【インターンシップでの自己紹介】評価される自己紹介の例文を共有!

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求職者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

(これまで7年間、ほぼ毎日、スタバにこもって1500以上の記事を書き続けてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります!… その代わりに友達が少なく、寂しく生きていますが笑

突然ですが、今から30秒間自己紹介をしてみてください。

スムーズに自己紹介ができた人はどのくらいいるでしょうか?

普段の生活の中で、自己紹介をする場面はあまりないですよね。

しかし、就活中となれば話は別です。

面接当日、ぶっつけ本番で自己紹介を考えてもうまく伝わらないので、日頃から意識しなければいけません。

また、本番と同じように重要なのがインターン時の自己紹介です。

就活中のインターンは単に企業を知るだけでなく、円滑な人間関係を築くための学びの場です。

自己紹介で良い印象を与えると、社員や他の就活生とのコミュニケーションが円滑になるメリットがあります。

さらには、自己紹介で社員の心をグッとつかむと、インターンの内容次第では内定候補として検討してくれるケースだってあるんです。

そこで今回は、インターンシップで使える自己紹介の例文を紹介します。

「要点がまとまらない」「時間配分がわからない!」と悩む就活生のために、指定時間別に解説しますね。

自己紹介に盛り込むべき内容や、好印象を与えるポイントも併せて共有するので、自己紹介文を作る際の参考にしてみてください。

インターンで自己紹介をするタイミングとは?

インターンで自己紹介をするタイミングは、大きく分けて3回あります。

3回も自己紹介のタイミングがあると、「すべて同じ内容でいいの?」「内容を変えないと手抜きだと思われそう」と疑問がわくのではないでしょうか。

結論から言うと、自己紹介の内容は3回とも同じで構いません。

理由は、自分の性格や特性を企業に正しく伝える必要があるからです。

反対にインターン初日の自己紹介でESに記載した自己紹介文と全く異なるアピールをすると、整合性がとれず信憑性に欠けてしまいます。

自己分析ができていない・自身の軸がぶれているなど、マイナスイメージを持たれる原因にもなりかねません。

だからといって、何も工夫をせずに繰り返せばいいわけではないです。

タイミングに合わせて、一つひとつの情報に優先順位をつけましょう。

【インターンで自己紹介をするタイミング】

  1. インターン選考におけるエントリーシートや面接
  2. インターン初日の挨拶
  3. インターン中にグループワークをするとき

①インターン選考におけるエントリーシートや面接

企業に対する最初の自己紹介は、インターン選考のエントリーシートや面接ですよね。

インターン選考のエントリーシートや面接の自己紹介は、自分の人物像や思考を明確にするのが目的です。

第一印象を決める大事なファーストコンタクトなので、記憶に残るように一つの内容を具体的に掘り下げます。

たとえば、「積極的」という長所に対して、バイト経験を軸に3つの情報を提示します。

  • 根拠:アルバイトでバイトリーダーを務めた
  • 行動:良いコミュニケーションを築くために、報告・連絡・相談を徹底した
  • 結果:バイトの離職率が下がった

上記の内容に対して、「頼りがいがある」「目配りが行き届いている」「行動力がある」という印象を持ちますよね。

一方で、情報が浅かったりアピールポイントがいくつもあったりすると、人物像が定まらず記憶に残りにくくなります。

②インターン初日の挨拶

インターン初日の挨拶では簡単な自己紹介をします。

受入企業の社員はもちろん、一緒に働く仲間である他の就活生とのコミュニケーションを円滑にするのが目的です。

そのため、エントリーシートや面接の自己紹介とは違って、親しみやすい印象を意識します。

初日の自己紹介で「怖い」「暗い」といったネガティブな印象を与えてしまうと、期間中周囲と溶け込みにくくなる恐れがあるでしょう。

また、自己紹介に指定時間を設ける企業は珍しくありません。

簡潔に伝えるために、あらかじめ要点を絞る必要があります。

③インターン中にグループワークをするとき

グループワークを行うときも、簡単な自己紹介をします。

グループワークの自己紹介は、コミュニケーションを円滑にする目的があるので、協調性と個性を伝えるのがポイントです。

グループワークは言い表すなら会議なので、独断や偏見は輪を乱しますよね。

自己紹介の時に自己主張が強いと、個人プレーをしそうなイメージを持たれてしまいます。

「みんなでやり遂げて達成感を味わいたい」という協調性を見せるだけで、他のインターン生の緊張が解けて一体感が生まれます。

また、協調性に加えて個性を表現するのも重要です。

まとめ役が得意な人もいれば、陰で支えるサポート役が得意な人もいますよね。

グループワークの自己紹介は適材適所を考えるときの判断材料になるので、やりたい役割を考えておくと自己紹介で伝えるべき内容が定まります。

一貫性をもたせるのと、同じ表現を使い回すのは全然意味が違うのか。

たしかに。自己紹介の目的に合わせて、伝えるべき要点を見極めないといけないのね。

インターンシップにおける自己紹介の例文

インターンシップの自己紹介は、指定時間別にいくつかのパターンを用意しておきましょう。

自己紹介の時間は平均して30秒〜1分が多いですが、タイミングや当日の状況によって時間が変わる場合もあります。

1分と15秒の自己紹介では話す内容が大きく変わるため、パターンを用意しておくと当日余裕を持って自己紹介ができますよ。

なお、1分は250〜300字です。

【インターンシップにおける自己紹介の例文】

  1. 時間指定がない場合
  2. 指定時間が15秒の場合
  3. 指定時間が30秒の場合
  4. 指定時間が1分の場合

例文① 時間指定がない場合

自己紹介の時間指定がない場合は、1分でまとめるのがベストです。

理由は1分が聞いていてちょうど良い時間だからです。

30秒だとやや短く、2分だと少し長く感じてしまいます。

しかし、他のインターン生と合わせるのも大切なので、1分にこだわらないで状況を見て臨機応変に対応しましょう。

1分以上の自己紹介を作る場合は、普段の取り組み(趣味やサークル活動等)に具体的なエピソードを加えます。

下記は2分の自己紹介の例文です。

はじめまして!〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。
半年間ドイツへの留学があり、現地の学生やホームステイ先の方々とのふれあいの中でドイツ語を習得しました。ホームステイ先にはアジア圏の方もいて母国語を教えてもらったため、少しですが中国語と韓国語も話せます。
留学当初は異国の文化に馴染めるか不安でしたが、ホームステイ先の家族や地域の方々と率先してコミュニケーションをとることで短い期間で文化に馴染めました。
現在は、海外からの観光客が多いバーでアルバイトをしています。
アルバイト先の従業員は海外出身の方も多いため、海外の様々な文化を聞くのも楽しみの一つです。おかげで旅行したい国が増え続けています。
将来は語学留学の経験を生かし国際的に活躍できる人材を目指しているため、業界では珍しく海外にも拠点を持つグローバルな御社に魅力を感じています。
インターンでは御社の開発やサービスへの取り組みについて学びたいと考えていますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

留学の苦労話や、アルバイトのエピソードなどを加えるのがポイントです。

例文② 指定時間が15秒の場合

15秒の自己紹介の文字数は、100字が目安です。

時間がない場合や参加人数が多い企業などに見受けられます。

時間がかなり限られるので、下記の4点に絞りましょう。

  • 大学名と学部学科
  • 氏名
  • 簡単な決意表明
  • 指導のお願い
◯◯大学◯◯学部の〇〇学科の◯◯と申します。
インターンシップでは、御社独自の開発やサービスへの取り組みについて学びたいと考えています。ご指導のほどよろしくお願いいたします。

ポイントは、わずかな時間で明るく活発な印象を与えることです。

15秒の自己紹介は楽そうに思うでしょうが、持ち時間が少ない分良い印象作りを意識しなければいけません。

ハキハキした口調と適切な声の大きさを心がけましょう。

例文③ 指定時間が30秒の場合

30秒の自己紹介の文字数は、150〜200文字です。

1分とは違って伝えるべき要点をまとめなければいけません。

30秒の自己紹介でも、盛り込むべき内容をまんべんなく入れられます。

はじめまして!
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。
ドイツへの留学経験があり、留学を通して語学力の他に積極性と適応力が身につきました。
趣味は旅行で、国内外問わず一人でも出かけています。
海外に拠点を持つグローバルな御社に魅力を感じるとともに、留学の成果が発揮できると感じています。
開発やサービスへの取り組みについて学びたいと考えていますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

ポイントは、経験や趣味を交えて話題を作る点です。

アピールが多いと自慢に感じたり、近寄りがたい印象をもたれたりするため、経験や趣味で関心を引きましょう。

また、企業の魅力を元にインターンに参加した理由をしっかり抑えて、真剣さを伝えるのも大切ですよ。

例文④ 指定時間が1分の場合

1分の自己紹介の文字数は、250〜300字が目安です。

内容を詰め込み過ぎると早口になってしまうため、多くても350字に収めましょう。

はじめまして!
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。
半年間ドイツへの留学経験があり、現地の学生やホームステイ先の方々とのふれあいの中でドイツ語を習得しました。留学を通して率先してコミュニケーションをとる積極性と適応力がついたと自負しています。
趣味は旅行で、国内外問わず出かけています。最近は日帰りで京都に行きました。
将来は国際的に活躍できる人材を目指しているので、業界では珍しい海外にも拠点を持つグローバルな御社に魅力を感じています。
インターンでは御社の開発やサービスへの取り組みについて学びたいと考えていますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

1分あれば盛り込むべき内容をしっかりと伝えられますが、配分を考えなくてはいけません。

2分の自己紹介では、趣味やサークルの話でボリュームを出しますが、1分では必要以上に膨らませなくていいです。

経験を交えながらインターンに参加した理由もきちんと伝えましょう。

インターンシップにおける自己紹介で盛り込むべき内容

インターンシップの自己紹介では、基本的な情報を伝えます。

インターンシップの自己紹介は長くても1分程度が多く、簡潔に収めるのがマナーです。

しかし、インターン生の中には自己アピールと混同して、必要以上に情報を盛り込むケースも少なくありません。

ここぞとばかりにアピールをすると、「気が強そう」「意思疎通が難しそう」などのマイナスイメージを持たれてしまいます。

基本的な7つの内容を押さえて、自分なりの言葉で表現すれば、良い印象を与える自己紹介が作れますよ。

【インターンシップにおける自己紹介で盛り込むべき内容】

  1. 簡単な挨拶
  2. 大学名と学部学科
  3. 氏名
  4. 普段の取り組み(趣味やサークル活動等)
  5. インターンに参加した理由
  6. インターンへの決意表明
  7. 指導のお願い

①簡単な挨拶

自己紹介に入る前に、「こんにちわ」「はじめまして」と軽い挨拶をしましょう。

挨拶なしに唐突に自己紹介を始めるのは、ぶしつけな感じがしますよね。

たとえ自己紹介をする前にインターン生同士で挨拶を交わしていたとしても、前置きとして改めて挨拶をするのが礼儀です。

開口一番で第一印象が決まるため、明るくハキハキした口調を心がけましょう。

②大学名と学部学科

基本的な情報として、学校名と学部の紹介は欠かせません。

言い間違えやど忘れする心配はないでしょう。

しかし、気を抜いてしまい早口になったり、略名を言ってしまったりする失敗は少なくありません。

特に大学名を略名で紹介するのはNGです。

インターンは全国各地から学生が参加するため、その地域で通用しても全国区になると通じない場合があります。

何よりも雑な印象を与えてしまうので、大学名も学部学科も正式名称で伝えましょう。

③氏名

自己紹介で最も伝えたいのは名前ですよね。

覚えてもらうには、聞き取りやすさを意識しましょう。

珍しい名前の場合は、漢字の説明をすると忘れにくくなります。

さらに苗字のルーツや名前の由来を伝えると、インパクトがあって印象に残るでしょう。

反対に「佐藤」「山田」など多い苗字の場合は、他のインターン生とかぶる可能性があるので愛称を伝えて工夫しましょう。

または下の名前で覚えてもらうのも効果的です。

④普段の取り組み(趣味やサークル活動等)

普段の取り組みは、コミュニケーションを円滑にするための情報です。

趣味やサークル活動で共通点や話題が見つかると、親近感を持ってもらえるメリットがあります。

会話のきっかけ作りがうまくいかないと、周囲と馴染むまでに時間がかかってしまうので、話しかけやすい雰囲気を作りましょう。

下記3つのポイントを抑えると、話しかけやすい雰囲気が生まれます。

  • 見た目の印象を利用してギャップを出す
  • 会話の間口を広げる
  • お願いをする

たとえば、「物静かに見える女性なのに実はバイクが趣味」「スポーツマンだけどスイーツが好き」などです。

思い込みを利用する手法はゲインロス効果と言い、周囲の興味を引きたいときにおすすめです。

また、会話の間口を広げるだけで話しやかけやすさが変わります。

マニアックな趣味の場合は、メジャーな情報を入れたり、噛み砕いて説明したりしましょう。

最後に、お願いをするとオープンな性格を強調できます。

カフェが趣味なら「おすすめの店があれば教えてください」「コーヒーのことなら何でも聞いてください」と添えるだけで、話しかけやすい印象を持たれます。

⑤インターンに参加した理由

自己紹介ではインターンに参加した理由を伝えて、誠実な態度を示しましょう。

インターンに参加した理由が曖昧だと、受入企業だけでなく他の就活生にも失礼に当たります。

目的意識と学びたい意欲が伝わると、良い印象を与えられるほかに、周囲のやる気を奮い立たせることができて一体感が生まれます。

インターンに参加した理由を伝える際は、下記の3つのポイントで構成しましょう。

  • 将来の夢・将来やってみたいこと
  • 受入企業を選んだ理由
  • インターンで学びたいこと

たとえば、運輸業のインターンの場合は、冒頭で将来物流に携わりたい意思と物流の分野に興味を持ったきっかけを伝えます。

そして、受入企業の強み・他社との違いを明確にして、なぜその企業を選んだのか理由を明確にしましょう。

受入企業を選んだ理由が曖昧だと「他社でもいいのでは?」とマイナスの印象を与えてしまうので、事前に同業比較をして強みを把握しておく必要があります。

最後に、今回のインターンで特に何を学びたいか示しましょう。

企業サイトの社員紹介から自分の理想に近い人物を探すと、学びたいことが見えてきますよ。

⑥インターンへの決意表明

自己紹介の後半では決意表明をして熱意を示しましょう。

インターンでは企業の一員として働くため、社員同様に自ら考えて積極的に行動する意欲が求められます。

受動的な態度は評価を落とす大きな原因なので、前向きに取り組む姿勢を見せましょう。

下記に3つの例を挙げます。

1.今日から企業の一員となるため緊張していますが、早く仕事を覚えられるよう全力で頑張ります。

2.御社の社員である自覚を持ち、日々精進してまいります。

3.日々誠実に、そして積極的に仕事に励んでまいります。

決意表明は長々話すよりも、短くストレートに表現したほうが伝わりやすいです。

社員としての自覚があることを、文中に入れると責任感が伝わって良い印象を与えられますよ。

⑦指導のお願い

自己紹介の最後は、指導のお願いで終えましょう。

一般的なお願いの仕方は下記の2つです。

  • 「ご指導のほどよろしくお願い致します。」
  • 「ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。」

「なんだか丁寧すぎない?」と感じるかもしれませんが、ビジネスシーンでは頻繁に使われます。

なお「ご鞭撻」の意味は、励ましながら導くことです。

丁寧で固いイメージがあるため、企業の雰囲気や業界のイメージに合わせて使い分けましょう。

ちなみに「指導」に似た意味合いの言葉として、「教授」「指南」「教示」があります。

「教授」は、学問の知識を教えること。

「指南」は、武芸・芸能の指導をすること。

「教示」は、具体例や方法を示すこと。

間違えがちですが、自己紹介後のお願いは、目的に向けて教える意味の「指導」が適切です。

自己紹介では基本的な情報を伝えるんだね。自己PRとはき違えてはいけないね。

うん。基本的な内容でも、表現を工夫するだけで良い印象が作れるね。

インターンシップの自己紹介で好印象を与えるポイント

好印象を与えるポイントは、親しみやすさです。

話す内容はもちろんですが、態度や雰囲気も大きく印象を左右します。

好印象を与えるとコミュニケーションが円滑になって、インターン期間中は高いモチベーションを維持できるでしょう。

一方で、悪い印象を与えると、良い人間関係が築けないため業務に支障をきたします。

インターンが充実するかどうかは、与える印象で変わると言えるでしょう。

【インターンシップの自己紹介で好印象を与えるポイント】

  1. 笑顔でハキハキと話す
  2. インターンに参加した目的をしっかり伝える
  3. 髪型や服装は清潔感を意識する
  4. 出身地や趣味など話題にしやすい内容を入れる

ポイント① 笑顔でハキハキと話す

笑顔は相手に親しみやすさを感じさせ、ハキハキとした口調は活発な印象を与えます。

特に笑顔は社会心理学において、場の雰囲気をプラスに変える効果があるので、良い人間関係を築きやすいです。

さらには、場の雰囲気が良いと企業全体の評価・満足度が上がるとも言われています。(※)

一方で、表情が乏しくてボソボソ話す人は、初対面で「何を考えているかわからない」「恐い」といったネガティブイメージを持たれてしまうんです。

好感度も上がり成果にも大きく結びつくので、インターン中は笑顔でハキハキした口調を意識しましょう。

※参考:TERADA医療福祉カレッジ|『笑いの心理学』

ポイント② インターンに参加した目的をしっかり伝える

インターンに参加した目的が明確だと、熱意が伝わって良い印象を与えられます。

どんなに笑顔で明るい雰囲気であっても、そもそもインターンに参加した目的が不明瞭だと相手に違和感を覚えますよね。

「遊びに来たの?」「友達を探しに来たの?」と思われても仕方ありません。

インターンでは同じ目的意識を持って切磋琢磨することで、親しみが生まれます。

自分が何をしたいのかわからない状態では、良い印象を持たれないどころか、場違いなイメージで見られてしまうでしょう。

自己紹介では、最低限「インターンに参加した目的」「受入企業を選んだ理由」の2点は抑えておくべきです。

ポイント③ 髪型や服装は清潔感を意識する

ビジネスシーンにおいて、良い印象の基本は清潔感です。

たとえものすごく優秀な社員だとしても、髪型がボサボサでしわだらけの服装だと信頼を得られません。

インターンも同様に、清潔感のない見た目は「仕事もルーズそう」「適当な性格っぽい」と、ネガティブなイメージを持たれて評価が下がります。

清潔感を出すポイントの一例を紹介しましょう。

【髪型】

  • 髪の毛で顔を覆わずにおでこや耳を出す(前髪を切る、ヘアゴムでまとめる)
  • 寝ぐせを直して整髪剤で整える(ボリュームを出す、アホ毛を抑える)
  • 奇抜なヘアスタイルを避ける

【服装】

  • しわ・シミ・ほつれがないかチェックする
  • サイズが合ったスーツを着る(私服の場合も極端なサイズ違いは避ける)
  • 場と年齢に合った服装を選ぶ

「爽やかだね」「フレッシュだね」と褒められることを意識しましょう。

清潔感を与える髪型は、下記記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

≫【インターンの髪型はどうする?】失敗しない髪型を男女別に解説します!

ポイント④ 出身地や趣味など話題にしやすい内容を入れる

自己紹介で趣味や出身地を話題にすると、会話の切り口になります。

たとえば、会話の切り口でベタなのが天気の話ですよね。

海外でも雑談を意味する「スモールトーク」として、天気の話を頻繁にします。

天気の話のように話題にしやすい内容を入れると、コミュニケーションを摂りやすくなります。

おすすめは、趣味や出身地の話題です。

趣味の話は、年代が近いほど共通点が見つかる可能性が高いでしょう。

経験のない趣味でも、教えてもらえば会話は続くし新しい知識を得られますよね。

年代問わずオールマイティに使える話題が出身地ネタです。

ご当地グルメ、出身芸能人、観光スポットなど、様々な角度から広げられるでしょう。

相手が同郷だと、一気に距離が縮まるかもしれませんよ。

誰もがある程度の知識を持っている話は、話題にしやすいので抑えましょう。

良い印象や話題が豊富な人には、積極的に話しかけたいと思うよね。

うん。それに話題を提示してくれると話す内容を考えなくて済むから、気軽にコミュニケーションがとれそう。

インターンシップの自己紹介を上手くするための練習方法

①本番の場数を踏む

「インターン間近なのに自己紹介が仕上がらない」「自己紹介でインパクトを出したい!」など、納得のいく自己紹介文が作れない場合は、とにかく場数を踏みましょう!

でも、どうやってインターン先を探していいか迷いますよね。

インターン求人サイトを利用すると効率的に受入企業が見つかります!

インターン専門の求人サイトは近年増えてきています。

その中でも、掲載求人数が多くて、求人が見やすいサイトが大きく3つあるので共有しておきますね。

インターンシップガイド

インターンシップガイド」は、日本最大の掲載数を誇るインターン専門の求人サイトです。

全国47都道府県の求人を扱っているので、どの就活生にとっても利用価値が高いのが良いんですよね。

また求人も事業内容や仕事内容がシンプルに書かれていて読みやすい。

掲載企業数と利便性の両方を満たすサイトなので、個人的に1番おすすめのサイトです。

Infraインターン

Infraインターン」は、主に関東と関西の長期インターンに特化したインターン専門の求人サイトです。

東京の求人が約500と多いので、関東在住者に特におすすめすることができます。

またサイトも求人内容がシンプルで読みやすいのが良いですね。

ゼロワンインターン

ゼロワンインターン」も掲載求人数が非常に多いインターン専門の求人サイトです。

4月の時点で約2500の求人が公開されているので、会員登録をする前に、1度自分がインターンしたいエリアで絞って検索してみることをおすすめします。

僕が今大学生なら、ここで紹介した3つのインターン専門求人サイトを使いますね!

②スマホで動画を撮影してチェックする

動画で撮影して練習すると、癖や欠点に気づけます。

自己紹介は内容だけではなく、声や姿勢、表情などトータル的な印象が大事なんです。

動画を撮ったら、下記の項目をチェックしてみましょう。

【声】

  • 口調:聞き取りやすいハキハキとした滑舌
  • トーン:ワントーン上げる
  • ボリューム:適切な大きさ

聞き取りやすくて明るい声は、初対面で良い印象を与えるポイントです。

トーンが低くて聞き取りづらい声は暗い印象を与える他に、聞こえづらいため相手を不快にさせてしまいます。

反対に甲高くてボリュームが大きい声は、落ち着きがなく幼い印象を与えるので気をつけましょう。

【表情】

  • 口元:口角を上げる
  • 目線:目だけを見ずに、たまに鼻や口元当たりを見る
  • 目:はっきり開く

マスクを着用していると目元しか見えないため、目で良い印象を与えましょう。

視線が定まらなかったり下を向いていたりすると、やる気がなさそうに見えます。

一方で、目を見すぎると相手を緊張させるため、たまに鼻や口元当たりに視線を落とすのがベターです。

マスクをつけていると口元は見えませんが、口角を上げると声が通りやすくなるので意識しましょう。

インターン求人サイトで場数を踏む方法は効果的だね!

インターンシップの自己紹介における注意点

自己紹介は、コミュニケーション力が試される時間でもあります。

注意点は、自分本位にならないことです。

場の空気を読まない振る舞いや相手に興味を持たない態度は、印象が悪いだけでなく人間関係を疎かにしていると捉えられます。

【インターンシップの自己紹介における注意点】

  1. 他の参加学生の話にもリアクションする
  2. 自己PRとは違うことを理解しておく
  3. 要点を絞って長く話さないようにする

注意点① 他の参加学生の話にもリアクションする

他の参加学生の話に興味を持つ姿勢は、相手に好印象を与えます。

人には「返報性の原理」という心理傾向があります。

たとえば、友人からお菓子をもらったら、今度は自分が返さなければいけないと感じますよね。

印象も同じように、自分を好きになってくれた相手には好意を抱きやすくなるんです。

「好意の返報性」と言って、ビジネスでも頻繁に使われる心理術です。

つまり、相手の自己紹介でリアクションをすると、好意に気づいて好印象を持ってくれます。

自己紹介が終わったからと安心しないで、他の参加者にも興味を持つ心配りが大事ですよ。

注意点② 自己PRとは違うことを理解しておく

自己紹介は自分を知ってもらうのが目的です。

長所や能力をアピールする自己PRと混同してはいけません。

違いを理解しないでアピールばかりしていると、自慢話に聞こえてしまいます。

たとえば、数々の音楽コンクールや大会で受賞した話を聞いて、「すごい」と思っても興味を持つかは別ですよね。

趣味やアルバイトなど共通点が探しやすい話題を出すほうが、親近感がわいて好印象につながります。

自己紹介はコミュニケーションを円滑にする目的もあるので、相手の立場になって内容を考えましょう。

注意点③ 要点を絞って長く話さないようにする

どんなに熱意があっても、要点が絞られていない長い話は不快感を与えます。

指定時間がないと「何か話さなければいけない」という不安に駆られて、内容が薄い自己紹介をしてしまう人は多いです。

要点がない長い話は、聞く側に疲労感とストレスを感じさせます。

要約力や理解力がないと思われるだけでなく、他のインターン生への配慮が足りないため身勝手な印象を与えかねません。

自己紹介は長くても2分がベターです。

時間指定がない限り3分を超えないように、要点を絞って話しましょう。

校長先生の話が長く感じる理由に通じるね。要点がわかりづらい話を聞くのはつらい。

うん。反対に聞く側の態度も大切だね。反応がない中で話し続けるのってつらい。相槌一つでも嬉しい!

インターンシップの自己紹介に関するよくある質問

インターンシップの自己紹介は、口頭で発表する以外にも方法があります。

スライドを使ってインターンの自己紹介を行う企業も少なくありません。

さらには、オンラインや1dayといった新しい形を取り入れる企業が増加傾向にあるので、様々なシーンに対応しなければいけません。(※)

自己紹介に関するよくある質問を解消すれば、どんなインターンにも対応できるようになりますよ。

参考:産経新聞|『早期化するインターンシップ 前年度との違いは』

質問① インターンの自己紹介をスライドで行う場合のポイントは?

インターンの自己紹介をスライドで行う際のポイントは、写真を使うことです。

スライドを使用しているのに、文章ばかりでは口頭の自己紹介と変わりません。

写真を使うメリットは、簡単に興味を簡単に引ける点です。

また、どんな人物かわかってもらいやすいですよね。

写真を選ぶ際は、表情豊かで動きがある写真を選びましょう。

名前や大学などの基本的な情報を紹介するときは仲間と映っている写真、趣味の話では作品や風景写真など、情報ごとに盛り込みましょう。

なお、自己紹介の際はみんなが写真に注目したあとに、口頭で情報を伝えるのがポイントです。

興味を引いてから話した方が内容が入りやすくなります。

質問② 1dayインターンでも自己紹介をすることがある?

1dayインターンシップでも最小限の自己紹介はします。

1dayインターンシップは、最短で半日以下で長くても8時間のケースが多いため、気軽に参加できると学生に人気ですよね。

メイン業務や自社の魅力を1日で伝えなければいけないため、コンテンツが密に詰め込まれているのが特徴です。

そのため、自己紹介の時間を短く設定している企業が多いですが、自己紹介をしないケースはほぼありません。

短時間でも社員や他のインターンと業務を行うため、15秒程度の自己紹介は必要です。

参加人数によっては30秒・1分の自己紹介をする場合もあるので、いくつかのパターンを用意しておくと無難です。

質問③ オンラインのインターンで自己紹介をするときのポイントは?

オンラインインターンシップの自己紹介のポイントは、声と画質を意識することです。

オンラインの自己紹介では、下記の3つがポイントです。

  • 対面よりもゆっくりハッキリ話す
  • カメラ目線を意識して話す
  • 背景にも気を配る。

自己紹介の内容は、対面のインターンと変わりません。

チャットツールや企業のシステムを利用して他のインターン生と就業体験をするため、オンラインインターンでも自己紹介は必須です。

むしろ、多くのインターン生が参加できる分コミュニケーションの重要性が高まるため、声の聞こえやすさや画質を意識する必要があります。

どのような形であれ、インターンでは自己紹介は必須なのね!

本記事の要点まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

本記事ではインターンの自己紹介の例文を中心に、自己紹介で盛り込むべき内容や良い印象を与えるポイント、注意点などを解説しました。

自己紹介はただ自分の情報を伝えるのではなく、コミュニケーションを円滑にする目的があるとわかりましたね。

企業によって自己紹介の指定時間が違うため、時間別に用意しておく重要性もお伝えしました。

オンラインや1dayなど新しい形のインターンが増加していますが、対面と同じように自己紹介の時間はあるので、気を抜いてはいけません。

インターンが決まったら例文を参考に、ぜひ自分なりの自己紹介を作ってみてくださいね!

▼本記事の要点まとめ

  • インターンで自己紹介をするタイミングは「インターン選考」「インターン初日」「グループワーク」の3回。
  • インターンシップの自己紹介文は、指定時間ごとに例文を用意しておく。「15秒」「30秒」「1分」の3つのパターンで作る。
  • インターンシップの自己紹介で好印象を与えるには、誰でも話せる話題の提示と親しみやすい雰囲気がポイント
  • コミュニケーションを円滑にするためには、相手の自己紹介にリアクションして興味を示す。
  • 自己紹介の練習は、インターン求人サイトを利用して場数を踏むのが効果的。
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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