就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
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この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
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それでは本題に入っていきますね!
就活アドバイザーと聞くと、「何だか怪しいビジネス」「高額なセミナーに勧誘されそう」と感じる人もいるかと思います。
結論から言うと、就活アドバイザーには怪しいところと怪しくないところがあり、しっかり選べば怪しいところに当たるリスクを減らせます!
この記事では、就活アドバイザーを怪しいと思う原因や怪しい就活アドバイザーの特徴、怪しい就活アドバイザーを避ける方法を紹介します。
就活アドバイザー選びで失敗したくない人はぜひ最後まで読んでくださいね!
目次
【結論】怪しい就活アドバイザーや人材会社は存在する
就活アドバイザーは求人紹介や選考対策などの就活支援をしてくれる一方で、怪しいところも存在します。
なぜ怪しい就活アドバイザーが存在するのかというと、純粋無垢な就活生をカモにしてお金儲けをしてやろうと考えている人がいるからなんですね。
たとえば、「このままじゃどこからも内定貰えないよ?」と不安を煽って無理に求人紹介をしてくるケース。
また、「このセミナーを受ければ内定確実ですよ」「元大手企業の人事が面接の必勝法を教えます」と甘い誘い文句で誘い、後で高額なセミナー代を請求する悪徳業者も存在します。
要するに、就活生の不安な気持ちを利用してお金儲けをしようとするクズ人間ということですね。
昨今ではTwitterなどのSNSで就活アドバイザーを名乗り、就活生に近づいてくる怪しい人もいるようです。
就活アドバイザーを怪しいと思うのはビジネスモデルが原因
就活アドバイザーを怪しいと思う原因には、ビジネスモデルも関係しています。
一般的に就活アドバイザーは会員登録すれば誰でも無料で利用できます。
この「無料で利用できる」という点が引っかかり、「そんなうまい話があるわけない」「何か裏があるはずだ」と思う就活生が多いんですよね。
ですが、就活アドバイザーを無料で利用できることにはきちんと理由があるんですよ!
では、なぜ就活アドバイザーは無料なのか?
答えは、企業から紹介料を受け取ることで利益を上げているからです。
企業が就活アドバイザーに「優秀な人材を紹介してください」と依頼し、紹介した人の入社が決まると企業は紹介料を支払います。
この紹介料によってビジネスが成り立っているので、就活生は一切お金を払う必要がないんですよ。
要するに、就活アドバイザーは企業にとっても就活生にとってもメリットがある合法的なビジネスなんですね。
なので、「無料=そんなわけない!怪しい!」と決めつけなくても大丈夫なんですよ。
無料で利用できるのにはきちんと理由があるんですね。でもやはり一部怪しい就活アドバイザーもいるんですね…。
怪しい・悪質な就活アドバイザーの特徴【5選】
就活アドバイザーはれっきとしたビジネスで怪しいものではないと説明しましたが、中には怪しい就活アドバイザーも紛れています。
(就活アドバイザーに限らず、世の中には怪しい人も一定数いるものです…。)
そこで次に、怪しい・悪質な就活アドバイザーの特徴を解説します。
これを知っておけば怪しい就活アドバイザーを回避し安全な就活ができますよ。
特徴① 自分に合わないような求人を紹介してくる
一つ目の特徴は、自分に合わないような求人を無理に紹介してくることです。
実際の声はこちら。
就活アドバイザー、マジで調べるとゴミみたいな求人しかだして来ないから自分で探して申し込んだ方がよい
— 刻見ねぎ (@taruonion) October 13, 2020
なぜそんなことをしてくるのかというと、自社保有求人を志望してくれると利益につながるからなんですね。
先程説明したように、就活アドバイザーは紹介した就活生の入社が決まると企業から紹介料を貰えます。
逆に就活アドバイザーを経由しないルートで就活生が内定を貰うと、いくら支援をしたところで利益にはなりません。
つまり、就活アドバイザーとしてはなんとか自社保有求人を志望してほしいんですよね。
本来就活アドバイザーは自分たちの利益よりも就活生の幸せを優先すべきなんですが、中にはそうでない人もいるんです。
なので、無理に紹介してくるようなところは悪質アドバイザーと言えますね。
特徴② 電話を過剰にかけてくる
就活アドバイザーの中には、時と場所を選ばずしつこく電話をかけてくる人もいます。
あと20分後くらいに面接あるって知ってる就活アドバイザーの人から長めの電話入ってきてキレそう
— みーこ (@musicmikoko) July 27, 2021
なぜ過剰に電話をかけてくるのかというと、以下のような理由が考えられます。
- メールよりも電話の方が早いと思っているから
- 就活生よりも自分の都合を優先しているから
- 就活イベントに参加してほしいから
- そのほか営業電話をしたいから
要するに、自分が電話をしたいタイミングで就活生への配慮なく電話をかけてきているということですね。
就活アドバイザーとの連絡は、正直言ってメールで事足りる場合がほとんどです。
本当に必要な電話だけであれば就活生側もそんなにうざいと感じないはずです。
なので、うざいと感じるほど頻繁に電話をかけてくるのは相手の事情を考えられない無能か悪質エージェントと言えますね。
就活アドバイザーからの電話がうざい人はこちらも読んでくださいね。
» 【実体験】就活エージェントからの電話がうざい場合の対処法!
特徴③ ネットで調べてもサービスサイトが出てこない
ネットで調べても公式のサービスサイトが出てこない場合は、怪しい・悪徳な就活アドバイザーである可能性が高いです。
なぜなら、実績のある健全な就活アドバイザーならきちんとサービスサイトを持っているからです。
怪しい・悪徳な就活アドバイザーは個人でやっていたり実績がなかったりするので、TwitterやインスタなどのSNSだけで活動していることが多いんですよね。
サービスサイトがない=100%怪しいと言い切ることはできませんが、リスクを考えると避けた方が良いですね。
なので、ネットで調べてサービスサイトが出てくるかどうかも怪しい・悪徳な就活アドバイザーを見極めるポイントになりますよ。
特徴④ 担当者が威圧的である
威圧的な態度を取ってくる就活アドバイザーも要注意です。
たとえば、学生だと思ってタメ口で話してきたり「このままじゃどこからも内定貰えないよ?」と脅してきたり。
実際にこんな声もあります。
就活初めて11日目の新米ですが、就活アドバイザーはまじで選んだ方がいいと思います。
— R-Suzawa (@rsuu5656) April 25, 2020
話聞いてくれるって言われたのでありがたいなーって思ったら
学生だからって舐めた態度+絶対わかってないのに知ったかぶる+まじでよくわからんアドバイス。
このような担当者は、就活アドバイザー以前に社会人として無能だと言えますね。
もしくは就活生がどうなっても利益を優先したい悪徳アドバイザー。
まともな担当者なら威圧的な態度を取ってくるようなことはないので、おかしいなと思ったらさっさと切った方が良いですよ。
特徴⑤ 実績を積むためといってマルチ商法などのビジネス勧誘をしてくる
最近、悪徳な就活アドバイザーが就活生を騙すことなどが、問題になっています。
— 木村@就活相談窓口 (@K95gvLcQiSRTgo9) February 4, 2020
私の時もセミナーの勧誘や就活情報を販売している人などが多くいました。
怪しいセミナーや情報商材など
就活生の皆さんは気をつけてください。
「実績を積むため」「将来への投資」などと言ってマルチ商法に勧誘してくるような就活アドバイザーは100%悪徳業者です。
なぜなら、職業安定法(32条の3)では「有料職業紹介事業者(就活アドバイザー)は、求職者(就活生)から手数料を徴収してはならない」と決められているからです。
(ただし、「手数料を徴収することが求職者のためになる」と認められた場合は例外)
実際に、実績のある有名な就活アドバイザーは完全無料のところがほとんどです。
なので、何かと理由をつけてお金を要してきたりマルチ商法に勧誘してきたりするところは怪しいと思ってください。
このような対応をしてくる就活アドバイザーは避けた方が良いんですね。
怪しい就活アドバイザーは避けて大手サービスをまずは利用すべき
就活アドバイザーの中には怪しいところも存在すると説明しましたが、だからといって「就活アドバイザー=悪」というわけではありません。
要は、いかに怪しいところを避け質の高い就活アドバイザーを利用するかが重要なんですよね。
そのためには、実績と知名度のある大手サービスを選ぶのがおすすめです。
では、なぜ大手就活アドバイザーを利用すべきなのでしょうか?
保有している求人数が多いので自分に合った求人を紹介してもらいやすい
大手の就活アドバイザーは保有している求人数が多いため、自分に合った求人を紹介してもらいやすいという特徴があります。
なぜ求人数が多いのかというと、長い歴史の中で企業とのつながりを作ってきたからです。
求人数が多ければその分自分に合う企業に出会える確率も上がり、合わない求人をゴリ押しされることもありません。
要するに、「大手=保有求人数が多い=しつこい求人紹介がない、自分に合う求人を見つけられる」ということですね。
なので、余計な手間を省き効率良く就活を進めるためには大手の就活アドバイザーを利用すべきなんですよ。
大手のサービスは利用者からの評価を重視するためやばい対応が少ない
大手サービスを利用すべき2つ目の理由は、大手は利用者からの評判を重視しておりやばい対応をされる可能性が低いからです。
考えてみてください。
たとえば、威圧的な態度で接してきたり合わない求人紹介をしてきたりする怪しい就活アドバイザーに当たった場合、あなたはそこを友人に紹介したいと思いますか?
思わないですよね。そればかりか「あそこは絶対やめとけ!」と言いたくなるはずです。
そうなると、その就活エージェントは悪い評判が広がり利用者も実績も増えずサービスは拡大しません。
(昨今ではSNSにより悪い噂はあっという間に広がるので!)
要するに、大手と言われるほどサービスが拡大したのはそれだけ質の良い支援をしている証拠なんですよね。
なので、大手の就活アドバイザーならやばい対応をされることが少ないんですよ!
大手の就活アドバイザーなら安全ということですね。しかもサービスの質も高い!
怪しい就活アドバイザーを利用してしまった場合の対処法
就活アドバイザーを利用してみて「おや?ここはやばいかも!」と思うことがあるかもしれません。
そんなときは、焦らず適切な方法で対処すれば問題ありません。
ここでは、怪しい就活アドバイザーを利用してしまった場合の対処法を紹介します。
きっぱりと利用をやめると伝える
もし少しでもおかしいと感じたら、きっぱりと利用をやめると伝えてください。
「急にやめてもいいの?」と思うかもしれませんが、就活アドバイザーはいつどんな理由でやめても就活生側に責任を問われることはありません。
たとえば、求人紹介を受ける前でも選考対策の途中でも。
(ただし、選考日程が決まっている場合は企業に迷惑がかかるので早めの方が良いです!)
利用するもしないも就活生の自由なので、やめることに罪悪感を持つ必要はありません。
なので、怪しいと感じたらすぐに利用を停止して連絡を断つようにしてくださいね。
退会できないような場合は無視すれば良い
退会を申し出ても「まだ紹介できる求人があります」「ここでやめたら内定は貰えないよ」と引き止められることがあるかもしれません。
そのような場合は、気にせず無視をしてください。
なぜなら、先程説明したように就活アドバイザーを利用するかしないか、いつやめるかは就活生の自由だからです。
万が一法律などを持ち出されても弁護士事務所に相談すれば大抵解決します。
なので、退会できない場合は着信拒否するなり受信拒否するなりして連絡を断ってください。
どうすればいいか分からないときは、大学のキャリアセンターなどに相談するのもアリですよ。
やばいと思ったら退会するか連絡を断ってしまえばいいんですね。
【担当者向け】怪しい就活アドバイザーにならないためには?
ここでは5年間、就活生目線で記事を書いている僕が考える「怪しい就活アドバイザーにならない方法」を共有していきたいと思います。
怪しい就活アドバイザーにならないためには、基本的にはここで紹介した「怪しいアドバイザーの特徴」を避けることが最も有効です。
それに加えて、やっぱり重要なのが「自己開示」ですね。
積極的にツイッターを中心としたSNSや社内ブログの設置によって、どのように面談をしているのか、どんな実績があるのか、どんな思いで就活アドバイザーとしての支援を行っているのかを積極的に発信していくことが重要だと僕は考えています。
就活アドバイザーの仕事は、その就活生にドンピシャに合う企業を紹介してあげれて、更には選考対策によってその就活生に就活の自信がつくようなら本当に素晴らしい仕事です。
それにも関わらず、世間的にはまだ「どこか怪しいな」という印象を持たれてしまっている。
だからこそ、それは怪しい就活アドバイザーとの差別化ができるチャンスとして捉えることもできる。
ぜひツイッター×社内ブログでの自己開示を行っていただきたいと思います。
(現に成功している就活アドバイザーはツイッターでの発信が上手で、そこからの集客も同時におこなっていたりするので!)
本記事の要点まとめ
この記事では、怪しい就活アドバイザーの特徴や対処法を紹介してきました。
就活アドバイザーの中には自分たちの利益を優先する怪しいところも紛れています。
実際に、SNSやブログなどでは就活アドバイザーに関する悪い評判も見かけます。
しかし、それは一部の悪徳アドバイザーであり大手で実績のあるところなら危険な目に遭うことはほとんどありません。
また、大手の就活アドバイザーは保有求人数が多く支援の質も高いので利用メリットが非常に大きいです。
なので、「就活アドバイザー=怪しい」と決めつけず信頼できるところを見つけてくださいね。
そうすれば、あなたの就活はきっとうまくいくと思いますよ。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
以上!就活ブロガーの就活マン(@shukatu_man)でした!
▼本記事の要点
- 就活アドバイザーが怪しいと言われる理由のひとつに無料で利用できることが挙げられるが、健全なビジネスモデルなので心配する必要はない。
- しかし中には、しつこく求人紹介をしてきたりマルチ商法に誘ってきたりと怪しい就活アドバイザーも存在する。
- 怪しい就活アドバイザーを避け質の高い支援を受けるには大手で実績のあるところを選ぶべき。
- 利用してみて少しでも怪しいと思ったら、すぐに利用を停止するか無視すれば問題ない。
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