今回の記事では、早期内定は優秀じゃないと取れないのかをバシッと解説していきます!
就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。
それでは本題に入っていきますね!
みなさんは、早期内定をバンバン獲得する人ってどんなイメージを持っていますか?
「超絶優秀な人では…?」って思いますよね。
そこで、今回は早期内定に対するみなさんの「誤解」を解いてみたいと思います。
きっとこの記事を読み終える頃には、早期内定のイメージが大きく変わっていることでしょう!
僕自身の実体験を踏まえて解説するので、信頼性はバッチリです。
飛び抜けて優秀な人に限らず、早期内定を獲得できる方法も共有しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
目次
【実体験】早期内定は優秀じゃなくても取ることが可能です
結論から言うと、早期内定は優秀じゃなくても獲得できます。
どうして断言できるかと言うと、僕自身がそうだったからです。
僕は「就活マン」としてホワイト企業ナビや就活攻略論を運営していますが、学生時代は中堅大学に通っていました。
偏差値で言うと50ぐらいでしたね。
しかも、大学時代の成績はめちゃくちゃ悪かったです。
受験勉強もけっこう頑張ったんですが、そもそも勉強が苦手だったんですよね…。
こう聞くと、早期内定がもらえそうな材料ってなさそうな気がしませんか?
ところが、就活では早期内定を6社から獲得して、結果的に大手食品メーカーに入社しました。
自分が飛び抜けて優秀じゃないと思っている人も、学歴に自信がない人も、早期内定は獲得可能です!
中堅大学でも、その企業の求める人物像に合っていたり、面接対策することで実際に早期内定を獲得することができるんですね!
優秀じゃなくても早期内定が取れる理由
きっと、みなさんは今こう思っていますよね?
「企業は優秀な人材が欲しいんじゃないの?」
「どうして優秀じゃなくても早期内定が取れるの?」
これには3つの理由があるんです。
【優秀じゃなくても早期内定が取れる理由】
- 企業が求めるのは頭の良さだけじゃないから
- 早期選考に参加する学生は少ないから
- どんな人でも必要としてくれる企業があるから
理由① 企業が求めるのは頭の良さだけじゃないから
企業が優秀な人材を求めているというのは、ある意味間違っていません。
でも、優秀さって「頭の良さ」だけを言うんでしょうか?
みなさんの周りにも、勉強は苦手だけど話がすごく面白いとか、人づきあいがとても上手な人っていませんか?
学校の成績で測れる頭の良さって、けっこう限られているんです。
アルバイトをしていると、よりはっきりと分かりますよね。
勉強が得意・不得意に関わらず、仕事ができる人っているんです。
企業もそのことを十分に理解しています。
企業は学校ではないので、見られているのは学業の成績だけじゃありません。
頭の良さ以外も含めた、トータルでの「優秀さ」を企業は求めているんです。
理由② 早期選考に参加する学生は少ないから
早期選考を受ける学生自体が少ないというのも、大きな理由の1つです。
シンプルにライバルがまだ少ないので、受かりやすいというわけですね。
よく「就活が早期化している」と言われていますが、それでも大学1年の頃から就活に向けて動いている学生は3人に1人もいません。
ライバルが3分の1なら、単純に考えて選考で受かる可能性は3倍になりますよね。
でも、就活が本格化する頃になれば、大多数の学生がいっせいに就活を始めるでしょう。
すると、とたんにライバルが激増して選考に受かりにくくなってしまいます。
特別優秀じゃなくても、シンプルに「早い時期から動く」だけで早期内定が取れる確率が高まるのです。
理由③ どんな人でも必要としてくれる企業があるから
3つめの理由は、どんな人でも必要としてくれる企業があることです。
誰でもそうかと思うのですが、人には得意なこともあれば苦手なこともあります。
たまたま「勉強が苦手」でも、人と話したり友達を作ったりするのは超得意な人っていますよね。
どこへ出かけて行っても、知らない人とすぐに打ち解けて仲良くなれるような人がみなさんの周りにもいませんか?
そういうタイプの人が社会人になってから、営業としてすごく優秀で評価されたりします。
さて、もしみなさんが人事なら、企業が営業職として採用したいのは次のうちどっちの人だと思いますか?
- Aさん:勉強はわりとできるけど、陰キャで友達作りは苦手
- Bさん:勉強は苦手だけれど、社交的で友達作りが超得意
この2人だったら、Bさんを採用したい!と判断する企業もありそうですよね。
たとえ苦手なことがあっても、自分の中で「これは得意」と言えるものが何か1つはあるはずです。
どんな人でも強みは必ずあって、その能力を必要としてくれる企業も必ずあるんです。
早期内定がもらえるのは特別な人だけかと思っていたけど、そうじゃないんだ!
はじめから「自分には無理かも…」と諦めないことが大事だね!
優秀じゃなくても早期内定を獲得する方法
優秀じゃなくても早期内定を獲得するには、いくつかやっておくべきことがあります。
優秀な人を出し抜いて早期内定を獲得するには、行動量で勝つのが一番シンプルかつ確実です。
早い時期から動いておくことが重要なポイントなので、次のことをできるだけ早めにやっておきましょう!
【早期内定を獲得するためにやるべきこと】
- 逆求人サイトに早めに登録しておく
- 就活エージェントを1日でも早く活用する
- 中小規模の合同説明会に参加しまくる
- 早い時期からSPI対策だけでも手を付けておく
①逆求人サイトに早めに登録しておく
早めにやっておくべきことの1つめが「逆求人サイト」への登録です。
逆求人サイトとは、プロフィールを登録しておくだけで企業からスカウトが届くサービスのことです。
やることは「プロフィール登録」だけなので、すぐにでもできますね!
僕がおすすめしている逆求人サイトは「オファーボックス」と「キミスカ」です。
オファーボックス
「OfferBox(オファーボックス) 」は、1万社を超える企業が登録している逆求人サイトです。
オファー受信率は93.6%と非常に高いので、早期選考を実施する企業からオファーが届く可能性も十分にあります。
とくに注目度が高いのが「特別選考ルート」のオファーです。
通常の選考とは異なるルートで行われるので、いきなり役員面接の可能性もあります。
選考期間が短ければ、早期内定に繋がる確率も高まりますよね。
就活生の4人に1人が利用しているサービスなので、プロフィールを即登録しておきましょう!
キミスカ
「キミスカ」は、登録者18万人以上の逆求人サイトです。
「気になるスカウト」「本気スカウト」「プラチナスカウト」と、スカウトが3つのレベルに分かれています。
企業がどのぐらい本気でスカウトを送っているのかが分かるわけです。
とくに「プラチナスカウト」は、1社あたり月30通しか送れない仕様になっています。
つまり、プラチナスカウトが届いた企業から早期内定を獲得できる可能性がかなり高いってことです。
早い時期から登録しておくことで、プラチナスカウトを受け取る確率もさらに高まります。
「オファーボックス」「キミスカ」ともに、できるだけ早めに登録しておきましょう!
②就活エージェントを1日でも早く活用する
次にやっておきたいのが、就活エージェントの活用です。
就活エージェントに登録すると専任アドバイザーがつくので、自己分析や業界研究などの就活準備からサポートしてもらえます。
早期内定を獲得したいと希望すれば、早期選考を行う企業の情報も入手できます。
就活エージェントは大げさでも何でもなく、本当に「1日でも早く」活用してほしいです!
僕の一押し就活エージェントは「ミーツカンパニー就活サポート」と「irodasSALON」です。
ミーツカンパニー就活サポート
「ミーツカンパニー就活サポート」は、厳選された求人を扱う就活エージェントです。
担当アドバイザーにじっくりと丁寧にサポートしてもらえることから、就活生の面談満足度は非常に高いんですよね。
アドバイザーから紹介される求人には、一般的な就活サイトでは見つからないレア案件や優良求人も含まれているはずです。
もちろん早期選考を実施する企業を紹介してもらうこともできますので、1日でも早く登録しておきましょう!
irodasSALON(イロダスサロン)
「irodasSALON(イロダスサロン)」は、コミュニティ型就活支援サービスです。
オンライン就活セミナーを月間40回以上開催しているので、情報収集にも非常に役立ちます。
プロのアドバイザーによる就活サポートも受けられますので、早期選考を実施する企業を紹介してもらうことも可能です。
23卒の会員数は2月時点で早くも1万人を超えています。
早期内定を目指すなら、可能な限り早く登録しておきたいサービスと言えるでしょう。
③中小規模の合同説明会に参加しまくる
早期内定を獲得するなら、中小規模の合同説明会にどんどん参加しまくりましょう!
大規模ではなく「中小規模」というのがポイントです。
1回の説明会に参加する企業数が多すぎず、人事とじっくり話しやすいのは中小規模の説明会なんです。
大規模の説明会になると参加企業も就活生も多すぎて、流れ作業のようになってしまいます。
参加企業数がほどよい中小規模の説明会だからこそ、早期内定のチャンスが多いんですね。
僕がおすすめしている就活イベントが「ミーツカンパニー」です。
1回の参加企業数が最大8社なので、各社のブースで時間をしっかり取って人事と話せます。
早ければ、説明会の場で早期選考の打診をされることもありますよ!
④早い時期からSPI対策だけでも手を付けておく
早い時期からでも取り組みやすい就活準備は「SPI対策」です。
就活が本格化してから慌てて勉強し始める人が多いので、始めるのが早ければ早いほど有利になります。
始めてみるとすぐに分かると思うのですが、出題分野が多いのでけっこう時間がかかるんですよ…。
いずれ必ずやらなくてはならない対策なので、とにかく書店で「SPI対策」の本を買ってしまいましょう!
「いつか買おう」じゃなく、思い立ったらすぐ買ってしまうのがコツですよ!
そして、1日数ページずつでもいいので、コツコツ解いていくのです。
SPI対策は、やればやっただけ成果が出ます(←本当です!)。
早めに着手しておけば、ゆくゆく企業研究や選考対策に時間をかける余裕もできるでしょう。
ちなみにSPI対策本としては問題集を1冊やり込めばOKで、おすすめはこちらです。
こうして見ると、早期内定を獲得するために企業との接点作りをめちゃくちゃやることが重要だと分かりますね。
就活では「自分と合う企業と出会えるか」が重要だから、そのためには企業との接点獲得を増やしていくのが鉄則だね。
【裏話】優秀な学生は早期内定を辞退しがちなことを企業は知っているし恐れている
ここで1つ、こっそりと「裏話」をします。
実は企業にとって、優秀すぎる学生に早期内定を出すのは「リスク」でもあるのです。
優秀な学生は他社からも内定を獲得して、早期内定を辞退する可能性が高いでしょう。
つまり、早期内定を出したとしても、結局は辞退されてしまいがちなのです。
すると、企業はどうすると思います?
あえて「超優秀とは言えない人」にも、早期内定を出しておくんです。
実際、優秀すぎて内定が出なかったとしか思えないような事例を聞くこともありますよ。
「こんなに優秀な人に、どうして内定を出さなかったんだろう?」って思うわけです。
あまりにもハイスペックだと、企業側は「うちには入社してくれないんじゃないか?」と感じるんでしょうね。
とくにベンチャー・中小企業でこの傾向が見られます。
優秀な人が早期内定を独り占めするとは限らないので、早期内定を獲得できる可能性は誰にでもあります!
優秀すぎると、それはそれで企業が内定を出しづらいってこともあるんだ…。
早く行動しておけば、すごく優秀な人にも勝てる可能性があるんだね!
【基礎知識】そもそも早期内定とは?
最後に、早期内定とはそもそも何?という基礎知識を確認しておきますね。
早期内定とは、通常の就活スケジュールよりも前に獲得する内定のことです。
通常の就活スケジュールでは、内々定が出始めるのは大学4年の6月以降とされています。
ところが実際には、通常よりも前倒しで採用活動を進めて6月を待たず内定を出す企業もあるのです。
早期内定が最速で出るのは「外資系企業」です。
早ければ、大学3年の9月には内定を出し始める外資系企業もあります。
次に早いのが「ベンチャー企業」です。
ミドルベンチャーでは大学3年の2月頃から、メガベンチャーでは3月頃から早期内定が出始めます。
つまり、大学3年のうちに早期内定を何社も獲得することだって可能です。
早期内定が出る時期や獲得方法については、下記の記事で詳しく解説しているので必ず読んでおいてくださいね!
»【早期内定とは】早期内定とはいつの内定?|もらえる就活生の特徴と獲得方法とは?
本記事の要点まとめ
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
本記事では、早期内定は優秀じゃないと取れないのか?について解説してきました。
どうでしょう?早期内定のイメージが大きく変わったのではないでしょうか?
もちろん優秀な人が早期内定をバンバン獲得することもありますが、特別優秀じゃなくても複数社から早期内定をもらえるんです。
だから、学歴に自信がない人や勉強がいまいち好きになれなかった人にとって、就活は「大逆転」のチャンスですよ!
怖いのは、「自分には早期内定なんて無理だろう」と思い込んでしまうことでしょう。
大丈夫です、僕だって特別優秀な学生だったわけではなかったけれど、実際に6社から早期内定をもらえたんですから。
今回の記事を参考に、ぜひ早期内定に向けて早めに行動を起こしてください。
この記事が皆さんの就活の参考になれば、とても嬉しいです!
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
以上!就活ブロガーの就活マン(@shukatu_man)でした!
▼本記事の要点まとめ
- 早期内定は優秀じゃなくても獲得できる。企業が求めているのは頭の良さだけとは限らない。
- 早期選考に参加する学生そのものが少ないので、競争率が低く早期内定を獲得しやすい。
- どんな人にも強みはあるので、自分なりの強みを評価してくれる企業を見つけること。
- ただし、就活に向けて早めに動いておくのはマスト。早くから動いておくことが早期内定を獲得できる確率が高まる。
- 優秀すぎる人は早期内定を辞退するリスクも高い。企業はそれを見越して優秀とは言えない人にも内定を出す。
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