【就活の自己分析におすすめの本14選】ランキング形式で紹介!

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就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。

「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」

こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!

全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。

それでは本題に入っていきますね!

今回は、就活での自己分析に役立つおすすめの本を紹介していきます。

僕自身、大学生の時は「自己分析って何だよ、何をどうすれば良いんだよ」とか「自己分析のゴールってどこにあるの?どれだけやっても終わらなくないか?」と自己分析に対して疑問だらけでした。

しかし、自己分析こそが就活の土台であると僕は7年間ずっと言い続けています。

エントリーシートや面接で聞かれることは全て「あなたとは?」であり、答えるためには自己理解が必須。

企業を探すのにも、自分はどんな仕事が向いているのか、どんな人と相性が良いのかを理解している必要があります。

そんな重要な自己分析に関して、本当に役立つ就活本はどれなのか?

実際にこれまで1500冊以上を読んできた僕の知見を活かして、実際に読んだ本の中からおすすめの本を紹介していきますね!

この記事では「おすすめの自己分析本」だけでなく、「自己分析の目的やゴールとは何か?」まで、絶対に就活の役に立つ情報も解説していきます。ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです!

たしかに自己分析って目的やゴールが分かりにくいからこそ、取り組みにくいですよね。

そうなんだよ。

大切なことは「自己分析の目的を明確化した上で、その目的を達成するのに役立つ本を選ぶ」であって、この記事を通して、就活で自己分析をする目的も解説していくよ!

目的が不明確な状態で自己分析本に取り組んでも、本当に非効率だったり、取り組んだところで無意味になりがちだからね。

自己分析におすすめの就活本の選び方

いきなり自己分析におすすめの本を紹介することは、先にも話したとおりで非効率です。

まずは「なぜ就活で自己分析をする必要があるのか?」という目的を明確化した上で、その目的達成に役立つ本を紹介していく必要があります。

自己分析に役立つ就活本の選び方をまずは把握しましょう。

以下の3点を確実に押さえた上で、1冊ずつ手に取ることをおすすめします!

【自己分析に役立つ就活本の選び方】

  1. 就活において自己分析をする目的を明確化する
  2. 達成したい目的とその目的を達成するための本をセットで考える
  3. 本のタイプごとに使い分ける

①就活において自己分析をする目的を明確化する

まず就活で自己分析本を購入する前に、絶対にするべきが「自己分析をする目的」を明確化すること。

何事もまずは目的を明確化しないと、行動が非効率になってしまう。

「とりあえず自己分析というものをしないとな」と本を手に取ってしまうと、本に書かれたことに漠然と取り組んで、結果的に「これをしてどうなるんだっけ?」と結果が付いてこなくなる。

よってまずは就活において自己分析をする目的を明確化しましょう。

これをしないと、そもそも自己分析に役立つ本を買う意味がなくなります。

就活における自己分析の目的

では具体的に、就活における自己分析の目的は何か?

発信者によって様々な主張があったり、人によって目的は異なりますが、僕の場合は以下の2点を明確化することが就活における自己分析の目的だと考えています。

【就活における自己分析の目的】

  • 自己理解を深めることで人事に自分について伝えられるようにすること
  • 自己理解を深めることで企業選びの精度を高めること

この記事の冒頭で話したとおり、人事が知りたいことは「あなたがどんな人か?」であり、それを伝えるためにはまず自分が自分のことを理解(=自己理解)しておく必要があります。

自分のことは自分が一番知っていると思いがちですが、意外とそうではありません。

自分の強みは何か、弱みは何か、どんな作業をするのが好きか、どんな人が合わないのか。

こうした自己理解を深めることで、選考で何を聞かれても「回答」が既に言語化されているから答えることができるようになります。

企業選びの際も、「自分は上下関係が苦手だから、体育会系のこの業界は合わなそうだな」と判断できるようになる。

自己分析を行い、自己理解を深めることで、人事に自分について伝えられるようになること。

そして企業選びの精度を高めること。

これこそが就活における自己分析の目的だと僕は考えています。

この視点を持った上で、自己分析に関する本を選ぶと、より目的達成しやすくなるので絶対に押さえておいてください!

②達成したい目的とその目的を達成するための本をセットで考える

次に、就活における自己分析の目的を明確化した上で、細かく「達成したい目的」と「その目的を達成するための本」をセットで考えることが重要になります。

例えば、「自分の強みが理解できていない」と感じた場合、達成したい目的は「自分の強みの明確化」ですよね。

その上で、「この目的を達成するために、どの本を読めば良いか?」という達成するための本を選択に入る。

本を選ぶ際は、まず自分がどんな目的を達成したいか明確化してから、その目的の達成のために有効な本を選ぶべき

僕は自己分析の本に限らず、本を読む時は「今はこんな悩みがあるから、それを解決するための本を買おう」と目的とその解決策になる本をセットで考えるようにしてます。

目的なく本を読むのも良い。

ですが、こと就活やビジネス書に関しては、「目的とその目的を達成するための本」をセットで考え、購入する本を選ぶことが重要ですね!

③本のタイプごとに使い分ける

最後に、自己分析に役立つ就活本の選び方として、本のタイプごとに使い分けることもポイントです。

自己分析の本は、主に「診断式」「ワーク式」「読書式」の3種類に分けられます。

【自己分析の本のタイプ】

  • 診断式:質問の回答を選択することで診断結果が得られるタイプ
  • ワーク式:問に対して答えを書き込んでいくことで自己理解を深めるタイプ
  • 読書式:自己分析に関する説明が書かれておりそれを読んで理解するタイプ

一概にどのタイプの自己分析本が絶対におすすめというのはありません。

本によって質が大きく異なるからです。

ですが、取り組む難易度としては「診断式」が最も簡単で取り組みやすい。

以上、僕が今大学生だとして、自己分析に役立つ本を買うなら、絶対にこの3点を押さえた上で買うようにします。

「具体的にどの本がおすすめ」という答え以上に、こうした「本の選び方」もぜひ押さえておいてくださいね。

なるほど!たしかにおすすめされた自己分析の本にただ取り組むよりも、まずは「なぜこの本を読むのか」という目的を明確化することが重要ですよね。

本当にそのとおり!自己分析に限らず、就活では「取り組む目的の明確化→具体的な行動」と、まずは目的を明確化してから取り組むことで効率的に動くことができるよ!

自己分析に役立つ就活本おすすめランキング

就活本の選び方を解説したところで、ここから本題であるおすすめの本を紹介していきます。

この記事では、計14冊の本を紹介していきますが、皆さんの多くが「その中で最もおすすめの本だけをランキング形式で教えて欲しい」という人も多いと思います。

たしかに忙しい就活生が何冊もの本に取り組むのはきついですからね。

そこでこの記事で紹介する14冊を、まずは僕が考えるおすすめランキングとして紹介します。

(※★は僕が考える自己分析におけるその本のおすすめ度です!)

【自己分析に役立つ就活本おすすめランキング】

1位:絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方(★★★★★

2位:さぁ、才能に目覚めよう(★★★★★

3位:16タイプ別 性格BOOK 本当のあなたの探し方 育て方(★★★★★

4位:メモの魔力(★★★★★

5位:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方(★★★★★

6位:宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたを引き出す自己分析(★★★★★

7位:世界一やさしい「才能」の見つけ方(★★★★・

8位:ヤバい内定術(★★★★・

9位:9つの性格エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係(★★★★・

10位:マイナビ2026 自己分析 適職へ導く書き込み式ワークシート(★★★★・

11位:就活必修!1週間でできる自己分析(★★★★・

12位:エントリーシートと自己分析をひとつひとつわかりやすく。(★★★★・

13位:自分らしく生きるための自己分析(★★★★・

14位:書くだけであなたの「強み」が見つかるノート(★★★★・

こちらのランキングを踏まえた上で、次の章からはタイプ別に1冊ずつ解説していきます。

気になる本があれば、解説を読んだ上で書店で手にとり、中身を見てから購入することをおすすめします!

これらはあくまで僕が読んだ上でのおすすめです!

気になる本は、実際に書店で手に取り、中身を簡単に読んでから「これは自分に合いそうだ」という本を購入するのが良いですよ!

【診断式】自己分析におすすめの就活本|4選

まずは「診断式」の自己分析におすすめの就活本から紹介していきますね。

先に解説した通りで、診断式の自己分析本は比較的簡単に取り組むことができます。

よって「まず診断を受けて自分の性格や強みをざっくり知りたい」という方におすすめです!

①さぁ、才能に目覚めよう

さぁ、才能に目覚めようの解説
書籍名 さぁ、才能に目覚めよう
著者名 ジム・クリフトン
価格 2,420円(amazon)
出版社 日経BP 日本経済新聞出版
読む目的 自身の強みの把握
おすすめ度 ★★★★★

まず最初におすすめする診断タイプの自己分析本が「さぁ、才能に目覚めよう」です。

この本は「ストレングスファインダー」という強みの把握に特化した診断に関する本で、本に付いているコードをネット上で入力すると診断を受けることができます。

ストレングスファインダーは34の資質の中から、自分がどの資質を上位に持つのか調べることができます。

そして本の方にこの34の資質の解説が書かれているので、「診断を受ける→自分の上位資質について本で学ぶ」という動き方ができるのも優秀です。

就活の自己分析において強みの把握は最重要項目

就活において、自分の強みについて考えることは自己分析の中でも最も重要。

この本以外にも強みの把握に役立つ本はありますが、強みを明確化するための診断、かつそれに特化している点で非常におすすめの自己分析本だと言えます。

(総合的な診断だと、結局1つ1つの結果の解説が浅くて、何の役に立たなかったという事態になりかねないので!)

人事が就活生に対して見ている点の1つが、「うちの会社で活躍してくれるかどうか」であって、それを示すための大きな材料が「強み」。

よって就活生は自身の強みが何なのか、どんな些細な強みでも良いので理解して、なぜそれが強みだと言えるのかという”原体験”もセットで深堀りしておくことが重要だよ!

②16タイプ別 性格BOOK 本当のあなたの探し方 育て方

16タイプ別 性格BOOK 本当のあなたの探し方 育て方の解説
書籍名 16タイプ別 性格BOOK 本当のあなたの探し方 育て方
著者名 キム・ソナ
価格 1,760円(amazon)
出版社 世界文化社
読む目的 MBTI診断を通した自分の性格や強み・弱みの把握
おすすめ度 ★★★★★

次に就活生におすすめの自己分析の本は「16タイプ別 性格BOOK 本当のあなたの探し方 育て方」です。

こちらの本は日本でも話題の性格診断「MBTI診断」に特化した本で、イラストを用いて分かりやすく解説されているのが特徴。

下記のサンプル画像を見るだけで読みやすさが分かりますよね!

画像引用:amazon

このMBTI診断とは、個人の性格を16のタイプに分ける診断です。

ちなみに僕も実際に受けていて、「建築家型(INTJ)」と診断されました。

そして建築家型の特徴を読むと、「まさに自分のことだ」と納得できたんですよね。

これだけ日本でも流行っているということは、つまりは診断結果を信用している人が多いということであり、それだけ精度が高いと言うことができます。

MBTI診断は職種選択の参考になる

このMBTI診断ですが、主に職種選択の参考になると僕は考えています。

なぜならMBTI診断に関する情報がネット上でも充実しているため、以下の流れで自分に向いている職種について考えることができるからです。

【MBTI診断の結果を職種選択につなげる方法】

  1. MBTI診断を受けて自分の性格タイプを知る
  2. この本でMBTI診断について理解する
  3. ネットで「◯◯(自分の性格タイプ ) 向いている仕事」で検索する
  4. なぜ自分の性格タイプにその仕事が向いているのか解説を読む

上記の方法で「建築家型 向いている仕事」で調べてみると、「戦略立案を行う仕事」と出てきました。

まさに僕は今、会社を経営していて戦略立案を行う仕事をしています。

カゴメの営業職は1年で退職し、今こうして戦略立案の仕事に7年身を置いているということは、まさに建築家型の僕に合うのは営業職ではなく戦略立案だったと言えるでしょう。

このように僕自身の経験からもMBTI診断は参考になると考えています。

色々な種類がある診断系の中でも、僕が最も信頼しているのがMBTI診断。

1度受けてみて、診断結果を読んだ時に「まさに自分のことだな」と思える場合、その性格タイプに合う仕事や、長所や短所など深堀りしていくことで自己分析の参考になるよ!

③宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたを引き出す自己分析

宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたを引き出す自己分析の解説
書籍名 宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたを引き出す自己分析
著者名 古野俊幸
価格 1,980円(amazon)
出版社 日経BP
読む目的 自己理解や自己肯定を通して自己分析を進める方法を学ぶ
おすすめ度 ★★★★★

次に就活でおすすめの自己分析本が「宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたを引き出す自己分析」です。

こちらの本は人気漫画の宇宙兄弟とコラボした自己分析本で、Web診断+本の解説によって自己理解を深めることができます。

また途中で漫画の解説が挿入されているので非常に読みやすいのも良い。

画像引用:amazon

本書が説明しているFFS理論とは、強みと弱みを客観的に把握する手法であり、自身の強みと弱みを把握するのに役立ちます。

またFFS理論によるタイプを漫画の登場人物で説明されており、視覚的に分かりやすいのも良い。

Web診断が付いているので、まずはWeb診断を受けて自身のタイプを把握して、本を通して自分の強みと弱みを就活でどう活かしていけば良いのか理解を深めるという使い方ができますよ。

この本は「自分の強みと弱みがまだよく分からない」という就活生におすすめしたい本!

特に漫画が好きだったり、宇宙兄弟を読んだことがある人におすすめです。(漫画を読んだ人がない人でも十分に参考になる本ですが!)

④9つの性格エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係

9つの性格エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係の解説
書籍名 9つの性格エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係
著者名 鈴木 秀子
価格 1,429円(amazon)
出版社 ‎PHP研究所
読む目的 エニアグラム診断を通して自分の性格理解を深めるため
おすすめ度 ★★★★・

次に就活生におすすめの自己分析本が「9つの性格エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係」です。

この本はエニアグラム診断という、9つの性格タイプに分ける診断についての本です。

エニアグラム診断自体は、日本エニアグラム学会がサイトで提供している「90問回答式チェック」を受ける必要があります。

こちらの診断を受けて自身の性格タイプを把握した上で、この本を通して自身の性格タイプについての理解を深めていくという使い方がベストです!

個人的にはMBTI診断の方が性格タイプの種類の豊富さ、ネット上の情報の多さの点でおすすめですが、エニアグラム診断も自己分析の参考になる診断なので、1度受けてみて、MBTI診断と合致しているかどうか確かめるのも良いですよ。

以上の4冊が、診断式でおすすめの自己分析本でした!

こうした診断だけで自己分析を完了させるのは難しいですが、次に紹介していくワーク式と掛け合わすことで自己理解を深めることができます!

特に強みの理解に繋がる「さぁ、才能に目覚めよう」と、MBTI診断によって性格を総合的に把握できるMBTI診断はおすすめです!

【ワーク式】自己分析におすすめの就活本|6選

続いては、ワーク式(書き込み式)で就活生におすすめの自己分析本を紹介していきます。

「自己分析を何から始めれば良いのか分からない」という就活生にとって、ワーク式の本は具体的な手順が書かれているのでおすすめです。

それぞれの本ごとにワークの難易度や質が異なるので、自分に合いそうなボリューム感、内容の本を選んで取り組むようにしてくださいね。

無理に難しいワークに取り組んで自己分析に挫折すると元も子もないので。

①絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方

絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方の解説
書籍名 絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方
著者名 杉村 太郎
価格 1,980円(amazon)
出版社 ‎ダイヤモンド社
読む目的 就活に特化した自己分析を丁寧に行うため
おすすめ度 ★★★★★

まずワーク式の自己分析本で最もおすすめなのが「絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方」です。

この本はどの書店の就職本コーナーにも置いているベストセラーなので知っている人は多いでしょう。

「絶対内定」のシリーズで、他にもエントリーシート対策や面接対策の本が展開されています。

この絶対内定シリーズですが、難易度は少し高めです。

(就活の1冊目でこの絶対内定を手にして、あまりのボリュームに挫折したという人の声をよく聞きます。)

反対に絶対内定はボリュームが多いからこそ、自己理解を様々な質問を通して行うことができるので、「ワーク式の自己分析本は絶対内定だけ買う」という立ち回りができて、出費を抑えることもできます。

絶対内定は一気に読もうとしないこと

この絶対内定を読む上で、僕がポイントだと考えているのは「一気に読もうとしないこと」です。

本を買うとどうしても一気に取り組もうと考えてしまいますよね。

ですが、この絶対内定は分厚いので一気に取り組もうとすると大抵が挫折してしまう。

そこで「1日30分絶対内定に取り組む」など、小分けにすることをおすすめします。

僕はそもそも勉強が嫌いなタイプで、自己分析のワークやSPI対策が嫌いでした。

そこで小分けにして「自己分析のワークは1日30分、SPIの問題集も1日30分」と決めて取り組むことで、挫折せずに行うことができました。

絶対内定を含め、SPI対策など、取り組もうとして挫折しそうな本は小分けにすることをぜひ実行してみてください!

また絶対内定に関して、更に詳しい説明を別記事で書いています。合わせて参考にしてくださいね。

» 【絶対内定は気持ち悪い?】実際に読んだ感想を共有します!

ワーク式の自己分析本は色々目を通してきましたが、この絶対内定が網羅性の点で優れていました。

一方で、網羅性が高いがゆえに、一気に取り組もうとすると「重い」本なので、小分けにして長期的に取り組むことをおすすめします!

②マイナビ2026 自己分析 適職へ導く書き込み式ワークシート

マイナビ2026 自己分析 適職へ導く書き込み式ワークシートの解説
書籍名 マイナビ2026 自己分析 適職へ導く書き込み式ワークシート
著者名 岡 茂信
価格 1,430円(amazon)
出版社 ‎マイナビ出版
読む目的 個性や能力、適性などの理解をワークを通して深めるため
おすすめ度 ★★★★・

次に就活でおすすめの自己分析本が「マイナビ2026 自己分析 適職へ導く書き込み式ワークシート」です。

こちらもワーク式で自己分析に取り組むことができます。

下記のサンプルの通りで、各章の項目ごとに作業内容の説明やポイントの解説、ワークシートの実例が掲載されていて、絶対内定よりも取り組みやすいのがポイントですね。

画像引用:amazon

「絶対内定はボリュームが多すぎて取り組みにくい」という人は、こちらの本をおすすめします。

こちらの本のワークに取り組んでから、より自己分析を充実させたいという人は、絶対内定に取り組むという流れも良いですね。

またこちらの本は読みやすさの点も工夫されており、就活アドバイザーと就活生の会話が入っています。

このホワイト企業ナビの記事でもセリフを入れていますが、セリフが入ることで文章の羅列との視覚差が生じて読みやすくなるため、こうした読みやすさの工夫がなされている本はおすすめできますね。

絶対内定よりも圧倒的に取り組みやすい自己分析本です。

一方で「物足りなさ」も感じるため、物足りなさを感じた場合は絶対内定に追加で取り組むことをおすすめします!

③就活必修!1週間でできる自己分析

就活必修!1週間でできる自己分析の解説
書籍名 就活必修!1週間でできる自己分析
著者名 坪田まり子
価格 1,430円(amazon)
出版社 ‎さくら舎
読む目的 就活における自己分析を1週間という短期間で行うため
おすすめ度 ★★★★・

次におすすめするワーク式の自己分析本が「就活必修!1週間でできる自己分析」です。

この本の特徴は、1日ごとに取り組むべきワークが設定されており、1週間を通してワークが完了できる内容になっていることです。

下記のとおりで、1週間で取り組むワークが明確化されています。

1日目 「何のために働くのか」を明確にする
2日目 小学生~高校生時代の自分を「棚卸し」する
3日目 大学生活~現在の自分を「棚卸し」する
4日目 自分の性格について考える
5日目 自分の価値観について考える
6日目 自分らしさを表現するエピソード探し
7日目 将来のライフプランをイメージしよう

就活における自己分析に関しては、「小学生の頃を振り返っても意味がない」という意見もあります。

ですが、僕は小学生の頃を振り返るのは有効だと考えていて、例えば僕は小学生の頃からパソコンのワードで小説を書いていたり(内容は全然ですがw)、ハリー・ポッターを読もうとして挫折してたことがあります。

つまり昔から文章、本が好きだった。

こうした振り返りからも、今僕がこうして記事を書く仕事をしている説得力が増しますよね。

たしかに就活で小学生の頃の話をしても意味がないと言うのは分かりますが、僕は小学生から自分の強みや弱みは顕在化してると考えています。

それゆえに人事に「小学生から◯◯だったんですよね」と話すことは説得力があると思います。

その点で、この本のワークにある小学生時代から棚卸しすることに価値がある。

ワークの内容への共感を含めて、僕はこの本をおすすめとしています。

絶対内定よりもざっくりと自分の過去全体を振り返って自己理解を深められる本。

こちらもマイナビ本と同じで、物足りなかったら追加で絶対内定に取り組むという流れがおすすめです!

④エントリーシートと自己分析をひとつひとつわかりやすく。

エントリーシートと自己分析をひとつひとつわかりやすく。の解説
書籍名 エントリーシートと自己分析をひとつひとつわかりやすく。
著者名 占部礼二
価格 1,430円(amazon)
出版社 ‎Gakken
読む目的 過去の経験の振り返りなど自己分析の基礎となる自己分析方法を理解するため
おすすめ度 ★★★★・

次におすすめするワーク式の自己分析本が「エントリーシートと自己分析をひとつひとつわかりやすく。」です。

こちらの本は「◯◯をひとつひとつわかりやすく。」というシリーズで、とにかく説明が易しい本。

「まずとにかく分かりやすく取り組みやすい本から始めたい」という人におすすめですね。

よって自己分析だけに特化した本が欲しいという人には向いていません。

一方で、自己分析のやり方だけでなく、それに付随する自己PRや志望動機の書き方も分かりやすく理解したいという就活生にはおすすめできます。

この本は「わかりやすさ」に特化しているため、この本だけで自己分析を終えるのはおすすめしません。

まずはこの本でざっくり自己分析に取り組んで、慣れてきたら絶対内定や診断系で自己理解を深めていく。そんな使い方がおすすめの本ですね。

⑤自分らしく生きるための自己分析

自分らしく生きるための自己分析の解説
書籍名 自分らしく生きるための自己分析
著者名 根本豊
価格 2,420円(amazon)
出版社 ‎NextPublishing Authors Press
読む目的 物語の追体験を通して自己分析に取り組むため
おすすめ度 ★★★★・

次におすすめするワーク式の自己分析本が「自分らしく生きるための自己分析」です。

この本は「就活向け」に特化した本ではないのですが、そもそも自己分析自体は就活生に特化したものではなくて、転職や人間関係、様々なことに対して応用が効くものです。

それゆえに就活向けに特化していない自己分析本にも目を向ける必要があると僕は考えています。

質問に答えるだけの形式の自己分析が苦手な人におすすめ

またこの本のポイントとして「本質を考える力が身につく」という点が書籍の解説でも挙げられているのですが、就活においても「本質を考える」ということが重要。

上辺だけの自己分析テクニックや、面接で評価されるテクニックを学ぶだけでは意味がなくて、本質を考え、本質を知り、その本質を理解した上で生み出すテクニックにこそ価値が生まれます。

例えば、「面接で弱みは強みのように答えましょう」というテクニックがありますが、僕はこれに反対です。

なぜなら「面接で弱みは強みのように答えましょう」というテクニックの理由としては、「弱みを伝えると評価されなくなるから」がありますが、本質は弱みを伝えても評価されます。

なぜなら本質は、弱みをしっかりと人事に伝えることで、その弱みを持っていても活躍できる会社なのかを把握してもらうことにあるからです。

だからこそ、僕は面接ではっきりと「弱みは◯◯です」と伝えていました。しかも自信満々に。

弱みを明確に伝えることで、正直者だと思われるし、人事はより自分について理解してくれる。

このように本質を考えることが、就活を含め、転職など、様々な人生の転機で役に立つ。

そのための訓練としてもこの本は役立つので、ぜひ読み込んでみてくださいね!

(少し話が脱線しましたが、自己分析する上でも本質を考える能力が重要なので。)

物語の追体験を通して自己分析を進めるというワークは、他の本にないので、王道の自己分析本に取り組みつつ、追加でこの本に取り組むと良いですよ!

⑥書くだけであなたの「強み」が見つかるノート

書くだけであなたの「強み」が見つかるノートの解説
書籍名 書くだけであなたの「強み」が見つかるノート
著者名 田中 祐一
価格 1,000円(amazon)
出版社 ‎SBクリエイティブ
読む目的 ワークを通して自身の強みを把握するため
おすすめ度 ★★★★・

最後におすすめするワーク式の自己分析本が「書くだけであなたの「強み」が見つかるノート」です。

この本は強みの洗い出しに特化した自己分析本で、ワーク形式で自身の強みについて考えることができます。

診断式の「さぁ、才能に目覚めよう」と合わせて活用することで、自身の強みについて考える機会を増やすことができるので非常におすすめ。

それだけ就活において自身の強みの明確化、理解度を深めておくことは重要なんですよね。

また価格も安くて、現在アマゾンでセール価格の税込1000円で購入できるのも良い。

他の自己分析本に取り組んでも、まだ自分の強みの解像度が低いなと悩んでいる人におすすめの1冊です。

就活において「強み」は、「強みは何ですか?」という質問の他にも、「自己PR」「志望動機」「入社後に取り組みたい仕事」などの質問の回答に使うことができます。

むしろ強みの理解度が低いと、これらの質問に説得力を付与できず、適当な理由になってしまう。

強みの理解度が高いと、「◯◯が強みだから貴社に◯◯という形で貢献できる」という自己PRができたり、「◯◯が強みで、貴社の◯◯という点で活躍できると考えた」として志望動機を作ることもできます。

これだけ就活において、自身の強みは応用が効くんですよね!

【読書式】自己分析におすすめの就活本|4選

おすすめの自己分析本としては最後に読書式の本を紹介していきます。

読書式とは、診断やワークとは異なり、本として読んで自己分析への理解を深める本ですね。

一部ワークも含まれますが、大部分は読み物として理解を深める本であり、その中で就活生におすすめの本を厳選して紹介していきます。

①メモの魔力

メモの魔力の解説
書籍名 メモの魔力
著者名 前田 裕二
価格 1,540円(amazon)
出版社 ‎幻冬舎
読む目的 巻末の自己分析1000問を参考にするため。日常生活の中で思考を深める方法を把握するため
おすすめ度 ★★★★★

まず最初に読み物として自己分析におすすめの本が「メモの魔力」です。

この本は就活の自己分析に特化した本ではありませんが、自己分析に役立つ情報が書かれています。

「事実→抽象→転用」が自己理解の手法として優秀

特に日常の中の事実から、「事実→抽象→転用」へと思考を広げる方法が参考になります。

例えば、僕は今タリーズでこの記事を書いています。

そして10人がけの席に座ったのですが、その中で好んで端の座席に座りました。

この事実を抽象化していきましょう。

事実:タリーズで10人がけの席の端の座席に座った

↓ 抽象化:なぜ端の座席を好んで座ったのか?

・できるだけ人と接したくないから

・狭い空間の方が集中力が増す感じがするから

このように事実を抽象化することで、自分の考えや特性が見えてきますよね。

ここで抽象化した「できるだけ人と接したくないから」という自身の特性を転用すると、「仕事はできるだけリモートで1人でできる仕事をするべきだ」という考えが生まれます。

まさに僕はリモートで仕事しており、それが自分に合うと断言できる。

このように日常の事実を抽象化し、転用することで自分にとっての最適解を発見したり、自己理解をより深めることができるんですよね。

ちなみに僕は「なぜなぜ分析」という、何事にも「なぜ」を投げかけて深堀りしまくることで思考を深めることを重要視しているのですが、まさにメモの魔力に書かれていることもこれに近い。

だからこそ、特に就活初期の人にまず学んでもらいたい本の1つだと言えますね。

こうした思考法は、就活だけじゃなくて、今後の人生でずっと役に立ちます。

ぜひ就活の序盤からこうした思考法を学ぶようにして、他の就活生と差別化しましょう!

サイトに書かれたテクニックや例文を真似するだけじゃ他の就活生と差別化できないですが、こうした思考法を学んだ上で、自分が考えるテクニックや文章は差別化したものになるので!

②世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方の解説
書籍名 メモの魔力
著者名 八木 仁平
価格 1,540円(amazon)
出版社 ‎KADOKAWA
読む目的 好きなことや得意なことを通して「やりたいこと」を見つけるため
おすすめ度 ★★★★★

次に読み物として自己分析におすすめの本が「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」です。

この本は自分のやりたいことを見つけることに特化しており、他の自己分析本は強みや弱み、性格の理解を促進するものである点で違います。

ゆえにおすすめできる1冊。

「やりたいこと」を「大事なこと×すきなこと×得意なこと」の3つの円が交わるところにあると解説されており、非常に納得性があります。

僕もそうでしたが、大学生がいきなり「やりたいことは何?」と聞かれても分からないですよね。

その点、様々な角度から自分のやりたいことを考えていくアプローチが有効で、この本はわかりやすく丁寧に解説されているため取り組みやすいです。

動画で要約を見てから本に入るのもおすすめ

ちなみにこの本はベストセラー本なので、解説動画も豊富にアップされています。

中でも最もこの本の要約でおすすめは下記の動画で、まずはこの動画でこの本の要約を理解してから読むと理解度が上がっておすすめできます!

(要約動画なので本当にざっくりとしか解説されていないので、この動画だけ見て理解した気になるのはNGです。)

この本が解説するように、「やりたいこと」を単純に「◯◯がやってみたいな」で決めないことが重要だと僕は思います。

よく「趣味を仕事にするな」と言うように、好きなことだけでやることを決めるのは失敗率を高めることに繋がります。(その好き度が圧倒的なら話は別ですが!)

好きなことだけでなく、大事なこと、得意なことという視点を加えて、自分のやりたいことについて考えるアプローチ方法を学んでおくことは有効ですよ!

③世界一やさしい「才能」の見つけ方

世界一やさしい「才能」の見つけ方の解説
書籍名 世界一やさしい「才能」の見つけ方
著者名 八木 仁平
価格 1,540円(amazon)
出版社 ‎ KADOKAWA
読む目的 自身の強みを才能という点から深堀りしていくため
おすすめ度 ★★★★・

次に読み物として自己分析におすすめの本が「世界一やさしい「才能」の見つけ方」です。

こちらの本は先ほど紹介した本と著者が同じの関連本なのですが、「才能」つまりは「強み」の把握に特化した内容になっています。

強みの把握に関しては、他に「さぁ、才能に目覚めよう」などの診断ツールでよりおすすめの本があるので、おすすめ度は少し低めに設定しましたが、この本も非常に参考になります。

就活において重要な自己肯定感が上がる

また強みを「才能」という言葉で深堀りすることで、読んで取り組むことで自己肯定感が上がる点も良いと考えてます。

就活において自己肯定感は非常に重要です。

僕は自己肯定感がもともと低い人間で、高校生の夏休みは鋼の錬金術師というアニメを見て終了するほどインドアな人間です。

ですが、就活においては「インドアだけど将来活躍する自信はあるぜ」と自信を醸し出すようにしてました。

それができたのは就活中に自己肯定感を高めていたからです。

そして具体的に自己肯定感を高めるための最初のステップこそ、今の自分を肯定することにあると僕は考えています。

これがつまりは「自分の才能」に目を向けることであり、例えば、先に話した「高校生の夏休みを鋼の錬金術師というアニメで潰す」というのは1種の才能と言えるんですよね。

精神論ですか?と言われるかもしれないですが、いえ、本質です。

なぜなら「鋼の錬金術師というめちゃくちゃおもしろいアニメを探す調査力」「好きなものに熱中できる集中力」これがないと夏休みを鋼の錬金術師で潰せない。

このように何気ない自分の性格、能力は、それがない人から見たら才能です。

そんな才能についてこの本を通しても見つけるきっかけになり、かつそれが見つかるという成功体験によって自己肯定感が高まっていく。

長くなりましたが、それだけ就活において自己肯定感は重要であり、この本をおすすめする理由です。(他の強みの把握に役立つ本をおすすめしている理由の1つでもありますね!)

人は目立った能力を「才能」だと言いがちです。

ですが、目立たない能力も、それを持ち合わせない人から見ると「才能」であり、個々の才能をかけ合わせて大きな事業を成し遂げる組織こそが会社なのです。

④ヤバい内定術

ヤバい内定術の解説
書籍名 ヤバい内定術
著者名 ただの元人事(樋熊晃規)
価格 1,980円(amazon)
出版社 ‎ フォレスト出版
読む目的 就活に特化した自己分析のやり方を把握するため
おすすめ度 ★★★★・

最後に読み物として自己分析におすすめの本が「ヤバい内定術」です。

こちらの就活本は、僕が選考対策や就活の全体像の把握で1位としておすすめしている本。

▼就活の選考対策におすすめの本の解説はこちら!
» 【おすすめの就活本13選】これだけ読めば良い本を厳選!

元人事経験者で、かつ長年にわたって就活情報を発信してる著者が書いているので、上辺だけのテクニックではなく、学歴や実績に自信のない就活生でも使える情報が書かれています。

選考対策だけでなく自己分析のやり方も書かれている

またこの本は自己分析に特化した本ではないですが、自己分析について書かれている章があります。

ポジションとしては「長々と過去を振り返る自己分析は意味がない」というスタンスで、選考アピールに使える武器として最低限の自己分析をするべきだという主張。

これに対して僕のスタンスと異なりますが、スピードを意識したり、長い自己分析に挫折してしまう人にとっては最適なアプローチであるとも僕は思います。

(様々な主張を知り、その上で最も自分に合うやり方をすべきだと僕は考えています!正解はなくて、あるのは”自分にとっての”正解だと。)

自己分析だけでなく、選考対策まで網羅できる本なので、1冊で自己分析から選考対策まで理解したいという就活生におすすめの1冊です。

以上の14冊が就活生におすすめの自己分析本でした。

先に紹介したランキングは、あくまで僕が考えるおすすめランキングであり、個人によって合う合わないは異なります。

書店には本当に沢山の本があって、選びにくいからこそ、この記事で解説した内容が少しでも役立つと嬉しいです。

次の章からは、就活における自己分析本の活用について、より理解を深めるための補足的な解説をしていきますね!

自己分析本に取り組む際は、それぞれ「なぜその本に取り組むのか」という目的意識を持った上で、その目的の達成に合う本を選ぶべきなんですね!

本によってその本が解説する内容、達成できる目的が異なるので勉強になりました。

そうだね!多くの就活生が「とりあえず自己分析をする必要がある」と考えるけど、そもそもなぜ自己分析をする必要があるのか、自己分析をすると就活でどう役立つのかという目的の明確化に時間をかけるべき。

メモの魔力のところでも解説したけど、それが「本質」だよね。

【補足】そもそも就活において自己分析の本は購入すべきか?

この章では、自己分析本に関して就活生からよくある質問に回答します。

よくある質問が「そもそも就活において自己分析の本は購入すべきか?」という質問ですね。

この記事で紹介した本を使わなくても、自己分析ができるのかという質問です。

そもそも「本」は必須でなく、あくまで何かの目的を達成するために、より効率的に学びを得るための手段だと捉えることが重要だと僕は考えています。

自己分析に関して言うと、本を使わなくても、ネット情報やYoutubeで独自に情報を入手して、効率的に自己理解を深められる人は本は不要です。

しかし、ネット情報もYoutubeも情報の「深さ」や「体系化(まとまり)」という点では本に劣りがち。

「本は絶対に必要」と考えるではなく、「ネット情報よりも本の方が自分に合うなら本も買う」という考え方がベストだと考えています。

ちなみに個人的には、SPIの対策は問題集が絶対的に最適。また大手〜中堅の企業情報の取得には就職四季報が最適だと考えています。

これらに関しては、圧倒的にネットやYoutubeよりも書籍の方が解説や情報のまとまり方が段違いなので。

▼SPIのおすすめの問題集はこちら
» 【SPI問題集のおすすめ本5選】これだけやれば良い問題集を厳選!

なるほど!ネットやYoutubeよりも効率的に情報を得たり、学びを得ることができる場合は本を購入すべきだということですね。

そのとおり!「絶対に本で学ぶべき」という決まりはなくて、本との相性が良いかは人によって異なるからね。

でも個人的には、質の高い本はネットやYoutubeに比べて、情報の質の高さや網羅性、情報がうまくまとまっている点で本がおすすめ。

一方で、質が低い本は時間と労力が大幅に取られるのに得られるものが少なかったり、的外れだったりして最悪。このあたりの目利きができるようになるまで本は大変…!

就活で自己分析本を利用する際の注意点【3点】

この章では、就活で自己分析本を利用する際の注意点を紹介していきます。

僕が今、就活生で自己分析に取り組むとして、本を利用する場合は以下の3点に気をつけます。

【就活で自己分析本を利用する際の注意点】

  • 自己理解は就活中ずっと行うべき
  • 本の内容が全て正しいと思わないこと
  • 本を最初から最後まで読むことを目的化しないこと

注意点① 自己分析は就活中ずっと行うべき

まず第一に、自己分析は就活中ずっと行い続けるべきだということです。

自己分析、つまりは「自己理解」は、何か本を1冊読んで完璧にできるものではありません。

そもそも人間なんて変わり続ける生き物で、これだけ記事を書いたり、本を読んできた僕でも「自分ってこういう考えを持っていたんだ」「こんなことが苦手だったんだ」という気付きが週に何度もあります。

また就活においては、選考中にも自己分析を深めることができます。

例えばエントリーシートで答えれれない質問があれば、それは自己理解を深めるチャンスですよね。

例えば「好きな本は?」という質問にすぐに答えられなかったら、「自分がよく読んでた本は何かな?」「そういえば小学生の頃、間違い探しの本が好きだったな」「自分は分析とかが意外と好きかも?」という気づきを得ることができるかもしれない。

答えられない質問に対してネガティブに考えるのではなく、このように自己理解のきっかけにすると良いです!

自己分析は本を1冊読んで終わりにせず、選考中ずっと続けるものだと考え、自己分析ばかりに時間を取られないようにしましょうね。

(自己分析ばかりに時間を取られて、エントリーシート対策や面接対策が全然できなかったらいけないので。)

注意点② 本の内容が全て正しいと思わないこと

次に、自己分析本を読むうえで注意すべきが、本の内容が全て正しいと思わないことです。

「本」は権威性が高いので、どうしても書いている内容がすべて正しいと思ってしまいがち。

ですが、著者によって主張も違えば、中には内容が薄い本もいくらでも存在しています。

自己分析に関する本も2冊読めば、それぞれ主張ややり方が違います。

大事なことは、「なぜそれをすべきか」という目的に共感できるかどうか。

これは自己分析本に限らず、その他すべての本に言えることですが、全てを鵜呑みにせず、自分が納得、共感できる内容だけを取り入れることをおすすめします!

注意点③ 本を最初から最後まで読むことを目的化しないこと

最後に、これは自己分析本に限らず、本に対して言えることですが、本を最初から最後まで読むことを目的にしないことが重要です。

小説は最初から最後まで読むことに意義があります。

一方で、自己分析本や就活本は、目的を達成するのに役立つ情報の入手に意義がある。

よって、読んでいて「この章は別に読まなくて良いな」と思えば飛ばして良い。

僕も最近は本を読む時、7割ぐらい飛ばして読んでいます。

最初から最後まで読むことを目的化せずに、その本を読む目的を達成するための情報だけ得る。

そんな使い方ができると、より多くの本に目を通すことできます。

せっかく本を買ったのに、全部読まないのはもったいないと思うかもしれません。

ですが、読む必要のない部分に時間と労力をかける方が、就活生にとってはもったいないと言えますからね。

これらの注意点を押さえた上で、自己分析本に取り組むことで、うまく「本」を活用できるようになりますよ!

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

就活生におすすめの自己分析本について、1つでも参考になれば嬉しいです。

自己分析に関しては、最初に伝えたとおりで、「そもそもなぜ自己分析する必要があるのか」という目的の明確化が重要。

それぞれの本ごとに達成すべき目的を書いたとおり、目次やはじめの文章を読んだ上で、「なぜこの本を読むのか」という目的意識を持った読書がおすすめです!

これからもこのホワイト企業ナビでは、僕自身が「この記事は読みたいと思えるな」と納得できる、本質的な情報を伝えることに尽力します。

少しでも気に入ってくれた方は、ぜひ「ホワイト企業ナビ記事一覧」をブックマークしてくれると嬉しいです!

どんどん記事を書いていきますからね。

以上、就活マンでした!!

【本記事の要点まとめ】

  • 就活生におすすめの自己分析本ランキングは、1位「絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方」、2位「さぁ、才能に目覚めよう」、3位「16タイプ別 性格BOOK 本当のあなたの探し方 育て方」である。
  • 自己分析に関する本を選ぶ際のポイントは、「就活において自己分析をする目的を明確化する」「達成したい目的とその目的を達成するための本をセットで考える」「本のタイプごとに使い分ける」の3点を意識することが重要。
  • 就活生が自己分析本を読む上で注意したい点は、「自己理解は就活中ずっと行うべき」「本の内容が全て正しいと思わないこと」「本を最初から最後まで読むことを目的化しないこと」の3点である。
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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