【早期内定は保留できる?】保留期間やメールテンプレを共有!

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就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

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それでは本題に入っていきますね!

就活で早期内定が欲しいと思っている人は多いですよね!

早期内定を獲得できるのは嬉しいことですが、さらに就活を続けるには内定を「保留」してもらう必要があります。

内定承諾の返事を待ってもらうことはできるのか、どう伝えれば保留してもらえるのか、疑問に感じている人もいると思います。

そこでこの記事では、そもそも早期内定は保留できるのか、保留できる期間の目安も合わせて解説します!

実際に僕が就活で使った保留のためのメール用・電話用テンプレも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!

早期内定を保留にすることはできるのか?

最初に「そもそも早期内定は保留できるの?」という疑問にお答えします。

内定者への期待が高ければ高いほど、企業は「うちに来てほしい」と熱心に伝えてくるはずです。

早期内定を獲得した時点で「当社に入社してほしい」と言われているわけなので、返事を待ってもらえるのか心配になりますよね。

そこで、早期内定を保留にするのは可能かどうかを明確にしておきましょう。

早期内定は保留することができる

結論から言いますね。

早期内定は保留できます。

最速で選考が進んだ場合、大学3年の9月には早期内定を獲得可能です。

大学3年の9月というと、まだ大多数の企業は採用情報すら解禁していない時期ですよね。

就活が本格化するのは大学3年の3月で、内々定が出始めるのは大学4年の6月以降です。

つまり、早期内定が出てからも就活はまだまだ続いていくわけです。

早期内定が出た企業がダントツの第一志望で、他の企業を受ける意思が全くなければ迷う余地はないでしょう。

でも、現実的には早期内定をもらえた企業が「絶対的な第一志望」とは限りませんよね。

もしかしたら、もっと待遇の良い企業や仕事内容により強く興味を引かれる企業が出てくるかもしれません。

就活の残り期間を棒に振ってしまうと、こうした企業と出会うチャンスを自分から捨てることになります。

どの企業の選考を受けるか、結果的にどの企業に入社するかは、まぎれもなく「あなた次第」なのです。

早く内定を出したからといって、その企業に必ず入社しなくてはならないというルールは存在しません。

早期内定は保留できますし、保留しても何ら問題はないのです。

この点を、まずはしっかりと理解しておきましょう。

早期内定は積極的に保留するべし

僕の考えとしては、むしろ早期内定は積極的に保留してほしいと思っています。

なぜなら、早期内定を獲得した状態で就活を続けるメリットが非常に大きいからです。

早期内定を保留にして就活を継続するメリットとして、主に次の2つが挙げられます。

圧倒的に心の余裕を持った状態で就活に臨める

早期内定を獲得しておくことで、圧倒的に心の余裕が生まれます。

以降、他社の選考が全滅だったとしても、内定ゼロにはならないからです。

内定が1つももらえていない状態で、就活を続ける心境を想像してみてください。

きっと「このまま内定ゼロだったらどうしよう」「どこにも就職できないかもしれない」と思うと、不安でたまらないでしょう。

でも、早期内定が出ていれば「就活は少なくとも大失敗ではない」という気持ちで臨めるはずです。

気持ちの余裕が生まれれば、やみくもにエントリーしなくても「本当に受けたい企業」だけを選んで受けられます。

就活を進めにあたって、有利な状況を手に入れられるわけです。

1社に決めてしまわずより良い企業を探せる

早期内定を獲得することで、早い段階で就職先を1社に決めてしまう必要がなくなります。

就活の目的が「とにかく内定をもらうこと」から、「より良い企業を探すこと」へとシフトするのです。

大手企業や人気企業など、競争率の高い難関の選考にも恐れずチャレンジできるでしょう。

就活のゴールは「内定をもらうこと」ではありません。

十分に納得した上で入社先を決断し、この先何十年と働いていく職場を決めることがゴールなのです。

最初に内定をもらえたからといって、その企業に入社して本当に満足できるとは限りません。

安易に就職先を決めてしまわず、より良い企業を探す期間を確保できるのは、早期内定を獲得しておくメリットといえるでしょう。

早期内定を獲得できる時期や具体的な獲得方法については、下記の記事で詳しく解説していますので、必ず読んでおいてくださいね!

»【早期内定とは】早期内定とはいつの内定?|もらえる就活生の特徴と獲得方法とは?

期内定は保留しても問題ないんだね!

保留しても大丈夫と分かっていれば、安心して就活を続けられるね!

早期内定を保留できる期間の目安は?

早期内定を保留するとして、どのくらいの期間なら保留できるのか気になりますよね。

大前提として、早期内定を出した企業は「すぐに他社の選考を辞退して、当社への入社を決断してもらいたい」と思っています。

よって、保留したいと伝えた時点で具体的な期限を提示されるケースが多いでしょう。

保留期間は企業ごとに異なりますが、1ヶ月以内に何らかの回答がほしいと要求されるパターンが多いはずです。

企業によっては、1週間以内など極めて短い期限を設けるケースも想定されます。

では、期限を設けられたら必ず従わなくてはならないのでしょうか。

結論としては、企業から提示された回答期限通りに従う必要はありません。

ただ、回答期限を過ぎても回答しなければ内定を辞退したものと判断され、内定取り消しとなる可能性があります。

そこで、早期内定を保留する期間について交渉する必要があるのです。

大学3年・大学4年でそれぞれ早期内定が出たケースについて、保留できる期間を解説します。

大学3年で早期内定が出た場合

大学3年のうちに早期内定を獲得した場合、他社が内々定を出し始める5月頃まで待ってもらえる可能性があります。

他社の選考結果が判明するまで待ってほしいと伝え、具体的にいつまでに回答するかを交渉しましょう。

企業側も、大学3年の時点で出す内定が「他社と比べて極めて早い」ことは承知しています。

他社が選考中であることを明確にした上で、「5月まで待っていただきたい」と伝えましょう。

大学4年で早期内定が出た場合

経団連加盟企業が内々定を出し始めるのは、大学4年の6月以降です。

よって、他社の選考結果が出る6月頃まで回答を待ってもらう必要があります。

大学4年の4月時点で早期内定が出た場合、およそ2ヶ月の保留期間となるわけです。

もし6月に早期内定を辞退されたとしても、企業側は秋採用・冬採用で再度募集をかける機会があります。

真面目な就活生ほど「待たせるのは申し訳ない」と考えがちですが、企業側も早期内定を保留されることは想定しているはずです。

臆することなく「6月まで待っていただきたい」と伝えましょう。

早期内定を保留するためのメールテンプレ

早期内定を保留するには、保留したい旨を伝える際の「伝え方」が非常に重要です。

失礼のないよう細心の注意を払いながらも、しっかりと考えを伝えましょう。

僕が就活生の時に、早期内定を保留するために送ったメールを共有します。

以下の文面をテンプレとして使ってください。

▼早期内定を保留させるためのメールテンプレ

件名)

貴社への入社意向に関しまして|〇〇大学(氏名)

本文)

株式会社〇〇

採用ご担当者様

先日は内々定のご連絡を頂き、誠にありがとうございました。

〇〇大学の(氏名)です。

貴社への入社意欲は大変高く、このたびの内々定を嬉しく思っております。

しかし正直にお伝えすると、5月までは就職活動を続けたいと考えております。

多くの企業様の事業内容や経営計画に触れ、知見を広げられる機会は今後なかなか訪れないように感じます。

貴社への入社後、存分に力を発揮し貢献させていただくためにも、就職活動の機会を活用したいと考えた次第です。

十分に納得した上で、貴社への入社確定、就職活動を終了したいと考えております。

無理なお願いとなり恐縮でございますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

〇〇大学〇〇学部

(氏名)

(メールアドレス)

早期内定を保留するための電話内容のテンプレ

企業によっては、早期内定への返答を電話で求めるケースもあるはずです。

基本的な伝え方はメールと同様ですが、電話での会話を想定したテンプレも共有しますね。

▼早期内定の電話での保留テンプレ

就活生「先日、貴社から内定を頂いた〇〇大学の(氏名)と申します。採用ご担当者様はいらっしゃいますでしょうか?」

担当者「はい、採用担当の〇〇です。」

就活生「お忙しいところ失礼いたします。先日頂いた内定ですが、率直に申し上げますと保留させていただきたいです。これだけ多くの企業様のお話を窺い、知見を広げられる機会は今後訪れないと思います。貴社への入社意欲は大変高いのですが、就活は継続したいと考えております。」

担当者「なるほど、分かりました。では、いつまでに返答をもらえますか?」

就活生「就活が落ち着く6月までは続けようと思っております。確定しましたら、すぐにご連絡差し上げますので、ご了承いただけますでしょうか?」

担当者「分かりました。では、ご連絡をお待ちしております。」

企業から言われるがままに従う必要はないんだね!

回答のテンプレを用意しておけば、保留のための交渉も慌てずにできそうだね。

早期内定を保留にできないと言われた場合の対処法

通常、ここまで共有してきた流れで早期内定の保留を申し出れば、問題なく聞き入れてもらえるはずです。

しかし、企業によっては「保留はできない」と言ってくるケースも想定できます。

本来、どの企業に入社するかは就活生自身が決めることですので、企業側が強制することはできません。

もし早期内定を保留できないと言われたら、次の3つから行動を選択してください。

①期間を決めてお願いする

内定を保留することに対して企業側が難色を示すようなら、具体的な期間を決めてお願いしましょう。

「5月まで」「6月まで」など、他社の選考状況を踏まえて現実的な期限を設定するのです。

それでも難しいと言われた場合は、逆にいつまでなら待ってもらえるのかを交渉します。

他社の選考結果が判明する時期に近ければ、企業側が提示する期間で了承して良いでしょう。

しかし、「1週間以内に」「今すぐに決めてもらいたい」といった要求をしてくるようなら、次の②または③の対応へと切り替える必要があります。

②早期内定を承諾して裏で就活を進める

どうしても内定を承諾してもらいたいと言われたら、ひとまず承諾してしまうのも1つの方法です。

表向きは「貴社に入社します(=他社は辞退します)」と伝えておき、裏で就活を継続することになります。

内定承諾に法的な拘束力はないので、入社日の2週間前までであれば内定辞退は認められるのです。

ただ、この方法では内定を出してくれた企業に対して嘘をつくことになります。

そもそも嘘をつきたくないと感じる人にはおすすめできません。

内定を承諾するか辞退するかの2択になるなら、③の対応を取るのもやむを得ないでしょう。

しかし、入社する企業の決定は今後の働き方、さらには人生を決めるかもしれない重要な局面といえます。

ときには計算高く立ち回ることも必要と考えて、内定を承諾しつつ就活を続ける選択をするのも「あり」なのです。

③早期内定を辞退する

もし強硬に「今すぐ内定承諾を」と迫ってくるようなら、早期内定を辞退しましょう。

他社の選考を辞退して就活を終えるよう強要することを「オワハラ」といいます。

就職先を真剣に考えている就活生に対して、自社の利益しか顧みずオワハラをするような企業にはそもそも魅力がありません。

辞退すれば内定が1つ減ってしまうので、とても惜しい気がするでしょう。

でも、より良い企業を見つけるために必要な決断と割り切って、きっぱりと辞退することをおすすめします。

保留にすら応じてくれないような企業の内定は、辞退して良いのです。

たとえ入社しても、社員の意見や要望を聞き入れてもらえない社風の可能性があります。

就活は企業が就活生を選ぶだけでなく、就活生が企業を選ぶ場でもあるのです。

早期内定を辞退したからといって、就活が失敗に終わるとは限りません。

企業の対応次第では「辞退」という決断を下すことも視野に入れておきましょう。

早期内定を保留できないと企業に言われた場合でも、すぐに辞退して就活を終了するのではなく、期間を決めてお願いしたり、裏で就活を続けるなどの対処法があるんですね。

早期内定を獲得するなら就活エージェントと逆求人サイトがおすすめ

早期内定を獲得するには、先回りして対策を講じておくことが非常に重要です。

一般的な就活スケジュールよりも早い時期に就活を始め、早期内定に繋がる手段を複数講じておくことをおすすめします。

早期内定をより確実に獲得するには、就活エージェントと逆求人サイトを活用すると良いでしょう。

僕がとくにおすすめしている就活エージェントと逆求人サイトを紹介するので、早めに登録を済ませてくださいね。

就活エージェント

就活エージェントとは、一人ひとりの就活生に専任の担当アドバイザーがつき、就活をサポートしてくれるサービスです。

ESや面接対策をはじめ、自己分析や業界研究に役立つアドバイスをしてもらえます。

早期選考を実施する企業やインターンの紹介をしてもらうこともできるので、早期内定の獲得がより現実的になるでしょう。

数ある就活エージェントの中でも、僕がおすすめするサービスは次の2つです。

ミーツカンパニー就活サポート

ミーツカンパニー就活サポート」は、面談満足度が高く多くの就活生から支持されている就活エージェントです。

保有求人数が抜群に多く、就活エージェントの中でもトップクラスの求人を扱っています。

オンライン面談にも対応しているので、早くから就活を始めておきたい人や地方在住の人にもおすすめです。

企業の募集情報が正式に解禁される大学4年の6月より前に、就活生が入手できる企業情報は限られています。

ミーツカンパニー就活サポートを通じて早期選考を実施する企業を紹介してもらい、早期内定をより確実なものにしましょう。

irodasSALON

irodasSALON(イロダスサロン)」は、コミュニティ型就活支援サービスです。

毎月開催されているオンライン就活セミナーに参加できるほか、就活エージェントサービスも受けられます。

就活セミナーは参加者の満足度95%と非常に高く、23卒の会員数は2月時点で1万人を超えているのです。

就活に向けて早めに情報収集を進めつつ、就活サポートも受けたい人に適しています。

ミーツカンパニー就活サポートとirodasSALONを併用すると、それぞれのサービスの強みを生かせるはずです。

この他にも、就活エージェントには数多くのサービスがあります。

おすすめの就活エージェントをまとめた記事があるので、こちらもぜひ読んでおいてください。

» おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選!】

逆求人サイト

逆求人サイトとは、プロフィールを登録しておくと企業からスカウトが届くサービスのことです。

企業のほうから「あなたのプロフィールに興味がある」と言ってもらえるので、通常エントリーよりも内定獲得の確率が高まります。

また、一度プロフィールを登録しておけばスカウトを待つだけですので、手間をかけずに魅力的な企業を探せるのもポイントです。

僕がおすすめする逆求人サイトを厳選して2つ紹介しますね。

オファーボックス

Offerbox(オファーボックス) 」は、就活生の4人に1人が利用している有名な逆求人サイトです。

1万社を超える企業が利用しており、スカウトを受けるなら必ず登録しておきたいサービスといえるでしょう。

オファーボックスに登録すると、「特別選考ルート」の案内が届くことがあります。

通常の選考フローと違い、企業が「この人材を採用したい」と見込んだ就活生に届く案内のため、早期選考の確率が高まるのです。

さらに、早い時期に登録しておけば「インターン特別枠」を案内されることもあります。

早期内定に繋がるインターンにも参加できるので、早期内定がより近づくはずです。

登録者のオファー受信率は93.6%と極めて高いため、できるだけ早い時期から登録しておくことをおすすめします。

キミスカ

キミスカ」は、企業から届くスカウトの「本気度」が可視化されているユニークなサービスです。

スカウトには「気になるスカウト」「本気スカウト」「プラチナスカウト」の3種類があります。

プラチナスカウトは最も本気度が高く、1社あたり月30通までしか送れません。

つまり、プラチナスカウトが届いた時点でプロフィールに相当関心を寄せていることが分かるのです。

もしプラチナスカウトを早くに受け取っていれば、早期選考・早期内定がより現実味を帯びるでしょう。

早期内定をより確実にしたい人は、キミスカに登録しておくことをおすすめします。

早期内定が2社以上から出ていれば、保留に応じてくれない企業があっても強気で対応できるね!

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

本記事では、早期内定を保留する方法と、メールや電話のテンプレを共有してきました。

早期内定を獲得できるのは嬉しいことですが、就活を続けるなら保留は避けられない選択となります。

僕は納得しないまま入社を決めてしまうのが嫌だったので、わりと正直に「就活を続けたい」と伝えていましたね。

企業としても、内定を保留されることはある程度想定しているので、あまり遠慮しないで保留して大丈夫です。

優しい人ほど「せっかく内定を出してくれたのに保留するのは心苦しい」と思いがちですよね。

でも、最終的にどの企業に入社するかは皆さん自身が判断し、決断することです。

企業に言われるがままに内定を承諾してしまい、後悔してほしくない。

そんな思いを込めてこの記事を書きました。

ぜひ早期内定を保留する方法を理解して、納得のいく就活にしてくださいね。

この記事が皆さんの就活の参考になれば、とても嬉しいです。

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

以上!就活ブロガーの就活マン(@shukatu_man)でした!

▼本記事の要点まとめ

  • 早期内定を保留することは可能。むしろ、心に余裕を持って就活を進めるためにも積極的に保留するべし。
  • 早期内定を保留できるのは、大学4年の5〜6月までが1つの目安。企業の言いなりになる必要なし。
  • もし早期内定を保留できないと言われたら、期間を決めてお願いする・承諾しておき裏で就活を進める・辞退する、のいずれかの対応を。
  • 早期内定をより確実なものにするには、就活エージェントと逆求人サイトの活用がおすすめ。
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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