幅広い不動産ビジネスを展開する東証スタンダード上場企業

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずここでは、株式会社ムゲンエステートの事業内容についてご紹介します。

同社は中古不動産の買取再販事業（中古物件を買い取り、外装・内装工事をした上で販売する事業）を中心とした不動産ビジネスを展開しています。

不動産買取再販事業以外にも、賃貸マンションやオフィスビルを中心とした物件の企画・開発・販売を行う「不動産開発事業」、投資家へ不動産小口化商品を提供する「不動産特定共同事業」、自社保有物件を賃借人等に賃貸する「不動産賃貸事業」など、不動産領域において幅広い事業を有する成長企業です。

中古不動産買取再販事業のパイオニアならではの優位性

同社は1990年の設立以来、30年以上にわたって中古不動産の買取再販事業を展開しており、不動産買取再販事業に特化したパイオニアとしてのポジションを確立しています。

お客様となる法人の方々にも同社の名前は広く知れ渡っており、これまで積み上げてきた実績と信頼もあるため、同業界の中でも優位性を持っている企業です。

こうしたパイオニアとしての地位に加え、上場企業という実績や企業としての信頼も兼ね備えていることから、入社後も長く働き続けられるという安心感がありますね。

役職や立場に関わらずコミュニケーションが活発な仕事環境

同社は2020年から東京大手町にある駅直結の好アクセスなオフィスに移転しました。
新オフィスには会長室や社長室がなく、ワンフロアの中で会長や社長含め、全ての本社勤務社員が働いているため、日頃から社員同士のやり取りが自然と多くなっているそうです。

実際、物件買取等の提案についてもフロア内で行われており、会長や社長が一部参加してフィードバックする場面もあるほか、部署単位や同期同士でランチ会や懇親会等のイベントの機会も多く、コミュニケーションが活発に行われているとのこと。

もちろん営業所については、各営業所によって雰囲気も異なるそうですが、トップを中心に会社全体として社員同士の関わりを大切にしている会社です。

社員一人ひとりをしっかりと見てくれる組織

同社では、誕生日を迎えた社員それぞれに会長が直接プレゼントを渡しているほか、毎月、誕生月が一緒の社員が集まった誕生日会を開催しており、そこに役員も参加するそうです。

また、今回取材対応いただいた人事の方が入社間もない頃、昼食を食べていたお店にたまたま会長が来店した際、顔を覚えていて声を掛けてもらえたとのこと。
同社ほどの規模の会社において、トップが入社間もない新入社員の顔と名前までしっかりと覚えているのは珍しいと思います。

こうした社内の取り組みやエピソードを聞いて、ムゲンエステートという会社は「社員一人ひとりをしっかりと見ている組織」であり、今後どれだけ規模が大きくなろうとも、きっとこの姿勢は変わらないのだろうと編集部は感じました。

良い意味で”不動産業界らしくない”働き方

不動産業界と聞くと、数字やノルマに厳しく、非常に忙しいイメージを持つ人も多いかと思いますが、ムゲンエステートは”不動産業界らしくない働き方”を実践している会社です。

そもそも同社は法人営業となるため、不動産仲介業者のような夜間や土日対応する場面が少ないことに加え、営業職は自分自身で日々の計画を立てているため、スケジュールが管理しやすく、無理な働き方を強いられることもありません。

また同社では、隔週水曜日のノー残業デーや振替休日の取得、残業管理なども全社的に徹底することで、月平均残業時間は15時間という数字になっています。

このほか、営業の部長職の方が育休を取得するなど、育休や産休含め、全社員が制度を利用しやすくなっており、社員が働きやすい環境を整えています。

中古物件の買取から再販まで一貫して行う法人営業職の仕事

マンションや戸建てなどの中古物件を買い取り、リフォームを行った上で販売するのが買取再販営業の流れです。
その中で同社は「営業一貫責任制」という独自のビジネスモデルを展開しています。

買取前の物件視察から再販まで、全ての工程を1人が担当しており、不動産マーケットの情報収集、査定、価格交渉、リフォームの企画、販売戦略、売買契約、決済に至るまで一貫して行うことで、よりお客様に寄り添った営業を実現しているとのこと。

また、不動産買取再販事業において営業としての経験を積んだ後、将来的に不動産開発事業や不動産特定共同事業に配属される可能性もあります。

不動産営業の基礎から段階的に学べる教育環境

入社後、まず最初は人事部において、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルといった社会人の基礎を学び、その後に不動産営業としての知識やスキルを学んだ上で、各所属に配属されます。

配属後はOJT研修にて、上司や先輩社員といくつかの案件を一緒に経験し、業務の流れや基本的な部分を理解した段階で、徐々に一人で案件を担当していきます。

2年目以降も年次別研修や階層別研修が用意されているほか、宅地建物取引士やファイナンシャルプランナーなどの資格取得をサポートするなど、スキルアップのための手厚い教育環境が用意されています。

自由度が高く裁量があるので”自ら考えて行動する力”が磨かれる

同社では1人の営業担当が不動産買取から再販まで全ての工程を一貫して担当しているため、他社に比べて個人の裁量権が大きく、業務の自由度も高いという特徴があります。

裁量があり自由度も高いということは、その分自分自身で考えて行動しなければ成果は生まれないということであり、日々、こうした環境下で働くからこそ、自分で考えて行動する力が磨かれるわけです。

また、買取再販の最初から最後まで経験できるため、幅広い知識やスキルが身につくことはもちろん、常にゴール（お客様に物件を売ること）を意識しながら働くため、逆算して物事を進める力なども身につけることができます。

自由度が高いからこそ指示待ちの人には合わない環境

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、合わない人の特徴等についても隠さずお伝えしています。

同社の営業職の場合、指示待ちの人には合わない仕事になります。
先ほどもお伝えしたとおり、不動産買取から再販まで全ての工程を1人で担当するため、裁量が大きく自由度も高いのですが、それだけ自分自身で考えて行動しなければなりません。

もちろん最初は先輩上司に教えてもらいながら仕事を進めるわけですが、わからないことは自分で聞きに行くことが重要であり、こうした行動力のない人、言われたことだけを淡々とこなしていきたい人には務まらない仕事です。

編集部が考えるムゲンエステートのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた株式会社ムゲンエステートのホワイトポイントは以下の3点です。

①パイオニアとしての優位性
同社は不動産再生事業に特化したパイオニアとしてのポジションを確立しており、こうした実績に加えて、上場企業という企業としての信頼感も兼ね備えており、経営の安定感が抜群に高い点はホワイトポイントだと感じました。

②不動産業界らしくない働き方
忙しいイメージのある不動産業界の中にあって、独自のビジネスモデルの展開や全社的な残業管理を徹底することで、月平均残業時間15時間、年間休日数122日という数字を実現しており、業界のイメージを覆すような働き方を実践しているのは、同社ならではの大きな魅力だと感じました。

③個人としての成長環境
社員研修や資格取得サポートといった教育体制のほか、営業一貫責任制という独自のビジネスモデルによって、裁量の大きな仕事を早い段階で経験することができるため、個人としても大きく成長できる環境は同社のホワイトポイントの一つです。

以上の3点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「安定感のある企業で働きたい人」「不動産業界に興味があるけど業界イメージに不安を感じている人」「個人として大きく成長したい人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。