この記事では、インターンに行きたくなくても行くべきなのか?どんな就活対策をすべきなのか?についてバシッと共有します!
就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
どんな人が書いているか分からない記事は信頼できないと思うので…
まずは簡単に自己紹介をまとめました!
また、この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、就活や転職活動をした時に感じた次の思いから立ち上げました。
「ブラック企業の求人を掲載するなよ!残業が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
同じ思いを持つ就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
それでは本題に入っていきますね!
昨今就活の通例行事として浸透したインターンですが、中には行きたくない人もいますよね。
「学業やアルバイトが忙しい」「参加しても意味がない」など色々理由はあると思います。
とはいえ、「インターンに行かないと就活に不利になるのでは?」と不安な気持ちもあるでしょう。
そこで今回は、インターンに行きたくない人に向けてやるべき就活対策や参加メリットを紹介していきます。
簡単なインターンの探し方についても説明するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
インターンに行きたくない人は無理に行くことない
インターンに行きたくないと思いつつ、「でも参加しないと不利になるのでは?」「無理にでも参加すべき?」と不安になっている人もいますよね。
結論から言うと、インターンに行きたくない人は無理に行かなくても大丈夫です!
なぜなら、インターン参加が就職につながるとは限らないから。
リクルート就職みらい研究所の調査結果を見てください。
インターンに参加した企業に入社する予定の人は4割弱しかいません。
残りの6割はインターンに参加していない企業に入社するということです。
インターン参加率が上昇している一方で、実際に就職につながる人は半分もいないんですよね。
なので、「インターンに行かないと就職できないのでは?」と焦って参加する必要はありません!
インターンに参加していないことをマイナス評価する企業は少ない
インターンに無理に参加する必要はない理由として、参加していないことをマイナス評価する企業が少ないことも挙げられます。
確かにインターンを採用の一部として考えている企業も一定数存在しますし、参加すると選考に有利になりやすいのは事実です。
ですが、だからといって参加していない=内定が出ないというわけではありません。
インターンに参加しなかった理由をしっかり説明して、その上で志望度の高さや適性をアピールできれば何の問題もないんですよ。
なので、参加しないと不利になると思い込まなくても大丈夫です!
ただ、一部インターン参加が応募条件になっている企業もあるので、そこは注意が必要です。
ワンデイインターンはただの会社説明会がほとんどだから
無理に参加する必要がない理由の2つ目は、ワンデイインターンはただの会社説明会がほとんどだからです。
ワンデイインターンとは1日で簡潔する就業体験のこと。インターンの中で最も多く開催されているタイプです。
インターンといえば実際に仕事を体験できるというイメージが強いかと思いますが、実はワンデイはほとんどが会社説明会に近い内容。
実務に触れたり就活生個々の評価をされることはほとんどありません。
就活生に自社を知ってもらう機会と捉えた方が良いですね。
しかも選考前には別途会社説明会が開催されるケースが多い。
よって、行きたくないのに無理にいってもあまり意味はないんですよ。
長期インターンは可能なら参加すると良い
インターン不参加がマイナス評価につながることは少ないと説明しましたが、長期インターンなら話は別です。
長期インターンとは、1ヵ月以上その企業の一員として働くもの。
なぜ長期インターンがおすすめなのかというと、以下のような参加メリットがあるからです。
- 実務に携われるので入社後のミスマッチを防げる
- 社会人に必要なスキルを身に付けられる
- アルバイトと同等またはそれ以上の給料が出る
- そのまま内定を貰えることがある
- インターンの選考が本選考の練習になる
特に大きいのが、実績次第ではそのまま内定につながることですね。
長期インターンで早期に内定を確保しておけば心の余裕が生まれ、その後の就活も有利に進められる。
なので、長期インターンは可能なら参加した方が良いと思います!
志望する企業が長期インターンを実施するなら参加した方が良い、そうでなければ無理に参加する必要はないということですね。
インターンに行きたくない人がすべき就活対策について
無理にインターンに行く必要はないと説明しましたが、だからといって何もしなくても良いというわけではありません。
インターンに行かない代わりに、自分でしっかり就活対策をすることが大切なんですよね。
ということで次に、インターンに行きたくない人がすべき就活対策を4つ共有していきます。
【インターンに行きたくない人がすべき就活対策】
- 早期から就活エージェントと連携して対策を進める
- 逆求人サイトに登録しておいてスカウトを得る
- SPIなどの適性検査対策を早期から始める
- 自己分析を早期のうちに徹底的に深める
対策① 早期から就活エージェントと連携して対策を進める
1つ目は、早期から就活エージェントに登録して対策を進めること。
就活エージェントは、企業探しから選考対策、内定獲得までをまるごとサポートしてくれる就活生向けのサービスです。
なぜ就活エージェントを活用すべきなのかというと、就活生1人1人に担当アドバイザーが付いてあらゆるサポートをしてくれるから。
たとえば、自分に合った業界・職種を見つけたり他己分析を受けたり、求人を紹介してもらったり…。
加えて、運営会社が開催しているイベントに参加できます。
選考が始まる時期には、質の高い選考対策や面接の日程調節も。
つまり、就活エージェントを使えばインターンに行かなくても十分就活準備ができるんですよ!
なので、インターンに行かない場合はぜひ早期から就活エージェントに登録してください。
対策② 逆求人サイトに登録しておいてスカウトを得る
続いて、逆求人サイトに登録してスカウトを得るようにしてください。
逆求人サイトとは、サイトに登録してプロフィールを入力するだけでそれを読んだ企業が「うちを受けませんか?」と連絡をくれるサービス。
なぜ逆求人サイトが良いのかというと、最小限の労力で自分との適性が高い企業とつながれるからです。
就活生自身は希望条件や強みを入力すれば後は待つだけ。
そしてそれを見て「この学生が欲しい!」と思った企業がスカウトを送って来てくれるので、必然的に適切の高い企業とつながれるんですよね。
しかも企業側からのアプローチなので、就活生にあまり知られていない隠れ有業企業を知るチャンスにもなります。
よって、逆求人サイトを使えばインターンに行かなくても自分に合う企業を見つけやすくなるんですよ!
対策③ SPIなどの適性検査対策を早期から始める
3つ目は、SPIなどの適性検査対策を早期から始めることです。
なぜなら、適性検査を突破しないと採用の土俵にさえ立てなくなってしまうから。
そして適性検査は対策をすればぐっと結果が良くなるからです。
就活というとESや面接にばかり意識が向きがちですが、実際は適性検査で落ちてしまうことも結構多いんですよね。
せっかく企業研究や選考対策をしても、それをアピールする前に落ちてしまっては意味がありません。
SPIの内容はそこまで難しいものではありませんが、対策が不十分だと案外解けない問題も多い。
つまり、早期から対策を始めればその分結果が良くなり、就活もスムーズに進むんですよ。
なので、インターンに行かないならその時間を適性検査対策に充ててくださいね。
対策④ 自己分析を早期のうちに徹底的に深める
インターンに行きたくないなら、早期のうちに自己分析を徹底的に行うことも大切です。
というのも、インターンに行かないと企業と自分の適性を直感的に判断する機会がなくなってしまうから。
インターンに行くと、たとえワンデイであっても企業説明を聞いたり職場を見たりして「この企業は自分に合っていそうだな」と判断する材料が得られます。
同業他社や関連企業に興味を広げるきっかけにもなるでしょう。
一方インターンに行かないと、自分に合う仕事・企業を探すための材料がその分減ってしまうんですよね。
そのまま何もしないと、自分に合わない企業を受けてしまったり落ちまくったりすることになる。
なので、インターンに行きたくないならぜひ自己分析をして就活に備えてください。
インターンに行きたくないなら、その分早期から就活サービスを使ったり対策をしたりすることが大切なんですね!
長期インターンに参加するメリット
冒頭でも少し触れましたが、長期インターンには多くの参加メリットがあるので可能なら参加した方が良いです。
とはいえ、行きたくないのにいきなり長期インターンと言われてもあまりピンと来ないですよね。
そこで次に、長期インターンに参加するメリットを詳しく説明します。
メリットを知った上で行くか行かないかをもう一度考えてみてくださいね。
【長期インターンに参加するメリット】
- そのままインターン先からの内定を獲得できる可能性がある
- 職種の理解を深めることができる
- 社会人と話すことに慣れることができる
- インターンの選考が本選考の練習になる
- 社会人になったあとに即戦力になれる
①そのままインターン先からの内定を獲得できる可能性がある
1つ目のメリットは、そのままインターン先から内定を獲得できる可能性があること。
長期インターンを実施している企業は、インターンも採用の一部としているところが多いです。
よって成果を上げて適性があると判断されれば早期に内定を獲得できます!
ではなぜそれがメリットなのかというと、たとえその企業に入社しない場合でも、早期に内定を獲得しておくと心に余裕が生まれるからなんですね。
内定が1つあればそれ以下の企業は受ける必要がないので、企業数を絞って集中的に就活に取り組める。
「なんとか内定を取らないと!」と焦ることもないので、自信を持って選考に臨める。
要するに、内定につながる長期インターンに参加すると就活がかなり有利になるんですよ!
②職種の理解を深めることができる
続いて、職種の理解を深めることができるのもメリットです。
長期インターンは、会社説明会のような短期インターンと違って実務に近い経験を積めます。
しかもゲストではなく企業の一員として迎え入れられるため、社員と同じように成果を出すことが求められる。
なので、具体的な業務内容や必要なスキル、やりがいなどを自分の肌で感じられるんですよね。
企業ホームページや会社説明会だけで職種をリアルに知ることはできません。
つまり、長期インターンは職種を理解する絶好の機会なんですよ。
③社会人と話すことに慣れることができる
3つ目のメリットは、社会人との会話に慣れることができる点です。
なぜそれがメリットになるのかというと、就活はコミュニケーション能力が高い=優秀と判断されやすいから。
就活生のみなさんは、社会人と話すだけでも緊張してしまいますよね。
緊張のあまり面接で自分の思いを伝えられず、あたふたしてしまう人も多いと思います。
そうなると企業からの評価も下がってしまう。
一方社会人と接することになれておけば、面接でも堂々と話せるようになるためコミュニケーション能力が高いと判断されやすくなります。
なので、長期インターンで社会人と話すことに慣れておけば就活も有利に進めやすくなるんですよ。
④インターンの選考が本選考の練習になる
4つ目のメリットは、インターンの選考が本選考の練習になること!
長期インターンでは、本選考と同じようにESや面接といった選考が行われることが多いんですが、実は面接って場慣れすることもかなり重要なんですよね。
数をこなせばどんどん面接スキルは上がっていきます。
面接スキルが上がれば内定も獲得しやすくなる。
しかもインターンの面接官が本選考の面接官と同じ人だったら、それだけで安心材料になります。
なので、本選考前に実践的な練習ができるのは大きなメリットなんですよ。
⑤社会人になったあとに即戦力になれる
最後に、社会人になったあと即戦力として活躍できるというメリットもあります。
長期インターンでは、その企業の一員として働くことが求められます。
なので、基本的なビジネスマナーやパソコン操作、コミュニケーションの取り方など社会人に必要な実践的スキルを身に付けられるんですよね。
また、実務に近い経験を積めるので職種の専門性も高められます。
よって入社後すぐに即戦力として活躍できる可能性が高まる。
新卒は1から教育していくのが基本なので、長期インターンでスキルを身に付けておけば同期社員より一歩リードできると思いますよ。
長期インターンにはこんなに多くのメリットがあるんですね。行きたくないと思っていたけど前向きに考えてみます。
インターンに行きたくない人におすすめな簡単なインターンの探し方
インターンに行きたくないと思いつつも、「メリットがあるなら参加してもいいかも?」と考えている人もいるかもしれません。
実は、そんな人にこそ使ってほしいサービスがあります!
それは就活エージェント、逆求人サイト、インターン専門サイトの3つ。
なぜこれらがおすすめなのかというと、インターン探しが簡単にできるからです。
就活エージェントは登録して初回面談を受けるだけで、担当者があなたに合った企業を探してきてくれます。
逆求人サイトは先程も紹介しましたが、インターン求人にも対応しているので登録するだけでスカウトを受けられます。
インターン専門サイトは全国のインターン情報が集まっているので、条件で絞って企業を探したい人におすすめ。
この3つを活用すれば面倒な作業を最小限にして自分に合ったインターン先を探せます!
なので、もしインターンに興味を持ったらぜひこれらのサービスを利用してくださいね。
インターンを探すのって面倒なイメージでしたが、簡単に探せる方法もあるんですね!
インターンの探し方をもっと知りたい人はこちらも参考にしてくださいね。
»【インターンの探し方10選】本当におすすめの探し方を厳選して紹介!
インターンに行きたくない人からのよくある質問
ここまでインターンに行きたくない人に向けた情報を共有してきました。
しかし、まだインターンに対して前向きになれない人や疑問が残る人もいると思います。
そこで最後に、インターンに行きたくない人からのよくある質問にお答えします。
質問① インターンと学業の両立は難しいと思うのですが?
インターンと学業の両立って難しいですよね?それでも参加した方が良いのですか?
インターンは平日に開催されることが多いので、大学の授業とかぶってしまいやすいですよね。
そんなときは、夏休みや春休みなどの長期休暇をうまく活用してください。
大学生の予定に合わせて長期休暇の時期にインターンを開催する企業は多くあります。
なので、そこを狙えば学業との両立ができると思います。
ただし、長期インターンなどどうしても両立が難しい場合は学業優先でかまいません。
学生の本分は勉強なので、「インターンが原因で単位を落とした」なんて事態にならないようにしてくださいね。
質問② インターンに行きたくない人は多いのでしょうか?
インターンに行きたくありません!同じように考える就活生は多いのでしょうか?
忙しい、自信がない、そもそも必要性を感じないといった理由でインターンに行きたくない就活生は少なくありません。
単純に面倒くさいと思っている人もいますね。
なので、インターンに行きたくないと思うこと自体はおかしな思考ではないかと。
ただ、就活に関しては将来どこかで必ず行動を起こさなければなりません。
インターンに行かなくても就職はできますが、説明会に参加したり就活対策をすることは必要です。
なので、インターンに行きたくない人はどこかで折り合いをつけて自分に合った方法で就活準備を進めてくださいね。
質問③ インターンに参加している就活生はどのぐらい?割合は?
インターンに参加している就活生はどれくらいですか?やはり多いのですか?
「マイナビ2023年卒大学生インターンシップ調査(中間総括)」によると、2023年度卒のインターン参加率は83.6%、平均参加社数は4.4社となっています。
このデータを見ると多くの就活生がインターンに参加していることが分かりますね。
ただ、参加したインターンの種類を見てみると半数近くがWEB・ワンデイのみの参加となっています。
冒頭でも説明しましたが、ワンデイインターンシップはほとんどが会社説明会のような内容で、評価に直結するものではありません。
なので、全体の参加率で見ると高いですが、参加しないからといって大幅に就活に不利になることはないと思いますよ。
質問④ 長期インターンに途中で行きたくないとなったらどうすれば?
長期インターンに参加して早期内定を狙いたいのですが、続けられるか不安です。途中で行きたくなくなったらどうすればいいですか?
長期インターンの途中で行きたくなくなったら、そのインターンを辞めてもかまいません。
インターンはお互いにとってのお試し期間なので、いつ辞めても特に問題はないんですよね。
インターンでその企業に合わないことが分かったら、それはそれで収穫です。
ただし、仕事をしていると嫌になる瞬間は誰しもやってきます。
ただ面倒だからと簡単に辞めてしまうと、いつまでも自分に合う仕事を見つけられないかもしれません。
なので、途中で辞めるときはよく考えて、もし辞める場合は他の方法で就活準備を進めるようにしてくださいね。
インターンに行きたくない人も案外いるんですね。学業との両立や他の就活対策も考慮して参加を検討したいと思います!
本記事の要点まとめ
昨今インターンに参加する就活生は増えていますが、あくまで就活準備の一環であるため無理して行く必要はありません。
特にワンデイなどの短期インターンは、就活生に自社を知ってもらうための機会としている企業が多いので行かなくてもそこまで支障はないかと。
ただし、インターンに行かずに何もしないのは危険です。
就活エージェントや逆求人サイトなどのサービスを使ったり、適性検査対策や自己分析をしたりして、自分なりに就活準備を進めておいてください。
また、長期インターンは実務を経験できたりそのまま内定が出たりとメリットが大きいので可能なら参加するのがおすすめです。
周りが参加しているからと流される必要はありませんが、インターン以外の就活対策や参加メリットも含めて検討してくださいね。
この記事を読んだみなさんが、前向きに就活に取り組めますように。
▼本記事の要点
- インターンはあくまで就活準備の一部なので、行きたくない人は無理に行かなくても良い。
- ただし長期インターンは参加メリットが大きいので、可能なら参加した方が良い。
- インターンに行きたくないなら就活エージェントや逆求人サイトなどのサービスを使うか、SPI対策や自己分析をして就活の準備をしておくべき。
- 簡単にインターンを探すなら、就活エージェントや逆求人サイト、インターン専門サイトを利用するのがおすすめ。
- 就活生のインターン参加率は高いが、多くは短期インターンなので焦る必要はない。