就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
どんな人が書いているか分からない記事は信頼できないと思うので…
まずは簡単に自己紹介をまとめました!
また、この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、就活や転職活動をした時に感じた次の思いから立ち上げました。
「ブラック企業の求人を掲載するなよ!残業が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
同じ思いを持つ就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
それでは本題に入っていきますね!
インターンを探す際に、給料面を気にする就活生もいるのではないでしょうか。
業界によっては高時給の企業もあり、アルバイト以上に稼げるケースも珍しくありません。
そこで今回は、インターンの時給の相場を共有します!
他にも時給が発生するインターンや高時給が見込める業界、高時給の企業の探し方がわかるので、学びながらお金を稼ぎたい就活生は参考にしてみてくださいね。
目次
そもそもインターンで時給は発生するの?
インターンとは就職活動の一環であり賃金を得る目的ではないため、基本的に賃金の受給はありません。
しかし、時給が発生するインターンもあるので、対象となるパターンを解説します。
1dayや短期インターンはほとんどが無給
1dayや短期インターンを開催する目的の大半は企業PRなので、ほとんどが無給です。
1dayや短期インターンで行われる、ディスカッションや社内見学、グループワークといった実務を伴わないプログラムは労働とみなされません。
ただし、企業によっては参加特典としてギフトカードや1000円程度の現金を支給したり、成績優秀者に後日報酬を与えたりするケースがあります。
長期インターンは時給が発生する
長期インターンとは1カ月以上の就業体験を指し、1dayや短期とは違って社員と同等の実務に従事するインターンです。
そのため、雇用関係が締結した労働者とみなされて時給が発生します。
しかし、全ての長期インターンが賃金を支給されるわけではなく、無給のケースもごく一部にあります。
社員とともに新規開発に取り組んだり重要資料の作成をしたりするなど、企業の利益に貢献する実務が伴うと時給が発生すると覚えておきましょう。
無給の長期インターンは1dayや短期インターンのように、社員の一員ではなく参加者の立場として研修や職場体験を行うんだね。
長期インターンを選ぶときは、賃金の有無や金額だけでなく業務内容まで確認するべきだね。
長期インターンの時給の相場は?
長期インターンの時給は1000円前後が相場です。
単なる職業体験ではなく実践的なスキル習得を目的に実務に携わるため、アルバイトと比較しても時給に大差がありません。
稼働日数によっては月に10万円以上稼ぐこともできるでしょう。
なお、高時給のインターンとは時給1200円以上を指します。
中には、時給2000円を超える業界や、昇給や報酬制度を設ける企業があるなど待遇は様々です。
ちなみにTwitterで軽く探してみても、時給1500円以上の長期インターンの募集は結構ありましたよ。
大学生の皆さんへ
— 三村 真宗|Masa Mimura (@Masa_Mimura) April 23, 2020
「在宅でインターンは無理」と思い込んでいせんか?
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高時給の長期インターンの探し方
長期インターンに参加するなら、時給が出る企業を選びたいですよね。
しかし、時給が発生するインターンはごくわずかで、大手求人サイト「リクナビ」を例にとると、募集数約8500件のうち給与支給のインターンは102件で全体の1.2%程度です。(2022年7月時点)
高時給となればさらに件数が限られてしまい、手詰まりになるかもしれません。
そこで、効率よく簡単に高時給のインターンが探せる方法を3選紹介します!
探す時間を短縮して就活を有利に進めましょう。
【高時給の長期インターンの探し方】
- 逆求人サイトから長期インターンのスカウトを受ける
- インターン専用の求人サイトを利用する
- SNSを活用して探す
探し方① 逆求人サイトから長期インターンのスカウトを受ける
インターンシップの探し方として、おすすめなのが逆求人サイトの活用です。
逆求人サイトは、プロフィールを登録しておくだけで、企業側からスカウトが届きます。
しかもしっかりとプロフィールを読んだ上で「この学生は自社に合う」と判断し、スカウトを送ってきてくれているので、自分との適性が高い企業と繋がることができるんですよね。
そんな逆求人サイトですが、インターンシップのスカウトも届きます。
よってインターンを探す場合は、逆求人サイトにも登録しておくことが重要。
利用すべきは就活生向けの大手の逆求人サイト2つです。この2サイトは両方登録しておきましょう!
(他にも色々なサイトがありますが、利用企業数が多くて使いやすいのは下記の2サイトです)
(※以下広告リンクを含みます)
キミスカ
「キミスカ」は約10万人の就活生が利用している最大規模の逆求人サイトです。
僕が利用してみたところ、隠れ優良企業や知名度の高いベンチャー企業からのスカウトが多く届きました。
インターンシップ生を募集する成長企業の利用も多いので、キミスカは必ず登録しておきましょう。
(インターンの時期が終わっても、そのまま本選考のスカウトが届くので利用し続けることができます!)
オファーボックス
「OfferBox(オファーボックス) 」は、就活生向けの逆求人サイトとして最大規模です。
登録学生数は37万人を超えており、利用企業数も1万社を超えているので、めちゃくちゃスカウトが届きます。
インターンシップを実施する大手企業からのスカウトも届くので、登録して魅力的なプロフィール作成を追求してください。
探し方② インターン専用の求人サイトを利用する
インターン専門の求人サイトは近年増えてきています。
その中でも、掲載求人数が多くて、求人が見やすいサイトが大きく3つあるので共有しておきますね。
インターンシップガイド
「インターンシップガイド」は、日本最大の掲載数を誇るインターン専門の求人サイトです。
全国47都道府県の求人を扱っているので、どの就活生にとっても利用価値が高いのが良いんですよね。
また求人も事業内容や仕事内容がシンプルに書かれていて読みやすい。
掲載企業数と利便性の両方を満たすサイトなので、個人的に1番おすすめのサイトです。
Infraインターン
「Infraインターン」は、主に関東と関西の長期インターンに特化したインターン専門の求人サイトです。
東京の求人が約500と多いので、関東在住者に特におすすめすることができます。
またサイトも求人内容がシンプルで読みやすいのが良いですね。
ゼロワンインターン
「ゼロワンインターン」も掲載求人数が非常に多いインターン専門の求人サイトです。
4月の時点で約2500の求人が公開されているので、会員登録をする前に、1度自分がインターンしたいエリアで絞って検索してみることをおすすめします。
僕が今大学生なら、ここで紹介した3つのインターン専門求人サイトを使いますね!
探し方③ SNSを活用して探す
SNSを活用すると、求人サイトには掲載されていない情報がリアルタイムで手に入ります。
中小企業やベンチャーの場合、広告を打たずにSNSでインターンの情報を発信するケースは少なくありません。
また、SNSを通してインターン情報のまとめブログやインターン生同士で情報交換を行うコミュニティが見つかると、情報収集の幅が広がります。
一方で、個人発信の情報には信憑性が低く、悪質な企業やアルバイト同然のインターンに誘導される可能性があるため注意が必要です。
他の探し方も知りたい場合は「【長期インターンの探し方9選】大学生向けに”選ぶポイント”も解説します! 」をご覧ください。
高時給の長期インターンを開催している業界
高時給の長期インターンを開催しているのは、需要が伸びている業界や専門性が高い業界が多いです。
また、専門性が高いほど人材確保が難しく、待遇面を厚くする傾向があります。
該当する業界を3つ紹介しますね!
IT業界
高時給な理由:他の業界よりも専門性が高く人材難のため
IT業界は「インターネット・Web」「情報処理サービス」「ハードウェア」「ソフトウェア」の4つの業界に分類されます。
他の業界と比較して専門性が高く人材確保が難しいので、IT業界は総じてどの分野も高時給です。
経済産業省の調査ではIT業界の人材不足は2030年には約79万人に拡大すると予測されるため(※)、引き続きIT業界のインターンは好待遇が続くと考えられます。
インターン例)SE(システムエンジニア)
モバイルWebアプリサービスを提供する企業のインターン
- モバイルWebアプリ開発
- Webサイトの構築
- プログラミングの学習 など
【待遇面】
- 時給:1500円
- 交通費:一日1000円まで支給
広告業界
高時給な理由:高学歴の人材を確保するため
マスコミ業界は「テレビ」「出版」「放送」「広告」の4つの業界に分類され、それぞれ娯楽や情報など伝達の目的が異なります。
情報伝達の方法がインターネットへシフトしてテレビや紙媒体が衰えつつある一方で、ネット化が加速する広告業界は勢いを増しています。
デジタルマーケティングの専門知識のほかに高い情報感度も必要なため、待遇を充実させて高学歴の就活生を確保します。
インターン例)WEBマーケティング
WEBメディアを運営する企業のインターン
- メディア企画業務(広告の数値分析や改善)
- 競合サイト調査
- 顧客の満足度、継続率を高める施策
- 広告運用・アカウント運用業務
【待遇面】
- 時給:1200円
- 交通費:1カ月20000円まで支給
- 奨学金:3000円
コンサルティング業界
高時給な理由:市場規模が伸長している業界のため
コンサルティング業界は「戦略コンサル」「ITコンサル」「総合コンサル」の大きく3つに分類され、どの業界のインターンも倍率が高く高学歴の学生が集まります。
また、IDCJapanによる「国内コンサルティングサービス市場予測」で、2025年には1兆2551億円に達する(※)と予想されるほど市場規模が伸長していて、今後さらに競争環境が激化すると考えられています。
そのため、即戦力を育てる目的で高時給やインセンティブ制度を設けるインターンが多く見受けられます。
インターン例)IT系コンサル業界
大手企業へIT領域のコンサルティングを行う企業のインターン
- クライアントの打ち合わせ同行
- 議事録作成
- 提案資料の作成 など
【待遇面】
- 時給:1200円〜1500円
- 交通費支給あり
- インセンティブあり
高時給のインターンは専門性が高い業界が多いね。インターンを通して必要なスキルや専門的知識を学ぶのか。
専門性が高い分、知見を深める意欲がないとインターン選考で落とされてしまいそうだね。
【時給だけじゃない!】長期インターンに参加するメリット
長期インターンに参加するメリットは、収入を得られるだけではありません。
1dayや短期インターンでは得られない知識と経験によって、確実に就活が有利に進みます。
長期インターンをためらっている就活生のために、参加するメリットを3つ紹介しましょう。
【長期インターンに参加するメリット】
- そのまま内定に繋がる可能性がある
- 本選考など就活で大きなアピール材料になる
- リアルな現場で経験やスキルを磨くことができる
- 他大学の学生や社会人と繋がりが生まれる
メリット① そのまま内定に繋がる可能性がある
企業にとって長期インターンは、早期に優秀な学生と接触する目的があります。
採用活動のスケジュールが短縮化する中で人材確保に後れを取らないように、インターンの段階で内定を出す企業は少なくありません。
長期インターンから適性や能力を判断し、自社にマッチしていると感じた就活生にはインターン期間中にアプローチする企業もあるようです。
積極的に様々な長期インターンに参加すれば、複数社から内定をもらえる可能性も期待できるでしょう。
メリット② 本選考など就活で大きなアピール材料になる
長期インターンの経験は、本選考の際にガクチカのエピソードとして使えます。
1dayや短期のように受動的に知識を得るだけのインターンはアピール材料になりません。
実践から習得した専門知識とスキルをアウトプットした経験だけがガクチカとして有効です。
業界・業種は関係なく、社会で働いた経験と行動力が評価につながります。
メリット③ リアルな現場で経験やスキルを磨くことができる
実務に直結するスキルが習得できるのは、長期インターンならではのメリットです。
どんなに座学で知識をつけたとしても、現場で働いた経験には敵いません。
実践を通して専門スキルやビジネスマナーが身につくのはもちろん、社内外の人と接する機会が多くコミュニケーション能力が磨けます。
さらには、課題の解決に必要な理論的思考、ビジネスの基本であるスケジュール管理能力といった社会人として重要なスキルに気づけるでしょう。
メリット④ 他大学の学生や社会人と繋がりが生まれる
他大学の学生や社会人と繋がりが生まれると、就活の情報収集に役立ちます。
他大学の学生と交流を持つと、限られた友人との情報交換だけでは気づかなかった新しい価値観に出会えるため視野が広がるでしょう。
そして切磋琢磨し合う仲間の存在は、モチベーション維持にもつながります。
また、長期インターンは社会人ともつながりが生まれやすく、ネットには載っていないリアルな情報が手に入ります。
長期インターンのメリットは時給だけじゃないね。知識やスキルの他人脈も得られるから就活が有利に進むのか。
早めに社会経験を積んでおくと、就活だけでなく就職後も役立つから参加するメリットは十分あるね。
インターンの時給に関するよくある質問
同じ業界でも時給が異なるケースは多いため、給料面の相場はわかりづらいですよね。
インターンの時給に関するよくある質問に、まとめてお答えします!
給料面の不安を解消して、長期インターンの参加を検討しましょう。
質問① 時給が最低賃金レベルのインターンもありますか?
最低賃金レベルもあります。
インターンの内容に合わせて設定する企業もあり、同業内で時給に差が出る場合もあるでしょう。
なお、最低賃金は各都道府県ごとに定められた地域最低賃金(※1)に基づき、都道府県ごとに異なります。
長期インターンの多くはインターン生は労働者と認定されて最低賃金法が適用するため、最低賃金以下の提示はあり得ません。
もし、インターンの契約で最低賃金以下の時給を設定していた場合「最低賃金法第4条」より、最低でも地域最低賃金を支払う義務があります(※2)。
※2 VERY BEST『【企業向け】インターン生を受け入れるときに注意するべきこと』
質問② インターンの時給が2000円や3000円というのは高いですか?
インターンで2000円を超えるのは高時給です。
高時給インターンとは1200円以上を指しますが、ITやコンサルティング業界などは1200円は珍しくありません。
ただ、2000円を超えるインターンはITやコンサル業界にもほとんどないので、2000円~3000円のインターンは高時給であると言えるでしょう。
質問③ インターンの時給が極端に高い場合は怪しいですか?
3000円を超えるインターンは見極めが必要です。
専門性が高く主体性が求められるインターンは時給が高くなりますが、高くても3000円前後です。
極端に高くなる可能性があるインターンを3つ挙げます。
- スタートアップベンチャーのインターン →小規模で一人ひとりの業務量が多く環境整備が不十分なため、創造力と主体性が求められる
- 実務に直結したスキルが必須なインターン →「システム開発実務経験2年以上」「Javascripの実務経験必須」「アプリケーションの開発経験(作品提出)」など、基礎知識以外の実務に直結したスキルが参加条件で即戦力を求めている
- 昇給制度・成果報酬があるインターン →「1契約につき〇万円 」「新規獲得で売上の〇%」など、コンサルティング業界や営業職の一部インターンに見受けられれる
上記に当てはまらず、高時給の理由がわからないインターンは危険なので避けましょう。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
長期インターンの中にはアルバイト以上に高い時給をもらえるケースがあり、就活しながらお金を稼げて一石二鳥ですよね。
ただし、給料を優先するとインターンが苦痛に感じたり、怪しいインターンに引っかかったりしてしまいます。
高時給インターンに参加する際は、目的意識を持って取り組みましょう!
- 長期インターンの多くは時給が発生する。1dayや短期インターンはほとんどが無給
- 長期インターンの時給は1200円が相場
- 高時給の長期インターンを開催している業界は「IT業界」「広告業界」「コンサルティング業界」!専門性が高く、需要が伸びているのが特徴
- 長期インターンに参加すると、経験が評価されて就活が有利に進むだけでなく、社会人や他の大学生から情報収集ができる