この記事では、インターン選考のESで落ちまくる原因ととるべき対策を解説して、負のループから救い出します!
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それでは本題に入っていきますね!
インターン選考のESで落ちまくるたびに「何を書いても全然通らない!」と、頭を抱える就活生は多いのではないでしょうか?
インターン選考では募集倍率が高い企業ほど、効率性を図るためにESを実施する傾向にあります。
インターンの枠には限りがあるので、ESで応募者をふるいにかけるのは仕方のないことかもしれません。
しかし、就活生としてはインターン選考のESが通らない状況が続くと、不満や不安が募る一方ですよね。
でも、諦めるのはまだ早い!
インターン選考のESで落ちまくる状態からの逆転は十分に可能です。
そこで本記事では、インターン選考のESで落ちまくるESの原因を解説します。
また、ES選考で落ちまくる時にするべき対策も紹介するので、通らないESに対する具体的な改善点がわかります。
インターン選考のESで落ちまくって不安になっている人は、ぜひ最後まで読んでくださいね!
目次
インターン選考のESで落ちまくる状態から逆転は可能です
結論から言いましょう。
就活生のみなさん、コツさえ押さえればインターン選考のESで落ちまくる状態からの逆転は可能です。
逆転劇を果たすコツはたった2つ。
「エントリーシートの改善」と「失敗を学びと捉えて自信をつける」努力です。
エントリーシートの改善はすぐにできるから
インターン選考のESで落ちまくる状態から逆転するには、ESの改善が必要です。
落ちまくる根本的な原因は、エントリーシートに魅力がないからですよね。
それなら、原因であるエントリーシートの改善を行いましょう。
「当たり前のことを言うな」と腑に落ちない就活生もいるかもしれません。
しかし、インターン選考のESに落ちるたびに、エントリーシートを改善している就活生はどのくらいいるでしょうか。
ESで改善するべき箇所は下記の3点です。
- 文章構成・見やすさ
- 誤字脱字
- 顔写真
改善とは、読んで字のごとく「良く改める」行動を意味します。
たとえば、文章構成や見やすさを改善する場合は「PREP法」が有効です。
「Point(要点)」→「Reason(理由)」→「Example(具体例)」→「Point(要点)」を意識して文章を構成すると、見やすさがぐんと上がって伝わりやすくなります。
また、ES応募用の顔写真の印象もチェックしましょう。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱したコミュニケーション論「メラビアンの法則」では、人の印象は55%が視覚情報と言われています。(※)
エントリーシートの改善は、内容の良し悪しだけではなくて、好印象を与える心がけも重要なんです。
※参考:『就活は「見た目が9割」ってホント? お悩み解決!就活探偵団2019』|日本経済新聞
本選考のために事前に失敗できて良かったと考えよう
通らないESからの逆転劇を果たすコツは、失敗を学びと捉えて自信をつけることです。
「精神論はいらない」「ポジティブ思考は聞き飽きた」と嫌気がさす人もいるかもしれません。
たしかに、思考の切り替えは解決法として具体性がありませんよね。
失敗を学びと捉えるために重要なことは、実行力が伴った思考の切り替えです。
「次こそ受かる!」といった漠然としたポジティブ思考ではなく、ESで落ちまくっている原因追求とフィードバックをして自信をつけましょう。
失敗をES改善に落とし込めば、本選考の失敗リスクが軽減されます。
インターン選考のESで落ちまくる原因とは?【通らないESの特徴】
インターン選考のESに落ちまくる原因は、下記の5つです。
- 志望動機が浅くて志望度の高さを感じない
- 長所が不明確で活躍するビジョンが見えない
- 各項目で結論から書かれておらず支離滅裂(論理的思考不足)
- 自慢ばかり書かれていて人間味を感じない
- 全体的に内容が浅く文字数が少ない
手元にESを用意して、当てはまっていないかチェックしてみましょう。
原因① 志望動機が浅くて志望度の高さを感じない
インターン選考のESで落ちまくる原因は、志望動機が浅いことです。
本選考のESと同じように企業が最も注目するのは志望度の高さです。
どの企業にも通用する抽象的な理由だと、企業側はインターンに参加させるメリットを感じないため落とされます。
企業研究をもとに「なぜこの企業を選んだのか」「インターンで何を学びたいのか」を、具体的に抑える必要があります。
原因② 長所が不明確で活躍するビジョンが見えない
長所が不明確で活躍するビジョンが見えないESでは、会社に貢献するイメージがわきません。
たとえば、今スマホの買い替えを検討している状態と仮定してください。
店には、キャッチコピーがついた2つのスマホが並んでいます。
- 「機能数世界No.1!多機能スマホ」
- 「一眼レフカメラに匹敵!超高画質カメラ搭載スマホ」
「超高画質カメラ搭載」というように、強みが明確であるほど簡単に活用シーンを想像できませんか?
一方で、「多機能」とうたわれても、自分にとって何がプラスになるのかわからないですよね。
ESでも同じように長所が不明瞭だと、その人を生かせるイメージがわかないため通りません。
原因③ 各項目で結論から書かれておらず支離滅裂(論理的思考不足)
結論がなく支離滅裂なESは、意思が伝わらないため通りません。
支離滅裂な文章になる理由は、必要な情報の精査ができていないからです。
ESにおける結論とは、企業が求めている情報の提示です。
企業が求めている情報とは、大きく分けて「熱意」「自社を選んだ具体的な理由」「貢献できる能力」の3つです。
企業の意図を無視して自分語りをすると、論点がずれて文章がまとまりにくくなります。
結論が埋もれた文章は相手に意思を伝えられないだけでなく、コミュニケーションをとるのが難しいと判断されかねません。
原因④ 自慢ばかり書かれていて人間味を感じない
自己アピールでは、成績だけではなくコミュニケーション能力や人間性を見ています。
数字を使って成績をアピールする方法は端的で伝わりやすいです。その反面、人間性が見えにくいためインターン選考のESでは落ちまくる原因となります。
企業側は、他のインターン希望者と上手にコミュニケーションを取れるかどうかという点も考慮しています。
そのため、成功に至るまでのプロセスや失敗の経験を盛り込みましょう。
ESの内容が充実するだけでなく、人間性が見えるため人事の興味を引けます。
「自分は優秀な人間だ」「他の人よりも優れている」という、成果ばかりに重点を置いたESは単なる自慢になりかねません。
原因⑤ 全体的に内容が浅く文字数が少ない
ESの文字数は指定文字数の8割以上埋めるのがマストです。
全体的に浅くて文字数が足りないと、企業側に「興味を持たれていない」「手を抜かれている」といったマイナスイメージを与えてしまいます。
また、見やすさを優先しすぎて余白が目立つケースや、抽象的な表現を使って埋める行為も「書くことがない」と受け止められる原因です。
文字数が足りないときは、経験で得た学びを掘り下げましょう。
たとえば、「アルバイトでリーダーを任されて、課題解決力を身につけた」だけで終わらせるのはもったいないです。
「お客様から苦情が来たときの解決法」や「在庫を抱え過ぎたときにこういう提案をして解決に導いた」など、具体的な体験談を入れましょう。
イメージがつきやすいほど、長所や人間性が伝わりやすくなります。
インターン選考のESで落ちまくる時にすべき対策
【インターン選考のESで落ちまくる時にすべき対策】
- 1社1社の志望動機の質を高める(業界の志望理由+なぜその企業でないといけないのか)
- 今一度自己分析を徹底して自己理解を深める
- 自身の長所を明確化して会社でどう活かせるか説明できるようにする
- 論理的思考を学ぶ
- 過去に通過したエントリーシートを参考にして学びを得る
対策① 1社1社の志望動機の質を高める(業界の志望理由+なぜその企業でないといけないのか)
1社1社の志望動機の質を高めると、企業研究の成果が評価されて受かりやすくなります。
志望動機の質を高めるコツは、「面接官の視点になる」です。
志望動機に入れるべき内容は下記の3つです。
- この業界に興味を持った理由
- 数ある業界の中で、この企業を選んだ理由
- この企業で能力が生かせると思った理由
面接官が志望動機で知りたいのは、本人の熱意と企業に対する理解力です。
業界への関心があるかどうかで、業界に対する理解力を確認します。
企業を選んだ理由では、自社に対する熱意の高さはもちろん、早期退職のリスクまで企業側は考慮します。
理由が抽象的だと「すぐやめる可能性がある」「うちじゃなくてもいいのね」とマイナスな印象を与えかねません。
同業企業と比較した上でその企業ならではの強みと魅力を明確にしましょう。
そして最後に、自分はその企業でどう貢献できるか・何がしたいかを伝えます。
企業の特性に沿って自分の強みを伝えると、「うちの会社にマッチしている」という確信を持たせることができます。
面接官が知りたい情報を抑えることが、志望動機の質を高めるポイントです。
対策② 今一度自己分析を徹底して自己理解を深める
自己分析を徹底して自己理解を深めると、その企業でどのような活躍ができるか見出せるので対策になります。
ESの自己分析とは、自分の長所を羅列するのではなく、企業との相性を導き出すことです。
自己理解を深めるには、まず企業のウェブサイトを確認しましょう。
確認するべきポイントは下記の2つです。
- 経営理念
- 社員紹介
経営理念を理解すると、企業の大まかな目標がわかるため企業とのミスマッチを防げます。
社員紹介を見ると、「こういう仕事がしたい」「こうなりたい」という明確なビジョンが見えてくるでしょう。
ビジョンに沿って自己理解を深めると、自分の価値観や魅力、今の自分に足りない能力などに気づけます。
企業が求める人材と自分の長所が合えば、説得力のあるアプローチができます。
対策③ 自身の長所を明確化して会社でどう活かせるか説明できるようにする
自身の長所を明確化して会社でどう活かせるかを考えると、自己アピールの差別化を図れます。
まずは、下記の3つに分けて長所を挙げてみましょう。
- 自分が感じている長所
- 周囲からほめられること
- 誰にも負けないことや得意なこと
出した長所に対して、企業にどう貢献できるかを具体的に考えてみてください。
たとえば、クリエイティブな業種であれば「好奇心旺盛な性格」は、オリジナリティを追求する意欲があるとプラスに捉えられるでしょう。
長所が生きた経験を交えて明確化するほど説得力が増すので、落ちまくる時の対策として効果的です。
対策④ 論理的思考を学ぶ
論理的思考を学ぶと思いが伝わりやすくなるため、インターン選考のESで落ちまくる時の有効な対策となります。
論理的思考を学ぶ方法は様々ありますが、簡単なのは最初に問題点を見極める方法です。
数学でいう「逆算」ですね。
問題点を見つけてさかのぼるメリットは、要点を捉えた文章構成ができる点です。
ESの作成の中での「問題点」とは、「自分が企業に合う人材かどうか」に当たります。
着地点を理解していないと、論点がずれて不要な情報が増えてしまう一方です。
最初に問題点を見極めると伝えたい軸がぶれにくくなり、論理的な文章に近づけます。
対策⑤ 過去に通過したエントリーシートを参考にして学びを得る
過去に通過したエントリーシートは、成功に近づける自分だけの参考書です。
ESで落ちまくる時は、過去に通過したエントリーシートと通らなかったエントリーシートを照らし合わせてみましょう。
過去に通過したエントリーシートは、企業が求めている情報を的確に捉えているはずです。
なぜ通過したのか追求すると、必要な情報の見極めや読みやすい文章構成の仕方がわかります。
成功例と失敗例を見比べることは、情報を整理する作業です。企業に響くESが書けるようになります。
そのため、落ちまくってもエントリーシートは上書きしないで残しておきましょう。
インターン選考のESで落ちまくってもめげずにエントリー数を増やそう
「選考対策の質を高める×エントリー数を増やす」が就活の鉄則
就活の鉄則は選考対策の質を高めることなので、本選考で良いパフォーマンスができるように尽力しましょう。
選考対策の質を高めるにはフィードバックが必要です。
失敗の原因を追求すると、ESの改善点が見つかるので選考対策につながりますよね。
また、エントリー数を増やすと、下記の3つのメリットが得られます。
- 企業に合った自己分析ができる
- 同業他社の企業分析ができる
- 本選考のイメージがもてる
頭で考えているだけでは、作成したESが選考で通用するかわかりません。
エントリー数を増やして場数を踏むと、自己分析や企業分析の改善ができるほかに、本選考のイメージが持てます。
たとえ、失敗しても得る学びの方が大きいため、インターン選考を踏み台にするくらいの積極性を持ちましょう。
自分に合ったインターン先の発掘に繋がる
インターン選考のエントリー数を増やすと、自分に合ったインターン先の発掘ができます。
インターン選考を希望する就活生の中には、「経験実績を残したいから」という理由だけで、具体的な目的意識を持っていない人もいるでしょう。
しかし、「とりあえず」でもやる心がけは重要です。
インターンの選考エントリーを増やすと、その分ESの作成が必要になるため様々な企業や業界の知識を得なければならないですよね。
インターン選考をきっかけに、他社比較をしたり業界知識を学んだりすると、多角的な視点から企業研究ができるようになります。
また、知識を得ると「自分が何をしたいのか」真剣に向き合う意欲がわくでしょう。
つまり、エントリー数を増やしてESを書くことが企業研究と自己分析になるため、結果として自分に合ったインターン先の発掘につながります。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
本記事では、インターン選考のESで落ちまくる人向けに通らない原因と対策を共有しました。
インターン選考のESで落ちまくるのは失敗ではなく、実は成功への近道なんです。
頭で考えるのも大切ですが、場数を踏んで経験値を増やす方が効率的ということですね。
インターン選考のESで落ちまくるのは「恥ずかしい失敗」や「つらい経験」ではありません。
本選考で受かるために必要な特訓なのです!
▼本記事のまとめ
- インターン選考のESで落ちまくる状態から逆転するには、「ESの改善」と「失敗を学びと捉えて自信をつける」努力が必要。
- インターン選考で通らないESの特徴は、内容が不明確で企業が望む答えが書かれていない点。
- インターン選考のESで落ちまくる時の対策は、落ちたタイミングで要因を分析してフィードバックすること。
- インターン選考のESで落ちまくっても、めげずにエントリー数を増やせば選考対策になる。
- インターン選考のESで落ちまくる状況は失敗ではなく、本選考を成功させるための近道。
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