就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。
それでは本題に入っていきますね!
今回は大学生が読むべきおすすめの本を紹介していきます!
僕は大学生の頃から本を読むのが趣味で、ビジネス書を中心にこれまで1500冊以上読んできました。
読書してきたからこそ、毎日こうして1万〜2万文字を執筆することができています。
またコミュニケーション能力や対人関係の悩みも、読書がほぼ全て解決してくれました。
そんな経験を活かして、「大学生におすすめの本」に特化して解説していきます。
それぞれなぜ大学生におすすめなのか、理由も詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
大学生のうちから本を読むべきと聞きますが本当ですか?
僕がこれまでしてきた自己投資の中で、最も良かったのが読書。
特に大学生は若いから、「得た知識を使える時間」が長いんだよね!
60歳が読書するのと、20歳の大学生が読書するのとでは、その価値の違いはレベチ。
更に読書で得た知識は就活や仕事でも活かせるから、絶対に読書すべき!!
1500冊読んできた中から、大学生におすすめの本を厳選して紹介するから、1冊でも良いから読んで欲しい。本当に人生変わるから。
目次
大学生は本を読むべきか?
まず最初に、そもそも大学生は本を読むべきか簡単に解説していきますね。
結論から言います。
本は絶対に読まないといけないということはありません。
ですが、本を読むことで就活や仕事に役立つ知識や能力を飛躍的に高めることができます。
特に僕のように人脈に自信がないタイプの人には読書はおすすめです。
僕の知り合いの経営者やサラリーマンとして成功している人を見ると、2タイプに分かれているなと。
- 良い人脈にめぐまれていて周りの人から良い情報をもらうタイプ
- 本などの情報源を活用して自身で良い情報を取るタイプ
要するに、本を読まない人でも成功している人は、周りに本を読むような人がいることが多い。
なぜそれほどまでに本が重要かと言うと、本には「成功のヒント」が書いてあるからです。
そのヒントを得る方が圧倒的に有利なのは間違いありません。
大学生のうちから本を読んで、成功のヒントを得ることで、周りと圧倒的な差を作ることができます。
そしてその差は一生埋まることはありません。
(なぜなら1度読み始めた人はそのまま成長し続けるので、差が縮まらないからです。)
ぜひこの記事を通して、自分の人生の成功のヒントになる本を見つけてくださいね!
本は読むのに多大な労力がかかるからこそ、ほとんどの人が読みません。
今はYoutubeなどで情報を得ることができますが、圧倒的に情報の質が違いますね。
就活も仕事も、周りとの「差」が重要なので、多くの人が取らない選択、かつ有用な選択を取ることが重要だと僕は考えています!
大学生が読むべきおすすめ本ランキング
ではこの章から早速、本の紹介に入っていきますね!
まずはこの記事で紹介する本のうち、最もおすすめの本上位10冊をランキング形式で紹介します。
評価基準としては、僕自身が「大学生のうちに読んでおいたらその後の人生が良い方向に変わるな」という変化を感じること。
また僕自身が大学生の自分に読むべきだとおすすめする本をランキング形式で紹介しますね!
【大学生が読むべきおすすめ本ランキング】
1位:人を動かす(人間関係)
2位:嫌われる勇気(人間関係)
3位:はずれ者が進化をつくる(人間関係)
4位:1分で話せ(論理的思考)
5位:7つの習慣(自己啓発)
6位:考える技術・書く技術(論理的思考)
7位:20歳の自分に受けさせたい文章講義(論理的思考)
8位:人事がこっそり教えるヤバい内定術(就活)
9位:転職の思考法(転職)
10位:ドリルを売るには穴を売れ(マーケティング)
※(◯◯)は何に関係する本かを示しています!
次の章から、関連するカテゴリごとに各本の解説をしていきます!
上記の1位〜10位の本もすべて紹介していくので、1冊ずつ解説を読んでいってくださいね。
このランキングはあくまで僕が考えるおすすめランキングです!
人によって読むべき本、刺さる本は異なるので、それぞれの本ごとの説明を読んだ上で、気になる本を選んでみてくださいね!
大学生が読むべき「人間関係」に関する本|3選
まず大学生が読むべき本として、おすすめするのが人間関係に関する本です。
人の悩みの大半が人間関係の悩みだと言われています。
たしかに、僕の人生を振り返ってもほとんどが人間関係の悩みでした。
また大学生こそ、大学生のうちから人間関係をうまく構築するためのテクニックや知識を学ぶべきだと僕は考えています。
なぜなら社会人になったら関わる人を選べなくなるからです。
大学生までは自分で付き合う人を選ぶことができますよね。友達も自分で選べる。
一方で、社会人になったら配属される部署の人や取引先など、強制的に関わる人が選ばれてしまう。
僕も会社に入ってから、隣の部署の人と揉めたりと色々ありました。(思い出すだけでストレスが…!笑)
大学生が本を読むなら、まずは悩みの大部分を占める人間関係について学ぶ。
それが人生の幸福度を高めるために最も重要だと思います!
そんな人間関係に関する本ですが、僕はこれまで100冊ほど読んできて、最もおすすめなのが次の3冊です。
①人を動かす
僕がこれまで読んできた1500冊の中で、最もおすすめとしている本が「人を動かす」です。
人を動かすというタイトルだけ見ると、「人に命令する本なのかな?」と思いますよね。
全く違って、いかに相手を”気持ちよく行動させるか”を示す、本質的な本となっています。
人はメリットがないと動かない
中でも僕がこの本から得た学びで大きいのが、人はメリットがないと動かないということ。
これだけ聞くと「当たり前でしょ」と思うかもしれないですが、例えば、親が子どもに「勉強しなさい」と言うのに子どもが勉強しないのは、子どもが勉強するメリットを感じていないからです。
もし僕が子どもに良い大学に行かせたいと考えたら、小学生のうちに良い大学のキャンパスに連れていきます。
そして「うわ!大学の中にスタバもあるね!校舎もきれいだね!楽しそうだね!」と子どもと見て回る。
次に、偏差値の低い大学の中で校舎が古い大学に連れていきます。
良い大学でのキャンパスライフと、そうでない大学のキャンパスライフを実際に子どもに見せる。
そして本人が良い大学に行きたいと思えば、「勉強しなさい」と命令する必要はなくなるかもしれません。
この「人はメリットがないと動かない」という本質を、多くの人は理解してそうでしていません。
ですがこの本を通して、これを深く理解すれば、人間関係の改善は圧倒的に楽になります。
実際に僕は今、会社を経営してますが、社員さん含めて、関わる方々に気持ちよく仕事してもらうために金銭以外のメリットを提示することを大切にしています。
もちろんこの学び以外にも、人間関係を円滑にする学びが大量に書かれています。
文庫本も出ていて安いし、持ち歩きやすいので、全大学生に読んで欲しい1冊だと断言します!
②嫌われる勇気
次に大学生が読むべき本が「嫌われる勇気」です。
この本も人間関係についての学びを与えてくれる本で、超ベストセラー本ですね。
この本から僕が得た最大の学びは、「自分の行動に対して、嫌う人は嫌う」ということです。
要するに全ての人に好かれることはできないという学びです。
僕は性格が変わっていて、言わなくても良いことを正直に伝えてしまうんですよね。
「◯◯さんって、第一印象が地味だけど話すとめちゃくちゃ楽しいですよね!」とか。
地味とか言う必要ないのですが、多少相手をディスることで距離が縮まることも多い。
ですが、人によっては「地味とはなんだ!!」と怒る人もいます。
このように、自分の行動や言動に対して、自分を好きになるかどうかは”相手が”決めること。
よって「そんなこと言って嫌われたかもしれない」と過度に悩むのは無駄です。
なぜならそれによって嫌うかどうかは相手が決めることであり、自分は何もできないから。
全員に好かれようとしていた過去
僕は小学生の時に転校を経験したのですが、その時の経験から全員に好かれようとしてました。
ですが説明したとおりで、全員に好かれることはできません。
大学時代、この本を読んで「嫌われても良いんだ!というか、嫌われるのって当たり前なんだ」という学びを得ることができてから、初対面の人とのコミュニケーションが楽になったんですよね。
別に嫌われても良いという勇気を持つことができたから。
先に紹介した「人を動かす」で人との関わり方の基礎を学び、この「嫌われる勇気」で、それでもなお自分のことを嫌う人がいるのは当たり前なんだと学ぶ。
大学生のうちから、これを学ぶことができれば、大学の講義で学ぶどんなことよりも価値があると僕は考えています。
この本は文章も非常に読みやすいので、その点でもおすすめできますね!
③はずれ者が進化をつくる
人間関係に関する本の最後、大学生が読むべき本が「はずれ者が進化をつくる」です。
先に紹介した2冊は超ベストセラー本なので、他のサイトでもおすすめされていることが多い本。
一方で、この本はあまり紹介されていないですが、人間関係に関して僕に衝撃的な学びを与えた本です。
簡単にその学びを解説しますね。
多様性があるから生き残ってきた
それは「人は多様性があるからここまで生き残ってきた」ということです。
人の多様性とは、要するに「色んな人がいる」ということ。
僕は単純作業が超苦手で、こうして記事を書くのも考えることが大好きだから。
一方で、「考えることが大嫌い」という人は多いですよね。
僕が毎日1〜2万文字を書いていると話すと、それを聞いて「絶対に無理」と答える人は多い。
このように人はそれぞれ得意なこと、苦手なこと、好きなこと、嫌いなこと、向いていること、向いていないこと、性格、価値観、見た目…あらゆる違いがある。
でもこの違いによって、色んな仕事を担う人がいて、社会のバランスが保たれています。
世の中にある仕事は、どれだけ給料が低かろうが、誰かの役に立っていることばかりです。
つまり全員が素晴らしい価値を提供している。
自分が苦手な仕事をしてくれる人がいるから社会が成り立っています。
仮に日本人が全員僕と同じ性格だったら、99.9999%の仕事を担う人がいなくなり、一瞬で社会は崩壊する。
人は多様性があるからここまで生き残り、これだけ豊かな社会が維持されているんですよね。
この本から大学生が得られる重要な学び
長くなりましたが、大学生がこの学びを得ることで、どれだけ嫌いな人、気に食わない人に出会っても「こういう人もいるから社会が成り立つのか、これが多様性か」と考えることができます。
(少なからず僕はこの学びを得てから、本当に人を嫌うことが減りました。1/10ぐらいには減った!)
この学びがないと、人は他人も自分と同じ思考を持つべきだと考えてしまう。
自分と他人は似ていると考えてしまいます。
だからこそ、違いがあればその違いを責めてしまう。
違うことは当たり前で、自分と他人が違わないと社会は一瞬で崩壊するのです。
ここまで紹介した人間関係に関する3冊の本は、大学生が読むべき本ランキングでも1位〜3位としてます。
僕が大学生にアドバイスするなら、就活や仕事のこと以上に、人間関係の本質を学ぶべきだと話します。
ぜひこの記事をきっかけに、こうした本を手に取り、今後の人生の人間関係の悩みを少しでも減らしてください。
その役に少しでも立てば、こうして熱量高く語ったかいがあります!!
結局のところ、就活や仕事も、その根底には「人間関係」があるわけで、まず人間関係の本質について学ぶことがで、その他を学ぶ土台になるからね!本当にこの3冊はおすすめ!
大学生が読むべき「就活」に関する本|4選
次に大学生が読むべき本としておすすめなのが、就活に関する本です。
就活対策は別に大学3年生から始める必要はなくて、基礎的な知識を大学1年生から入れておくことで、就活本格期に楽をすることができます。
僕自身、大学1年生の頃から、「就活で東大生より評価されるためにどうすればよいか?」と考えて、ビジネス書を読み漁り、人事から評価される文章や面接での立ち回りを考えました。
就活によって、生涯年収が1億とか2億とか平気で変わってきます。
それだけリターンのある投資はなかなかないので、大学生の早いうちから就活に関する本を読んでみてください。
ここで紹介する就活に関する本は4冊です。
①人事がこっそり教えるヤバい内定術
まず大学生が読むべき就活の本は「人事がこっそり教えるヤバい内定術」です。
Xで絶大な人気を誇るただの元人事さんの著書で、「元人事目線」で就活対策が書かれています。
多くの就活本はありきたりなことしか書かれておらず、ネット情報で十分なことが多い。
一方で、この本は独自の選考対策方法かつ、これまで7年就活記事を書いてきた僕が読んでも「この対策は有効だな」と思う情報が多く書かれているのでおすすめしています。
②絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方
次に、大学生が読むべき就活の本が「絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方」です。
この絶対内定シリーズは、累計170万部売れている就活の定番書。
他にもエントリーシートや面接版もあるのですが、僕はこの自己分析の本だけおすすめしてます。
(正直、エントリーシートと面接の方は、内容が僕の考えとあんまり合わなかったり、あまりに実績がある人向けの例文ばかりなので読むのが疲れました。)
この本は自己分析に特化した本で、内容のボリュームがあるので、大学生が早いうちから自己分析に取り組むのに向いているんですよね。
ちなみにこの本は、就活生におすすめの自己分析本ランキングで1位として紹介しています。
» 【就活の自己分析におすすめの本14選】ランキング形式で紹介!
③凡人内定完全マニュアル
次に大学生が読むべき就活の本が「凡人内定完全マニュアル」です。
もう書店にほとんど置いてない本なのですが、僕が就活生の時にバイブルとして活用していた本。
「とにかくエントリー数を増やす」「他社の内定を武器にする」「実績がないなら人柄で勝負する」など、僕の就活に対する思想の土台を作った本の1つ。
特に今、ほとんどの就活生が読んでいない本なので差別化に繋がるのも良い。
めちゃくちゃ砕けた文体で、エンタメとしても読んで面白い本なので、気になる方はぜひ手にとってみてください。
④新卒採用基準
最後に、大学生が読むべき就活の本が「新卒採用基準」です。
こちらの本は具体的な選考対策が書かれているわけではなく、就活に特化した本ではありません。
ですが、新卒採用において人事がどんな視点で評価しているのか理解するのにおすすめの本。
少し内容が難しいので、読書初心者の1冊目としてはおすすめしません。
ですが、他の本も読んで読書に慣れてきたらぜひ読んでおきたい1冊だと言えます!
▼関連記事:おすすめの就活本をまとめた記事も別で書いています!
就活がうまくいくかどうかで、仮に転職しないとしたら生涯年収で数億の差を作ることができる。
それだけ就活や転職は投資効果が高いから、大学1年生でも就活に関する本は読んでおいた方が良いですよ!
大学生が読むべき「転職」に関する本|2選
次に大学生が読むべき本のカテゴリが、転職関連です。
「大学生のうちから転職!?」と思うかもしれないですが、就活を経験していないうちから転職についても学んでおくことで、逆算して就活をすることができるんですよね。
例えば、「転職市場においてどんな人材が評価されるのか」を転職本で学んでおけば、そこから逆算して職種や業界を選択することができます。
他にも転職市場で評価される実績がどんなものか把握しておけば、社会人になってから他社で評価されるような実績を戦略的に作りにいくことができます。
このように大学生のうちから転職について学ぶメリットは大きいので、特におすすめの転職関連本を2冊紹介していきますね。
①転職の思考法
大学生が読むべき転職関連の本で最もおすすめが「転職の思考法」です。
この本は戦略的に自身の市場価値を高める手段が、具体的に書かれているのが特徴。
例えば1章のタイトルは『仕事の「寿命」が切れる前に、伸びる市場に身を晒せ 「一生食える」を確保する4つのステップ』なのですが、これを大学生のうちから学んでおくことが、就活での企業選びに役立つと直感的に分かりますよね。
具体的にこの章の内容は下記のとおりで、「伸びる市場」を選ぶことの重要性が書かれています。
ステップ① 自分の「マーケットバリュー」を測る
ステップ② 今の仕事の「寿命」を知る
ステップ③ 強みが死ぬ前に、伸びる市場にピボットする
ステップ④ 伸びる市場の中から、ベストな会社を見極める
大学生のうちから、伸びる市場に身を置くことの重要性を学んでおけば、就活で最初から伸びる市場で好スタートを切ることができる。
「市場価値」という観点で言うと、就活本はこの観点の説明が少ない本ばかりです。
転職関連のこちらの本は、市場価値の観点がめちゃくちゃ詳しく書かれているので、大学生のうちから市場価値についての理解を深め、就活の企業選びに活かすことが最強だと僕は考えています。
(ブライダル業界で年収350万円だった僕の友達が、医療機器業界に転職して速攻で年収1000万円になった話とか、まさに市場選択の重要性を体現している!)
②転職と副業のかけ算
次に大学生が読むべき転職関連の本が「転職と副業のかけ算」です。
こちらはXでも人気のインフルエンサーのmotoさんが書かれた本で、転職と副業を題材に書かれています。
この本が出版された2019年は副業ブームが到来していたのですが、今は正直、副業はそこまでおすすめできないと個人的に考えています。
(なぜなら副業で競合となるのは、それを本業とする人たちであり、副業で数万円稼ぐよりも本業で実績を作って、転職で年収を大幅に上げる方が再現性と永続性が高いと考えているからです。)
軸ずらし転職
一方で、この本が提唱する「軸ずらし転職」という考えが非常に参考になるんですよね。
軸ずらし転職とは、自分の職種または業界のどちらかを固定しつつ、どちらかを変えるという転職方法。
先に紹介した僕の友達は、「営業職」という職種の軸は固定して、「ブライダル業界から医療機器業界へ」の業界の軸をずらすことで、年収が2倍になりました。
こうした転職の考え方を大学生のうちから知っているだけで、社会人になってからの立ち回りが変わってきます。
そもそも転職は1つの賢い選択肢だという認識を大学生のうちから持っておけば、就活で仮に気に入らない企業に入社したとしても「転職がある」とポジティブに考えることができますよね。
そういったメリットもあるので、ぜひ大学生のうちから転職に関する本、1冊でも良いので目を通してみてください。視野が広がりますよ。
大学生が転職関連の本を読む時は、具体的な「転職の流れややり方」の本を読むのではなく、「転職に関する思考方法・戦略的な転職の方法」などの思考方法を学ぶべきです!
大学生が読むべき「自己啓発」に関する本|4選
次に大学生におすすめする本が、自己啓発に関する本です。
「自己啓発本」と聞くと、なんか怪しい雰囲気を感じますが、自己啓発本はとにかく良い本もあれば、めちゃくちゃ浅い本まで玉石混交。
だからこそ自己啓発本を読む時は、読む本の選択が非常に重要。
良い本は人生を変えるほどのインパクトを持つので(具体的に言うと、考え方が変わって行動が変わることで人生が変わる)、まずはここで紹介する本から手にとってみてください。
①7つの習慣
大学生が読むべき自己啓発本で、最もおすすめの本が「7つの習慣」です。
非常にボリュームがあって、読書初心者が読むのはハードな本ですが、時間をかけて読む価値があります。
この本が提唱する「7つの習慣」、つまりは7つの考え方はどれも人生において重要な学びになります。
目次を抜粋しますね。
第1の習慣:主体的である
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
第3の習慣:最優先事項を優先する
第4の習慣:win-winを考える
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣:シナジーを創り出す
特に僕が重要だと考えているのが「最優先事項を優先する」と「win-winを考える」、「まず理解に徹し、そして理解される」の3つです。
これらは先に人間関係の章でも紹介した「人を動かす」との共通する話があります。
それだけ重要な学びであり、本質なんですよね。
「7つの習慣すべてを読むのが重いな」という大学生は、気になる習慣1つだけ読むでも大きな学びに繋がるので、ぜひ手にとってみてください。
質の低い自己啓発本を100冊読むより、この本1冊を丁寧に読む方が有益です。
②幸せになる勇気
次に大学生が読むべきおすすめの自己啓発本が、「幸せになる勇気」です。
この本は先に紹介した「嫌われる勇気」と同じ著者の本で、その続編という立ち位置です。
人が幸せになるには、豊かな人間関係が不可欠として、どのように人間関係を深めれば良いのか、どんなライフスタイルを選択すれば良いのかが、分かりやすく書かれています。
「嫌われる勇気」にて人間関係について学んだ上で、この「幸せになる勇気」で幸せになるためにはどうすれば良いのかを学んでいく。
2冊セットで大学生に読んで欲しい本ですね!
(大学生のうちから自身の幸せについて考える時間を作ることで、それが就活などに繋がっていきますから!)
③男はお金が9割
次に大学生が読むべきおすすめの自己啓発本が「男はお金が9割」です。
すみません、この本は忘れもしない。
僕が大学1年生の時に、マンガを買おうと書店に行った時に目に飛び込んできた本。
そして、僕がこれまで1500冊を読むに至った、最初の1冊目の本です。
先に紹介した「7つの習慣」や「幸せになる勇気」は比較的、温厚な本ですが、この本はタイトルからも分かるように非常に肉食的な本。
でもだからこそ刺さる人には刺さるんですよね。
僕が大学生の時、この本を読んで「男はお金を稼がないと!!!!!」とやる気がみなぎりました。
そのやる気によって就活に対して戦略を練る努力を徹底的にすることができたんですよね。
大学生の男子、更にはこうした肉食系の本が刺さる人限定にはなりますが、気になる方はぜひこうした本も読んでみてください!
④チーズはどこに消えた?
最後に、大学生が読むべき自己啓発本が「チーズはどこに消えた?」です。
この本は非常に薄くて、物語形式なので読書初心者でも読みやすいのが特徴。
一方で、その薄さからは考えられないほど重厚な学びを得ることができます。
その学びとは、「変化を恐れて行動しないことが最大のリスク」であるという学びです。
これはよく聞く言葉ですが、意外と深く理解していない、理解しきれてない人も多いはず。
特に今のような変化の激しい時代には、変化を恐れない姿勢が最強の武器になると僕は考えているので、この本を通してその武器を手に入れて欲しいと考えています。
何度も言いますが、自己啓発本は本当にピンキリです。
正直、最近出版されている新著で良いと感じる本があんまりありません。
7つの習慣のように古くから多くの人に読まれる本や、男はお金が9割のように一時的にでも自分のやる気を高めてくれる本が個人的にはおすすめですね!
大学生が読むべき「論理的思考」に関する本|3選
次に大学生におすすめしたい本のカテゴリが、論理的思考を学ぶための本です。
論理的思考とは、主張に対する理由がしっかりしていること。
主張に対する理由に矛盾がなく、納得性の高い主張を作る方法だと言うことができます。
この論理的思考力を高めることは、今後、就活だけでなく、仕事でも役立つんですよね。
例えば営業で取引先に何か伝える時も、主張に対する理由の納得性が高いことが最も重要。
また営業だけでなく、社内のコミュニケーションでも、人に何か伝える時に「なぜか」という理由の納得性を高める論理的思考力を持ち合わせていればコミュニケーションが円滑に進みます。
また就活でも、落ちる就活生の特徴は「何が言いたいのか分からない」「無駄に話が長い」という共通した特徴があります。
これを避けるために論理的思考が最も役立つ。
そんな論理的思考力を高めるのに、僕が最もおすすめする最強の3冊を紹介しますね!
①1分で話せ
まず大学生が読むべき、論理的思考力を鍛えるための本が「1分で話せ」です。
この本はタイトルのとおりで、何か人に伝える時は1分で簡潔に話そうということ。
「1分で話そう」と言われると簡単そうに感じますが、1分で自分の主張を納得性高く伝えるのは技術が必要になってきます。
適当に頭に浮かんだこと繋げるだけでは1分に収まらないし、何が言いたいのか分からなくなる。
本の表紙に書いてある「結論+根拠(理由)+たとえば」という伝え方の構成は、まさに僕が就活生におすすめする回答方法と同じです。
この話し方は就活だけでなく、今後の社会人生活でずっと役立つ能力になる。
大学生のうちから身につけておくことで、圧倒的に同期よりも評価されるようになるので、ぜひ読んでみてください。
文章も非常に読みやすくて、本の厚さもそこまで厚くなくて、読書初心者にもおすすめです!
ちなみにこの本は就活の面接対策のおすすめランキングでも、1位として紹介しています!
②考える技術・書く技術
次に、大学生が読むべき、論理的思考力を鍛えるための本が「考える技術・書く技術」です。
まずこの本は非常に分厚く、ボリュームが多いので、読書に慣れている人におすすめの本ですね。
ロジックツリーの考え方が習得できる本
この本は「ロジックツリー」という手法で論理的思考を学ぶことができます。
ロジックツリーとは、主張に対する理由で下支えしていく構造を取る考え方で、文章にすると説明しにくいので図解してみますね。
ここで解説している「大学生は論理的思考力を付けるべきだ」という主張に対して、ロジックツリーを組むと下記のとおりです。
主張に対する理由、そしてその理由を支える具体的な根拠(出来事)で成り立ちます。
このロジックツリーの考え方は、こうして記事を書くのも、プレゼンで資料を作るのも、就活で面接対策をするのにも役立つんですよね。
逆に「説得力のある伝え方ができない」「面接が苦手」「プレゼンが苦手」という人は、このロジックツリーの考え方がない場合がほとんどです。
先に紹介した「1分で話せ」もこのロジックツリーの考え方を元にしているので、論理的思考について更に学びを深めたい人は、ボリュームが多く難しい本ですが、非常におすすめです!
(僕の人生を変えた本の1つですね!)
③20歳の自分に受けさせたい文章講義
最後に、大学生が読むべき、論理的思考力を鍛えるための本が「20歳の自分に受けさせたい文章講義」です。
この本の著者の古賀 史健さんは、おすすめとして紹介した「嫌われる勇気」や「幸せになる勇気」の著者であり、大ベストセラー作家の方です。
そんな実績のある古賀さんですが、僕が考えるにこの方のすごみは「伝わりやすい文章を書くこと」にあると考えています。
難しい本を書くのではなく、とにかく分かりやすい本を書く能力がダントツですね。
冗談抜きで、「伝え方の神」とも言えるでしょう。
「伝え方の神」が文章での伝え方を教えてくれる本
そんな伝え方の神が、伝わる文章の書き方を教えてくれるのがこの本です。
ちなみに僕がブログを運営する中で、この本は5回以上繰り返し読んできました。バイブルです。
特に大学生で「文章を書くことが苦手」という人は、早いうちから文章術は学ぶべき。
なぜなら就活のエントリーシートを始め、社会人になったらメールやプレゼン資料など、文章を書くシーンが増えるからです。
大学の卒論とかは正直適当な文章でもなんとかなります。(すみません、僕に限るかもしれませんw)
ですが、社会に出たら評価はよりシビアになります。
出世や転職などに文章力の高さは間接的に響いてきます。
たしかに文章力は生まれつきの能力差もありますが、一方で後天的に高められる能力でもあります。
ぜひこの本を通して、文章力を大学生のうちから高めていきましょう!
ここで紹介した3冊を読み込めば、飛躍的に文章力や伝える能力が高まり、論理的思考力が向上します。
(ビジネス書コーナーに置いてある文章術の浅い本読むなら、絶対にこの3冊を読み込む方が良いです!)
論理的思考や文章に関して、それで僕は飯を食っているので熱くなりました…!笑
ですが、大学生のうちから論理的思考力や文章力を高めることで、その後の就活や仕事でめちゃくちゃ役立つので本当におすすめです!!
大学生が読むべき「マーケティング」に関する本|2選
次に大学生が読むべき本としておすすめしたいのが、マーケティングに関する本です。
マーケティングの定義は様々ですが、「商品を売るための施策」と説明することができます。
今の世の中は、商品やサービスがありふれていますよね。
例えば、新しくサービスを立ち上げても、既に似たようなサービスが存在することがほとんど。
そんな中で自社のサービスを認知させ、売るための施策がマーケティングです。
僕がこうして記事を書いているのも、この記事を掲載しているホワイト企業ナビというサイトを認知してもらうためのマーケティングでもあります。
商品がありふれている時代で、このマーケティング力は最強の能力の1つです。
マーケティング職に就くとか関係なしに、社会人になる皆さんが最低限理解しておくべき知識の1つだと言えるので、それに役立つ本をここでは紹介していきますね。
①ドリルを売るには穴を売れ
まず最初に紹介する大学生が読むべきマーケティングの本が「ドリルを売るなら穴を売れ」です。
この本はマーケティング本で最も有名な本の1つであり、内容も素晴らしい。
購買者の心理を知ることがマーケティング力を高める第一歩
本のタイトルにある「ドリルを売るには穴を売れ」とはどういう意味か?
それはドリルを買う人は、ドリル自体が欲しいのではなく、ドリルを使って作れる「穴」が欲しいということです。
つまり、ドリルよりも簡単に穴をあけられる何かがあれば人はドリルではなく、そっちを買うかもしれない。
要するに人は「モノ」ではなく、そのモノが生み出す「価値」を求めています。
マーケティングについて学ぶ上で最も重要なことは、購買者の心理を把握することです。
人は何に興味を持って、何を欲するのか。
この本を読むことで、その本質を掴むことができます。
また本自体も非常に読みやすく、ボリュームもちょうど良いので、読書初心者にもおすすめです。
②シュガーマンのマーケティング30の法則
最後に紹介する大学生が読むべきマーケティングの本が「シュガーマンのマーケティング30の法則」です。
先に紹介した「ドリルを売るには穴を売れ」は、購買者の心理を把握する、つまりはマーケティングを高めるための土台作りに役立つ本でした。
一方でこちらの本は、具体的なマーケティング手法について学ぶことができる本です。
「人がモノを買う時の心理的トリガー」として30のトリガーを紹介しています。
紹介方法がユニークで読みやすい
またどれもただ説明が淡々とされているのではなく、ユニークな紹介の仕方がされているのが良い。
目次を見ると「サルでもできる脳外科手術」や「フェロモン製造法」など、意味が分からないタイトルから成り立っていて「どういう意味?」と不思議に思いながら、興味を持って読めるのが最高です。
マーケティング本の多くは、手法を淡々と解説するだけで、頭に入ってこない本も多い。
特に大学生が読むとなると、ただの解説本を読んでもすぐに仕事に活かすことができないので、読んでもすぐに忘れて無駄になるだけです。
よってこうしてユニークにマーケティングについて学べる本を、僕は大学生におすすめします!
特に将来、経営層やマーケティング職、営業職、デザイナーになりたいと考えている方は、マーケティング力の基礎知識を大学生のうちから付けておくと良いですよ!社会人になった時の初速が本当に変わります。
大学生が読むべき「発想力」に関する本|2選
次に大学生が読むべき本のジャンルが「発想力」に関する本です。
この発想力に関しては、「もともと考えることが好き」「新しいアイデアを考えるのが好き」という大学生におすすめで、強みを更に伸ばすという観点で読むことをおすすめします。
ちなみに僕もこの発想力を自身の強みだと考えていて、小学生の頃から考えるのが好きでした。
一方で、人によっては「考えることが嫌い、苦手」という人も多いですよね。
大学生のうちは特に「苦手を克服する」よりも、「強みを更に伸ばす」という視点で読書をして、知識を入れて行動すべきだと僕は考えています。
そんな発想力を伸ばすための本でおすすめを紹介しますね!
①アイデアの作り方
発想力に関する本でおすすめは非常に少ないです。
そんな中でも、この本だけは読んだ方が良いという本があって、それは「アイデアの作り方」です。
この本を手に取ると驚くのが、その薄さ。
僕がこれまで読んだ本の中で最も薄く、100ページぐらいしかありません。
ビジネス書の平均は200〜300ページと言われているので、1/3ぐらいのページ数ですね。
ですがその薄さから考えられないほど、発想力に関する学びを得ることができます。
アイデアとは既存の要素の組み合わせである
この本を読むと分かることは、タイトルの通りで「アイデアの作り方」です。
ではアイデアとはどのように生み出されるのか?
それは既存の要素の組み合わせなんですよね。
例えば、この記事を掲載しているホワイト企業に特化した求人サイトは、「既存の求人サイト×ホワイト企業」を組み合わせたものに過ぎません。
他にもスマホは「携帯電話×パソコン」の組み合わせですよね。
このように新しいアイデアは既存の要素の組み合わせに過ぎず、アイデアを生み出すためには、いかに既存の要素を知っているか、そしてどう組み合わせれば良いか把握しているかに尽きるといえます。
このようにアイデアの作り方を体系的に学べる本であり、「アイデアってそういうことなのか!」という気づきを与えてくれる本なので、これから社会人になる大学生で、かつ発想力に強みを持つ人におすすめです!
②考具
次に大学生が読むべき発想力に関する本が「考具」です。
この本は考えるための技術がたくさん載っていて、今後何か発想したいと考えた時に役立つツールをまず知ることができます。(実際に使う時にまたこの本を見ながら取り組むイメージ!)
具体的に記載されている技術としては、『カラーバス』『フォトリーディング』『アイデアスケッチ』『ポストイット』『マンダラート』『マインドマップ』『アイデアスケッチ』『ブレーンストーミング』『5W1Hフォーマット』など。
その中で自分に合う技術を見つけて、1つでも取り入れることで発想力を高めることができますね。
読む順番としては、先に紹介した「アイデアの作り方」の方が優先です。
より具体的な技術を学びたいとなった人が、追加で読むべき本ですね。
もともと発想力があるという強みに加えて、こうした概念や技術を習得することで、より発想力という強みに磨きをかけることができます!
反対に、考えることが苦手という人が読んでしまうと「やっぱり考えることって面倒だな」という挫折につながる可能性があるので、発想力に関しては強みを伸ばすための読書がおすすめです。
大学生が読むべき「未来思考」に関する本|3選
最後に大学生が読むべき本のジャンルが「未来思考」を得るための本です。
先読み力や、時代を読む力を得るための本と言えるでしょう。
どれだけすごい人でも未来を当てることはできません。予測もほとんど外れます。
ですが、自分なりに仮説を立てて、その仮説を検証するための未来思考は重要かなと。
それらを鍛えるために僕がおすすめの本を紹介していきますね!
①ビジネスの未来
まず最初に紹介する本が「ビジネスの未来」です。
著者である山口周さんは、著作家で経営コンサルタントなのですが、書く本が本当に全部おもしろい。
中でもこの本は「資本主義はどうなっていくのか?」というテーマについて考えることができる本。
僕はこの本を読むことで、「何を仕事にしていくべきか?」という考えを深めることができました。
簡単に言うと、もう豊かになった世の中で、今後どんなことが価値になるのか、そんなことを考えるきっかけになる本です。
これだけ豊かになった日本なのに、幸福度は低い。
それについて考えるきっかけをこの本を通してぜひ作ってみてください。
②LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
次に大学生が読むべきおすすめの本が「LIFE SHIFT」です。
この本は、人生100年時代に突入した現在、どんな生き方をすべきかのヒントになります。
僕は今31歳ですが、社会人になってから60代で定年退職をする人を見る機会が増えました。
60代は、僕が20代のときに想像していたよりも本当に若い。
それなのに仕事を辞め、いきなり役職もなくなるわけです。
(特に役職が高くて、周りの社員さんにチヤホヤされていた人はきつそう。)
僕らが60歳になる頃には、定年退職の年齢は更に引き上げられ、健康寿命も伸びている可能性が高い。
人生の後半を幸せに過ごすためにも、若いうちから戦略的に生きるべきだと僕は思います。
(定年退職後にも生き生きしている人は、戦略的に趣味を持ったり、職場以外の人間関係をうまく構築している人が多いですからね!)
その参考になる情報が詰まった本なので、大学生のうちから「人生100年時代」について考えてみてください!
③DIE WITH ZERO(ダイウィズゼロ)
いよいよ最後になりました。
大学生が読むべきおすすめの本が「DIE WITH ZERO」です。
このタイトルは直訳すると「0で死ね」。
かなり過激なタイトルですが、内容は納得性が高くて重厚です。
貯金よりも経験
このタイトルが伝えたいことは、つまりは「死ぬ時に貯金をめちゃくちゃ持ってても意味ないでしょ」というメッセージであり、僕も完全に同意します。
ちなみに僕はこの本を読んでから、貯金をほぼしてません。
31歳の今、僕の貯金額は10万円です。株式投資も何もしてません。
ですが、「経験」や「知識」「能力」に関しては、同年代の知り合いの誰にも負けない自信があります。
貯金1000万円ある大学時代の友達と比べて、僕の方が豊かだと断言できます。
(特に40代以降で、貯金に全振りした人と僕とで大きな差が出ると確信しています。)
貯金ではなく、経験や知識に投資することの重要性。
貯金ばかり増やして死ぬことの悲しさを知ることができる、本当におすすめの1冊です。
以上が、僕が大学生におすすめする「大学生はこの本を読むべきだ!!」という一覧でした。
全部読もうとしなくて大丈夫です。
更には、1冊読もうとしなくて大丈夫です。
1章だけでも読んでみてください。
そこで1つでも学びが得られたら、大学生はその学びを今後80年以上使えるかもしれない。
圧倒的コスパの良さですよね。
更に次の章では、大学生が読むべき本の選び方も補足として解説します。
この世のすべての投資の中で、最も良い投資は「自己投資」であり、そんな自己投資の中でも最強が「読書」だと断言します。
この記事をきっかけに読書を始める人が1人でもいれば、3日スタバに缶詰になってこの記事を書いたかいがあります!!笑
「貯金額」は目に見えるけど、「知識量」や「経験量」は目に見えません。
でも僕はこれらを意識していて、「この人は貯金はあるけど、知識が薄いな」と感じることばかり。
今後、更に健康寿命が伸びていけば、知識や経験を活かす時間が伸びますよね。
貯金は健康寿命が伸びれば、働かない限りは減り続けていく。
読書を通して、ぜひ知識と経験を獲得してください!そんな皆さんを僕は心から尊敬します!
【大学生向け】読むべき本の選び方
ここまで大学生が読むべきおすすめの本を紹介してきました。
この章では、大学生が読書する際の参考にしてもらうために、読むべき本の選び方を紹介します。
もちろん読む本の選び方に明確な正解はありません。
適当に目についた本を手にとって、そこから大きな学びを得ることもありますからね。
でも下記のポイントを押さえることで、自分に合う本に出会う確率を高めてくれる。
ぜひ押さえておいてください!
【大学生が読む本を選ぶ時のポイント】
- 本を読む目的を先に明確化しておく
- 著者のプロフィールに目を通す
- 目次を読んで気になる部分を読んでから購入を検討する
ポイント① 本を読む目的を先に明確化しておく
まず第一に、いきなり本を選ぶのではなく、本を読む目的を明確化してから選ぶようにしましょう。
今回の記事でも、紹介したカテゴリごとに「なぜそのカテゴリの本を大学生が読むべきなのか」という目的を先に伝えましたよね。
このようになぜ読むのかという目的を明確化してから本を選ぶと、より今の自分に適した本を選ぶことができるようになります。
自分で考え、自分で選ぶ
最初は精度が低くても問題ありません。
「就活に役立つような本が読みたい」と考えた時、その目的は「就活での内定獲得力を高める」となります。
そして、その目的に繋がるような本がどれか自分なりに考えてみましょう。
僕が大学生の時は、「普通の就活本を読んでも差別化に繋がらないから営業の本を読んでみよう」とか「就活って結局のところ伝える作業の集まりだから伝え方に関する本を読んでみよう」とか考えて本を選んでました。
このように自分なりに目的を達成するためにどんな本を読むべきか、仮説を立てて、実際に読み検証する作業ができるようになると、社会人になった時の武器になります。
ちなみにこのように自分の頭で考え、読むべき本を選んで読めるような人は、100人に1人以下だと僕は見てます。
(王道の参考書を選んで読んで勉強できる人は多いのですが、目的のためにどの本を読むべきかあらゆる角度で考えられるような人は本当に少ない…!)
適当に書店で目についた本を選ぶだけでなく、このように戦略的に読むべき本を選ぶこともぜひ押さえておいてくださいね。
ポイント② 著者のプロフィールに目を通す
次に大学生が本を選ぶ時のポイントが、著者のプロフィールに目を通すことです。
実は今、1日200冊以上の本が新しく出版されています。
それだけの数の本が出版されているので、当然ですが、内容が薄い本、的はずれな本も多いんですよね。
また本は「自費出版」と言って、権威性や実績がない人でもお金さえ払えば出版できます。
こうした背景があるので、本を選ぶ時は著者がどんな人か、どんな実績を残した人なのか参考にしましょう。
例えば、僕が就活に関する本を選ぶ時に、高学歴の著者の本は基本的に避けるようにしてます。
なぜなら、その著者が就活がうまくいったのは単純に学歴が高かったからという可能性があるからです。
また高学歴でかつ実績のある著者は、そういう人向けの本を書きますからね。
自分が得たい情報に関して実績がある著者、または、自分に近いような著者の本を選ぶことをおすすめします。
(他に例を出すと、起業に関する本を読むなら、コンサルタントが書いた本よりも実際に起業した人の本の方が参考になることが多いなど。)
ポイント③ 目次を読んで気になる部分を読んでから購入を検討する
そして最後に、大学生が本を選ぶ時のポイントが、必ず目次に目を通してから買うべきだということです。
更に目次だけでなく、気になる章は立ち読みで中身を読んでみてください。
気になる章を読んで、「うわ!これは面白い!」とか「おお!これは参考になるな!」という本を購入すべきです。
読書初心者のうちは、すべての本から学びがあるかもしれません。
ですが、本を読むうちに「おお!これは参考になるな!」という頻度が激減します。
それは非常に良いことで、人は新しい気付きに対して面白いと感じる生き物なので、参考になると感じる本が減るということはそれだけ知識が蓄積されている証拠なんですよね。
(1度見た映画を2回目見ても、面白さが半減するのと似ていますね)
逆に読書初心者のうちから、気になる章を読んでも何も得られないような本は読むべきではありません。
「すべての本は良い本である」という認識は捨てて、逆に「ほとんどの本は質が低い」と考えて、読む本を選ぶべきなので、アマゾンでポチるのではなく、書店で目次と気になる章に目を通してから購入しましょう!
この3点は、僕が今でも本を選ぶときに大切にしているポイントでもあります!
適当に本を選ぶよりも、圧倒的に学びの多い本を選び抜くことができるようになるので、ぜひ押さえておいてください!
本記事の要点まとめ
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
大学生が読むべき本について、1冊でも「この本は面白そうだな」と思ってもらえたら嬉しいです。
嘘なしでこれまで1500冊以上の本を読んできた僕が心からおすすめする本だけ紹介しました。
読書は人生を大きく変えるパワーを持ちます。
なぜなら本には著者の莫大な労力がかかっており、人生の学びが詰まっているからです。
それを数千円で得られるので、圧倒的なコスパですよね。(色んなところで言われる話ですが)
僕がこうして記事を2000記事以上書いてこれたのは、読書によって広く知識を得たからです。
人と会話してても、どんな話もできるようになりました。
話のネタも読書から得られます。
この記事を通して、1人でも読書する人が増えたら、それはその人の人生を変えたことになります。
だからこそ、この記事は力を入れて書きました。
人生を変える責任を背負うから、適当な本は紹介できません。
これからもこのホワイト企業ナビでは、僕自身がこの記事なら読みたいと思えるなと納得した記事だけを丁寧に公開していきます。
少しでも気に入ってくれた方は、「ホワイト企業ナビ記事一覧」をブックマークしてくれると嬉しいです。
以上、就活マンでした!!
【本記事の要点まとめ】
- 大学生が読むべきおすすめの本ランキングは下記のとおり。
- 1位:人を動かす(著:D・カーネギー)
- 2位:嫌われる勇気(著:古賀 史健)
- 3位:はずれ者が進化をつくる(著:稲垣 栄洋)
- 4位:1分で話せ(著:伊藤 羊一)
- 5位:7つの習慣(著:スティーブン・R.コヴィー)
- 6位:考える技術・書く技術(著:バーバラ・ミント)
- 7位:20歳の自分に受けさせたい文章講義(著:古賀 史健)
- 8位:人事がこっそり教えるヤバい内定術(著:ただの元人事)
- 9位:転職の思考法(著:北野 唯我)
- 10位:ドリルを売るには穴を売れ(著:佐藤 義典)