【お祈りメールとは?】不採用通知の意味と押さえるべきポイント!

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この記事では「お祈りメール」の意味や受け取ったときの対処法についてバシッと解説していきます!

就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。

「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」

こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!

全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。

それでは本題に入っていきますね!

就活をしていて、最も受け取りたくないメールと言えば「お祈りメール」ですよね。

選考に向けて頑張って準備した企業ほど、不採用通知を受け取ったときのショックはめちゃくちゃ大きいです。

何しろ、メールの文面がとにかくそっけない!

頑張ってきた自分側の熱量とのギャップが激しくて、気持ちが萎えてしまいますよね。

そこで今回は、お祈りメールについての捉え方や、受け取ったときの対処法について共有していきます。

ショックから立ち直る方法についても、僕が実際にやっていたやり方を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

お祈りメールとは何か?

お祈りメールとは、企業から届く「不採用通知メール」のことです。

メールの趣旨としては「選考の結果、不採用となりました」ってことですね。

たいてい、不採用通知メールの最後には「貴殿の今後の活躍をお祈り申し上げます」と書かれています。

それで、不採用通知メールは通称「お祈りメール」と呼ばれるようになったんです。

お祈りメールを受け取ったことを「祈られた」と表現する人もいますね。

お祈りメールの怖いところは、とにかく受け取った瞬間に気持ちが萎えること。

僕が就活をしていた頃にも、絶対的に手応えを感じていた企業からお祈りメールを受け取ったことがあります。

もう果てしなく絶望的な気持ちになってしまって、その日は何も手につきませんでしたよ…。

「お祈り申し上げます、って…」「勝手に祈られても…」などなど、悶々と考えてしまったのを覚えています。

そのぐらいお祈りメールは就活生にとって(悪い意味で)威力抜群なんです。

お祈りメールの実物は?よく届くテンプレを紹介

お祈りメールの特徴として、テンプレの文面で送られてくることが挙げられます。

人事は忙しいので、大勢の不採用者に一人ひとりメールを書いている時間はありません。

なので、あらかじめ用意しておいた「お祈りメールテンプレ」の宛名だけを変えて送るわけです。

だから、事務的でそっけない文面になりがちなんですね…。

では、実際にどんなお祈りメールが送られてくるのか、よく届くパターンのテンプレを紹介します。

▼よくある「お祈りメール」の例

件名:【選考結果のご連絡】株式会社◯◯

◯◯様

お世話になっております。

株式会社◯◯、人事部の◯◯と申します。

先日は弊社の選考をお受けいただき、誠にありがとうございました。

今回の選考についてですが、チームで慎重に検討した結果、ご希望に添えない結果となりました。

ご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。

最後になりますが、◯◯様のより一層のご活躍をお祈り申し上げます。

細かい部分の表現は違えど、だいたいこんな内容のメールが届きます。

要約すると「落ちました」ってことなんですが、「ご希望に添えない結果」などなど、遠回しな表現が多いのが特徴です。

不採用になった理由など、個別の情報についてはほぼ100%書かれていません。

なぜかと言うと、最初に共有した通り、向こうにとっては「テンプレ」だからですね。

この「落ちた人には全員同じメールを送っているんでしょうね」感が、ますます就活生の心をえぐってくるんですよ…。

うわぁ…。こんなメールが届いたら、めっちゃヘコみそう…。

テンプレ感ありありのメールだよね…。

お祈りメールが届いたら返信する必要はあるのか?【テンプレ共有】

さて次に、お祈りメールが届いた後の対応について共有していきます。

企業が自分宛にメールを送ってきているわけですから、「返信したほうがいいの?」と思う人もいますよね。

実際のところ、どう対応するのが正解なんでしょうか?

返信しないで大丈夫です

結論から言いますね。

お祈りメールには、基本返信しなくて大丈夫です。

とくに何もせず、そのままスルーしちゃって問題なしってことです。

人によっては「返信しないと失礼にあたるのでは?」と思うかもしれません。

でも、採用担当者は毎日のように大量の「お祈りメール」を送っているんです。

人気企業ともなれば、通算で数百人・数千人のお祈りメールを送ることになるでしょう。

ぶっちゃけ、誰にいつ不採用通知を送ったのか、送った相手がどんな人だったのか、いちいち覚えていられないっていうのが実情です。

なので、お祈りメールに返信しても読んでもらえない可能性が高いんですよね…。

とくにWebテストやESで落ちた企業や、一次・二次選考ぐらいまでで落ちた企業なら、他にも不採用者が大量にいると考えてOKです。

何千人・何万人の不採用者が律儀に返信してきたら、企業側のメールボックスが大変なことになってしまいます。

お祈りメールに対しては「基本は返信不要」と考えてください。

深く関わりのある人事からのメールは丁寧に返すのも重要

お祈りメールは基本返信不要と言いましたが、中には返信したほうが良い場合もあります。

とくに深く関わりのある人事から届いたお祈りメールなら、丁寧に返すことも大事ですよ。

たとえば、最終選考まで残った企業やインターンから繋がりのある企業の場合、人事が就活生の顔と名前を覚えていることがあります。

本当に最後の最後で迷ったあげく、他の人を採用した可能性だってあるんです。

そうなると、内定辞退者が出た場合に次の採用候補者として名前が挙がることもあり得ます。

丁寧な返信をしておくことで、より印象を強く残すことができるわけです。

お祈りメールにあえて返信するなら、次のような文面でメールを送りましょう。

▼お祈りメールへの返信テンプレ

選考結果の共有ありがとうございます|◯◯大学【氏名】

◯◯株式会社

人事部 採用担当 ◯◯様

お世話になっております。

貴社の選考を受けさせて頂きました、◯◯大学の◯◯と申します。

この度は、不採用の通知を頂く結果となってしまいました。

私の力不足で、貴重なお時間を頂いたにも関わらず申し訳ございません。

◯◯様には、選考で特にお世話になりました。

非常に心細く、緊張していた中で◯◯様とお話できたこと、

今でも嬉しく思っております。

私は貴社の選考を通して、より一層、社会人として働くことの面白さ、

そしてやりがいについて考えることができました。

今回は残念な結果となってしまい、大変心苦しいですが、

いつか貴社からも「欲しい!」と言ってもらえる人材になります。

改めまして、今回は貴重なお時間を頂きありがとうございました。

◯◯様と、またどこかでお会いできることを楽しみに精進致します。

◯◯大学

◯◯学部 ◯◯学科

◯◯ ◯◯(名前)

◯◯◯@◯◯(メールアドレス)

◯◯-◯◯-◯◯(電話番号)

僕はよく「就活は営業だ」と言うのですが、1度断られて引き下がってしまう営業マンって本当に全然売れないんです。

「不採用になったけど諦めない!」「もし考えが変わったらぜひ連絡を!」という意志を伝えてみましょう。

その熱意や粘り強さが、人事の心を捉えることだって全くないとは言い切れませんからね!

なるほど!お祈りメールは基本的には返信をしなくても良いけど、深く関わりがあった人事に対しては「内定辞退が生じたらぜひ!」ぐらい返信で伝えてしまっても良いんですね。たしかに自分が人事だったらそういう学生に好印象を受けるし、思い出かも!

お祈りメールが届いた後の賢い動き方【僕はこうしてました】

お祈りメールが届いたら、重要になるのは「次に向けて体勢を整えること」です。

僕もお祈りメールが届いた直後は落ち込みましたが、そこから体勢を立て直して最終的に22社の内定を獲得できました!

そんな僕が実際にやっていたことを共有するので、信頼性はバッチリです。

お祈りメールを受け取ってしまった時は、次のことを試してみてください!

【お祈りメールが届いた後の賢い動き方】

  • 適性が合わなかったとまずは割り切る
  • その企業の選考を通しての改善点を洗い出す
  • 改善すべき点は改善する
  • 1社落ちたら1社エントリーを増やして持ち駒数を安定化させる

①適性が合わなかったとまずは割り切る

最初にやるべきことは、何よりもまずメンタルの立て直しです。

気持ちが萎えたままだと何をしても自信を持てませんし、身が入らなくなってしまいますからね。

お祈りメールのショックからなかなか立ち直れない人には、ある共通点があるんです。

それは、就活での採用・不採用を「人間性」や「人格」と直接結び付けてしまっているってことです。

企業があなたを不採用にしたのは、何もあなたの人間性や人格を否定しているからではありません。

たまたまその企業が求める特徴と一致しなかったか、もっとぴったり合う人が現れたってだけのことなんです。

就活は、こうした「適性がある・ない」「合う・合わない」で採用・不採用が決まることが山ほどあります。

別の企業を受けたら「うちにぴったりの人が応募してきてくれた!」と思われるかもしれませんよ。

単に適性が合わなかっただけと割り切って、次に向かうことが大切です。

②その企業の選考を通しての改善点を洗い出す

次にやるべきことは、落ちた企業の選考を振り返って改善点を洗い出すことです。

「何が原因で落ちたのか?」を自分なりに分析して、改善点を見つけておきましょう。

なぜこれをやるかと言うと、「同じ轍を踏まないようにするため」です。

とくに、自分の中では手応えがあって、まさか落ちるとは思っていなかった企業の場合は要注意ですね。

自分では気づいていないマイナスポイントが、不採用の原因になっている可能性があります。

改めて選考を振り返って、次のことを確認しましょう。

【選考の改善点を洗い出すための振り返りポイント】

  • 自己分析は十分に、かつ客観的な視点に立って行っていたか?
  • 企業研究は万全だったか?複数の情報源を当たっていたか?
  • 他社に提出したESを使い回していなかったか?
  • その企業のためだけに志望動機を練り上げていたか?
  • 適性検査で嘘を付いていなかったか?
  • 面接で話した内容とESの記載内容に食い違いがなかったか?
  • 面接では笑顔でハキハキと話せていたか?
  • 面接官の表情が曇った瞬間がなかったか?

もし思い当たる節があるようなら、次回以降に受ける選考では要注意ですよ!

③改善すべき点は改善する

改善したほうが良さそうな点が見つかったら、そこは素直に改善しましょう。

改善して良くなることはあっても、悪くなることはないはずです。

お祈りメールを送ってきた企業を見返したいなら、今後の就活をより良い方向に進めることに集中しましょう。

ときどき、落ちた企業にいつまでも執着してしまう人っているんです。

「あんなに頑張ったのに落としやがって…」「社員はそんなに優秀なのかよ…」と考えてしまうのは分かりますが、そういうことばかり考えていても前には進めません。

改善すべきことを改善すれば、自分自身がレベルアップします。

レベルアップした自分を別の企業の選考で存分に見せて、それで内定を獲得できればそれでいいじゃないですか!

どんなに優秀な人でも、就活で「100%全社内定」とはいかないものです。

誰でも落ちることはあって、落ちたからと言って人として価値が低いと考える必要なんて一切ない。

それが就活なんです。

振り返って改善したことは、必ず次の選考で生きてくるはずですよ!

就活で落ちまくる人の特徴については、次の記事でも詳しく解説しているので必ず読んでおいてくださいね!

» 【要注意】就活で落ちまくる人に共通する10の特徴と改善策!

④1社落ちたら1社エントリーを増やして持ち駒数を安定化させる

お祈りメールを受け取った瞬間から意識してほしいのが、「持ち駒が1つ減ったら1つ増やす」ことです。

お祈りメールがなぜショックなのかと言うと、持ち駒が間違いなく1社減ってしまうからなんです。

たとえば5社の選考が並行して進んでいるとして、そのうち1社からお祈りメールが届いた時点で内定獲得の可能性は20%下がってしまいます。

残り4社、最大でも80%の可能性に賭けて選考を受け続けなくてはなりません。

でも、1社持ち駒が減ったなら1社増やせば内定獲得の可能性は回復しますよね。

こんなふうに、1社落ちたら1社エントリーを増やすことを意識しましょう。

持ち駒数が安定的に確保できていれば、自分のことを高く評価してくれる企業も現れるはずです。

「あと4社しかない」と思って焦るより、「前と同じ5社のまま」と思えたほうが精神衛生的にも良いですからね。

気持ちの面での余裕は、行動量を増やせば自分の手で作ることができるんです。

お祈りメールを受け取った瞬間から、「次の1社」を探すことへと意識を向けましょう。

お祈りメールが届いてから、どう対処していくかがとても重要だね!

たしかに、落ち込んでいるよりも行動したほうが気が紛れそうだし、良い結果にも繋がりそう!

お祈りメールと不採用通知の電話の違いとは?

不採用通知はお祈りメールで届くパターンが多いんですが、企業によっては電話で伝えてくることもあります。

メールでも電話でも不採用を告げられる点は同じですが、企業側の立場で考えてみると若干ニュアンスが違います。

なぜなら、電話で不採用通知を伝えるのは「手間がかかる」方法だからです。

メールなら、テンプレをコピペして応募者の氏名を書き換えるだけで済みますよね。

でも、電話の場合は1件1件かけないといけません。

相手が必ず電話に出られるとは限らないので、時間をずらしてかけ直すこともあるでしょう。

それほど手間をかけてでも、直接伝える必要があると感じているってことなんです。

不採用と決まった応募者に対して、なぜそこまでするのか?

おそらく、企業にとって「落とすのが心苦しい応募者」だからです。

「この人材は見込みがある」と感じていたものの、迷った末に採用しなかった場合などに起こり得ることですね。

だから、企業が一人ひとりの就活生に不採用通知の電話をかけるのは、かなり丁寧な対応なんです。

企業によっては不採用通知すらしない「サイレントお祈り」のパターンもあるぐらいですから、「自分のために時間を割いて電話をかけてくれんだ!」と捉えましょう。

もし不採用通知の電話を受けたら、「もし可能なら、御社で働かせていただきたいと今でも思っています!」と一言添えることをおすすめします。

熱意が伝われば、辞退者が出たときに繰り上がって内定する可能性もゼロとは言い切れませんからね!

お祈りメールに関するよくある質問

お祈りメールについて、よくある質問をまとめました。疑問に感じていたことを解消するのに、ぜひ役立ててください!

質問① お祈りメールに対して嫌味な返信をして良いですか?

せっかく頑張って選考を受けたのに落とされました…。お祈りメールに返信して嫌味を言ってやりたいです。ダメでしょうか?

そういうことはやめましょう。

気持ちは分かりますが、嫌味を言ったところであなたの価値を下げるだけです。

わざわざ時間を使って返信して、しかも自分の価値を下げるようでは何のメリットもありませんよね。

丁寧に返信しているつもりでも、ついイラッとして次のような嫌味な表現をしないように注意してください。

▼嫌味な文章の例

  • 私を採用しなかったことを後悔なさるかもしれません
  • 私を評価しない人事の見る目を疑ってしまいます
  • 社員の皆さまはさぞかし優秀でいらっしゃるのでしょうね

採用担当者の心証を悪くしたって、誰一人として得をしません。

嫌味な返信をするのに必要な時間を、もっと建設的なことに使いましょう!

落とされた企業のことは忘れて、次の選考に向けて準備を進めるのがおすすめですよ!

質問② お祈りメールを送られた時に「潰れろ」「仕返ししてやりたい」と思うのですがどう気持ちを落ち着かせれば良いでしょうか?

お祈りメールを送ってきた企業に、どうにかして仕返ししてやりたいという気持ちが収まりません。どうすればいいですか?

現実的に考えましょう。

企業に対して仕返しすることはできませんし、もし本当に行動に移したらただの営業妨害になってしまいます。

仕返しに代わる方法があるとすれば、もっと良い企業から内定を獲得することです。

内定を獲得して「やった!就活大成功だ!」と感極まっている自分の姿を想像してみてください。

そんなときに「不採用にした企業への復讐は忘れていない」なんて、きっと考えませんよね?

恋愛と同じで、フラれた相手に仕返しを企てたところでストーカーになってしまうだけですよ。

1人に執着していると、みるみる「危ない人」になってしまいます。

就活も同じです。

1社に執着しないで、次に目を向けましょう!

質問③ お祈りメールが来た企業に再応募することは可能ですか?

お祈りメールが届いた企業に再応募したいのですが、再応募してもいいのでしょうか?

残念ですが、大企業だと再応募できないと考えたほうが無難です。

大企業の選考フローは仕組み化されているので、1度不採用にした就活生の再応募受付はできない仕組みになっています。

もし再応募を受け付けるとなると「特例」扱いにするしかないのですが、人事はそこまでの権限を持っていないんですね。

再応募できないか、再応募しても書類で落とされてしまうので、スパッと諦めましょう!

ただ、中小企業やベンチャーはあまり厳密な仕組みで動いていないこともあり得ます。

「どうしても入社したいです!チャンスをください!」といった趣旨のメールや電話をすることで、再応募できる可能性もゼロではありません。

とくにベンチャー企業は、人事担当者や社長が「しつこいな!こいつは面白い!」と感じればチャンスをもらえる場合があります。

どうしても再応募したい場合は、チャレンジしてみる価値があるでしょう。

質問④ 第一志望からお祈りメールが来たのですが諦められません、どうすれば?

どうしても内定が欲しかった第一志望の企業からお祈りメールが来たのですが、諦められません…。

本当にどうしても諦められないようなら、就職留年するという方法があります。

1年間留年すれば、来年も再び「新卒」として採用選考に挑戦できます。

でも、どうでしょう?本当にそこまでしたいですか?

僕だったら、どうしても入社したい企業があれば、社会人になってから「転職」を狙います。

就活のために留年しても、翌年に必ず内定をもらえるとは限りませんからね。

実際、新卒採用だと競争率がめちゃくちゃ高いのに、中途採用だと割と入りやすい企業ってあるんです。

(逆に中途のほうが狭き門のこともあるので、そこは業界や企業によりけりです。)

もしかしたら、第一志望じゃなかった企業での仕事が面白いと感じるかもしれません。

人生何があるか分からないので、少し視野を広げて長い目で今後のキャリアを捉えてみるのもおすすめですよ!

質問⑤ お祈りメールの誤送信があると聞いたのですが本当ですか?

お祈りメールって、間違って送られただけのことがあると聞きました。本当でしょうか?

人間がやることなので、たしかに間違いが絶対にないとは言い切れません。

でも、僕の考えとしては「うっかり間違えて送っちゃいました」なんて言う企業には入社したくないですね。

その1通の誤送信メールによって、就活生の今後の人生が変わるかもしれないんですよ。

それほど重要なメールをうっかり間違って送るような企業は、仕事ができない人に重要な業務を任せているってことです。

もし入社できたとしても、うっかり人事考課や給与査定を間違えるような企業かもしれません。

自分の人生を委ねられる企業とは思えないですよね。

僕なら「間違いだったとしたらそれこそ大問題」と思って、その企業のことは忘れるようにします。

質問⑥ お祈りメールに返信した結果はどうなるのでしょうか?

もしお祈りメールに返信したら、どうなるんですか?返信してもらえるんでしょうか?

お祈りメールに返信するなら、あくまでも「ダメ元」のつもりで送りましょう。

十中八九、返事は来ないと思っておいたほうがいいです。

お祈りメールを送った時点で、人事にとってその選考は「もう終わったこと」になっています。

向こうとしても返信が来るとは思っていないので、メールそのものに気づいてもらえない可能性も十分にあります。

仮に気づいてもらえたとしても、向こうからそれ以上のアクションはほぼ期待できません。

本当に、非常に低い確率なんですが、ごくごくまれに繰り上げ内定になることも「なくはない」という程度に考えてください。

返信を期待して待っている時間がもったいないので、次のエントリー先を探したり、選考対策をしたりといったことに時間を使いましょう。

質問⑦ お祈りメールは落ちた就活生にコピペ文章で送っているのでしょうか?

お祈りメールの文面がいかにも事務的で、コピペっぽと思います。就活生にコピペのメールを送っているんですか?

はい、大半はコピペと考えて間違いありません。

頑張って選考を受けたのに、コピペのメールを1通ササッと送って「終了」なんて、ヒドい話ですよね。

でも、そこはあえて人事側の視点に立ってみてください。

採用者にも不採用者にも、人事は毎日のように大量のメールを送らないといけません。

とくに大企業だと、数百・数千人の応募者にメールを送ることになるんです。

メールを送った人自身が、あなたのことを「不採用にしてやる!」と思って個人的に送っているわけじゃありません。

腹立たしいのは分かりますが、効率的に仕事をしないと終わらなくなってしまうことは理解してあげましょう。

あと、企業によっては明らかにコピペじゃないと分かる文面のメールを送ってくれるところもありますよ。

数としては少ないですが、コピペメールを送らない企業だってあるんです。

世の中全ての企業がコピペ文章のメールを送るわけじゃないので、あまり悪く捉えないようにしましょう!

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

本記事では、お祈りメールとは何か、お祈りメールを受け取ったらどう対処すればいいのかを共有してきました。

僕もそうでしたが、お祈りメールって何度受け取っても気分が良いものじゃありません。

選考で手応えがあった企業からお祈りメールが届いた日には、僕だって相当落ち込みましたよ…。

でも、不採用になるのはあなたに価値がないとか、人間性が否定されているという意味ではないんです。

たまたまその企業が求める人物像にぴったり合わなかっただけなんですね。

なので、お祈りメールを受け取った直後はショックを受けるかもしれないのですが、なるべく早く体勢を整えて次の選考に意識を向けましょう!

この記事が皆さんの就活の参考になれば、とても嬉しいです!

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

以上!就活ブロガーの就活マン(@shukatu_man)でした!

▼本記事の要点まとめ

  • お祈りメールとは、不採用通知メールの通称。テンプレをコピペして送ったような事務的な文面のお祈りメールが多い。
  • お祈りメールには基本、返信する必要なし。ただし深く関わりのある人事に対しては返信してもOK。
  • お祈りメールを受け取ったら、適性がなかっただけだと割り切って次に進むことが非常に大事。
  • 電話で不採用通知をする企業は、あえて手間をかけてでも直接伝えようとしている。丁寧に対応して熱意を伝えれば、繰り上げ内定の可能性もゼロじゃない。
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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