【三菱商事グループ】食品包装を中心とした包装の専門商社

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずはじめに、三菱商事パッケージング株式会社の事業内容をお伝えします。

同社は食品包装を中心とした”包装の専門商社”であり、大手食品メーカーやファーストフード、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、外食やデリバリー業界など、多種多様な取引先のパートナーとして、さまざまなパッケージを取り扱っています。

単なるモノの売買だけでなく、素材・原材料の調達から企画開発、製造、販売、物流に至るまで幅広くビジネスを展開し、日々の暮らしを支えている総合パッケージング商社です。

＜事業内容＞
各種包装・容器製品・包装関連機械・サービスの開発、販売事業

【設立以来赤字決算なし】三菱商事100%子会社という安定基盤

同社は三菱商事株式会社の100%子会社という盤石の経営基盤を有しており、三菱商事グループのネットワークを最大限に活用した事業展開を行っています。

また、各種包装・容器製品や原材料だけでなく、レジ袋、スプーンなどの店舗消耗品など、取扱い商材が非常に幅広いことに加え、ロジスティクス（物流）機能も兼ね備えるなど、複数の強みを有しています。

上記のとおり、三菱商事グループという世界的なネットワークと複数の強みを生かした事業展開によって、1976年の設立以来、45年以上にわたり、これまで一度も赤字決算なしという高い安定性を実現しています。

【和気あいあいとした雰囲気】誠実で真面目な人が集まっている

自社商品を持たない商社では、そこで働く”ヒト”が何よりも重要であり、商社パーソンとして誠実さは不可欠です。包装の専門商社である同社の採用においても、この点を重視しているため、社内には誠実で真面目な人が集まっています。

また、仕事をやる時は目の前の仕事に集中する一方で、共通の趣味をきっかけに好きな者同士で休日に集まるなど、仕事とプライベートのオンオフの切り替えをしっかり行っている社員が多いのも、同社の特徴の一つです。

このほか、従業員数304名（2023年3月末現在・連結）という規模感であり、部署を横断したコミュニケーションも多いため、周囲を巻き込むような仕事も進めやすく、全体的に和気あいあいとした雰囲気が醸成されているとのことでした。

【新しい働き方】在宅勤務やフレックス制度をコロナ前から導入

同社ではコロナ禍以前よりフレックスタイム制度や在宅勤務制度といった、いわゆる新しい働き方をトライアルで導入していたため、コロナ禍における働き方の大きな変化に対しても柔軟かつスムーズに対応できたそうです。

現在は、人によって利用頻度は異なるものの、週1〜2回の頻度で在宅勤務を利用する社員が多いほか、フレックスタイム制度で繁忙期と閑散期のバランスを取るなど、コロナ禍以降も継続的に各種制度を活用することで、柔軟に働ける環境を整えています。

コロナ禍でやむを得ず在宅勤務などを導入した企業が多い中、コロナ前からこうした新しい働き方を実践してきた同社は、これまでの常識にとらわれず、働きやすい環境づくりなどに対する意識が本当に高い組織なのだろうと、編集部は感じました。

※在宅勤務の使用頻度については、部署によって異なります。

【服装自由】健康経営優良法人に4年連続で認定されている

同社ではワークライフバランスの向上や働き方改革と合わせ、従業員の健康と生産性の向上の両立を目指し、健康に関するさまざまな施策を実施しています。

その結果、従業員の健康維持・増進につながる優良な取り組みを実践している企業を認定する「健康経営優良法人2024（大規模法人部門）」に、2020年から4年連続で認定されるなど、健康経営に関する取り組みが高く評価されています。

在宅勤務やフレックスタイム、服装自由など各種制度を活用した新しい働き方を実践するとともに、社員の健康づくりにも注力することで、全員が働きやすさや居心地の良さを感じられる魅力的な企業です。

各種包装資材の提案営業などを担う総合職（キャリアコース）

総合職（キャリアコース）として採用された場合、包装のプロフェッショナルとして、主に各種包装資材の提案営業などを行います。若いうちから高い予算を持ち、営業活動を行うことができるため、自分の能力次第で幅広く展開していける仕事です。

※選考の中で適性を判断した上で配属先を決定
※営業部門のほか、職能部門（経理、人事総務、情報システム等）への配属可能性あり
※転勤の可能性あり

社員の成長意欲に応える各種研修体制を整備

同社では人材育成を経営上の重要なテーマの一つと捉えており、以下のとおり、社員の成長意欲に応える各種研修体制を整備しています。

＜新入社員研修＞
・入社時研修（ビジネスマナー / 業務に必要な基礎知識 / 会社概要など）
・英語研修（会社の人材として最低限必要な英語能力を習得）
・包装関連教育（各事業部選出の社内講師による専門知識の基礎部分に関する講義）
・工場見学（取引先の工場を見学し、商品や製造工程への理解を深める）
・フォローアップセミナー（1年間の振り返り / 2年目以降の課題や行動計画の策定など）

＜インストラクター（OJT）制度＞
事前に指導育成等に関する研修を受けた同じ部署の先輩社員が、業務面からビジネスマナーに至るまで、幅広くマンツーマンサポートを行っています。（入社から1年間）

＜各種研修・自己啓発支援制度＞
・階層別研修 / 選抜式研修
・オンライン学習プラットフォーム（LIVE配信・動画配信型研修）
・各種オープン研修（貿易実務、法務、財務会計、ロジカルシンキング、コーチング他）
・英語E-Learning研修
・語学自己研修補助制度（語学学校等の受講費用の80~100%まで会社が支給）
・その他（所属長の承認により各自が希望する研修を受講することも可能）

主体性を磨きながらモチベーション高く働ける環境

同社では、受け身ではなく主体的に動ける「自律人材」を育てるという方針を掲げ、教育環境の整備はもちろん、主体性を磨くための育成プログラムなども用意しています。

そもそも同社は従業員数300名程度という規模であり、一人ひとりが任される仕事の範囲も広く、若いうちから裁量を持って働けるため、主体性を発揮しやすい環境です。

また、最近では従来の年功序列的な人事評価制度を見直し、会社への貢献度が高い人を評価する”公正公平な評価制度”を導入するなど、全員がモチベーション高く働ける環境づくりにも注力しているとのことでした。

三菱商事パッケージングで働く上で理解しておくべきこと

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、合わない人の特徴等についても隠さずお伝えしています。

同社の場合、自律人材を育てるという全体方針を掲げており、主体的に行動することが求められるため、受け身スタンスの人とはミスマッチになるかもしれません。

もちろん新入社員の段階ではしっかりとサポートなども行いますが、主体的に行動する気持ちがなければ、将来的に活躍したり、評価される可能性は低くなります。

このほか、包装容器を取り扱う会社ということもあり、パッケージのデザインや企画など華やかな仕事ばかりをイメージする人もいますが、取引先との地道な交渉や長い時間をかけた信頼関係の構築など、泥臭い仕事も多々ある点は知っておいてほしいとのことでした。

編集部が考える三菱商事パッケージングのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた三菱商事パッケージング株式会社のホワイトポイントは以下の2点です。

①盤石の経営基盤を持つ安定企業
同社は三菱商事グループという盤石の経営基盤やネットワークのほか、複数の強みも兼ね備えており、設立から一度も赤字決算なしという実績を誇る安定企業です。入社後も安心して長く働き続けられる安定性の高さは、まさにホワイトポイントといえます。

②働きやすい環境づくりへの本気度と将来性の高さ
コロナ前から新しい働き方を実践する姿勢、4年連続で健康経営優良法人に認定されている実績など、働きやすい環境づくりへの本気度の高さが伝わるとともに、今後さらに居心地の良い企業になるだろうという将来性の高さも含め、ホワイトポイントだと感じました。

以上の2点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「包装業界や商社の仕事に興味がある人」「主体的に仕事に取り組みたい人」「安定企業で働きたい人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。