【インターンへの意気込みの書き方】例文を元に差別化する方法を解説!

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求職者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

(これまで7年間、ほぼ毎日、スタバにこもって1500以上の記事を書き続けてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります!… その代わりに友達が少なく、寂しく生きていますが笑

インターン参加の準備として時間を取られるのがESの記入ではないでしょうか。

参加の熱意はあるものの「面接官の心に響く書き方がわからない」「文章がまとまらない」など、インターンの度に悩んでしまう人も多いはず。

大手企業や人気の業界などの倍率が高いインターンこそ、熱意で差別化を図らなければいけません。

そこでこの記事では、インターンへの意気込みの書き方について例文を元に差別化する方法を解説します!

200字・400字に対応した例文の他、伝えるべき内容や印象を残すためのポイントなども併せて共有しますね。

インターンへの意気込みで伝えるべき内容

インターンへの意気込みを伝えるには、文中で3つの内容を押さえる必要があります。

インターンに賭ける思いが強いほど、書く内容に困らないため書き進めやすいですよね。

しかし、伝えたい思いが多すぎるゆえに一言多かったり、要点が掴みにくい文章になったりするケースも少なくありません。

導入部「序」、展開部「破」、結末部「急」の構成を意識した、伝えるべき3つの内容を紹介します。

【インターンへの意気込みで伝えるべき内容】

  1. 参加を決断したきっかけ
  2. インターンにおける目標や学びたいこと
  3. インターンで学んだ内容を今後どう活かすつもりか

内容① 参加を決断したきっかけ

「序」にあたる参加を決断したきっかけでは、就活意欲をアピールしましょう。

企業は時間と労力を削ってインターンを開催するため、就活生は熱意があるかどうかふるいにかけられます。

ESの冒頭でインターン参加のきっかけに触れることで熱意に対する信憑性が増すので、インターン選考が通過しやすくなります。

「とりあえず参加したい」「いろんな業界を知りたい」といったアバウトなきっかけが大半かもしれませんが、大前提としてその前向きな姿勢が重要です。

「参加させる意味がない」と判断されないように、きっかけを通して就活意欲を見せましょう。

内容② インターンにおける目標や学びたいこと

「破」にあたる目標や学びたいことでは、志望度の高さを伝えます。

意気込みを表す内容の中で特に大事で説得力を持たせることができるため、抽象的な言い回しを避けて企業独自の特徴や強みを元に明確に記しましょう。

その企業を選んだ理由にもつながって興味を持ってもらえます。

企業にとっては、志望度が高い就活生に参加してもらうメリットは大きいので、目標や学びが明確なほど他のインターン生と差別化を図れます。

内容③ インターンで学んだ内容を今後どう活かすつもりか

「急」にあたる今後の活かし方では、目的意識を強調しましょう。

インターン参加の目的は、仕事内容を理解することだけではありません。

企業にとってインターンは、成果よりもプロセスが重要で学びを得てほしいと考えています。

参加後に自分自身にフィードバックできなければ成長にはならないので、インターンを通して必要スキルを学んだり適性を知るといった具体的な目的をアピールしましょう。

今後の活かし方をしっかり掘り下げると、インターンへの意気込みはもちろんプランニングができているという高評価につながります。

「挑戦したい」というやる気があっても、具体性がないと意気込みが正しく伝わらないね。

書き方が大事!「序・破・急」で構成すると要点がまとまった文章になるね。

インターンへの意気込みを伝える例文【面接・ES・動画で使える!】

インターンで意気込みを伝えるシチュエーションはその時々で異なります。

どんな場面でも対応できるように、いくつか例文を考えておくとインターン選考で困りません。

下記にインターンへの意気込みを伝える例文を4つ紹介します!

ESだけでなく面接や動画、メールなど、どのシチュエーションでも使えるので伝え方の悩みを解消しましょう。

【インターンへの意気込みを伝える例文】

  1. 一言で伝える場合
  2. 200字で伝える場合
  3. 400字で伝える場合
  4. メールで伝える場合

例文① インターンの意気込みを一言で伝える場合

貴社のインターンでECプログラミング体験ができると知り参加を希望しました。

業界最大手である貴社ならではのIT技術を学び、今のうちに習得するべきスキルを知りたいと考えています。

自分の課題に向き合い、入社後に戦力となれる人材を目指します。

例文② インターンの意気込みを200字で伝える場合

私は貴社で地域の魅力を全国に発信したいと考えています。

私は今までこの町で育ってきたため地域に愛着があり、現在は大学では地域経済学科を専攻して地域経済が直面する課題や矛盾点を分析しています。

貴社は創業70年もの間常に購買部数ナンバーワンを誇る地方新聞社であり、民間企業や行政のネットワークで地域活性への取り組みを展開しています。

インターンでは、貴社で地方ならではの実務における必要スキルを知りたく志望しました。

例文③ インターンの意気込みを400字で伝える場合

私は将来自分でファッションECサイトを立ち上げたいと考えています。

幼い頃からファッションが好きでいろんなテイストの服を楽しむ中で、ファッションを発信する立場になりたいと思い始めたのがきっかけです。

貴社はアパレル業界最初のスタートアップ企業であり、創業当初から完全実力主義を掲げていて有名起業家を多く輩出している点に強い魅力を感じて参加を希望しました。

さらにアパレル業界の深刻な問題である製造過多や大量廃棄の環境課題にどこよりも早く着目し、エシカル消費を意識したサービスを導入した際にはその斬新な発想に衝撃を受けました。

サブスクの文化が定着してミニマムな生活が主流となりつつある現代、地球環境を配慮したアパレルブランドを展開する貴社の活動に大変共感しています。

そのためインターンを通して貴社が率先して行っているエシカルな取り組みを学び、自分の課題であるクリエイティブな能力を高めたいと考えています。

例文④ インターンの意気込みをメールで伝える場合

【件名】

インターンエントリー ××大学 ××(氏名)

【本文】

〇〇株式会社 人事部 〇〇様

ご多忙のところメールでのご連絡を失礼いたします。

××大学××学部××学科×年の××(名前)と申します。

この度貴社のホームページを拝見し、長期インターンシップに応募したくご連絡いたしました。

私は約2年間、貴社の〇〇倉庫でアルバイトをしておりました。

大災害で一時的に物流が止まった際、物流の混乱が各方面に及ぼす影響力を肌で感じました。

そして災害後にどの企業よりも早くブロックチェーン技術の構築に取り組む貴社に

ビジネス拡大の可能性とより高い関心を持ちました。

アルバイトの時は憧れのドライバーの仕事に関わる機会がなかったため、

インターンではドライバーの方々の実務を拝見して専門スキルを学び、

お客様の期待値を超えるサービスドライバーを目指します。

長文となり恐縮ですが、ぜひインターンシップ採用をご検討いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

—————————–

××大学××学部××学科

×× ××(フルネーム)

Tel:080-0000-0000

Mail:×××@gmail.com

——————————

なお、インターンシップの参加メール例文は「【インターンシップの参加メール例文5選】申込から参加後までパターン別に解説!」を参考にしてみてくださいね!

フォーマットを持っておくと、インターンの度に一から考えずに済むよ!

一目置かれるインターンへの意気込みを語るには場数が重要

自分では完璧に仕上げたつもりでも、面接で期待した反応が返ってこないケースは多々あります。

一目置かれる意気込みを語るには頭で考えるだけではなく、場数を踏んで面接官の反応を確かめましょう。

インターン専門求人サイトを活用すると、自分の目的意識に合ったインターン先が見つけやすいのでおすすめです。

インターン専門の求人サイトは近年増えてきています。

その中でも、掲載求人数が多くて、求人が見やすいサイトが大きく3つあるので共有しておきますね。

インターンシップガイド

インターンシップガイド」は、日本最大の掲載数を誇るインターン専門の求人サイトです。

全国47都道府県の求人を扱っているので、どの就活生にとっても利用価値が高いのが良いんですよね。

また求人も事業内容や仕事内容がシンプルに書かれていて読みやすい。

掲載企業数と利便性の両方を満たすサイトなので、個人的に1番おすすめのサイトです。

Infraインターン

Infraインターン」は、主に関東と関西の長期インターンに特化したインターン専門の求人サイトです。

東京の求人が約500と多いので、関東在住者に特におすすめすることができます。

またサイトも求人内容がシンプルで読みやすいのが良いですね。

ゼロワンインターン

ゼロワンインターン」も掲載求人数が非常に多いインターン専門の求人サイトです。

4月の時点で約2500の求人が公開されているので、会員登録をする前に、1度自分がインターンしたいエリアで絞って検索してみることをおすすめします。

僕が今大学生なら、ここで紹介した3つのインターン専門求人サイトを使いますね!

インターンの探し方について詳しく知りたい場合は、「【インターンの探し方10選】本当におすすめの探し方を厳選して紹介!」をチェックしてください!

場数をこなせば企業の反応がわかるから、ブラッシュアップしやすくなるね!

インターン専用サイトを利用すると、マッチ率が高い企業が見つかるし一石二鳥だね。

インターンへの意気込みで印象を残すためのポイント

インターンへの意気込みで面接官に好印象を残せば、他のインターン生と差別化できます。

ただし、企業を納得させるにはオリジナリティが必要です。

ありきたりな言い回しは印象に残らないどころか、想像力がないというマイナスイメージを与えかねません。

下記3つのポイントを押さえて好印象を残せば、インターン選考が優位になる可能性が期待できます。

【インターンへの意気込みで印象を残すためのポイント】

  1. 志望動機に関連付けてアピールする
  2. 長所や強みに関連付けてアピールする
  3. エピソードを加えて独自性を出す

ポイント① 志望動機に関連付けてアピールする

インターンへの意気込みを志望動機に関連付けると説得力が増します。

とくに「なぜこの業界を選んだのか」「なぜこの企業でなければならないのか」という2点が重要で、具体的であるほどキャリアプランがしっかりしているという好印象を与えられます。

他社のインターンへの意気込みと被らないような、その企業ならではのストロングポイントや独自の業務を交えるのがポイントです。

ポイント② 長所や強みに関連付けてアピールする

長所や強みに関連付けると、自分がどう企業に貢献できるかイメージさせられます。

たとえば「アルバイトで老若男女問わず多くの人の接客をした」という経験は、コミュニケーション能力が求められるサービス業や接客業では大きなビジネススキルとして評価されます。

ただし、業種や企業の特性にマッチしなければ面接官の心には響きません。

企業のどの分野で自分の強みが発揮できるのか明確にすると同時に、求めている人物像とずれていないか企業理解を深めておきましょう。

ポイント③ エピソードを加えて独自性を出す

エピソードを加えると感情に訴えかけられるので、独自性が表れて印象付けやすいです。

たとえば、「過去に貴院に通院した際、看護師が寄り添ってくれたことに感激して貴院の看護師を志した」という体験談は、他と被らないため面接官の記憶に残ります。

論理的過ぎると感じる場合は、エピソードを交えて感情を刺激してみましょう。

「興味があります!」の一辺倒にならないためには、体験談を絡めるのがポイントね。

そもそもインターンへの意気込みを聞かれる理由

インターンの面接では様々な質問をして、その人の性格や思考が企業にマッチしているか判断しています。

インターンへの意気込みを聞かれる具体的な理由について下記に3つ解説します。

理由がわかると意欲を伝える際のコツが掴めるようになりますよ。

【インターンへの意気込みを聞かれる理由】

  1. 自社のインターンへの志望度を把握するため
  2. 成長意欲のある学生か見極めるため
  3. 能動的に動ける学生か判断するため

理由① 自社のインターンへの志望度を把握するため

インターン参加の面接では志望動機について聞かれるケースが大半です。

参加倍率が高い人気企業のインターンや、人数枠が狭い長期インターンに希望者が殺到した場合、まずは消去法で選びます。

他の企業でも通用する曖昧な志望動機は志望度が低いとみなされるため、真っ先に落とされる候補に名前が挙がります。

企業によってはインターンが本選考で有利に働くケースがあるので、本採用と同じくらいの意気込みが必要です。

理由② 成長意欲のある学生か見極めるため

成長意欲のない就活生をインターンに参加させても何のメリットもありません。

「何となく」「友達に誘われたから」というニュアンスの理由では、インターンの目的意識がないと誤解されて選考で落とされてしまいます。

また、企業はインターンで成果を期待していません。

仕事を通じて気づきや学びを得てほしいと考えているため、成果を残すことにこだわりすぎても意図にそぐわないと判断されてしまいます。

理由③ 能動的に動ける学生か判断するため

インターン面接はすでにビジネスの場なので、自主的な人材が評価されます。

インターン開催には「早い段階で就活生を確保したい」という企業の目論見があるので、能動的な印象を与えると面接やESの通過率が上がります。

たとえば、意気込みを伝える際にOBOGの話や企業サイトなどから得る情報よりも、「貴社のサービスを実際に体験して興味を持った」というように、経験に基づいた好奇心・興味を伝えるほうが好印象です。

本記事の要点まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

企業によってはインターンが本選考に影響するケースもあるため、「たかがインターン」と軽い気持ちで受けてはいけません。

インターン選考も本選考同様の意気込みで挑む必要があります。

意気込みを伝えるには伝えるべき内容を意識して、企業の要望に合った熱意を示す必要があります。

例文を使うと動画やメールの場合でも差別化できるため、シチュエーションに合わせて使ってみてくださいね!

  • インターンの意気込みで伝える内容は3つ!「参加を決断したきっかけ」「インターンの目標・学びたいこと」「インターンの学びをどう活かすか」
  • 一目置かれるインターンへの意気込みを語るには場数が重要!インターン専用サイトを利用すると、自分の就活目的に合うインターン先が探せる。
  • インターンへの意気込みで印象を残すためのポイントは3つ!「志望動機に関連付ける」「長所や強みに関連付ける」「エピソードで独自性を出す」
  • インターンへの意気込みを聞かれる理由は、「志望度」「成長意欲」「能動性」を知るため。
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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