【就活をやり直したい】最適な5ステップを解説します!

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求職者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

(これまで7年間、ほぼ毎日、スタバにこもって1500以上の記事を書き続けてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります!… その代わりに友達が少なく、寂しく生きていますが笑

就活をして内定を獲得した後に、「やっぱり就活をやり直したい!」と考える人は意外と多いです。

ここに入社しようと決めていた企業について、よくよく調べたら自分に合わないと感じたり、就活の結果に納得できない場合はやり直したいと思うはずです。

そこで今回は”就活をやり直す方法”を、これまで7年に渡って1000記事以上の就活記事を書いてきた就活マニアな僕が解説していきます!

(もちろん人によってこの記事が最適な方法とは限らないですが、「これは役立つな」と思える部分を1つでも多く持ち帰ってもらえると嬉しいです!)

就活はやり直しがきかないのか?

まず最初に、就活のやり直しを考えた時に「就活はやり直しがきかないのか?」と思いますよね。

たしかに1度内定を承諾して、更には就活時期も過ぎていると、やり直しがきかないと感じるところ。

しかし、実際は就活のやり直しはいくらでもききます。

就活のやり直しがきくと言える理由は、大きく2つありますね。

【就活のやりなおしがきく理由】

  • 内定辞退は入社2週間前まで可能だから
  • 冬採用まで新卒採用している企業は多いから

理由① 内定辞退は入社2週間前まで可能だから

まず内定を承諾していても、入社2週間前までなら内定を辞退することができます。

4月1日入社だとすれば、3月の中旬までに内定辞退すれば内定辞退はいつでもできるんですよね。

これは民法627条1項に「期間の定めのない雇用契約は、いつでも解約の申し入れができ、申し入れの日から2週間を経過すれば契約が終了する」と規定されているとおりです。

ちなみに企業側が内定辞退を拒否した(承諾しなかった)としても、法的に問題なく辞退することができます。

よって既に内定を獲得していたとしても、内定辞退しやり直すことは可能です。

理由② 冬採用まで新卒採用している企業は多いから

内定辞退することができることに加えて、重要なのは企業が採用活動を後半まで行っているかどうかですよね。

これに関して、12月以降の冬採用でも積極的に新卒募集をかけている企業は多いです。

実際に2024年の12月にマイナビ2024を確認すると、4000社以上が「積極的に採用中」とされていました。

画像引用:マイナビ2024

たしかに誰もが知る知名度の高い企業は、6月〜7月にかけて内定が出て、そのまま募集を終了するケースが多い。

ですが、そんな企業はほんの一部で、ほとんどの企業は「就活生からの知名度が低い企業」なんですよね。

そういった知名度の低い企業は、どうしても採用に困りやすく、冬採用まで新卒が集まらない企業も多くあります。

そうした企業の中から自分に合った企業を探すことが、就活をやり直す上での肝になってくると僕は考えています。

なるほど!就活をやり直せる根拠としては、内定辞退が入社の2週間前までできること、それに加えて12月以降の冬採用でも積極的に募集している企業が多いことが挙げられるんですね。

その2つのどちらかが欠けていれば、就活のやり直しは難しいけど、そうじゃないから冬採用まではいつでも就活のやり直しはできるんだね。

就活をやり直したい場合の動き方【5ステップ】

就活はやり直すことができると分かったところで、この章では具体的にやり直す場合の動き方を解説します。

全員がこれに当てはまるわけではないですが、以下の5ステップでやり直すことをおすすめします。

【就活をやり直す場合の動き方

  1. なぜ就活をやり直したいのか明確化する
  2. 就活をやり直した場合のゴール設定をする
  3. ゴールを達成するためのポイントを明確化して実行する
  4. 内定を獲得する
  5. 既存の内定先の企業に丁寧に辞退を伝える

①なぜ就活をやり直したいのか明確化する

就活をやり直す場合、すぐに何か行動を起こすのではなく「思考」することが重要だと僕は思います。

1000km先に到着することを目標として例えるなら、すぐに走り出すのではなく、少し考える時間を作り「どうにかして車を借りる」という考えを導き出す方が、結果的には早くゴールできますよね。

何事もすぐに始めることは重要ですが、「なぜ始めるのか」「どのようにやるのか」など考えてから動き出した方が効率が良い。

就活のやり直しに関して言うと、すぐに動く前に「就活をやり直す理由を考える→就活をやり直した場合のゴール設定をする→ゴールを達成するためのキーポイントを明確化する」という思考の時間を作るべきです。

よって、まずはそもそもなぜ自分は就活をやり直したいと考えているのか?本当にその理由でやり直すべきなのか?を考えぬきましょう。

後の章でも解説しますが、就活生が就活をやり直したいと考える主な理由は以下のとおりです。

【就活をやり直したいと考える主な理由】

  • 内定先を調べたらネガティブな情報が見つかったから
  • 内定先が自分に合わないと感じたから
  • より志望度の高い企業への入社に諦めがつかないから
  • 別の業界や職種への興味が湧いたから
  • 親の意見に従ったがやはり自分の意見を貫きたいと思ったから

例えば、内定先について口コミやネットでの評価を調べたら、ネガティブな意見が見つかり、それに対して「こんな企業には入社したくない」と思うケースは多いです。

内定獲得後に、内定先について詳しく調べることを怠る人は多いので、どうしても就活を終えて、後から内定先のネガティブな情報が入ってくるケースがあるんですよね。

この場合はすぐに「じゃあ就活をやり直そう」と考えるのではなく、その情報が本当なのかどうか、内定先に直接聞くべきです。

そうして丁寧に自身が就活をやり直したいと考える理由を具体化する。

その上で、「やっぱり就活をやり直すべきだな」と確信した場合は就活のやり直しをすべきでしょう。

②就活をやり直した場合のゴール設定をする

次にすべきことは、就活をやり直した場合のゴール設定をすることです。

例えば、就活をやり直す理由が「内定先である自動車業界ではなく、食品業界の企業に就職したい」だとして、1つのゴールは「食品業界の企業から内定を獲得すること」になりますよね。

ですが、それだけだと抽象的で、また同じように就活をやり直したいと考える可能性があります。

よって「食品業界の企業からの内定」に加えて、再度自分の企業選びの軸を明確化して、それに合う企業からの内定を目指しましょう。

なぜなら、どれだけ食品業界の企業であっても、残業が毎日5時間あるようなブラック企業は耐えられないなど、1つの好条件だけで(この場合は食品業界であること)企業を選ぶのは危険だからです。

これは就活自体にも言えることですが、就活をする際はどんな企業からの内定を獲得し、入社することが自分にとってのゴールなのかを考え抜くようにしましょう。

(ここが甘いと入社後のギャップに繋がって、すぐに退職し、転職することになりやすいので!)

▼例

就活のやり直し理由
・内定先である自動車業界ではなく、食品業界の企業に就職したい

企業選びの軸
・残業20時間以内/月(労働環境の中で残業時間が長いことが一番きついから)
・自分が本当に良いなと思う商品を扱っているメーカーを志望(メーカーの内定が出ないなら既存の自動車業界の内定先に入社する)

③ゴールを達成するためのキーポイントを明確化して実行する

次にすべき重要な思考が、ゴールを達成するためのキーポイントを明確化することです。

例えば、僕はこのホワイト企業ナビを2年前に立ち上げました。

求人サイトを成功させるというゴールを達成するために、キーポイントになるのは以下の3点だと考えました。

  • 他の求人サイトにはないコンセプトを作ること(差別化)
  • 求職者を集めること
  • 利用企業を集めること

極端な話ですが、求人サイトを成功させるためには、上記の3点さえ押さえておけば良い。

逆に他のことは求人サイトの成功にそこまで起因しないので、無視することができるんですよね。

ネットではこうしたキーポイントのことを「センターピン」や「本質」と呼ばれたりしますが、そんなキーポイントを明確化して押さえていくことが、就活でもビジネスでも重要だと僕は確信しています。

ではこれを実際にするとして、先ほどの「食品業界の企業に就職したい」というやり直し理由の人は、どんなキーポイントを押さえれば良いのか?

企業選びの軸に対して、それを達成する方法を考えることが第一ですよね。

企業選びの軸)
・残業20時間以内/月(労働環境の中で残業時間が長いことが一番きついから)
→キーポイント:求人サイトで検索する際は残業時間で絞り込みをする
→キーポイント:他の手段で見つけた企業は口コミサイトで残業を確認する

・自分が本当に良いなと思う商品を扱っている食品メーカーを志望
→キーポイント:食品メーカーで絞り込んで企業を探す

適当に企業を探し始めるのではなく、こうしたキーポイントを押さえた上で企業を探し始めることができれば、求人の絞り込みもできますし、良い企業を見つけた場合に口コミサイトでチェックする項目も明確です。

入社後のギャップを起こさないためにも、企業選びの軸の明確化とそれを満たす企業探しをすべきですね。

④内定を獲得する

キーポイントを押さえながら、就活をやり直すことができれば内定に近づきます。

また就活をやり直すメリットとして、「1度就活全体を経験している」という点が挙げられます。

よって「もっとこうすればより就活がうまくいったのに」という反省点・改善点を考え、それを活かしながら選考を進めることを大切にしてください。

選考対策で言えば、「もっと自己理解を深めて広範囲な質問に答えられるようにしよう」「逆質問が甘かったから1社ごとに丁寧に考えよう」「面接前と面接後にお礼メールを自分の言葉で作成して送った方が人事に響くかもしれない」など、考えられることは全て実行!

こうした行動は就活だけでなく、今後の社会人生活でも役立つはずです。(よくPDCAと呼ばれますが、それは単純に改善点を考え行動することが重要だよって話ですね。でもこれができる人は少ないので、できる人は大きく差をつけることができます!)

そして選考を進め、自分が就活をやり直す理由を満たすような企業からの内定を獲得しましょう。

就活エージェントと連携し就活のやり直しを支えてもらうのも有効

ここまで就活のやり直しを進める手順の大枠を解説してきました。

人によっては「これらを自分だけで進めるのは厳しいな」と感じる人も多いと思います。

(ただし「就活をそもそもやり直すべきか」などの相談は就活エージェントにしないようにしましょう。なぜなら就活エージェントは企業を紹介して、その企業への入社が決まれば企業側から報酬が発生するビジネスモデルなので、「就活をやり直すべき」と言われる可能性が高いからです)

利用すべき就活エージェント

就活エージェントを利用する場合は、ポイントとしては「運営会社が大手で紹介してもらえる企業の数が多く、かつ実績のあるサービスを選ぶこと」です。

中小規模の就活エージェントを利用してしまうと、自分が求める条件に合うような企業を紹介してもらえない可能性が高いので注意してください。

僕が今就活生なら利用するのは、運営企業が超大手の「ミーツカンパニー就活サポート」ですね。

入社実績が1万人と実績が凄まじいのと、全国対応かつオンライン面談にも対応。

僕が運営している就活攻略論でも”最もおすすめの就活エージェント”として紹介しています。

初回面談を受けてみて、「この担当者さんが言うことは参考になる!」「紹介してもらった企業は自分に合いそうだな」と支援の質が高いと判断した場合のみ、継続利用するようにしてみてくださいね!

⑤既存の内定先の企業に丁寧に辞退を伝える

就活をやり直し、自分が納得できる企業からの内定を獲得することができれば、既存の内定先を辞退することになります。

入社するかどうかの選択の主導権は求職者側にあるとは言え、企業側は必死の思いで内定を出して、枠を確保してくれていたわけです。

失礼のないよう、丁寧に辞退することが重要です。

辞退する際は、個人的には電話で丁寧に説明することを僕はおすすめしています。

ですが「気まずくて電話できない」という人も多いと思います。

その場合は、人事担当者宛にメールで内定辞退を伝えるようにしてください。

下記の記事で書きましたが、内定承諾後の辞退はよくある話なので企業側は慣れています。

» 【内定承諾後の辞退はよくある?】違法じゃないのか詳しく解説!

よって丁寧に電話やメールで辞退を伝えれば、企業側も丁寧に対応してくれることが多いので、ひるまずに内定辞退を早めに伝えるようにしましょう。

(内定辞退を承諾してくれないような企業は、そもそも入社すべきでない企業だと僕は思うので、そういった企業に対してはメールで辞退を伝えれば問題ありません)

就活をやり直す際は、すぐに企業探しから動くのではなく、「なぜ就活をやり直すべきなのか」という理由の明確化や、「就活をやり直す場合のゴール設定」「そのゴールを達成するためのキーポイントを考えること」など、思考する時間を設ける必要があるんですね。

そういう思考なしに行動して、うまくいくケースもあるけど、その場合の成功は「運」が大きな影響を及ぼすよね。運の要素を小さくするためには、ゴールから逆算して行動を決める時間を設ける必要があるね。

【時期別】春夏(5月/6月/7月/8月)に就活をやり直す方法

ここまで、僕が就活をやり直すとしたら取るであろう動き方を共有してきました。

次に補足として、時期別の動き方を簡単に解説していきます。

就活をやり直す場合、春夏の序盤にやり直し始めるのか、または後半の秋冬にやり直し始めるのかで、若干動き方が変わってきますね。

まず5月〜8月の春夏に就活をやり直す場合、8月までならまだ新卒募集を継続している企業も多いので、マイナビなどの大手求人サイトからエントリーしたり、逆求人サイトを使ってスカウト経由でエントリーする流れで選考を進めていけば問題ないですね。

むしろ就活を1通りおこなっているため、選考対策ができている状態で就活に参加できるので、効率的に動けると思います。

(留学から帰ってきた学生や、公務員を志望して民間企業への就職に切り替える学生の場合は、春夏から就活を始める人も多いので、そういう人よりも選考対策ができている状態で就活ができる点で有利だと言えます。)

なるほど!春夏はまだ新卒を募集している企業も多く、時間もあるので、前の章の5ステップの動きを丁寧に実行すれば問題なさそうですね。

【時期別】秋冬(9月/10月/11月/12月)に就活をやり直す方法

次に、就活後半戦である9月以降の秋冬から就活をやり直す場合。

この場合、まず意識することは「焦らないこと」だと僕は思います。

やっぱり就活後半になると「もう友達もみんな就活を終えているし、自分だけ就活をやり直すのはやばい」という焦りに襲われます。

ですが、社会人になれば、みんな別の道を進むので、就活が早く終わったとか関係ないんですよね。

すぐに退職して転職活動する人もいれば、すぐに辞めてフリーターになる人もいる。人それぞれです。

よって周りと比較して焦らないことが、まずは大切で、その上で前の章で解説した5ステップを丁寧に実行していくことが大事です。

その上で、就活後半の秋冬はやっぱり春夏よりは求人が少ないので、就活エージェントを利用したり、逆求人サイトを複数利用したりと「いかに自分が狙うような企業との接点を増やせるか」を意識してみてください。

就活後半戦だろうが、何度も言うように「思考」の時間から始めることは徹底してくださいね!

たしかに秋冬に就活をするのは焦りがありますよね。ですが、就活はとにかく自分に合う企業1社からの内定が重要であって、その企業からの内定が遅く出ようと焦らず諦めないことを大切にしたいと思います。

就活をやり直したいと考える主な理由【5選】

ここまで就活のやり直し方を解説してきました。

この章では、補足として就活生がどんな理由で就活をやり直したいと考えるのか、その理由を紹介します。

途中でも共有しましたが、就活生が就活をやり直したいと考える主な理由は以下のとおりです。

(もちろんこれ以外の理由の人もいますが、僕がこれまで就活生から聞いた理由は、ほとんど以下の5つに含まれますね!)

【就活をやり直したいと考える主な理由】

  • 内定先を調べたらネガティブな情報が見つかったから
  • 内定先が自分に合わないと感じたから
  • より志望度の高い企業への入社に諦めがつかないから
  • 別の業界や職種への興味が湧いたから
  • 親の意見に従ったがやはり自分の意見を貫きたいと思ったから

理由① 内定先を調べたらネガティブな情報が見つかったから

まずよくある就活をやり直したいと考える理由が、就活を終えてから内定先のネガティブな情報を知ったからです。

もちろんその情報の真偽は調べる必要がありますが、口コミサイトで同じネガティブな意見が複数投稿されている場合は事実である可能性が高いと言えます。

ちょっとズレますが、僕はよく予約したレストランに対して、後から「接客態度が悪い」「味は普通」という口コミを複数発見して、店を変更することがあります。

これに非常に似ていることが、就活でも起きるので、内定を獲得して就活を終える前に内定先について徹底的に調べることが重要ですね。

理由② 内定先が自分に合わないと感じたから

次に就活をやり直したいと考える理由が、内定先が自分に合わないと感じることです。

ネットで悪い情報を得たわけじゃないけど、内定獲得後に人事や社員さんと話していると、「あれ?なんかこの会社は自分に合わない気がするぞ」と疑問に思うケースは多いんですよね。

特に人事は新卒採用するのが仕事なので、就活生に対して良い顔をしていることが多い。

内定獲得後に、人事ではなく社員さんと話してみたら、人事から受ける印象と全く違うタイプの人ばかり働いていることが分かったりすると、その会社と自分が合わないと感じるものです。

しかしこれは入社前にミスマッチを回避する重要なことなので、内定獲得後にこそ、社員さんと話す機会を設けるべきだと僕は提唱しています!

理由③ より志望度の高い企業への入社に諦めがつかないから

次に、就活をやり直したいと考える理由として、よくあるのが「より志望度の高い企業への入社に諦めがつかないから」という理由です。

特に序盤で内定を獲得した人に多く、早期内定を獲得したので「この会社で良いか」と決めたものの、数ヶ月たってから「もっとこの会社の方が良さそう」「もっと知名度の高い企業の方が良いかも」と他の会社がよく見える場合があります。

しっかりと自分の企業選びの軸を再検討し、より自分に合った内定先が見つかるようであれば、この理由をきっかけに就活をやり直すのは良いことだと僕は思いますね。

理由④ 別の業界や職種への興味が湧いたから

続いて、別の業界や職種への興味が湧くことで、就活をやり直したいと考える人も多いです。

大学生って、いきなり就活生として活動を始めないといけないので、最初は情報や知識が少ない中で、業界や職種選択の意思決定をする必要がありますよね。

そんな中で就活を進めてしまうと、自分に合わない業界や職種を設定してしまうケースがあります。

それが就活を進めていく中で分かると、「やっぱり別の業界の方が良いな」「別の職種の方が自分の得意に合っているかも」と就活をやり直したいと考えますよね。

これも非常に大事な気付きであって、就活をやり直す理由として素晴らしいと思います。

今日が一番早い行動を起こす日なので、こうした気づきを得たら就活のやり直しを検討するのも良いでしょう。

理由⑤ 親の意見に従ったがやはり自分の意見を貫きたいと思ったから

そして最後に、就活をやり直したいという人から、たまに聞く理由が「親の意見に従ったがやはり自分の意見を貫きたいと思った」という理由ですね。

実際に僕が聞いたのが、「自分はアパレル業界に就職したかったけど、親が労働条件の良い自動車業界への就職をおすすめし、自動車業界の企業から内定を獲得した。でも今になって、やはり労働条件よりも自分の興味を優先したくなり、就活をやり直すことにした」という就活をやり直す理由でした。

親はあなたのことを思って助言しているので、悪気があるわけではありません。

更には親の意見が正しいケースも多くあると思います。

ですが、僕が思うにすべての選択は「結果論」でしかないんですよね。

僕は大手食品メーカーを1年で辞めましたが、辞めるときは親から反対されました。

ですが、今は親から「これからの時代は起業も良いよね」と、起業したことを賛成してくれています。

これが起業して大失敗し、路頭に迷っていたら「やっぱり辞めるべきじゃなかった」と言われていたでしょう。

親に従うべきか、自分の意志を貫くべきか。それには正解はなく、あるのは「事実」だけです。

アパレル業界の企業はたしかに労働条件が悪い企業が多い、それは事実です。

ですが、そこで働くことで自分が楽しめる可能性もあるし、働きだしてから「やっぱりやりがいよりも労働条件だわ」と気づくこともある。

すべては学びですし、その都度、軌道修正すればなんとかなると僕は思います。

「親に従う」という選択も、それは自分の選択に変わりないので、あらゆる角度で検討した上で、就活をやり直すべきか決定することをおすすめします。

こうして見ると、様々な理由で「就活をやり直したい」と考えるんですね!

やり直したいと考える理由を明確化して、その理由を客観的に評価し、就活をやり直すべきか考えるのが大事だよね。

【補足】留年・休学して就活をやり直す方法は?

この章では、1度内定が出て就活を終了したけど、留年や休学になってしまい就活をやり直す場合について解説します。

留学や休学をした場合、基本的な就活の流れは、普通の就活と変わりません。

ですが、1点、最初に「以前内定が出た企業や最終面接まで進んだ企業に対して、連絡する」という作業は挟むべきだと僕は考えています。

具体的には「留年してしまったが、今期就活をすることになり、可能であれば貴社に入社したい」という意志表示を再度行うことです。

内定が出ていたり、最終面接まで進んだということは、その企業はあなたが適性が高い人物だと評価しているわけで、留年や休学による入社キャンセルはネガティブな印象を与えているはずですが、それで諦める必要もないと僕なら思います。

よって1度メールで連絡だけして、だめならだめで就活を1からやり直せば良いでしょう。

「遅刻が多かった」「バイトに熱中しすぎた」など、留年や休学はネガティブな理由が多いと思いますが、それも正直に伝えることで、正直者だという評価を逆に獲得できると思います。中途半端に嘘つくとバレるのと、信用が得られないので。

なるほど!玉砕覚悟でも、1度内定を獲得した企業に連絡を取り、入社できないか粘るんですね。

【補足】内定ブルーが原因でやり直すのはあり?

次にこの章では、「内定ブルー」が原因で就活をやり直すのはありなのか解説していきます。

内定ブルーとは就活用語で、「内定を得た企業に対して、本当にその企業に入社して良いのかと不安に思うこと」を意味します。

結婚相手に対して不安を思う「マリッジブルー」になぞらえて付けられた名前ですね。

この内定ブルーが原因で就活をやり直したいと考える人は多いです。

前の章で解説した「就活をやり直したい理由」でも紹介したように、内定先に対するネガティブな情報を得たり、内定獲得後に社員さんと話したら印象と違ったケースなど、内定ブルーを引き起こす原因は多いんですよね。

内定ブルーになった場合の対処法ですが、僕がおすすめは以下の流れです。

【内定ブルーになった場合の対処法】

  1. 内定ブルーになっている原因を明確化する(言語化する)
  2. その理由の妥当性を考える
  3. 妥当だと考え就活をやり直すと決めた場合は内定先をキープしつつ就活をやり直す

重要なことは、内定ブルーになっている原因の明確化です。

具体的に「なぜ内定ブルーになっているのか」と自分の気持ちを言語化することで、その原因の妥当性を考えるきっかけにすることができますよね。

仮に内定ブルーになっている原因が妥当だと考え、就活をやり直すべきだと決断したら、この記事で解説した流れで就活をやり直すのも良い選択だと僕は思います。

たしかに就活を終えた後に、本当にあの会社で良いのかな…と不安に思いますよね。その不安を放置するのではなく、原因を言語化して就活をやり直すべきか考える時間を作ることは重要ですね!

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

「就活をやり直す」という決断は、本当に面倒だし、大変なので難しいことですよね。

ですが、就職先の決定は自分の人生を大きく左右することで、時間や労力を存分にかけるべきポイントだと僕は考えています。(だからこそ、6年間就活のブログを書き続けたり、こうした求人サイトの運営など就活に関わることを僕は仕事にしています!)

就活をやり直すかどうかという決断において、この記事があなたの助けになれば本当に嬉しいです。

難しい決断に真剣に向き合うあなたのことを、陰ながら応援しています!頑張ってくださいね!!

【本記事の要点まとめ】

  • 就活をやり直すことは可能である(理由:内定辞退は入社2週間前まで可能だから+冬採用まで新卒採用している企業は多いから)
  • 就活をやり直したいと考える理由は主に、「内定先を調べたらネガティブな情報が見つかったから」「内定先が自分に合わないと感じたから」「より志望度の高い企業への入社に諦めがつかないから」「別の業界や職種への興味が湧いたから」「親の意見に従ったがやはり自分の意見を貫きたいと思ったから」などの理由が挙げられる
  • 具体的に就活をやり直す方法としては、「なぜ就活をやり直したいのか明確化する→就活をやり直した場合のゴール設定をする→ゴールを達成するためのポイントを明確化して実行する→内定を獲得する→既存の内定先の企業に丁寧に辞退を伝える」という流れが1つの方法としておすすめ
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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