【お祈りメールの面白い返し5選】面白い返信をするリスクも解説!

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この記事では、お祈りメールへの面白い返し方と、面白い返信をするリスクについてバシッと解説します!

就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。

「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」

こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!

全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。

それでは本題に入っていきますね!

さて、皆さんは企業からお祈りメールが届いた時、みなさんはどうしていますか?

おそらく、基本は「そのままスルー」って人が多いんじゃないかと思います。

お祈りメールは不採用通知なので、基本返信は不要です。

でも、中には「ちょっと面白い返信をしてみようか」と考える人もいるかもしれません。

そこでこの記事では、お祈りメールへの面白い返信をまとめてみました。

(返信を推奨しているわけじゃないので、そこは間違えないでくださいね!)

お祈りメールに対して「結局どう対処するのがベストなのか?」についても解説しているので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

お祈りメールは基本的に返信不要

はじめに、大前提を確認しておきますね。

お祈りメールは不採用通知なので、返信は基本的に不要です。

人によっては、メールに返信しないと失礼にあたるのでは?と思うかもしれません。

でも、企業としても「これで完了」のつもりで送信しているメールなので、返信を期待しているわけじゃないんです。

よほどお世話になった人事担当者から届いたメールや、インターンから長くお世話になった企業から届いたメールなら、丁寧に返信してもいいでしょう。

そういった事情がない限り、とくに返信する必要はないんです。

「お祈りメールは返信不要」が基本と思ってください。

お祈りメールで面白い返信をするメリットは特にない

では、お祈りメールに面白い返信をするメリットはあるのか?と言うと、実際のところ特にありません。

むしろ、失礼なメールを送ってしまうと印象が悪くなる可能性があります。

でも、どうせ落ちた企業なんだし、失礼だと思われてもいいのでは?

いやいや、けっこうリスクありますよ!

企業の人事担当者って、意外なところで他社の人事と交流があったりするんです。

セミナーとか交流会とかで他社の人事と名刺交換をしたり、情報交換のために会食したりすることだってあります。

個人的に繋がりのある人事担当者の間で「この前、すごく失礼な就活生がいて…」なんて話題が出ないとも限りません。

あと、最終的に入社した企業で重要な取引先になる可能性だってゼロじゃないですよね。

なので、お礼メールに面白い返信をするのは割とリスクがあるってことは覚えておいてください。

僕としては、ネタっぽい返信をするのは基本おすすめしません。

採用担当への気遣いになる可能性はあるよね

可能性として「なくはない」レベルで言うと、メールを見た採用担当者が個人的にクスッとするぐらいのことはあるかもしれません。

ただ、あくまでも個人的に「面白い就活生もいるんだな」と思うだけです。

採用担当者は忙しいので、ピリピリしながら働いているときに若干の癒やしにはなるかもしれません。

(むしろ、「忙しいのに変なメールを送りやがって」と逆効果になるリスクもありますけど…。)

何が言いたいかというと、「そのレベルの効果しかない」ってことです。

面白い返信をしたからと言って、そのメールがきっかけで採用になることはまずあり得ません。

「面白いメールをくれたから、やっぱり採用してみよう」なんて判断をするほど、企業はおおらかな場所じゃないんです。

採用担当者が少々クスッとしてくれるかもしれない、ぐらいに考えておくほうがいいでしょう。

面白い返信をするのは、それなりにリスクもあるんだ…。

ふざけ半分で返信するのは、やめておいたほうがよさそうだね。

お祈りメールへの面白い返信【5選】

面白い返信はしないほうがいい!と言っておきながら何ですが、あえてお祈りメールへの面白い返信を紹介しますw

お祈りメールって、受け取るとテンション下がるじゃないですか。

人によっては本当に落ち込んでしまうと思うので、ある程度はネタっぽく捉えてみる余裕も必要です。

なので、あくまでも「もしこんな返信をしたら面白いよね」ぐらいの感じで受け取ってくださいね。

「就活マンが紹介してたから」とか言って、本当に返信しちゃダメですよw

①貴社への思いが強すぎてメールを頂いた昨晩は眠れませんでした

件名:選考結果のご共有ありがとうございます|◯◯大学【名前】

◯◯株式会社

人事部 採用担当 ◯◯様

お世話になっております。

貴社の選考を受けさせて頂きました、◯◯大学の◯◯と申します。

この度は、不採用の通知を頂く結果となってしまいました。

私の力不足で、貴重なお時間を頂いたにも関わらず申し訳ございません。

貴社への志望度は極めて高く、絶対に入社したいという思いがございました。

その思いがあまりにも強すぎて、メールを頂いた昨晩は眠れませんでした。

正直、今でも完全に立ち直ることができていませんが、どうにか就活を続けていきたいと考えております。

今後、もっと力を付けられるよう邁進して参ります。

改めまして、選考結果のご共有ありがとうございました。

大げさすぎるw

メールを受け取った採用担当者は「いや、そう言われても…」と思うでしょう。

採用担当者が真面目な人だと、本当に心配して返信で慰めてくれたりするかもしれません。

いずれにしても、向こうの手間を増やしてしまいますね。

ちなみに僕自身も、手応えがあった企業からお祈りメールが届いた日は何も手に付きませんでした。

一瞬、「貴社への思いが強すぎて1日何も手に付きませんでした」と返信しようかと思いましたが、やめておきましたね。

今思うと、返信するのを思い留まっておいてよかったと思いますよ。

ふざけ半分で送っていると思われたら、それはそれで印象が悪いですからね…。

②メールを頂いた瞬間から涙が止まりません・責任をとってください

件名:選考結果のご共有ありがとうございます|◯◯大学【名前】

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人事部 採用担当 ◯◯様

お世話になっております。

貴社の選考を受けさせて頂きました、◯◯大学の◯◯と申します。

この度は、不採用の通知を頂く結果となってしまいました。

私の力不足で、貴重なお時間を頂いたにも関わらず申し訳ございません。

正直に申しますと、メールを頂いた瞬間からずっと涙が止まりません。

脱水症状になりそうなので、できることなら責任をとっていただきたいほどです。

しかしながら、不採用になったという結果は受け止めなくてはならないと思っております。

私自身、今後力を付けられるよう邁進して参ります。

改めまして、選考結果のご共有ありがとうございました。

ずっと涙が止まらないと言っているのに、しっかり返信はしていますねw

脱水症状のくだりで完全にネタだと分かるので、採用担当者は「何のためにこんな返信をしたんだ?」と感じるはずです。

採用担当者の受け止め方としては「変なやつがいるなぁ…」といったところでしょう。

悪ふざけだと思われると非常に印象が悪いので、くれぐれも面白半分でこういったメールを送らないようにしてくださいね。

③振られると思いが増すとはこのことなのですね

件名:選考結果のご共有ありがとうございます|◯◯大学【名前】

◯◯株式会社

人事部 採用担当 ◯◯様

お世話になっております。

貴社の選考を受けさせて頂きました、◯◯大学の◯◯と申します。

この度は、不採用の通知を頂く結果となってしまいました。

私の力不足で、貴重なお時間を頂いたにも関わらず申し訳ございません。

正直なところ、このように不採用の通知を頂いても、貴社への入社意欲が収まりそうにありません。

振られると思いが増すとはこのことなのですね。

来年度、また貴社の選考に挑戦させて頂きたいと考えております。

その時は貴社の誰からも評価されるような人材に成長していられるよう邁進致します。

改めまして、選考結果のご共有ありがとうございました。

まさかの恋愛ネタですねw

言いたいことは伝わると思いますが、どうしてもネタっぽく見えてしまいます。

まして来年も同じ企業に応募したいのなら、こうした伝え方は避けるべきでしょう。

メールはどんな人が読むか分かりません。

選考時に対応してくれた採用担当者が冗談の通じそうな雰囲気の人だったとしても、別の担当者がメールを確認する可能性だってあるわけです。

冗談が通じない相手だった場合、「ふざけている」と思われてしまう可能性は十分にあります。

会ったことのある採用担当者が親近感の湧く人だったからと言って、こうしたメールを送るのは避けたほうがいいですよ!

④いつか仕事で関われることを楽しみにしています・その時はライバルです

件名:選考結果のご共有ありがとうございます|◯◯大学【名前】

◯◯株式会社

人事部 採用担当 ◯◯様

お世話になっております。

貴社の選考を受けさせて頂きました、◯◯大学の◯◯と申します。

この度は、不採用の通知を頂く結果となってしまいました。

私の力不足で、貴重なお時間を頂いたにも関わらず申し訳ございません。

選考に限らず、いつか仕事で関われることを楽しみにしております。

その時はライバルですので、成長した私の姿をぜひご覧いただければと存じます。

改めまして、選考結果のご共有ありがとうございました。

お祈りメールの返信でなぜか煽ってくるスタイルです。

実際、数年後に力をつけてこの企業のライバルになることもあり得るわけですが、少なくとも不採用通知に返信して伝えるべきことではありません。

もし「いつかライバルと思われるぐらいに成長してみせる!」といった思いがあったとしても、今は自分の胸に秘めておきましょう。

どんなに優秀でガッツがある人材でも、企業の人事から見れば「社会人未経験者」なんです。

こうしたメールを送ったとしても相手は全くビビりませんし、笑い飛ばされてしまう可能性のほうが高いですね。

僕の意見としては、「いつか見返してやる!」という思いを前向きなエネルギーに変えていくほうがいいと思います。

なので、心の中で「エア返信」をするだけに留めましょう!

⑤採用しておけばよかったと思われるよう成長します・見返します

件名:選考結果のご共有ありがとうございます|◯◯大学【名前】

◯◯株式会社

人事部 採用担当 ◯◯様

お世話になっております。

貴社の選考を受けさせて頂きました、◯◯大学の◯◯と申します。

この度は、不採用の通知を頂く結果となってしまいました。

私の力不足で、貴重なお時間を頂いたにも関わらず申し訳ございません。

私自身、今後力を付けられるよう邁進して参ります。

あのとき採用しておけばよかったと思われるように成長して、いつか見返します。

改めまして、選考結果のご共有ありがとうございました。

お祈りメールへの返信でマウンティングを試みたパターンです。

実際のところ、何年か経って「あんなに優秀な人を落としてしまったんだ…」と人事が後悔する可能性はゼロではありません。

でも、わざわざお祈りメールに返信してまで伝えるようなことではありませんね。

なぜなら、人事の立場からするとこうしたメールは「嫌味」にも取れるからです。

「貴社の人事は見る目がないようです」と伝えるのと、あまり大きな違いがありません。

たとえ自分の中では「いつか成長して見返します!」という前向きなメッセージのつもりでも、相手の立場によって受け取り方が異なるってことです。

嫌味と思われるかもしれないメールを送っても、誰も得をしません。

送った瞬間に自分の気が晴れるような気がするだけなんです。

ちなみに、よりストレートに嫌味な返信をしたいと思ったときには、次の記事を必ず読んでおいてくださいね。

嫌味な返信をすることで、具体的にどんなリスクがあるのかが分かるはずです。

» 【お祈りメールの返信で嫌味を言いたい!】リスクと代替案を共有します!

【結論】お祈りメールをもらったら切り替えて次に進むのが1番です!

さて、お祈りメールへの面白い返信を紹介してきたわけですが、くり返し言うように僕としてはこうした返信をするのはおすすめしません。

理由としては、次の3点です。

【お祈りメールに面白い返信をするのがNGな理由】

  • 面白い返信をしても特にメリットがないから
  • ふざけていると思われて人事の心証が悪くなるリスクがあるから
  • メールの内容によっては嫌味に受け取られる可能性があるから

つまり、面白いメールを送ったところでほぼ誰も得をしないんです。

だったら、もっと自分にとって得になりそうな時間とエネルギーの使い方をしたほうがよくないですか?

僕がおすすめしたいのは、早めに気持ちを切り替えて次に進むことです。

具体的には、新たにエントリーする企業を見つけることですね。

お祈りメールが届いた時点で、内定がもらえる可能性がある「持ち駒」が1社減ってしまいます。

だったら、すかさずエントリーを1社増やして持ち駒を復活させればいいんです。

持ち駒を減らさずにキープすることで、心の安定を保つことにも繋がります。

落ちた企業にどんな面白い返信をしようか考えるための時間を、もっと建設的なことに使いましょう!

どんな返信をしようか1日かけて考えるところでした…。たしかに、もっと結果に繋がる時間の使い方をしたほうがいいですね!

面白い返信をしようと思うのは、その企業にまだ執着していたからかも。早く気持ちを切り替えて、次に進まないとね!

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

本記事では、お祈りメールに面白い返信をする例と、面白い返信をした場合のリスクについて共有してきました。

この手の返信って、思いついた瞬間にはすごく良いアイデアのような気がしてしまうんですよね…。

「メールを読んだ採用担当者も、きっと笑ってくれるはず!」と、どういうわけか確信してしまいがちです。

でも、こうしていろいろなパターンの「面白い」返信を見てみると「メリットはなく、逆にリスクしかない」ことが分かるはずです。

もしお祈りメールに面白い返信をしたい衝動に駆られたら、今回の記事を思い出してくださいね!

この記事が皆さんの就活の参考になれば、とても嬉しいです!

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

以上!就活ブロガーの就活マン(@shukatu_man)でした!

▼本記事の要点まとめ

  • お祈りメールは基本的に返信不要で、面白い返信をしてもメリットは特にない。
  • 一方、人事の心証を悪くするなどリスクは大いにある。
  • 送ったメールは誰が読むか分からないこと、相手によって受け取り方はさまざまであることを理解しておくべし。
  • 嫌味に取られてしまった場合は本当に誰も得をしないので、ふざけ半分で返信するのは絶対に避けること。
  • お祈りメールを受け取ったら、気持ちを切り替えて次に進むのが1番。

▼本記事と合わせて読みたい関連記事はこちら

≫【お祈りメールへの返信で再応募は可能?】粘ることはできるか!?

この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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