この記事では、エンジニアインターンの探し方や選考に受かるためのコツ、参加するメリット・デメリットを詳しく解説します。
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それでは本題に入っていきますね!
新卒でエンジニアとして就職したいなら、エンジニアインターンに参加しない手はありません。
エンジニアインターンに参加すれば、現場でないと身につかない実践的なスキルが身に付きますし、気になる企業の社風や会社の雰囲気もわかります。
でも「エンジニアインターンって何をするんだろう?」「今のレベルで参加して大丈夫かな?」「どんな企業がエンジニアインターンを募集しているの?」という人もいるはず。
この記事ではエンジニアインターンの仕事内容や、インターン先を選ぶときのポイントやおすすめの会社についても紹介します。
「絶対にエンジニアとして就職したい」という人も、「エンジニアに興味を持ち始めた」という人も、まずはこの記事でエンジニアインターンについて知って、自分に合ったインターン先を見つけましょう。
目次
エンジニアインターンの仕事内容
エンジニアといっても、Webエンジニアやシステムエンジニア、モバイルエンジニア、インフラエンジニアなど、たくさんの職種があります。
細かい仕事内容は職種によっても違いますが、一般的にエンジニアインターンでどのような仕事内容を行うのか把握しておきましょう。
エンジニアインターンは短期・中期・長期と3種類の期間がありますが、実際の業務を行うのは中期・長期のインターンが多いです。
【エンジニアインターンの仕事内容】
- 既存サービスやアプリの運用・保守
- 新規サービスやアプリの企画
- 新規サービスやアプリの設計・開発
- サービスやアプリのテスト・デバッグ
仕事内容① 既存サービスやアプリの運用・保守
エンジニアインターンでは、先輩社員と一緒に企業が扱っている既存のサービスやアプリの運用や保守を行います。
サービスやアプリを問題なく利用できるよう監視を行い、管理を行うのが運用です。
サービスやアプリに問題が発生した際、トラブルに対処することを保守といいます。
エンジニアの仕事といえば、サービスやアプリの設計や開発といったイメージが強いかもしれませんが、運用や保守も大切な仕事です。
仕事内容② 新規サービスやアプリの企画
クライアントの要望をヒアリングして、要望に合ったサービスやアプリの企画を行います。
先輩社員と一緒のチームを組み、実際にどのようなプロセスでニーズにあったサービスやアプリを企画するのかを一から学びます。
どのように企画を進めていくのかを学ぶだけでなく、クライアントとのコミュニケーションの取り方や、社会人としてのマナーなども身につけられるでしょう。
仕事内容③ 新規サービスやアプリの設計・開発
クライアントのニーズをカバーする企画ができたら、インターンでも実際にサービスやアプリの設計や開発の段階に入ります。
チームの一員として基礎から知識やスキルを学びながら、企画を元にした設計から開発までを行うのが仕事です。
実際のサービスの設計や開発となると緊張してしまうかもしれませんが、しっかりフォローしてもらえるので心配する必要はありません。
エンジニアとして就職する上で欠かせない知識やスキルが実践で身につきます。
仕事内容④ サービスやアプリのテスト・デバッグ
開発したサービスやアプリは、運用する前にテストやバグの修正が必要です。
エンジニアインターンでもテストを実際に行い、サービスやアプリにバグがないかをチェックします。
見つけたバグを修正する作業がデバッグです。
バグがなくなるまでテストとデバッグを繰り返し、問題なく運用できるサービスやアプリとして完成させます。
短期インターンなら説明会や体験コンテンツが中心
エンジニアインターンの仕事内容を見て、「自分には無理そう」と感じてしまった人もいるかもしれません。
しかし短期インターンは会社の説明やプログラミングやコーディングの体験などが中心です。
企画や設計、開発の体験を行う際も、実際の業務ではないことが多く、あくまで体験としてエンジニアの仕事を経験できます。
専門的な知識を必要としないインターンもあり、「なんとなくエンジニアに興味を持っている」というレベルでも参加できるインターンも多いです。
エンジニアがどんな仕事なのか、どんな知識やスキルが必要なのか知れる機会なので、専門知識がない人は短期インターンへの参加を考えてみましょう。
中期や長期のエンジニアインターンは実際の業務に携われることが多いんですね。エンジニアインターンの経験は就活でも有利に働きそうです。
エンジニアインターンの探し方
「エンジニアインターンに参加したいけれどなかなかいいインターンが見つからない」という人もいるかもしれませんね。
そんな人のために、エンジニアインターンの効率的な探し方を5つ紹介します。
色々なアプローチがあるので、いくつか試してみて、自分が興味を持てるインターンや内容が充実しているインターンを見つけましょう。
【エンジニアインターンの探し方】
- 逆求人サイトに登録してスカウトを受ける
- インターン専門の求人サイトを活用する
- マイナビやリクナビなどの大手求人サイトから探す
- 企業の採用ページから直接申し込む
- 大学キャリアセンターやゼミ研究室に紹介してもらう
探し方① 逆求人サイトに登録してスカウトを受ける
インターンシップの探し方として、おすすめなのが逆求人サイトの活用です。
逆求人サイトは、プロフィールを登録しておくだけで、企業側からスカウトが届きます。
しかもしっかりとプロフィールを読んだ上で「この学生は自社に合う」と判断し、スカウトを送ってきてくれているので、自分との適性が高い企業と繋がることができるんですよね。
そんな逆求人サイトですが、インターンシップのスカウトも届きます。
よってインターンを探す場合は、逆求人サイトにも登録しておくことが重要。
利用すべきは就活生向けの大手の逆求人サイト2つです。この2サイトは両方登録しておきましょう!
(他にも色々なサイトがありますが、利用企業数が多くて使いやすいのは下記の2サイトです)
(※以下広告リンクを含みます)
キミスカ
「キミスカ」は約10万人の就活生が利用している最大規模の逆求人サイトです。
僕が利用してみたところ、隠れ優良企業や知名度の高いベンチャー企業からのスカウトが多く届きました。
インターンシップ生を募集する成長企業の利用も多いので、キミスカは必ず登録しておきましょう。
(インターンの時期が終わっても、そのまま本選考のスカウトが届くので利用し続けることができます!)
オファーボックス
「OfferBox(オファーボックス) 」は、就活生向けの逆求人サイトとして最大規模です。
登録学生数は37万人を超えており、利用企業数も1万社を超えているので、めちゃくちゃスカウトが届きます。
インターンシップを実施する大手企業からのスカウトも届くので、登録して魅力的なプロフィール作成を追求してください。
探し方② インターン専門の求人サイトを活用する
インターン専門の求人サイトは近年増えてきています。
その中でも、掲載求人数が多くて、求人が見やすいサイトが大きく3つあるので共有しておきますね。
インターンシップガイド
「インターンシップガイド」は、日本最大の掲載数を誇るインターン専門の求人サイトです。
全国47都道府県の求人を扱っているので、どの就活生にとっても利用価値が高いのが良いんですよね。
また求人も事業内容や仕事内容がシンプルに書かれていて読みやすい。
掲載企業数と利便性の両方を満たすサイトなので、個人的に1番おすすめのサイトです。
Infraインターン
「Infraインターン」は、主に関東と関西の長期インターンに特化したインターン専門の求人サイトです。
東京の求人が約500と多いので、関東在住者に特におすすめすることができます。
またサイトも求人内容がシンプルで読みやすいのが良いですね。
ゼロワンインターン
「ゼロワンインターン」も掲載求人数が非常に多いインターン専門の求人サイトです。
4月の時点で約2500の求人が公開されているので、会員登録をする前に、1度自分がインターンしたいエリアで絞って検索してみることをおすすめします。
僕が今大学生なら、ここで紹介した3つのインターン専門求人サイトを使いますね!
探し方③ マイナビやリクナビなどの大手求人サイトから探す
マイナビやリクナビなどの大手求人サイトにも、たくさんのエンジニアインターンが掲載されています。
こういったサイトを利用すれば、色々な企業のエンジニアインターンがチェックできるので、エンジニアインターンの傾向がわかりやすいです。
また条件を絞ってピンポイントで検索できるので、自分が希望するエンジニアインターンを見つけるのにも最適。
都市部だけでなく、地方で募集しているエンジニアインターンも見つかります。
マイナビ・リクナビなどの大手求人サイトに掲載している企業の場合、返信率も高いです。
自己分析ツールや就活に関する知識を学べるコンテンツもあるので、インターンを探す目的以外でも活用してみましょう。
探し方④ 企業の採用ページから直接申し込む
気になる企業や絶対に就職したい企業があるなら、企業の採用ページをチェックしてみましょう。
エンジニアインターンを募集している企業の場合、採用ページにインターン情報を載せていることがほとんどです。
企業の説明会情報や採用情報も採用ページに掲載されますので、気になっている企業があるのなら、こまめにチェックしておきましょう。
先輩社員のインタビューや実際の仕事ぶりがわかる記事、インターン生の体験談などが掲載されていることも多いので、インターンや就職後のイメージが想像しやすいです。
僕もインターン探しや就活の時は、気になる会社のホームページをブックマークしていつでもチェックできるようにしていました。
探し方⑤ 大学キャリアセンターやゼミ研究室に紹介してもらう
理系の学部生なら、大学のキャリアセンターやゼミ研究室でエンジニアインターンを紹介してもらえる可能性があります。
大学のキャリアセンターには、関係性のある企業から理系の学部生を対象としたエンジニアインターンの推薦枠が届いているかもしれません。
インターンや就活に関する疑問も気軽に相談できますし、インターンを単位として認めている大学なら応募から単位認定までスムーズです。
また、教授のコネクションや、卒業生のコネクションからインターン先を紹介してもらえるチャンスもあります。
推薦枠やコネクションなら求人サイトにはないインターンが見つかるかもしれませんし、インターンの選考でも有利に働く確率が高め。
どこからチャンスが舞い込んでくるかわからないので、「エンジニアインターンに参加したい」と周りの人に話しておきましょう。
エンジニアインターンの探し方を紹介しましたが、これ以外にもインターン先を探す方法はあります。
こちらのサイトで僕も実践した長期インターンの探し方を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【長期インターンの探し方9選】大学生向けに”選ぶポイント”も解説します!
エンジニアインターンの探し方ってひとつじゃないんですね!色々な探し方を試して、自分に合ったインターン先を見つけたいです。
エンジニアインターンを選ぶ際のポイント
エンジニアインターンは短期・中期・長期と3種類ありますし、企業によってインターンで行う体験や業務の内容、期間などが異なります。
インターンでの経験を就職に生かし、学業と両立しながらスキルや知識を磨くためには、ポイントを押さえてインターン先を探すことが重要です。
これから紹介するポイントを参考に、自分に合ったインターン先を見つけましょう。
【エンジニアインターンを選ぶ際のポイント】
- 内定に直結する可能性のある企業を選ぶ
- 「IT業界」とひと括りにせず細分化して業界や仕事内容を確認する
- 自分のレベルに合ったインターンに参加する
- 待遇や休日の有無を必ず確認しておく
ポイント① 内定に直結する可能性のある企業を選ぶ
インターンに参加したからといって、必ず内定に直結するわけではありませんが、インターンに参加することで内定をもらえる可能性が高くなる企業はあります。
特に中期や長期のエンジニアインターンの場合、内定直結型や選考免除型のインターンを募集している企業も少なくありません。
内定直結型や選考免除型のインターンは、インターン選考で求められる条件の基準が高く設定されている傾向にあります。
応募すれば必ず参加できるというものではありませんが、挑戦してみる価値は非常に高いでしょう。
ポイント② 「IT業界」とひと括りにせず細分化して業界や仕事内容を確認する
エンジニアはIT業界の職種としてまとめられることが多いです。
しかし、エンジニアにはいくつも職種がありますし、IT業界も細かく分ければさまざまな業界があります。
同じエンジニアと呼ばれる仕事でも、職種や業界によって仕事内容は全く違いますから、どんな仕事内容のインターンに参加したいのか、細分化して考えることが大切です。
エンジニアは大きく分けるとWebエンジニア、システムエンジニア、モバイルエンジニア、インフラエンジニアなどがあります。
しかしシステムエンジニア一つとっても、アプリケーションエンジニア、プログラマー、エンベデッドエンジニアなど、さらに細かく仕事内容が分かれていますし、扱う内容も業界ごとに異なります。
自分のしたい仕事がどのエンジニア職なのかを明確にするためにも、細分化した上でインターン先を決めましょう。
ポイント③ 自分のレベルに合ったインターンに参加する
一口にエンジニアインターンといっても、全くエンジニアに関する知識がなくても参加できるものから、知識やスキルが求められるものまでさまざまなインターンがあります。
「できるだけ高度な知識を身につけたい」と自分のレベルに合っていないインターンに参加すると、内容についていけない可能性が高いです。
エンジニアインターンの募集要項に、求められるスキルが明記されていますから、必ず自分のレベルに合っているインターンを選びましょう。
スキルに見合わないインターンに応募しても選考を通過しない可能性が高いですが、万が一通過してしまったら自分も後悔しますし、企業にも迷惑をかけてしまいます。
ポイント④ 待遇や休日の有無を必ず確認しておく
中期・長期のインターンの場合は報酬が出るケースも多いです。
報酬の有無や、報酬が出る場合の報酬形態などは応募前に必ず確認しましょう。
また、インターンへの参加が週◯日以上と決められていることが多く、なかには平日に休みがないインターンもあります。
インターン参加中も学業と両立しなければなりませんから、休みがないと大変ですし、インターンに時間を割きすぎた結果、単位を落として卒業できなくなっては意味がありませんよね。
またブラック企業の場合、待遇や休日を曖昧にして、報酬を払わなかったり、過剰な労働をさせたりするケースもあります。
エンジニアはブラック体質な環境で働いている人が比較的多い職種です。
もちろんホワイト企業もありますが、しっかり内容を確認して、安全な企業のエンジニアインターンに参加しましょう。
その会社がホワイトな優良企業かどうかを知るためには、口コミサイトを参考にするのがおすすめです。
現在在籍している社員、退職した人の口コミが中心で、インターンに参加した人の口コミは多いとは言えませんが、ブラック企業でないかを判断するには有益な情報が手に入るはずです。
僕もインターン先を探す時や就職したい会社を探す時は、必ず口コミをチェックしていました。
多くの人が同じことを書いている口コミや、具体的な内容のある口コミを参考にして、会社の評判をチェックしてみましょう。
▼おすすめの口コミサイト
・ワンキャリア:就活生向け。企業の口コミだけでなく、選考情報も確認できる
・ライトハウス:日本最大級の口コミサイトで、サイトも見やすいので個人的にベスト
・オープンワーク:こちらも口コミサイト大手で、ライトハウスと併用するのがおすすめ
・転職会議:約20万社の口コミが掲載されている大手口コミサイト
内定直結型や選考免除型のインターンもあるんですね!5つのポイントを押さえて、後悔しないインターン先を探したいです。
エンジニアインターンを開催するおすすめの企業
例年エンジニアインターンを募集している企業の中からおすすめ3社を紹介します。
エンジニアインターンを開催している大手企業の場合、一つの企業でいくつかコースを用意しているケースが多く、開催期間もコースによって異なります。
興味を持てそうなエンジニアインターンがないかチェックしてみましょう。
サイバーエージェント
2000年代にITベンチャーを牽引し、現在はさまざまな事業を手がける大手企業として知名度も高いサイバーエージェント。
アメーバブログや数々のスマホゲームを生み出し、現在はAbema TVの運営やインターネット広告事業に力を入れている会社です。
サイバーエージェントのエンジニアインターンは大きく分けて5種類のインターンシップがあります。
- CA Tech Job
- CA Tech Challenge
- CA Tech Dojo
- CA Tech Mission
- Profuct Based
2〜3日で行われるハッカソン・コンペ形式で課題に取り組む気軽に参加できるインターンから、就業型でトレーナーと一緒に実務を行うインターンや、育成型インターン、サイバーエージェントの運営している製品や事業を題材にしたインターンなど、特色のあるエンジニアインターンが揃っています。
現在募集しているインターンは公式ページでチェックできます。
インターンの内容や期間、報酬の有無なども一覧で確認できますので、まずは公式ページをチェックしてみましょう。
株式会社ディー・エヌ・エー
ゲームやエンタテイメント、eコマースなど、さまざまなインターネットサービスを展開している株式会社ディー・エヌ・エー。
2022年5月現在公式ページで募集されている株式会社ディー・エヌ・エーのエンジニア向けのサマーインターンは3種類あります。
- 短期 ソフトウェア エンジニアリングコース
- 就業型 ソフトウェア エンジニアリングコース
- AIスペシャリストコース
短期のソフトウェア エンジニアリングコースは3日間、就業型は1〜3ヶ月の期間から希望する期間が選べます。
AIスペシャリストコースは就業型で、最短で2週間から参加可能な最長4週間のインターンプログラムです。
株式会社ディー・エヌ・エーのエンジニアインターンは短期の3日間で報酬が10万円、就業型は時給2500円と高待遇なのも魅力。
インターンは報酬額の良し悪しで決まるわけではありませんが、企業としてエンジニアの採用に力を入れていることが伺い知れます。
株式会社ガイアックス
ソーシャルメディアやシェアリングエコノミーに関する事業に力を入れている株式会社ガイアックス。
育休後の復帰率は85%、在職している女性管理職の過半数は働くママで、女性がキャリアアップし続けられる環境作りにも力を入れている会社です。
株式会社ガイアックスのエンジニアインターンは、3ヶ月〜1年程度の長期で行われます。
事業の立ち上げや運営など実務に関わりながら、エンジニアとしての知識やスキルを身につけられるインターンです。
フルリモートで参加可能なインターンなので、地方在住者でも参加しやすいのが最大の魅力。
リモートでもインターン参加者1人につき1人のメンターがついて、スケジュールから業務内容までサポートしてもらえるので安心です。
これまで参加したインターン生の中には、新規事業の中心メンバーとして活躍し、事業を大きく成長させたインターン生もいます。
長期のインターンですが、勤務時間は相談できるので、学業と無理なく両立できるでしょう。
エンジニアインターン選考に受かるためのコツ
説明会のような形で選考を行わずに参加できるエンジニアインターンもありますが、多くのエンジニアインターンには選考があります。
エンジニアインターンの選考に受かるためには、未経験可のインターンを除き、求められている募集要項の条件を満たしていることが最低条件です。
ただし、条件を満たしているからといって、選考に通るわけではありません。
希望する会社のエンジニアインターンが勝ち取れるよう、選考に受かるためのコツを把握しておきましょう。
【エンジニアインターン選考に受かるためのコツ】
- 事前にポートフォリオを用意しておく
- なぜエンジニアを希望するのかを明確にしておく
- エントリーシートの質を高めておく
コツ① 事前にポートフォリオを用意しておく
エンジニアインターンでは、これまでの実績や経験をもとにスキルを評価してインターンの合否を決めることが多いです。
募集要項にポートフォリオ提出が記載されていたとしても、されていなかったとしても、事前にポートフォリオを用意しておきましょう。
ポートフォリオに記載するのは、これまでに制作したWebサイトやアプリなどで、ポートフォリオ用のWebサイトを制作しておけば、そのサイト自体もアピールになります。
また、制作物以外にもどれくらいのプログラム・コーディング技術があるか、どういった作品が作れるかなどをまとめておくといいでしょう。
企業によってはエンジニアインターンの応募フォームが用意されていることもありますが、ポートフォリオ用のWebサイトを作っておけばURLをコピペするだけで済みます。
未経験の場合はポートフォリオは作れませんが、最低限のプログラミングやコーディングの知識やスキルを身につけておくなど、アピールできる武器を増やしておきましょう。
コツ② なぜエンジニアを希望するのかを明確にしておく
どうしてエンジニアを希望するのか、どうしてその会社を希望するのか、エンジニアになって何がしたいのか、などの志望動機は必ず明確にしておきましょう。
エンジニアインターンを募集している企業にも、求めている人物像があり、志望理由を含めて自社に合った人物かどうかを判断します。
志望動機が明確でしっかりアピールできれば、採用担当者の記憶にも残りやすく、選考を通過できる可能性が高くなるでしょう。
「ただ興味があって応募したい」という場合でも、エンジニアの仕事やその企業についてよく調べ、希望する理由は必ず明確にしておいてください。
何に興味を持ったのか、どんなことを学びたいのかなど、具体的なエピソードを交えた志望動機があると、選考を通過しやすくなります。
コツ③ エントリーシートの質を高めておく
インターンにもエントリーシートがあり、自己PRや志望動機、資格やスキル、学生時代の経験、インターンシップを通して学びたいことなどを書きます。
企業がフォーマットを用意するパターンも、各自で用意するパターンもありますが、選考通過のためにはエントリーシートに記載する内容の質を高めておくことが重要です。
企業側はエントリーシートを通して、その人材が自社とマッチしているかどうかや、参加意欲をチェックしています。
引用:リクナビ 就活準備ガイド「【記入例付きで解説】インターンのエントリーシートを準備するときのポイント」
エントリーシートの質が高ければ高いほど、企業とマッチングする可能性も高くなりますし、やる気をアピールすることにもつながります。
エントリーシートの内容は以下のような項目が設けられていることが多いです。
引用:リクナビ 就活準備ガイド「【記入例付きで解説】インターンのエントリーシートを準備するときのポイント」
エントリーシートに記載する内容は早い段階から熟考して、自分自身を採用担当者にアピールしましょう。
エンジニアインターンに応募する段階からエントリーシートをしっかり作っておけば、就活の本選考の際にも必ず役に立ちます。
こちらのページでは僕がインターン選考を通して分かった選考に通らないエントリーシートの書き方や、対策について詳しく解説しています。
すでにエントリーシートを作っているという人も、これから作るという人も、ぜひチェックして参考にしてみてください。
【インターン選考のESで落ちまくる】通らない原因と対策を共有します!
インターン選考のためにしっかり対策をしておくことが必要なんですね。まずはエンジニアを希望する理由を自分なりに考えてみます!
エンジニアインターンに参加するメリットとデメリット
ここまでエンジニアインターンについて仕事内容や探し方、選考に受かるコツなどを紹介してきましたが、「そもそもエンジニアインターンに参加必要ってある?」と思っている人もいるかもしれませんね。
エンジニアインターンに参加するとメリットもありますが、デメリットもあります。
それぞれ紹介しますので、参加しようか悩んでいる人はどちらも把握して、参加すべきかどうかを検討してみましょう。
【エンジニアインターンに参加するメリット】
- エンジニアのリアルな現場を体感できる
- 実務や選考に役立つスキルを学べる
- 現状の自分のレベルや向き不向きが理解できる
メリット① エンジニアのリアルな現場を体感できる
エンジニアインターンに参加すれば、エンジニアが働く現場を実際に体感できます。
すでにエンジニアについてかなり調べている人もいるかもしれませんが、本やネットで知るエンジニアの仕事内容や働き方と、実際のエンジニアの実態は同じとは言えません。
エンジニアインターンに参加すれば、エンジニアの働く現場も、企業の雰囲気も身をもって体験できます。
先輩エンジニアのリアルな声を聞ける機会にもなりますし、アドバイスももらえるでしょう。
就職してからのミスマッチを防ぐためにも、エンジニアのリアルな現場に身を置いてみることはとても重要です。
メリット② 実務や選考に役立つスキルを学べる
中期・長期のエンジニアインターンでは、実際の仕事を経験できます。
プロのエンジニアから指導してもらいながら、スキルを身につけられる経験はなかなかありません。
インターンで身につけたスキルは、実際にエンジニアになってからも必ず役に立ちます。
またインターンで身につけたスキルは強力な武器となり、インターンに参加した企業の本選考だけでなく、他の企業での選考でも必ずアドバンテージになるでしょう。
メリット③ 現状の自分のレベルや向き不向きが理解できる
現状の自分がエンジニアとしてどれくらいのレベルなのか、またそもそも自分がエンジニアに向いているのかどうかも、インターンを通して理解できるはずです。
これまでエンジニアになるために勉強を重ねてきた人や、プログラミング経験がある人は、今の自分のレベルが就職後どれくらい通用するのかがわかります。
まだ実務レベルには至っていないと気付いたのであれば、就職までに身につけたい知識やスキルの目標が立てやすいです。
また、実際に働いてみることで、エンジニア自体に向いているかどうかも判断できるでしょう。
エンジニアといっても仕事内容はさまざまですから、自分がなりたいと思っていたのとは違うエンジニア職の方が向いていることに気づくかもしれません。
実際に働くという経験を通して視野が広くなりますし、スキルアップのために必要なことを知り、本当に自分に向いている仕事を考える機会となるでしょう。
【エンジニアインターンに参加するデメリット】
- 覚えることが非常に多い
- 通常のインターンよりも探すのが大変
デメリット① 覚えることが非常に多い
中期・長期のエンジニアインターンはチームの一員として、実際の業務に参加します。
そのため参加時の知識やスキルの有無に関わらず、たくさんのことを覚えなければなりません。
その間も大学に通って、授業を受けたり研究したりしなければなりませんから、想像以上に大変です。
たくさんのことを覚えて、知識やスキルが身につけば就職では確実に有利になりますが、学業との両立が本当にできるかどうかも考えておかなければなりません。
デメリット② 通常のインターンよりも探すのが大変
他の職種のインターンと比べると、エンジニアのインターンは見つけるのが大変です。
もちろんエンジニアインターンを募集している企業はたくさんありますが、希望するインターンが見つからない可能性もあります。
また他のエンジニアインターンも同じ思いでインターン先を探しているため、いざエンジニアインターン募集が見つかっても、応募が殺到してしまうケースが多いです。
エンジニアインターンは早い段階で、さまざまな方法を使って探し、見つけたら複数応募してみましょう。
この記事で紹介したエンジニアインターンの探し方を参考に、色々な角度からインターンを募集している企業を探してみてください。
メリットが多いエンジニアインターンですが、学業と無理なく両立できるかどうかは、応募前にしっかり確認しておきたいですね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
エンジニアインターンは実際の業務が経験できるものも多く、就活や就職後の業務でも必ず役に立ちます。
人気の高いエンジニアインターンへの参加を勝ち取るためには、知識やスキルを身につけ、ポートフォリオやエントリーシートなどの準備をしっかりしておくことが大切です。
他の業界と比べるとインターン募集を見つけるのは大変ですが、根気強く探してみましょう。
▼本記事のまとめ
- エンジニアインターンは短期・中期・長期があり、中期・長期なら現場で実際に働ける。
- 通常のインターンより探すのが難しいので、いくつかの方法を併用して探すのがおすすめ。
- ポートフォリオやエントリーシートを充実させるのがインターン選考通過のコツ。
- 参加すれば就活が有利になるメリットが多い。
- デメリットを把握した上で、自分に合ったインターン先を探そう。