就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
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こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。
それでは本題に入っていきますね!
今回は面接対策についての記事を書いていこうと思います。
面接練習に関して話すと、後で「面接練習のポイント」でも話すとおり、まずは自己理解の徹底が先にくる必要があります。
就活は営業活動と同じです。
自社の商品を理解していない営業マンは、どれだけ営業の練習をしても上手く答えられない。
その場合にすべきは、営業の練習ではなく、自社の商品理解ですよね。
これと同じで就活も面接練習する前に、自己分析によって自己理解を徹底しましょう。
その上で、この記事で紹介する頻出質問を用いて面接の練習をするのが有効です。
ぜひ参考にしてくださいね!
選考対策はいきなり面接練習から始めるのではなく、面接練習の前に自己理解があるんですね。
「面接練習すること」を目的化するんじゃなくて、いかに効率的かつ有意義に選考対策できるか取り組む順番を考えることが重要だよね!
面接練習ですべき質問【30選】
この記事では、面接練習ですべき質問項目を共有していきます。
質問項目と合わせて、質問意図も共有するので、質問する側の人は質問意図を押さえた上で回答を聞いてアドバイスや深堀りするようにしてください。
それでは、面接練習ですべき頻出質問を一覧化していきますね。
【面接練習ですべき質問】
- 1分程度で自己紹介をお願いします
- 自己PRをお願いします
- 志望動機を教えてください
- 学生時代に力を入れたことは何ですか?
- 学業で力を入れたことは何ですか?
- 研究やゼミの内容を教えてください
- 自身の長所を教えてください
- 自身の短所を教えてください
- 趣味は何かありますか?
- 特技は何かありますか?
- 何かモットーや大切にしていることはありますか?
- 苦手なタイプの人はどんな人ですか?
- 尊敬する人はいますか?
- 資格は何か所有していますか?
- 休日の過ごし方を教えてください
- 最近読んだ本は何かありますか?
- 最近気になるニュースはありますか?
- アルバイト経験を教えてください
- 過去に挫折(失敗)経験はありますか?
- 入社後に取り組みたいことはありますか?
- キャリアプランはありますか?
- 10年後の将来像はありますか?
- 自分を動物に例えると何でしょうか?
- 他社の選考状況を教えてください
- 弊社は第一志望ですか?
- 弊社から内定が出たら就活を続けますか?
- 泥臭い仕事はできますか?
- 転勤は可能でしょうか?
- 弊社のことを知ったきっかけを教えてください
- 最後に何か質問はありますか?
①1分程度で自己紹介をお願いします
【この質問の質問意図】
- 面接を始めるに際してアイスブレイクのため
- 簡単にその就活生の人柄を把握するため
面接の最初にされる質問であり、アイスブレイクを目的として行われることが多いです。
正解はありませんが、僕はこの1分間自己紹介では「アピールしない」ということを徹底してました。
面接といえども、初対面の相手にいきなり「自分の長所は◯◯で、こんなすごい実績があって!」とアピールされるのは嫌だなと思ったからです。(長所や自己PRは後で聞かれるし)
あくまで自己紹介として話しやすい雰囲気を作ることの方が大事だと僕は考えていて、「自分はアクティブな性格に見られることがあるのですが、趣味は一人映画と一人カラオケです!でも飲み会は積極的に参加します!本日はそんな自分の本来の姿をすべてお伝えできるように尽力します!」など、自己紹介はラフに回答するようにしていました。
一方で、長所や自己PR、志望動機などの大事な質問への回答は真剣に、熱く回答する。
このギャップが大事だと僕は考えています。
②自己PRをお願いします
【この質問の質問意図】
- 論理的な回答ができるか確かめるため
- 自社の仕事との相性が良いか確かめるため
- 入社後にどう活躍できそうか把握するため
自己PRはとにかくどの企業からも聞かれる頻出質問です。
似ているのが「長所」ですが、自己PRの「PR(プロモーション)」とは、相手との関係性を構築するという意味を持ちます。
よって自己PRとは、自分の長所がどう相手との関係性構築に役立つのかを示す。
つまり自己PRとは、なぜ自分とその企業の相性が良いのか、自分がその企業に入社したらどう活躍することができるのか(どんな理由で)を説明することです。
その点、長所は単純に自分が考える自分の良いところなので、意味が全然違いますよね。
自己PRを考える時は、自分の長所や強みが何かを明確化した上で、それが社会人としてどう活かせるのかまで相手が納得できる理由の深堀りをすることが重要です。
③志望動機を教えてください
【この質問の質問意図】
- 志望度の高さを把握するため
- 自社の理解の深さを確かめるため
- 納得性の高い回答ができる人か確かめるため
志望動機は選考を通過する上で、最重要質問の1つです。
なぜ志望動機が重要なのかというと、企業側は内定辞退をとにかく避けたいのと、入社してからすぐに辞められるのを避けたいからです。
それらを避けるための指標として、就活生の志望度の高さを見ているんですよね。
僕はこの人事の心理を把握していたので、どの企業に対しても、とにかく志望度の高さを伝えることを徹底していました。
志望動機に関しては、「なぜその業界なのか」だけでなく、「なぜその業界の中でもその企業じゃないといけないのか(競合他社ではいけない理由)」を徹底的に考え抜くようにしていました。
(他にも面接後、その日にすぐカフェに行って、面接の御礼状を手紙で書いて送付するなど、志望度の高さを伝える行動はすべて取りましたね)
面接練習する際は、どの企業の面接練習をするかを明確化した上で、質問する側は志望動機の納得性を深堀りしてください。
納得できない志望動機に対しては、「それなら競合他社でもできますよね?」「それは競合他社の方が良いのでは?」などいじわるに思える質問をしっかりとしてください。
(それは本来いじわるな質問でもなんでもなくて、面接官が本当に疑問に思うことです。せっかく面接練習するなら、それだけ深堀りしないと意味がありません!)
④学生時代に力を入れたことは何ですか?
【この質問の質問意図】
- その就活生の興味関心を把握するため
- その就活生の能力を把握するため
次にこれも面接の頻出質問ですが、「ガクチカ」と呼ばれる、学生時代に力を入れたことは何かという質問ですね。
たしかに自分が人事の立場に立ったとして、大学時代に何に力を入れてきたのか気になりますよね。
この質問に対して「特にありません」と答える人を採用することもない。
学生時代に何に力を入れてきたのかを質問することによって、その就活生が何に興味を持っているのか、どんな強みや能力があるのかを測ることができます。
面接練習する際は、「何」だけでなく、「なぜ」「どのように」と、以下の5W1Hを駆使して、質問を深堀りするようにしてください。(特に「なぜ」が回答しにくいので、なぜの深堀りをすることは面接練習では非常に有効です。)
▼5W1Hとは?
- What:何を
- Why:なぜ
- When:いつ
- Where:どこで
- Who:誰と
- How:どのように
⑤学業で力を入れたことは何ですか?
【この質問の質問意図】
- 学業におけるその就活生の興味関心を把握するため
- 学びに対する姿勢を確認するため
続いて、大学時代に力を入れたことの中でも、学業に特化した質問を面接ではされることがあります。
僕の場合は、大学時代の成績は最底辺で、単位ギリギリだったのですが、「化学実験」の授業に対してはめちゃくちゃ真剣に受けていました。
これを面接でも正直に話していて、「正直にお話すると、大学の一般的な授業はあまり興味がそそられないものが多く注力できていませんでした。ですが化学実験など、仮説検証をするような授業に関してはとにかく真剣に参加していたと自負しています。なぜなら…」と、事実に加えて、自分がどんなことに興味を持ち、どんな能力を持っているのか、自分のことを面接官に少しでも理解してもらえるように説明していくのです。
ここでも「What(何の学業に取り組んだのか)」よりも、意外と「Why(なぜその学業に興味を持って打ち込んだのか)」の方が、自分という人間の性格や価値観を伝える上で有効なことを押さえておいてください。
研究職や技術職を志望する場合は取り組んだ内容の説明も重要ですが、そうでないなら、なおさら「Why」の方が重要なことも多いので。
⑥研究やゼミの内容を教えてください
【この質問の質問意図】
- その就活生の興味関心を把握するため
- 物事の説明能力の高さを測るため
特に研究職や技術職を志望する場合によく聞かれる質問です。
「学生時代に打ち込んだことは?」と広く聞くのではなく、「研究やゼミの内容を教えてください」と質問が狭いため、面接官もその就活生がどんな研究に取り組んだのか、その内容を知りたいと考えています。(Whatの部分が知りたい質問ですね)
この時、いかに説明が分かりやすいかという点を面接官は見ています。
結論(どんな内容の研究か?ゼミか?)を簡潔に答えること。
その研究やゼミの目的(Why)や、更にわかりやすく詳しく内容を説明する。
面接練習の際、聞き手は内容が理解できたか正直伝えるようにしてください。
⑦自身の長所を教えてください
【この質問の質問意図】
- その就活生の長所を把握して自社との適性を測るため
- 自己理解の深さを把握するため
長所も面接では頻出の質問ですね。
自己PRのところでも回答した通りで、「長所」はあくまで「自分が考える自分の良いところ」です。
「自分の好きなところ」と言い換えると分かりやすいかもしれません。
僕の場合は、「初対面の人とでもすぐに仲良くなれること」「何か始める時に継続力があるところ」などを話していました。
自己PRのように無理にその長所が会社でどう活かせるか、アピールに繋げる必要はありません。
結論を簡潔に答えれば、面接官が深堀りしてくれることの多い質問なので、面接練習でも人事役の人はその長所に対しての深堀りをしてみましょう。
⑧自身の短所を教えてください
【この質問の質問意図】
- その就活生の短所を把握して自社との適性を測るため
- 自己理解の深さを把握するため
長所と合わせて、面接の頻出質問が短所です。
この短所に関して、ネットでは「長所のように話しましょう」と短所を正直に話さないようにすることを勧める意見があります。
ですが、僕は短所はとにかく正直に話すことが重要だと考えています。
なぜなら就活は内定の獲得がゴールではなく、いかに自分と適性が高い企業の内定を獲得できるかどうかだからです。
その点で、短所を正直に語ることで、面接官側が「その短所がある人はうちの会社と合わない」と判断してくれるのであれば、それは入社後のミスマッチが回避できたというポジティブなことなんですよね。
よってどんな短所でも、自分が持つ最大の短所を正直に話して大丈夫です。
人は正直な人に対して好感を持つ生き物でもあるので、その点でも正直に語ることは逆に効果的だと断言します。
⑨趣味は何かありますか?
【この質問の質問意図】
- その就活生の興味関心を把握するため
- プライベートの充実性を測るため
- 人間性を確かめるため
これも面接でよく聞かれるのが趣味ですね。
なぜ趣味を聞くのかと言うと、趣味を聞くと、その人がどんな性格なのか、価値観なのかが見えてくるからです。
例えば、趣味がスポーツなのか、読書なのか、それだけで性格がなんとなく分かりますよね。
面接は短い時間の中で、いかにその就活生の性格・人間性を知れるかどうかが人事側にとっては勝負となります。
その点、その人の性格や人間性を反映しやすい趣味は、質問として王道なのです。
ちなみに趣味の回答方法としては、WhatとWhyを簡潔に答えれば良いです。
趣味は何か、なぜその趣味が好きなのか、答えることで、気になることがあれば、面接官側が深堀りしてくれます。
面接練習でも面接官役の人は、趣味についてぜひ深堀りしてみてください。
⑩特技は何かありますか?
【この質問の質問意図】
- その就活生の興味関心を把握するため
- 仕事に活かせる能力の有無を確かめるため
続いて、これもまた面接でよく聞かれるのが特技です。
特技を聞くことで、その就活生の興味関心の把握に繋がるのと、特技が直接仕事で活かせる可能性を探るために聞かれる質問ですね。
例えば、僕が就活生の時に特技は「初対面の人でも5分話せば地元の友達ぐらい仲良くなれること」と答えていました。
それによって営業として活躍できそうだと評価してもらった可能性も十分にありますよね。
特技は嘘を答えても仕方ないので、どんな些細なことでも良いので、他の人よりも少しでも優れていると思うことを徹底的に考え、深堀りしましょう。
また特技は自分では理解できていない(本当は特技なのに自分にとって当たり前過ぎて認識できていない)可能性も高いので、友達や親に聞いてみるのも有効です。
⑪何かモットーや大切にしていることはありますか?
【この質問の質問意図】
- その就活生の価値観を把握するため
- その就活生の思考力を確かめるため
次の質問は、自分のモットーや大切にしていることです。
僕が就活生の時も、2社ぐらいから面接で聞かれましたね。
この質問はかなり曖昧な質問ではあるので、自分の中で具体化することが有効です。
僕はこの質問をこう具体化して考えていました。
「何か挑戦する場面において、大切にしている考え方は何か」と。
このように「何におけるモットーなのか、大切にしていることなのか」と具体化しないと、なかなか答えることが難しい質問だと思います。
ちなみに僕のモットーは「人生は一度きり」です。
(人生は一度きりだから、失敗を恐れずに難しい挑戦をする。ありきたりなことばかり挑戦しない、ありきたりな生き方はしない、というのが僕のモットーです)
⑫苦手なタイプの人はどんな人ですか?
【この質問の質問意図】
- 自社の社員との適性を測るため
- 自己理解の深さを測るため
苦手な人のタイプも、面接でたまに聞かれるので明確化しておく必要があります。
苦手な人のタイプは、短所と同じで正直に話すことが重要です。
僕の場合は、「上下関係に厳しい人」「無駄な話が長い人」が嫌いです。
就活生の時もこれをそのまま話していました。
上下関係に厳しい人が嫌いと言ったら、年功序列の日本企業において不利になるんじゃないの?と思うかもしれないですが、「上下関係に厳しい人が苦手」と答えて、その人を落とすような上下関係が厳しい会社に僕は就職したくありません。
就活において、就活生は「選ばれる側」であると同時に「選ぶ側」でもあると僕は考えています。
⑬尊敬する人はいますか?
【この質問の質問意図】
- その就活生の価値観を把握するため
- その就活生がどんなタイプの人との相性が良いのか把握するため
企業によっては、尊敬する人を聞く企業もあります。
よって面接練習でもぜひ尊敬する人について質問してみましょう。
尊敬する人の質問意図は、その就活生の価値観を把握するため、そしてその就活生がどんなタイプの人との相性が良いかを把握するためです。
尊敬する人と同じようなタイプの人が、その会社に全くいない場合は適性が低いと企業側も判断できますよね。
よって尊敬する人に関しても正直に話すことを大切にしてください。
⑭資格は何か所有していますか?
【この質問の質問意図】
- 自社で活かせる資格の有無を確かめるため
次に資格に関しても面接で聞かれることがあります。
これは主に、エントリーシートに資格を記載している時、その内容を深堀りされるケースが多いですね。
聞かれる内容としては、「なぜ」が主なので、「なぜその資格を取得したのか」という理由について、簡潔に答えられるかどうかを面接練習では大事にしてもらえると良いでしょう。
(たまにHow:どのように勉強したか、などを聞かれることがありますが、これは過去の事実を答えるだけなので簡単なので、あまり面接練習の必要性はないと言えます)
⑮休日の過ごし方を教えてください
【この質問の質問意図】
- その就活生の興味関心を把握するため
- プライベートの充実度を測るため
面接では休日の過ごし方を聞かれることもあります。
休日の過ごし方もその就活生の性格や人間性を反映しやすいからです。
休日に1人で活動することが多いのか、友達と遊ぶことが多いのか。
どちらも正解はなく、ただその企業と適性が高いのはどういう人なのか、それを企業側が決めるだけです。
よって休日の過ごし方についても、「何か評価されるような過ごし方を答えないと」と思う必要はなくて、普段どのようにして休日過ごしているのか正直に話せば問題ありません。
⑯最近読んだ本は何かありますか?
【この質問の質問意図】
- 読書習慣の有無を確かめるため
- 学びへの積極性を確かめるため
- 説明能力の高さを測るため
続いて、最近読んだ本について面接で聞かれることがあるので、面接練習しておくべきです。
実際に僕が就活生の時も、1社から「最近読んだ本はありますか?」と聞かれましたね。
読書習慣の有無や学びへの積極性を測るために聞くことが多いですが、読書習慣がない人は多いですよね。
最近本を読んでない人は正直に「読書習慣がほとんどないので、これから読みたいと思います!おすすめを教えてもらえると嬉しいです」と回答すれば問題ありません。
就活のために読書習慣がない人が本を読んでも、その本の内容を深堀りされて、上手く答えられないという事態になるだけなので、僕はおすすめしません。
⑰最近気になるニュースはありますか?
【この質問の質問意図】
- 情報収集能力の高さを測るため
- 経済に対する興味度の高さを測るため
- 説明能力の高さを測るため
次に面接では、時事問題を聞かれることがありますね。
その中で「最近気になるニュースはありますか?」という質問が王道です。
ですが、自己PRや長所、志望動機などの超頻出質問に比べると出題頻度は少ないので、そこまで構える必要はないでしょう。
ですが、情報収集能力の高さや経済に対する興味度を重要視する企業もあるので、就活中は気になるニュースを1つで良いので深堀りして考えておくと安心ですね。
それを面接練習で回答してみましょう。
⑱アルバイト経験を教えてください
【この質問の質問意図】
- どのような仕事に適性があるのか把握するため
- その就活生のスキルや経験を把握するため
続いて、面接練習ではアルバイト経験についても質問と回答をしてみましょう。
大学生が社会と接する機会としては、やはりアルバイトが挙げられますよね。
どんなアルバイトをしていたのか、その中でもどんな仕事内容だったか、どう活躍できていたかを深堀りすることで、その就活生がどのような仕事に適性があるのか、またどんなスキルがあるのか知ることに繋がります。
アルバイト経験の回答方法はシンプルに、どんなアルバイトでどんな仕事内容だったのか回答すれば良いですよ。
それに対して深堀りされたことに、簡潔に答えていくのがベストです。
⑲過去に挫折(失敗)経験はありますか?
【この質問の質問意図】
- 挫折経験の有無を確かめるため
- ストレス耐性の高さを確かめるため
- 挫折や失敗をどう乗り越えるか思考力の高さを確かめるため
次に過去の挫折経験、失敗経験を面接で聞かれることがあります。
僕が就活生の時も2社から「過去の挫折経験があれば教えてください」と聞かれました。
過去の挫折経験を聞く理由は、とにかくストレス耐性の有無を確認したいからです。
どれだけ能力が高くても、ストレス耐性が低いと、仕事で1度失敗しただけで辞めてしまえば元も子もありません。
だからこそ、企業はストレス耐性の有無をどうにかして確認したいと考える。(余談ですが圧迫面接が存在する理由の背景はこれですね)
過去の挫折経験、失敗経験は事前に明確化しておきましょう。
「過去の挫折経験は何か」「その経験をどう乗り越えたのか」「その経験によってどう成長したのか」まで深堀りして考えておいて、面接練習では人事役がこれらを深堀りするようにしてください。
⑳入社後に取り組みたいことはありますか?
【この質問の質問意図】
- 転職や起業前提の人を不採用にするため
- 自社での実現可能性と照らし合わせて適性を把握するため
(自社で実現不可能なことを希望された場合は適性がないと判断できる) - その就活生の興味関心を把握するため
次に面接では、入社後に取り組みたいことや、次で解説するキャリアプランを聞かれることがあります。
これは意外と重要な質問で、答え方をミスすると不採用に繋がります。
企業は面接を通して、その就活生との適性を測ることを目的としています。
仮にあなたが入社後にしたいこととして、その会社で実現が難しいこと、かなりの時間がかかることを答えてしまうと「この就活生が入社後にしたいことはうちの会社では実現できない」として不採用にされます。
多いのが「企画職をやりたい(商品企画がしたい)」という回答で、こうした企画は現場を知ったり、様々な経験を通して初めてできるようになることです。
「どうしても入社してすぐに企画職になりたい、そうじゃないなら入社したくない」という人なら、正直にそう答えても良いのですが、そうじゃない人は新卒で募集している職種(応募職種)の中で現実的にできることを回答することが重要です。
面接練習する場合、人事役の人は「その回答が現実可能か」という視点でアドバイスしてあげるようにしてください。
㉑キャリアプランはありますか?
【この質問の質問意図】
- 転職や起業前提の人を不採用にするため
- 自社での実現可能性と照らし合わせて適性を把握するため
(自社で実現不可能なことを希望された場合は適性がないと判断できる)
続いて、入社後にしたいことに近いですが「入社後のキャリアプラン」を聞かれることもあります。
ここでNGな回答は、先ほどと同じように「実現可能性が低いこと」と「他社への転職や起業を答えてしまうこと」ですね。
ベンチャー企業を志望する場合は、将来的に転職や起業したい旨を伝えても良い場合もありますが、普通の中堅・大手企業にそう答えてしまうと不採用にされる確率が大幅に上がります。
考えたら簡単な話で、採用してもすぐ他社に転職したり、起業したい人を採用しないですからね。
このあたりは正直に話すと不採用になる質問なので、押さえておいてください。
㉒10年後の将来像はありますか?
【この質問の質問意図】
- 転職や起業前提の人を不採用にするため
- 自社での実現可能性と照らし合わせて適性を把握するため
(自社で実現不可能なことを希望された場合は適性がないと判断できる) - 自社が求める人材になりうるかどうか測るため(自社の方向性と合致する人材かどうか測るため)
こちらも先の「入社後に取り組みたいことはありますか?」や「キャリアプランはありますか?」に近い質問ですね。
10年後と具体化することで、転職や起業前提の人を見極めようと考える企業は多いです。
他にもこの質問によって、自社の方向性と合致する人かどうか測ることを目的とする企業も多く、具体的には例えば役員候補を探している企業は「10年後は役員になりたい」という人を評価しますよね。
回答方法としては、転職や起業と回答することは避けつつ、その会社で10年後どうなっていたいのか正直に語るのがベストだと僕は考えています。
㉓自分を動物に例えると何でしょうか?
【この質問の質問意図】
- その就活生のことをより深く理解するため
- 自己理解の深さを確かめるため
続いて、面接練習しておくべき質問として「自分を動物に例えると何か?」という質問があります。
この質問は頻出質問ではないのですが、聞かれたらかなり困りますよね。
ちなみに回答としておすすめなのが、単純に動物を答えるのではなく、より具体化した回答。
僕の場合は「超獰猛(どうもう)な象」と、今なら答えると思います。
面接官が「超獰猛な象ってどういうこと?」と疑問に思うのに対して、「自分は日々とにかく色々なことを考えるタイプなので象に近いかなと、それに加えて1度アイデアややりたいことが見つかるとすごいスピードで走り出すので獰猛な象だと思います」のように、少しスパイスを加えますね。
このように少しでも自分について深い情報を与えつつ、印象に残る回答ができるとベストです!
㉔他社の選考状況を教えてください
【この質問の質問意図】
- 内定を出したら入社してくれる人材か確かめるため
ここからの質問は、「内定を出したら入社してくれる人材なのか?」を確かめるための頻出質問が続きます。
企業側からすれば、内定辞退は最悪で、採用計画が狂ってしまうんですよね。(採用計画:今年は新卒を5名採用しよう等の採用人数に関する計画のこと)
よっていかに内定辞退しない人に内定を出せるかが、人事側の力量となります。
要するに人事は内定を出したら絶対に入社してくれる人を求めているんですよね。
そこで、それを測るための質問の1つが「他社の選考状況」です。
既に内定が複数出ている人に対しては、「うちで内定が出たらどうするの?」と追加質問によって、入社してくれるか測ったりします。
他社の選考状況の答え方として、その企業が第一志望であれば、「◯◯から内定を頂いていますが、貴社から内定が出たらすぐに就活を終了して貴社に入社します」と伝えるのがベストです。
仮に第一志望でない場合は、他社の選考状況を正直に話した上で、相手企業への志望が高いことを示しましょう。
㉕弊社は第一志望ですか?
【この質問の質問意図】
- 内定を出したら入社してくれる人材か確かめるため
次にこちらも内定を出したら入社してくれる人材か確かめるための質問ですね。
第一志望の場合はそれをそのまま答えれば良いですが、第一志望でない場合、僕は「第一志望群です」と答えるようにしていました。
本当に横一線で志望度が高いことを伝えるのです。
正直、この質問は仮に「志望度は12番目です」と答えたら相手に失礼ですよね。
選考を受けている以上、その会社に対して志望度が低いことを遠回しにも伝えるべきじゃないと僕は思います。
㉖弊社から内定が出たら就活を続けますか?
【この質問の質問意図】
- 内定を出したら入社してくれる人材か確かめるため
この質問は、直接的に内定を出したら入社してくれるのか確かめる質問です。
相手企業から内定が出たら就活を終える場合は、それをそのまま情熱的に話しましょう。
一方で内定が出ても続ける場合は、「貴社への志望度が最も高いのですが、第一志望群の企業様の選考は経験としても続けたいと考えております」というように、正直に伝えるのが良いでしょう。
(内定が出てもやめないのに、やめると答えて、後から人事担当者と揉めるのを避けるためにも正直に答えるのが良いと僕は考えています。)
㉗泥臭い仕事はできますか?
【この質問の質問意図】
- ストレス耐性の有無を確かめるため
- 入社後すぐに辞めない人材か確かめるため
続いて、これは僕が就活生の時に2社から聞かれた質問です。
僕が営業志望だったこともありますが、泥臭い仕事ができるか聞かれましたね。
そもそも「泥臭い仕事」とは何かと言うと、「地道な努力を積み重ねる仕事」や「地味で裏方に徹するような仕事」のことを指す場合が多いです。
例えば、営業で言うと、地道にお客さんとの連絡を続けたり、何度も何度もお願いしたりする仕事が泥臭い仕事と言えますよね。
この質問に対しては、「なぜ泥臭い仕事ができると言えるのか」という理由の部分を明確に答えることが重要なので、面接練習で人事側は理由を聞いた時に納得できるかどうかを伝えるようにしましょう。
㉘転勤は可能でしょうか?
【この質問の質問意図】
- 転勤可能な人材かどうか確かめるため
- 転勤の許容度を詳しく把握するため
全国に支社がある企業の場合は、転勤が可能かどうか質問されることは多いです。
エントリーの時点で、「エリア採用」でない限りは、全国転勤の可能性はどの企業もありますね。
企業側の立場に立てば分かりますが、「転勤できます」という人と、「転勤はちょっと…」と言う人ならどちらを採用するかは明白で、転勤できますと断言できる人を採用しますよね。
それゆえに絶対に転勤したくない人は、そもそも転勤がない企業に応募したり、エリア採用で応募するのが良いと言えます。
仮に転勤できないが全国転勤のある企業に応募する場合は、転勤ができないとする明確な理由を用意しておきましょう。
面接練習では、その理由を人事側が聞いて、正直なところ納得できるかどうか、はっきり伝えてあげるようにしてください。
㉙弊社のことを知ったきっかけを教えてください
【この質問の質問意図】
- 今後の新卒採用に活かすため
この質問は直接的に適性を測るのではなく、純粋に企業側が今後の新卒採用に活かすために聞くことがあります。
よって正直になぜその企業を知ったのかを伝えれば良いです。
面接練習での優先度は低いですが、僕が就活生の時も企業から聞かれた質問だったのでここで紹介しておきました。
㉚最後に何か質問はありますか?
【この質問の質問意図】
- 志望度の高さを測るため
- 就活生側の疑問を晴らしてミスマッチを回避するため
最後に、どの企業からも聞かれる超頻出質問が「最後に質問はありますか?」という企業からの逆質問です。
これは超頻出質問かつ、意外と重要な質問なので面接練習では必ず対策するようにしてください。
この逆質問が重要な理由ですが、人事側の立場に立つとすぐに分かります。
あなたが人事だとして「最後に質問はありますか?」と聞いた時に、「ありません」と答える人か「◯◯に関して質問させてください」と質問してくる人。
どちらに志望度の高さや積極性を感じますか?
逆質問をした時に「ありません」と答える人に対しては、自社への興味が薄いのかなと思ってしまいますよね。
よって逆質問は必ずするようにしてください。
1社あたり最低でも3問ほど、面接の前に逆質問を用意しておくべきです。
面接練習の際は、どの企業の面接練習をするのか想定した上で、この逆質問を人事側が聞くようにしてください。
以上、これら30問は面接でよく聞かれる質問なので、面接練習をする時の質問として最適だと思います。
ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!
面接練習の時、どんな質問をすれば良いのか、またそれぞれの質問の意図や回答ポイントが分からなかったので参考になりました!
面接練習のおすすめのやり方・流れ
ここまで面接練習で質問すべき項目を共有してきました。
この章では基本的な情報として、面接練習のおすすめのやり方を解説していきます。
僕が今就活生なら以下の流れで面接練習をおこないますね。
【面接練習のおすすめのやり方】
- Aさんが人事役となりBさんに1問質問する
- 反対にBさんが人事役となりAさんに1問質問する
- お互いの回答に対するフィードバックをそれぞれおこなう(良い点・改善点をそれぞれ伝えてあげると良い)
- 同じ流れで2問目に進んで繰り返していく
面接練習は2人で進めるのが基本ですが、1つの質問に対してすぐにフィードバックをしてしまうと、もう1人がそのフィードバックの内容につられてしまう可能性があります。
よって、それぞれ質問と回答をした後に、お互いのフィードバックをするのがベストでしょう。
忘れてしまう可能性もあるので、人事役をやりながらフィードバック内容を簡単にメモしながら行うと良いですね。
面接練習のやり方に正解はありません。これをあくまで1つの参考に留めた上で、自分なりにやりやすい方法で面接練習を進めてみてください。
それぞれが就活生と人事役になり、質問と回答を繰り返しながら1問ずつフィードバックしていく形で面接練習は行えば良いんですね!
面接練習のポイント【6点】
次にこの章では、面接練習の効果を高めるために、僕が絶対に押さえておいてほしいと思うポイントを6つ紹介していきます。
面接練習をする場合は、必ず以下の6点を押さえた上で行うにしてください。
【面接練習のポイント】
- 自己理解の徹底が最優先
- 回答をセリフとして覚えない
- 結論は簡潔に答える
- 論理的な回答を心がける
- 面接は適性診断の場だと理解する
- 練習しなかった質問を聞かれた時の対処法を知る
①自己理解の徹底が最優先
まず大前提として、面接練習は”ただすれば良い”ものではありません。
面接練習は、面接で自分について上手く人事に伝えられるようになる手段に過ぎません。
面接で自分について上手く伝える手段として、面接練習よりも重要なのが自己理解です。
自己理解を徹底した上での面接練習でないと意味がありません。
どの企業からも評価されない就活生の特徴として、自己理解が浅いという特徴があります。
自己理解が浅いとは、つまりは自分について(人柄や長所や短所、価値観など自分に関する様々な情報)を理解できないということ。
これを営業に例えるなら、自社商品のことを理解できていない営業マンと同じです。
「そんな営業マンいないでしょ?」と思うかもしれないですが、現実には多くて、そういう営業マンにその商品についての質問を繰り返すと、「えーっと」「うーん」と悩んでしまう。
理解できていないから当然ですよね。
これと同じように、自分についての理解が浅い就活生は、面接でいろんなことを質問されても答えることができません。
面接ではこの記事で紹介した質問をただ聞かれるだけじゃない。
回答に対しての深堀りもどんどんされるし、そもそもこの記事でもどの記事にも書かれてないことをその場面で聞かれます。
面接は「よく聞かれる質問」に対する対策をしておけば良いのではありません。
あくまで自己理解を徹底した上で、よく聞かれる質問に対しての対策もしておく。
対策できていない質問も、自己理解が深いからその場で答えることができる。
こういう状況にしておくことが最も重要な選考対策だと僕は考えています。
この自己理解を深めるためには、自己分析を徹底的におこなう必要があります。
僕が運営する就活ブログにて、自己分析のやり方をマンガで解説しているので、「まだ自己理解が甘いな」という人は、面接練習する前に自己分析を更に徹底しましょう。
②回答をセリフとして覚えない
次にこれは面接対策で非常に重要なことですが、面接で聞かれる質問に対しての回答をそのままセリフとして覚えるのはやめましょう。
実際に、僕が就活対策を始めた頃は、面接の回答をセリフとして覚えようとしていました。
ですが、このやり方だとそもそも暗記しようとして時間がかかるのと、回答を用意していなかった質問をされた時に柔軟に対応できなくなってしまうんですよね。
よって面接で聞かれる質問の回答は、「セリフとして覚える」のではなく、「1度明確化しておいて、どう答えるのか構成だけ考えるようにする」がベストです。
例えば、長所に関しても回答をセリフとして覚えるのではなく、「自分の長所って◯◯だよな。それをどう伝えれば良いだろう?まずは結論を伝えて、その上でなぜその長所があると思ったのかエピソードを簡潔に伝えようかな」という思考イメージです。
この「何をどう伝えるか」の思考訓練こそが面接対策では重要なので、セリフとして覚えようとしていた人はぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!
③結論は簡潔に答える
続いて、面接練習での回答の仕方に関するポイントですが、必ず結論から話しましょう。
また結論から話すだけでなく、結論は簡潔である必要があります。
友達との会話なら前提から入ったり、雑談から入っても良いのですが、面接では聞かれたことに対してまずは結論から答えるというのが鉄則です。
面接官はその日に何十人と面接しているので、話が長くて分かりにくい人を本当に嫌う傾向にあります。
聞き手として、長い話でも結論が分かっていると聞きやすいんですよね。
面接は面接官に対して絵本を読み聞かせるわけでも、世間話をするわけでもないので、結論を簡潔に答えることを徹底しましょう。
④論理的な回答を心がける
結論を簡潔に答えることを徹底した上で、論理的な回答ができると良いですね。
そもそも「論理的」とは、簡単に言うと「主張に対する理由に納得性があること」です。
何かの質問に対して「Aです」と答えた上で、「なぜAなのか」という理由がしっかりと答えられること、その理由が納得できるものであることと言えるでしょう。
これを押さえていると、自分が伝えようと思う結論に対して、まずは自分で「なぜそう言えるのだろうか」と理由を考えるくせが付きます。これが超重要。
あなたが面接官だとして、就活生の回答に対して「なぜですか?」と質問したら「なんとなく」と答えられたらその就活生を評価しようと思わないですよね。
「なぜですか?」という質問に対して、理由が説得力のあるものであれば、聞いて「なるほど!」と思うし、更には「この就活生はしっかりと考えているな、思考力があるな」と高く評価するはずです。
面接練習でも、この論理的な回答ができているかという点を、お互いに指摘し合うようにしてください。
⑤面接は適性診断の場だと理解する
続いて、面接練習、面接対策をするに当たって重要なことが、面接は「プレゼンの場」ではないということです。
もちろん一部の企業は面接を就活生からのプレゼンとして捉えて、プレゼン力のある就活生を評価する企業もあるでしょう。
ですが、ほとんどの企業は面接を「適性診断の場」だと考えています。
適性診断とは何かと言うと、要するに「この就活生は自社に合うか」を判断するということ。
これが分かると、例えば「短所を長所のように答えること」はNGだと分かります。
なぜなら適性を測る上で、短所は正直に短所として回答された方が、適性を判断しやすいからです。
この記事では何度も「正直に話すべき」と答えてきましたが、その理由がここにあります。
最初の自己紹介で自分の魅力ばかり伝えるのは、プレゼンとしては良いですが、適性診断としては微妙ですよね。
「面接はプレゼンだ!自分をすごい人だと思わせないと!」と考えるのではなく、「面接で自分について正直に伝えて適性診断してもらおう。(もちろん答え方は気にして、結論から簡潔に答えつつ論理的な回答をすることで自分についての理解をしやすくしながら)」と考えるのが最高ですね。
⑥練習しなかった質問を聞かれた時の対処法を知る
そして最後に、面接練習のポイントとなるのが、練習しなかった質問を聞かれた時のことも考えることです。
面接練習するデメリットとして、「面接練習しなかった質問をされた時に戸惑いやすくなる」ということがあります。
面接練習する場合は、このデメリットを頭に入れておいて、練習しなかった質問を聞かれた時にどうしようか考えておくことが重要です。
具体的には、まず先にも伝えた「自己理解の徹底」が重要になります。
自己理解を徹底しておけば、面接で聞かれることは「自分について」なので答えることができます。
次に面接で聞かれてどうしても答えられない、思い浮かばない場合は、正直にそう伝えるのも良いでしょう。
「すみません!今考えてみたのですが、答えが出ず、申し訳ございません」と。
適当なことを答えるよりも正直者として評価されると僕は思いますね。
このように面接練習しなかった質問にどう対応するかは、事前に考えておいてください。
なるほど!ただ質問と回答をすれば良いのではなく、これらの点を押さえた上で面接練習することが重要ですね。
面接練習におすすめのサービスやアプリ
ここまで面接練習の質問項目からやり方・ポイントまで解説してきました。
この章では、面接練習をする際に、友達以外とする方法について解説しますね。
面接練習をするためのサービスとしては、以下のようなサービスが存在します。
【面接練習におすすめのサービスやアプリ】
- マイナビ「模擬面接シュミレーター」
(面接官からの質問が動画で流れるタイプの面接練習サービス) - ソクミー
(就活生同士で面接練習できるサービス)
またおすすめなのが、就活エージェントを利用して担当者に模擬面接してもらう方法です。
就活エージェントは、面談を元にして企業の紹介から内定獲得までを無料で行ってくれるサービスなので「面接練習だけじゃなくて企業の紹介や選考サポート全般して欲しい」という人におすすめですね。
利用すべき就活エージェント
就活エージェントを利用する場合は、ポイントとしては「運営会社が大手で紹介してもらえる企業の数が多く、かつ実績のあるサービスを選ぶこと」です。
中小規模の就活エージェントを利用してしまうと、自分が求める条件に合うような企業を紹介してもらえない可能性が高いので注意してください。
僕が今就活生なら利用するのは、運営企業が超大手の「ミーツカンパニー就活サポート」ですね。
入社実績が1万人と実績が凄まじいのと、全国対応かつオンライン面談にも対応。
僕が運営している就活攻略論でも”最もおすすめの就活エージェント”として紹介しています。
その他、面接練習に使えるアプリをまとめた記事も別で書きました。
面接練習アプリが知りたいという方は、合わせて確認してみてくださいね!
» 【面接練習のおすすめアプリ10選】就活や受験に最適なのはこれ!
面接練習できる相手がいなくても、模擬面接シュミレーターやソクミー、就活エージェントを利用すれば面接練習することができるんですね!
面接練習に関してよくある質問
ここまでで解説できなかった細かい質問に、この章では答えていきます。
面接練習に関してよくある質問に回答していきますね。
質問① 面接練習を一人でやることはできますか?
面接練習を1人でやることはできますか?友達に頼むにもみんな忙しそうで頼みづらいです…。
面接練習を一人でやることはできます。
具体的には、先の章で紹介したマイナビの模擬面接シュミレーターを利用する方法ですね。
動画で面接官が質問してくれるので、それに答える形で面接練習をします。
しかし、このやり方のデメリットはフィードバックがない点です。
よってフィードバックが欲しい場合は、就活エージェントを利用して密にアドバイスを求める方が良いですね。
(ですが就活エージェントは担当者の質によるところも大きいので、初回面談を受けた上で信頼できる担当者だけに面接練習を依頼するのが良いでしょう)
面接練習を一人でやる方法や、具体的な流れについては下記記事で詳しく解説したので、一人で面接練習する方法も知りたいという方は、合わせて参考にしてくださいね!
» 【面接練習を一人でやる方法6選】効果的なやり方やコツを解説!
質問② 面接練習する相手がいない場合はどうすれば良いですか?
面接練習する相手がいない場合はどうすれば良いですか?誰に頼めば良いのか迷っています。
面接練習の相手がいない場合でも、紹介したソクミーを利用して同じ就活生で相手を探したり、就活エージェントを利用することができます。
また大学のキャリアセンターが実施する面接練習や、一部ハローワークが面接練習の企画を立てることがあるのでそのあたりを利用しても良いでしょう。
(ですがこれらは開催頻度が少ないので、ソクミーや就活エージェントを利用した方が確実なのでおすすめです)
面接練習する相手がいない場合の対処法については、更に詳しく下記記事で解説したので、合わせて読んでみてくださいね。
» 【面接練習する相手がいない】相手の探し方や1人でする方法を解説!
質問③ 面接練習は何回すべきですか?やり過ぎはNGですか?
面接練習は何回やるべきですか?やり過ぎるのは逆効果とも聞いたことがあります。
面接練習をする回数に正解はありません。
一方で、ソクミーがインスタグラムに投稿した内容によると「内定報告があった学生の平均面接練習回数は16回だった」とのことです。
1,2回ではなく、16回とかなり面接練習の回数を重ねることが重要だということは、ここからも分かりますね。
ですが、面接練習で大事なことはあくまで「回数」ではなく、「練習の質」なので、この記事で解説したポイントなどを押さえた上で、質の高い面接練習をするようにしましょう。
また面接練習の回数に関しては、下記の記事で詳しく解説したので、回数についてしっかりと理解を深めておきたい人はこちらも読んでくださいね。
質問④ 面接練習はいつからすべきですか?
面接練習はいつからすべきですか?もう6月なのですが、遅いですかね?
面接練習を開始すべきは、「自己分析を徹底して自己理解が深まったと感じてすぐ」です。
なるべく早くから面接練習はすべきで、いつからでも早いことはありません。
ですが、自己理解が浅い状態で面接練習をしても意味がないので、自己理解を深めてからすぐに面接練習をするようにする、この順番が大事だと僕は考えています。
この面接練習を始めるべきタイミングについては、別記事で更に詳しく解説しているので、合わせて参考にしてもらえると嬉しいです!
» 【就活の面接練習はいつからすべき?】最適な開始時期を解説!
本記事の要点まとめ
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
僕が今就活生だとして、面接練習をする際に「この情報があったら嬉しかったな」という情報をまとめてきました。
途中でも何度も話したように、面接は適性を測る場であり、プレゼンの舞台ではありません。
よって自己理解を深めた上で、正直に結論を簡潔に答えることをベースとして取り組むべきです。
また人事がなぜその質問をするのか、人事の質問意図を考えることが面接対策において、最も効果的な対策だと僕は考えています。だからこそ、そこを深堀りして解説しました。
これから面接練習をする人にとって、この記事が「面接練習用の質問集」となれば嬉しいです。
これからも”本当に”就活の役に立つ情報を書き続けていくので、ホワイト企業ナビと、就活マンをよろしくお願いします!!