンターに頼ろうと考えていた方は、このやり方も代替案として検討してみてください!
目次
はじめに|就活メンターの概要と必要性
まず始めに、この章では就活メンターの概要とその必要性について紹介します。
就活メンターを初めて聞いた方もいると思うので、この章で一緒に確認していきましょう。
また、就活メンターを利用すべきかどうかについて、私の考えも交えて解説しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
【就活メンターの概要と必要性】
- そもそも就活メンターとは?
- 就活メンターと就活エージェントの違い
- 就活メンターに対する僕の考え
そもそも就活メンターとは?
就活メンターとは、就活生に対してアドバイスやサポートを行う先輩や社会人のことを言います。
主には、就活を終えた大学4年生や、社会人として働いているOBOGが、就活メンターを担ってくれるケースが多いですね。
就活メンターを活用することで、先輩や社会人から生の声を聞けるので、より解像度を高めて就活に臨めるようになります。
では、具体的にどういったことをサポートしてくれるのか?
例えば、就活の進め方やES作成、面接対策のサポートをしてくれるケースが多いです。
まさにメンターと呼ぶにふさわしいですね。
ほとんどの学生は、インターネットやSNS、書籍から情報を集めることが多いでしょう。
しかし、移り変わりの早い就活事情では、リアルな体験が大切です。
今の就活は、インターネットやSNSだけではわからないことが多いので、周りに就活メンターになってくれそうな人がいれば積極的に活用していきましょう。
就活メンターと就活エージェントの違い
就活メンターと就活エージェントは、誰が対応するのか、また対応範囲に違いがあります。
簡単にまとめたので、まずは以下の表をご覧ください。
項目 | 就活メンター | 就活エージェント |
---|---|---|
対応する人 | 学生/社会人 | プロのアドバイザー |
サポート範囲 | 相談、添削、アドバイスまで | 相談、添削、求人紹介、内定後のフォローまで |
求人紹介 | 無 | 有 |
料金 | 基本無料だが、一部有料も | 通常無料(企業からの報酬) |
就活メンターは、先輩や社会人がボランティアとして対応してくれるのに対して、就活エージェントはプロのアドバイザー担当してくれる違いがあります。
就活メンターは、ほとんどがボランティアなので、個人や所属団体からの関係性で成り立っています。
反対に就活エージェントは、企業からの報酬ありきになるので、就活生とエージェントがウィンウィン(win-win)な関係でないと成り立たないと言えるでしょう。
また、対応してくれる範囲については、具体的な求人紹介があるかないかの違いですね。
就活メンターは、ES添削や進路の相談などのサポートがメインですが、就活エージェントは相談から求人紹介、内定後のフォローまで一貫してサポートしてくれます。
- 就活の相談を気軽にしたいのか?
- 求人紹介まで全てサポートしてもらいたいのか?
上記によって、活用すべきサービスは異なるので、あなたの希望を明確にしておきましょう。
就活メンターに対する僕の考え
この章では、就活メンターに対する僕の考えを以下にまとめました。
「サポートが手厚いのはわかったけど、利用した方が良いの?」と思っている人は多いでしょう。
利用すべきかどうかも、忖度なしに記載しているので、ぜひチェックしてください。
■就活メンターに対する僕の考え
結論から言えば、就活メンターは志望業界が決まっていて、その道のメンターをつなげてくれるコネクション(先輩や大学)があるなら利用すべきだと僕は考えています。
反対に、何も進路が決まっていないなら、無理して就活メンターをみつける必要は無いと思うのと、知識がなさすぎる状態だとメンターが言うことを全て鵜呑みにしてしまう可能性があるので、「実際に自分が行きたい業界や企業、就きたい職種」から外れてしまう可能性もあります。
これは就活メンターだけでなく、大学のキャリアセンターや就活エージェントを利用する際も同じことが言えます。
最低でも自己分析には1日以上の時間をかけて、自己理解を深めてから利用することが重要です。
また「付いてくれるメンターの対応の質や情報量」によっても左右されるので、就活メンターを絶対に付けないといけないという考えは持たずに、本当に良いと思えるメンターが付いてくれた場合にのみ、継続的に支援を受けることを僕はおすすめします。
以上、就活メンターに対する僕の考えでした。
次の章からは、就活メンターの探し方について紹介します。
就活メンターって、先輩や社会人から直接アドバイスがもらえるんですね。ネットではわからないリアルな話が聞けるのは心強いです。エージェントとは違う良さがあるんだなって思いました。
就活メンターは、実体験をもとにしたアドバイスが頼りになるよね。ただ、メンター選びも慎重にするのが大事。自分に合ったサポートを見つけて、就活をうまく進めていこう!
就活メンターの探し方 【5選】
この章では、就活メンターの具体的な探し方を5つにまとめました。
メンターを探す方法はさまざまですが、自分に合った方法を選ぶことで、最適なサポートを受けられるようになります。
それでは早速、就活メンターの探し方を詳しく見ていきましょう。
【就活メンターの探し方5選】
- 大学のキャリアセンターを利用する
- OBOG訪問アプリを利用する
- 先輩や友人に紹介してもらう
- SNSやオンラインコミュニティで探す
- 就活エージェントに登録する
探し方① 大学のキャリアセンターを利用する
最初の就活メンターの探し方は、大学のキャリアセンターを利用する方法です。
大学のキャリアセンターは、就活メンターを探す方法の中で、最も手軽かつ信頼性の高い方法だと僕は考えています。
特に同じ大学を卒業した先輩から直接アドバイスをもらえるため、親しみやすく相談がしやすいのが魅力。キャリアセンターには、さまざまな業界で活躍する卒業生が登録されているので、大学のネットワークを活かしたメンター探しが可能です。
まずは、キャリアセンター経由で頼れる先輩や、OBOGがいないか確認してみましょう。
探し方② OBOG訪問アプリを利用する
就活メンターの探し方2番目は、OBOG訪問アプリを利用することです。
意外かもしれませんが、企業のサービスで就活生とOBOGをマッチングするサービスがあります。
OBOG訪問アプリとは、スマホを使ってOBOG訪問のアポ取りなどができるアプリのこと。気になる人や企業を見つけて申請することで、アプリ内のチャットやツールを通じて連絡できます。
代表的なところで言えば、「ビズリーチ・キャンパス」ですね。その他、代表的なOBOG訪問アプリは以下のとおり。
■OBOG訪問アプリ
先ほど紹介したように、就活メンターは大学のキャリアセンターやゼミから探すことが一般的ですが、OBOG訪問アプリを使えば、所属コミュニティ以外の人から気軽に話を聞くことができます。
また、頼れそうなキャリアセンターや、ゼミがない人にも有効なサービスとなるので、視野を広げたい人はOBOG訪問アプリを使ってみましょう。
探し方③ 先輩や友人に紹介してもらう
就活メンターの探し方3つ目は、直接先輩や友人に紹介してもらう方法です。
信頼できる先輩や友人から紹介してもらうことで、安心して相談できるメンターと出会えます。紹介という安心感があり、最初から信頼関係を築きやすいのもメリットですね。
反対に、近すぎる関係のため相性が合わないと感じた時に、断りにくくなってしまう面もあります…。就活メンターを紹介してもらったものの、相性が合わず、逆に重荷に感じてしまうこともあるので注意しましょう。
就活メンターを紹介してもらう時には「●●業界の就活を経験した先輩」など、具体的な希望をしっかり共有してくださいね。
探し方④ SNSやオンラインコミュニティで探す
就活メンターの探し方4番目は、SNSやオンラインコミュニティを使って探す方法です。
最近では、X(旧Twitter)やInstagramなど就活用のアカウントを作って、オンラインで情報交換を行っている就活生も多いようです。
SNSやオンラインコミュニティの良さは、場所・所属学校など問わずに情報交換ができるため、アドバイスをもらいやすい環境が整っています。
とはいえ、SNSなどは顔が見えづらいためトラブルが多いのも事実。
中には、有料の就活メンターや、就活塾といって高額な費用を請求してくる輩もいます。そういうアカウントに限って、DMで怪しい内容を送ってきたり、不安を煽るようなことを言ってきたりするので注意しましょう。
そもそも、就活メンターは頑張って探すものではありません。お金を払うのももってのほか。
初めての就活を行う上で、不安になる気持ちはわかりますが、お金を払ったからといって解決できるものではありません。冷静になって判断できるようになってくださいね。
SNSやオンラインコミュニティで就活メンターを探すなら、ある程度の割り切ったスタンスで臨むと良いでしょう。
探し方⑤ 就活エージェントに登録する
最後の就活メンターの探し方は、就活エージェントに登録する方法です。
先ほど、就活メンターと就活エージェントの違いを紹介しましたが、就活エージェントのアドバイザーも十分にメンターになりえます。
就活エージェントは、ボランティアで行ってくれる先輩や社会人に比べて、様々な業界知識と就活事例を持っています。広い視点でサポートを受けられるでしょう。
「どうやって就活を進めていいのか」「どの業界を目指すべきなのか」などゼロからサポートしてほしい人には、就活エージェントの利用がオススメですね。
さらに就活エージェントは、就活の進め方、ES添削から面接対策までワンステップで行ってくれます。特に企業の内部情報や最新の採用動向についても詳しいため、的確な指導が期待できます。
ちなみに、僕が選んだおすすめの就活エージェントは、以下の記事で解説しています。
就活エージェントの利用を考えている人は、あわせてチェックしてください。
» 就活エージェントおすすめランキング23選|7年調査してきた僕が厳選!
メンター探しにもいろんな方法があるんですね。キャリアセンターやOBOG訪問アプリ、SNSまで使えるのが驚きです。自分に合ったやり方で探せば、就活の心強い味方になりそうです。
メンターの探し方も意外と多いんだよね。それぞれの方法にメリット・デメリットがあるから、自分に合った手段を選ぶのが大事。メンターが見つかれば、就活もグッと進めやすくなるよ。
避けるべき就活メンターの特徴【3選】
この章では、就活メンターを探す際に気をつけたいポイントについてまとめました。
実は、就活メンターは誰でも良いわけではなく、注意しなければならない点があります。
中には、先輩や社会人という立場を利用して、あなたを追い詰めてくる危険なメンターもいるかもしれません…。
就活メンター選びで失敗しないための参考にしてくださいね。
【避けるべき就活メンターの特徴】
- 課金させてくる
- 過度に依存させようとする
- 専門知識が不足している
避けるべきメンターの特徴① 課金させてくる
一部の就活メンターは、アドバイスを口実に有料サービスを勧めてくる場合があります。
こういった就活メンターは、主にSNSやオンラインコミュニティなど、直接的な関係性はないケースが多いです。
初めは無料で話をしていても、途中から有料プランへの誘導がある場合も…。
なので、紹介ではない場合は、最初に料金が発生するかどうかを確認し、納得した上で利用しましょう。
そもそも、就活メンターは高いお金を払ってまで利用すべきではないと僕は考えています。
キャリアセンターなどのコネクションがなくても、OBOG訪問アプリや就活エージェントなど無料でサポートしてくれるサービスはたくさんあります。
不安に付け込んで、有料アドバイスを執拗に勧めてくる人もいるので、注意してくださいね。
避けるべきメンターの特徴② 過度に依存させようとする
自分の意見を押し付けてくるメンターには、注意が必要です。
先輩や社会人という立場を利用して、就活生の要望や意見を聞いてくれず、自分の意見だけ押し通してくるパターン。
確かに、先輩や社会人の方が就活経験があり、就活生よりノウハウはあるでしょう。しかし、就活にはさまざまな形があるので、メンターの意見が100%当てはまるとは限りません。
就活メンターのアドバイスは参考にすべきものですが、最終的な意思決定は自分で行いましょう。
メンターがあまりに強い口調で意見を述べたり、自分の経験を絶対的なものとして語る場合には、徐々にフェードアウトすることをオススメします。
リスクヘッジのために、就活メンターは数人いると安心かもしれないですね。
避けるべきメンターの特徴③ 専門知識が不足している
すべての就活メンターが、あなたの志望業界に詳しいわけではありません。
就活メンターが全員、完璧に就活を行っていたわけではないので、しっかりとしたノウハウを持っているかも見定めが必要です。
なぜなら、就活メンターの中には、特定業界のみ就活を経験した人もいれば、複数の業界で就活を行った人もいるから。
特定の業界のみ経験しているメンターは、その業界については強いですが、他の業界になると知識が不足しているケースがあるのです。
なので、まずは自分の目指す業界や職種に合ったメンターを見つけることが大切。特に、専門的な知識が求められる職種では、その分野に詳しいメンターを選ぶ必要があります。
就活メンターを探す際には、どんな就活を経験していたのか、どの分野に詳しいのかチェックしてから依頼しましょう。
以上、こんな就活メンターには気をつけろ!でした。
次の章では、メリットデメリットについて紹介します!
就活メンター選びも慎重にしないといけないんですね。特に課金させてくるメンターにはびっくりしました…。良い人そうに見えても、しっかり見極めることが大切だなと感じました。
メンターだからって、何でも信じちゃいけないんだよね。特に自分の意見を押し付けてきたり、専門知識が不足していたりするメンターには注意が必要。自分のペースで頼れる相手を見つけていこう!
就活メンターを利用するメリット・デメリット
就活メンターの利用には、良い面もあれば注意すべき面もあります。
この章では、メリットとデメリットを詳しく解説し、就活メンターを利用する際のポイントを整理しました。
これから就活メンターを利用しようか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
【就活メンターを利用するメリット・デメリット】
- 就活体験のリアルを聞ける
- 細かい点まで気軽に相談できる
- 効率的に就活を進められる
- 相性の良し悪しがある
- 都度報告が負担になるケースも
- 依存してしまう可能性がある
メリット① 就活体験のリアルを聞ける
就活メンターを利用するメリットの1つ目は、就活体験のリアルな話を聞けるということです。
就活メンターは、自分の就活経験に基づいたリアルな体験談を共有してくれます。就活の進め方や、企業選びのポイントを知れるのはとても大きいですよね。
僕も就活生の時は、就活メンターから体験談を聞いていたので、前もって面接などの心構えができました。
さらに、失敗談を聞けるのは就活メンターだけだと僕は思います。効果的な方法だけでなく、やらない方が良いことなども聞いておくことで、より効率的に就活を進められます。
スマホの画面上だけではわからないリアルな話を聞けるのは、大きなメリットと言っても過言ではないでしょう。
メリット② 細かい点まで気軽に相談できる
次に、就活メンターを利用するメリットは、細かい点まで気軽に相談できるところにあります。
「就活は何から始めていいかがわからない…!」という状態になりがち。聞くことが多すぎて、都度都度確認できないとすぐに不安になってしまいますよね。
その点、就活メンターは気軽に相談できる存在なので、小さな疑問や不安も解消されやすいです。
例えば、「面接でどんな質問をされたか」「履歴書の志望動機はどのように書けば良いか」など、具体的なアドバイスをもらえるのが魅力。
さらに今は、LINEなどのチャットツールで気軽に聞けるので、細かな質問もすぐに聞ける時代です。
また、メンターとのやりとりを通じて、自分の考えを整理できるので、自信を持って就活に臨めるでしょう。
メリット③ 効率的に就活を進められる
就活メンターを利用するメリット3つ目は、効率的に就活を進められるという点です。
就活メンターを利用すれば、就活を始めるタイミングから、効率的に進められる方法を教えてくれます。具体的には、エントリーシートの通過率を上げるためのコツや、面接対策の方法など。
自分だけではわからないような就活の進め方まで、教えてもらえるのは大きな魅力です。
就活メンターは、その人にあわせた効率的な方法を教えてくれます。また、就活メンターを利用する際は、スケジュール感だけではなく、面接対策を行うステップまで聞いておいてください。
「何から準備をすればいいのか、またその際に使ったツールは何か?」など、具体的な手順を聞いておくことで、悩まずに面接対策を行えるようになります。
効率的に進めたいと考えている人は、就活メンターを積極的に探してくださいね。
デメリット① 相性の良し悪しがある
ここから、就活メンターを利用するデメリットを紹介します。
まずデメリット1つ目は、就活メンターとの相性があるという点です。
どんなに優秀で、華やかな経歴を持っている就活メンターでも、相性が合わなければ意味がありません。
また、アドバイスをもらったものの、納得できないまま就活が進むと後悔することになります…。
それでは、就活メンターとの相性が合わないと感じるのは、具体的にどんなシーンなのでしょうか?
以下にまとめたので、一緒に確認していきましょう。
- アドバイスが一方的すぎる
- コミュニケーションのテンポや方法が合わない
- 業界や職種の知識が不足している
- 相手の価値観や考え方が合わない
- 自分の話を聞いてくれない、共感してくれない
メンターとの相性が合わないと感じる主な例は、コミュニケーションのすれ違いにあるようですね。
上記のように、メンターとのコミュニケーションで違和感を感じた場合は、早めに別のメンターを探すことをオススメします。
また、就活メンターを紹介してもらう際に、具体的な希望を伝えるのも大切です。
ただ、露骨に言いすぎると、わがままと捉えられてしまうかもしれません。「慎重派なので、それに共感してくれる方だと嬉しいです。」など、それとなく紹介側に希望を伝えるようにしましょう。
デメリット② 都度報告が負担になるケースも
就活メンターを利用するデメリット2つ目は、都度報告が負担になるケースです。
メンターとは、契約ではなく信頼関係でつながっている形になります。そのため、良いアドバイスをもらうためには、お礼と共に都度報告をする必要があります。
実際に、僕がキャリアセンターを経由して紹介してもらった時には、職員の方から「報告を忘れないように」と強く念を押されていました。
就活メンターによって、都度の報告を求められるケースがあるので、忙しい時にこまめな連絡を求められると負担が大きくなることも…。
報告義務にストレスを感じる場合は、連絡頻度をメンターと相談するか、自分のペースに合わせてもらえそうなメンターを探しましょう。
連絡頻度を相談したら、意外と報告を必要としないメンターもいます。まずは初回の面談から、報告頻度についても話し合っておきましょう。
デメリット③ 依存してしまう可能性がある
就活メンターを利用するデメリットの最後は、依存してしまう可能性があることです。
知らず知らずのうちに、就活メンターに依存してしまうことは、よくあるので注意が必要です。
具体的に依存してしまうケースとしては以下のとおり。
- すべての意思決定をメンターに頼ってしまう
- メンターの経験を絶対視してしまう
- メンターがいないと不安を感じるようになる
- メンターの時間やペースに合わせてしまう
- 複数のメンターに頼りすぎて混乱する
さまざまなケースがありますが、基本的には自分で判断ができなくなってしまったら依存を疑った方がいいです。
メンターの意見に頼りすぎると、自分の意思で判断する力が弱まってしまいます。なので、最終的な意思決定は自分で行うことを意識しましょう。
もちろん、就活メンターにアドバイスをもらうことは大切ですが、最終的に決めるのは自分自身ということを忘れないようにしてくださいね。
就活においては「就職先を間違えたくない!」という気持ちが強くなると思います。しかし、どんなに大手でホワイト企業だとしても合わない人は合わないのです。
その1社で一生を過ごすと思うと気が重くなるので、まずは自分のキャリアの足掛かりとなる企業なのかという目線で判断していきましょう。
以上、就活メンターを利用するメリット・デメリットでした。
就活メンターには良い面もあれば、気をつける点もあるんですね。リアルな体験談が聞けるのはすごく魅力的だけど、依存しすぎないように自分の判断も大切にしたいなと思いました。
メンターから得られるリアルなアドバイスは心強いけど、自分のペースを忘れないことが大切。都度報告とか相性の問題もあるから、無理なく頼れるメンターを見つけることがポイントだね。
就活メンターの上手な活用方法 【5選】
最後の章では、就活メンターの上手な活用方法を紹介します。
就活メンターのアドバイスを効果的に取り入れ、就活をよりスムーズに進めましょう!
【就活メンターの上手な活用方法5選】
- 当時の就活の進め方や失敗談を聞く
- 利用したサイトやアプリを聞く
- 複数の意見を聞いて客観的に判断する
- ES添削や面接練習は積極的にお願いする
- 最終的なジャッジは自分で決める
方法① 当時の就活の進め方や失敗談を聞く
就活メンターの上手な活用方法1つ目は、リアルな就活体験を聞くことです。
当時の就活の進め方や、「こうすれば良かった」「面接でこう言ってしまって落ちた」などの失敗談を聞くことで、自分の就活に活かせるヒントを得られます。
就活は情報がなによりも大切。就活メンターに頼るのであれば、できる限りリアルな情報を提供してもらえるようにお願いしましょう。僕も事前に就活メンターから失敗談を聞いていたので、大きな失敗をせずに就活を終えられました。
メンターが経験したことを知ることで、自分自身の就活を客観的に見つめ直すことにもつながります。
より戦略的に行動できるようになるので、就活メンターの経験談は積極的に聞いていきましょう!
方法② 利用したサイトやアプリを聞く
就活メンターの上手な活用方法2つ目は、利用したサイトやアプリを確認することです。
僕も就活メンターには、実際に使っていた就活サイトや、アプリなどを積極的に聞いていました。就活の進め方や、対策系を質問する就活生は多いですが、利用したツールを聞く人は少ない印象ですからね。
ただ、実際に利用したサイトやアプリを聞くことは重要だと僕は考えています。
なぜなら、最近ではいろんな就活サイトやアプリが出ているので、ツール選びに失敗してしまうと余計に足を取られてしまうから。
無料のうたい文句に惑わされて、たくさん会員登録してしまうとメールの山に埋もれてしまうことになります…!
必要最低限の登録で、円滑に就活を進めるためにも、就活メンターに使ったことのあるツールを確認しておきましょう。
実際に感想を聞きながらも、自分にあったツールなのかどうかをじっくり考えていきましょう。
方法③ 複数の意見を聞いて客観的に判断する
就活メンターの上手な活用方法3つ目は、複数メンターから意見を聞くということです。
一人のメンターの意見だけに頼るのではなく、複数のメンターから意見を聞くことで、バランスの取れた判断ができるようになります。
というのも、メンターによって考え方やアドバイスの仕方は異なります。さまざまな視点を取り入れて自分の考えを磨くことが重要。
複数の意見を聞くことで、偏りのない、客観的な視点を持てるようになります。
ただ、たくさんの人に聞きすぎると逆に混乱してしまうので注意してください。多くても2〜3人くらいのメンターから意見を聞いて、後は自分自身で判断しましょう。
方法④ ES添削や面接練習は積極的にお願いする
次の就活メンターの上手な活用方法は、積極的にES添削や面接練習をお願いするということ。
ESや面接対策は、実際の選考に直結するため、就活メンターに積極的にお願いすることをオススメします。志望業界と就活メンターが選考を経験した業界が同じだとなお良いですね。
過去の通過事例や、面接で聞かれた内容をチェックして、事前準備を念入りに行っておきましょう。
また、メンターからフィードバックを受けることで、自分では気づけなかった弱点を把握できます。気付いた点をもとに、修正していけばどんどん面接は上手になりますよ。
就活メンターを活用する際には、ES添削や面接対策のサポートを受けるようにしましょう。
方法⑤ 最終的なジャッジは自分で決める
最後の就活メンターの活用方法は、最終的なジャッジは自分で決めるということです。
メンターから得られるアドバイスは非常に貴重ですが、最終的にどの道を進むかを決めるのは自分自身です。
厳しいことを言いますが、何から何まで誰かのサポートがなければ決断できないようだと、社会人として活躍するのは厳しいです。
最終的には、自分で考えジャッジを下せるように今のうちから決断力を養ってください。
とはいえ、悩みすぎてしまう場合はどうしたらいいのか?と思う人もいるでしょう。誰でもできる簡単な方法を今から教えますね。
それはズバリ、最後は『自分がワクワクする企業を選ぶ』ということ。
どんなに良い会社で好待遇でも、自分自身がワクワクできないと仕事は長く続きません。人生において、仕事の割合は多くを占めるので、少しでも興味のあるもの、ハマれそうな環境を選ぶべきだと考えています。
就活メンターからアドバイスをもらいつつも、最終的には自分で決断できるようになりましょう!
就活メンターの活用方法、具体的でわかりやすかったです!失敗談やツールの話を聞くのも、すごく参考になりそうですね。
就活メンターのアドバイスを活かすには、いろんな視点を取り入れて、自分のものにすることが大事だね。ES添削や面接練習も、どんどん頼んで実力をつけよう!でも、最終的に決めるのは自分だから、その感覚を大切にしよう。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
この記事では、就活メンターについて僕の考えも交えながら紹介しました。
就活メンターは、就活を進める上でとても心強い存在です。就活生一人ではわからないリアルな情報や、効率的な進め方のアドバイスをくれるでしょう。
しかし、メンター選びには注意が必要です。信頼できるコミュニティから紹介してもらう必要がありますし、その人との相性の問題もあります。
メンター選びを間違ってしまうと、効率的に進められないばかりか、トラブルに発展してしまう可能性もあるので、十分注意してくださいね。
各章で紹介した情報をもとに、あなたにぴったりな就活メンターと出会えることを願っています。大変だと思いますが、一生に一度の就活頑張ってくださいね。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて以上にしましょうか。
【本記事の要点まとめ】
- 就活メンターは、先輩や社会人からリアルなアドバイスをもらえる頼れる存在で、エージェントとは違いボランティア的なサポートが特徴。
- メンターの探し方としては、大学のキャリアセンター、OBOG訪問サービス、先輩や友人の紹介、SNS、そして就活エージェントなど、多様な方法から自分に合ったメンターを見つけることができる。
- ただし、課金を求めるメンターや、依存させようとするメンター、専門知識が不足しているメンターには注意が必要。相性も重要なので見極めが必要。
- リアルな体験談を聞けたり、細かな相談ができるのは大きなメリットだが、相性や依存のリスクも頭に入れておくべき。
- メンターをうまく活用するには、失敗談や使っているツールを確認したり、複数のメンターの意見を聞いたり、ES添削や面接練習をお願いするのが効果的。自分の就活にどう活かせるかを意識して、ポイントを押さえておくと良い。