【異常に仕事ができる人の特徴14選】僕が出会ったサラリーマン/起業家から抽出!

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この記事では、異常に仕事ができる人って、結局どんな特徴を持っているのかを詳しく解説します!

就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。

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こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!

全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。

それでは本題に入っていきますね!

僕はこれまで大企業で1年、独立起業して4年の間に、様々な人を見てきました。

その中には「この人、異常に仕事ができるな」と感じた人が数人いたんですよね。

大企業に勤めた経験と、起業してからたくさんの経営者を見てきた経験がある僕だからこそ紹介できる仕事ができる人の特徴をこの記事では紹介していきたいと思います。

ちなみに僕自身、これまで1500冊以上の本を読んできました。

よって仕事ができる人が持つ能力を、自分にも取り入れるために有効な書籍も合わせて紹介していきます。

仕事ができるようになれば「昇給」という短期的な目標だけでなく、より条件の良い企業への転職や副業にも活かすことができる。

この資本主義社会の中で仕事ができることは、大きな武器の1つだと言えます。

少しでも仕事力を高めたいという方は、ぜひ最後まで読み込んでください。僕も精一杯エッセンスを共有していきたいと思います。

そもそも「仕事ができる」とはどういうことか?

今回の記事のテーマは「仕事ができる人」ですが、そもそも「仕事ができる」とはどういうことでしょうか?

なんとなく「仕事を終わらせるのが早い人」「会社の売上を上げることができる人」だというイメージを持つと思いますが、僕が考えるに仕事ができるとは、以下の3つの要素をすべて持ち合わせています。

①結果(結果を出すことができる)

まず当然ですが、仕事ができる人とは「結果を出すことができる人」です。

どれだけ長時間働いていても、偉そうにしていても結果を出していない人は仕事ができると言いません。

むしろ結果を出していないのに、残業をして頑張っているフリをしている人は、会社から「残業代」を奪っているようなもので逆効果です。

仕事ができることを定義する上で、この「結果」は不可欠な要素だと言えますよね。

②スピード(その結果に対する実現スピードが早い)

次にスピードです。どれだけ大きな結果を出そうとも、その結果を出すのに30年かかっていては仕事ができるとは言えないですよね。

仕事ができる人とは、普通の人が1ヶ月かかるところを1週間で終えるようなスピードがあります。

後で詳しく解説しますが、このスピードとは「手を動かす早さ」だけじゃないんですよね。

「どれに注力すれば最大の結果を生み出すことができるかどうか」という選択と集中の考え方が必要になります。

(要するに何をするかと同時に何をしないかまで考えられる人は仕事のスピードが早い傾向にあります)

③影響(周りの社員や取引先に対して良い影響を与える)

そして最後に、僕が考える仕事ができるの定義には「影響」が不可欠です。

個人事業主は別として、ほとんどの人が会社に属していますよね。会社というのは組織であり、集団です。自分ひとりが良ければそれで良しではないんですよ。

後輩に仕事を教え、その後輩が高い売上を出せるようになれば、それは結果的に教えた人が会社の売上に貢献したということになります。

たとえ本人は1つも直接的な売上をあげずとも、その人の働きによって会社の売上が抜群に高まったのなら、それは結果を出したと言えるでしょう。

反対にどれだけスピーディに結果を出していても、周りの社員への対応が悪かったり、取引先に迷惑をかけて信頼を失っている場合は、それは仕事ができるとは言わない僕は考えています。

以上、「結果×スピード×影響」の3つがすべて揃う人こそが、僕が考える仕事ができる人の定義です。

この次の章では、それら3つの要素を更に細かく特徴付けていきます。

「仕事ができる」ということを漠然と考えていましたが、こうして要素別に分解すると分かりやすいですね。

要素に分解することができれば、それぞれの要素別に伸ばすべき能力が見えてくるね。そうなれば1つ1つ取り組むべきことがわかるかも!

異常に仕事ができる人の特徴【14選】

「仕事ができる」の定義を「結果×スピード×影響」のすべてを兼ね備えていることだと定義付けました。

ではこれらの3つの要素を更に細かく見ていきましょう。

僕がこれまで大企業と起業を経験し、出会った人には以下の14の特徴がありましたね。(もちろん細かい話をすれば無限にありますが、その中でも特に重要だと考える特徴を抽出しました)

これら14の特徴によって「結果×スピード×影響」を実現させていると分析しました。

【異常に仕事ができる人の特徴】

  • 結果に貪欲である
  • 仕事ができる人の真似ができる(TTP)
  • 素直である
  • 起業家精神を持っている
  • 高いモチベーションの根源を持つ
  • 選択と集中ができる
  • 無駄なことをしない
  • 休む時は徹底的に休む
  • 効率化ツールを積極的に活用する
  • 集中力のコントロールが上手い
  • 多様性への理解がある
  • 聞き上手で質問上手
  • 小学生でもわかる言葉で説明する
  • 信頼を第一に目の前の利益を優先しない

特徴① 結果に貪欲である

異常に仕事ができる人の最初の特徴として、結果に貪欲であることが挙げられます。

食品大手メーカーに勤めていた時も、今現在独立して起業家を見ていても、仕事ができる人は結果に貪欲です。

具体的には、長期目標と短期目標を明確化しています。そのうえで、短期目標の達成に向けて誰よりも努力するんですよね。(長期目標だけを立てている人は、グダグダ仕事をしがち…)

「結果が出るまでやり続ける」といった継続力に加えて、「結果を出すために今日は思いっきり仕事するぞ」といった爆発力を備えています。

結果に対する意識が低い人は「とりあえず会社で立てた目標を達成できれば良いな」という具合の意識なのですが、仕事が異常にできる人は結果に貪欲なので「会社で立てた目標の倍の結果を出そう」と考えます。

これは食品大手メーカーに勤めている時に、僕が唯一尊敬していた先輩社員の考えです。

また起業家を見ていても、「前年の結果をキープしよう」という意識でうまくいっている人はほとんどおらず、「去年の倍の結果を出そう」と目標を設定している人は多いですね。

このように結果に対する貪欲さを持っていることは、異常に仕事ができる人の1つの特徴だと僕は考えています。

特徴② 仕事ができる人の真似ができる(TTP)

続いて、異常に仕事ができる人は「真似上手」です。

TTPという言葉があり、これは「徹底的にパクる」の略ですが、仕事ができる人の仕事のやり方を徹底的にパクることで驚異的に結果を出すことができるようになるんですよね。

一見、異常に仕事ができる人はすべて自分流でやっているように見えがちですが、自分よりも要領よく仕事ができる人を見つけたら、それを徹底的に真似る柔軟さを兼ね備えています。

自分よりもできる人の真似をすることは、仕事ができるようになる上で必須の能力ですよね。

例えば、これから「絵」の勉強をするとしましょう。

その際に、自分流で絵を書く練習をするのか、絵の教科書を見ながら体系的に練習するのか?

どちらの方が早く上達するのかは明らかです。絵の教科書というのは、それを作成した人は絵の達人であり、その人の知識・能力・やり方をパクることで効率的に学ぶことができる。

自分流にこだわるのではなく、できる人を真似ること。これは異常に仕事ができる人に共通した特徴だと僕の経験から確信しています。

特徴③ 素直である

続いて、異常に仕事ができる人は素直な人が多いですね。

先ほどの真似もそうですが、素直だからこそ、他人の良い部分を受け入れて取り入れることができる。

また素直な人は、人からの指摘をすぐに否定せず、1度聞いてから自分なりの意見を持つようにする傾向があるように見えます。

反対に頑固な人は、自分よりも仕事ができる人を受け入れることをしません。

それゆえに、ずっと非効率な方法をとったり、他人からのアドバイスを聞くことができず成長することができなくなってしまう。

仕事ができるようになる上で、素直さは重要な要素であり、それゆえに驚異的なスピードで仕事ができるようになっていくのでしょう。

結果的に「あの人は異常に仕事ができるな」と思われるほどに成長していくのです。

特徴④ 起業家精神を持っている

続いて、異常に仕事ができる人は起業家精神を持っている人が多いですね。

目の前の仕事をただこなす人が多い中で、仕事ができる人は「この仕事を通して会社にどんなメリットを与えることができるか?」「この仕事をより効率化して全社で共有することはできないか?」「より効率的に売上を上げる方法はないか?」というような経営者よりの視点を持っています。

例えば営業職で考えてみましょう。

ただ目の前の仕事をするだけの人は「今日も◯件電話をかけよう」と、“昨日と同じ仕事”を漠然と続けます。

もちろんそれも大事なことですが、仕事ができる人はそれに加えて「電話よりも広告を出すことでお問い合わせを増やす手段はないか?その際にどちらの方が費用対効果が高いか」など、一歩踏み込んで考えるんですよね。

このように起業家精神を持って仕事を行いつつ、更には自分を「株式会社自分」として考え、株式会社自分が持つ労働力をどこに注力すれば、自社の実績やノウハウとなるのか戦略的に考えて行動します。

結果的に転職で有利になる実績やノウハウを作ることができたり、副業に活かすことができるようになるんですよね。株式会社自分という考え方を持つのか、組織の一部として考えるのかで大きく変わってくるところでしょう。

1人に対して24時間という同じ時間が与えられている中、差がつくのはこうした「考え方」の部分も多いのは事実です。

起業家精神を持って仕事をしている人は、同じように仕事をしているように見えて、「仮説→検証」の数が多いので圧倒的な差となって仕事の出来不出来が見える化していきます。

この特徴を習得するのにおすすめの書籍

起業家精神を持って仕事をすることは、別に遺伝子や能力で決まっているわけじゃありません。

要するに「考え方」で決まるんですよね。よって今日からでも起業家精神を持って仕事に取り組むことができます。

その際に「どんな考え方で仕事に取り組むのが起業家精神なのか」という疑問が浮かぶと思います。

そこでおすすめなのが「起業家のように企業で働く」という本ですね。

まさにタイトルどおりで、読めば「なるほどこういう視点で仕事に取り組むことで起業家精神を習得できるのか」「起業家精神を持って仕事をすることでこんなに仕事に対する意識が変わるのか、見方が変わるのか」と気づきを得ることができます。

非常に読みやすい本なので、普段読書をしない人にもおすすめの1冊だと言えますよ。

特徴⑤ 高いモチベーションの根源を持つ

続いて、僕が出会ってきた異常に仕事ができる人は、とにかくモチベーションが高いです。

ここで考えるべきは、なぜモチベーションが高い人と低い人がいるのかということですよね。

僕はこれに対する答えを持っているのですが、要するにその違いは「モチベーションの根源があるかどうか」です。

僕は仕事へのモチベーションが高いタイプなので、就活を大学1年生の時から始めて、大手食品メーカーに就職することができました。(結果的に1年で辞めてしまっていますがw)

なぜそんなモチベーションがあるかというと、小学生の頃に親が離婚しており、その時にお金で相当揉めていたからです。それを目の当たりにした僕は「お金を節約しないと」と考え、焼肉に行けてもホルモンしか食べない。マクドナルドに行ってもハンバーガーしか頼まない子供でした。(チーズバーガーにするだけでこんなに値段が上がるのか!とビビって、ハンバーガー1択です)

そんな気遣いの日々を過ごしたことで「将来絶対に成功してやる」とお金に対するモチベーション。つまりは仕事へのモチベーションに繋がったんですよね。

これが僕のモチベーションの根源であり、もしも裕福な家庭で生まれていたら、絶対にこんなモチベーションはなかったでしょう。

起業家には過去に金銭的に困った経験のある人が多いです。また二代目の社長が会社を潰しがちな理由は、二代目は裕福な家庭で育っているのでモチベーションが低いことも由来すると思います。

モチベーションが低く「生きていけるお金さえ稼げれば良いか」と考えているサラリーマンがほとんどでしょう。それはモチベーションの根源となる経験がないからです。(これは悪いことではなく、幸せなことだと僕は思います。仕事ができることがすべてではないので!)

一方で、異常に仕事ができるような人は高いモチベーションを持ち、そのモチベーションの根源があります。

モチベーションの根源は後付け可能

このモチベーションの根源については過去の経験だけでなく、今からでも身に付けることができます。

それは「意識的にお金に困る状況を作ること」です。例えば、少し家賃の高い家に引っ越す。結婚する。子供を増やす。趣味を増やすなど。

破産するまで追い込んだり、ギャンブルなどの依存性の高い支出を増やすことはNGですが、支出を増やすことでお金に困る状況を作り、「もっと仕事ができるようにならないとやばい」と追い込まれることでモチベーションが生まれるのは事実だと僕は考えています。

要するにモチベーションを意識的に生み出すことができることは、仕事を意欲的に取り組む上で必須だと思うのです。(どうしてもモチベーションが高い人と低い人では、高い人に部がありますよね)

特徴⑥ 選択と集中ができる

続いて、異常に仕事ができる人の特徴として選択と集中ができるという特徴があります。

異常に仕事ができる人で、この特徴を持たない人を僕は見たことがありません。

要するに、異常に仕事ができる人のほとんどが選択と集中をすることができるんですよね。

では、そもそも「選択と集中」とは何か?

選択と集中とは、「これに取り組むのが最も効果的だと選択し、それ以外の非効率なことは極限に抑えて集中的に労力を投資すること」を指します。

例えば、僕は食品メーカーを1年で辞めた後に、就活専門ブログを立ち上げました。

その時は起業して間もなかったので、「YouTube配信をしようかな」「合同説明会を実施してみるのはどうだろう」「就活塾のようなものを立ち上げるのはどうか」「就活の相談ができるビデオ相談会のようなものを開こうか」など、色々と取り組みたくなるアイデアが浮かんでいたんですよね。

しかし、その時に僕は「いや、最も就活生からの知名度を高める手段はブログだ」と選択し、それにすべての時間と労力を集中させました。

結果的に現在は日本イチの就活ブログとなることができたのですが、もしも浮かんだすべてのアイデアを実行していたらブログも中途半端になっていたことでしょう。

「これに取り組むことが最も効果的だ」と選択し、かつ「他のことは極力抑えてこれに注力しよう」と集中すること。これは起業だけでなく、会社の仕事でも非常に重要な考え方・動き方です。

異常に仕事ができる人は、本当に無駄なことをしません。

資料作りにばかり時間を費やす人と取引先との時間を大事にする人の差

僕が勤めていた食品メーカーでは、仕事ができない人はずっと資料作りに時間をかけていました。

ですが、異常に仕事ができる人は資料はパパっと簡単なものを作り、とにかく営業に出かけて取引先の人とのコミュニケーションを大切にしていたんですよね。

要するに「取引先の人とのコミュニケーションに選択と集中することが営業職として最も成果を出す方法である」という考えを持っていたのでしょう。

たしかに資料の綺麗さよりも、営業マンの信頼性の方が取引先にとっては重要ですし、売上も上がります。

人間は自分にとって楽な仕事に取り組みたいと思いがちですが、そういった自分の本能ではなく「何に集中するのが最も効果的か」と常に自分に問いかけ、行動することが異常に仕事ができる人の大きな特徴だと言えるのではないでしょうか。間違いなく、僕はそう確信しています。

この特徴を習得するのにおすすめの書籍

選択と集中に関して理解を深めるために、僕が最もおすすめする本は「イシューからはじめよ」です。

イシューとは「課題」のことであり、イシューからはじめよと言うのは要するに「何を課題とするかを考える時間を最優先にしましょう」ということ。

人は目の前の仕事をただ取り組んでしまいがちです。もちろん意識しないと僕もそうです。

しかし、そこですぐに行動するのではなく、少し立ち止まって「本当にこれは取り組むべきことか?これに取り組むことで解決することのできる課題は果たして大きいのか?もっと取り組むことでインパクトのある課題はないか?」と考えることが非常に重要だと教えてくれる本です。

まさに選択と集中への理解を深める最強の1冊だと言えます。

時間は平等だからこそ、自分の労力という資本をどこに投下することで、最も効果が出るのかを考える習慣を異常に仕事ができる人は全員が持っています。(持っていないと、「結果×スピード」の部分を満たすことができないですからね)

特徴⑦ 無駄なことをしない

続いて、先ほどの選択と集中に似ていますが、異常に仕事ができる人は無駄なことをしません。

僕が勤めていた会社で言うと、全社員が集まるような無駄な会議があった際に、仕事が異常にできる先輩社員はすぐに抜け出して取引先への連絡に時間を使っていました。

また会社から近いところに住むようにして、通勤時間を減らすことで精神的な疲れを極限まで減らすようにしていると言っていたんですよね。

満員電車で毎朝疲れて出社していた僕は、当時その言葉に「す、すごい…」と感心していました。

今は自宅で作業をしたり、満員電車のない時間に出勤するような仕組み作りによって、無駄なことをしないを意識するようにしています。

この特徴を習得するのにおすすめの書籍

無駄なことをしない意識作りにおすすめの本があります。

それが「エッセンシャル思考」です。こちら非常に有名な本なので、もう既に読んだことがある人も多いでしょう。僕もこの本は定期的に読む返すようにしています。

エッセンシャル思考とは、

1日の仕事を振り返ってみると、意外にも「あれは効果がなかった、不要な仕事だったな」と思うことが多いでしょう。この本を定期的に読むことで、無意識に無駄な行動をとってしまう自分を押さえつけることができますよ。

特徴⑧ 休む時は徹底的に休む

続いて、異常に仕事ができる人の特徴として、休む時には徹底的に休みますね。

これは土日の休みだけでなく、仕事終わりでも言えることで、仕事ができる人は無駄に残業をすることなく、早く仕事を終わらせて仕事終わりの時間を思いっきりリラックスするようにします。

そうすることで、翌日も意欲的に仕事をすることができるようになるので、結果としては仕事を効率的に進めることができるのでしょう。

この点、僕も休むことが苦手なので見習う必要があると感じています。

この特徴を習得するのにおすすめの書籍

休み方に関して、僕が最近読んだ本でおすすめが「世界のエリートがやっている最高の休息法」という本です。

こちらはマインドフルネスをテーマにしており、疲れの中でも「脳の疲れ」に関して解説されています。

僕ら現代人は日常の中で、体が疲労困憊することってほとんどないですよね。

疲れている時は体ではなく、脳が疲れていることが多く、そんな脳の疲れを取るためのマインドフルネスの方法について本書では書かれています。

「なんか脳がスッキリしないな」「休みの日も仕事の不安でいっぱいになってしまっている」など少しでも当てはまる方はぜひ読んでみてください。この本は付箋だらけになりました!

特徴⑨ 効率化ツールを積極的に活用する

次に、異常に仕事ができる人の特徴として、効率化ツールを活用するのが上手ですね。

これはパソコンのアプリだけでなく、ユーザー辞書の登録などの基本機能の活用も含みます。

別に最先端のアプリを使うとかではなく、エクセルの使い方が上手、ユーザー辞書にてメールのテンプレが数パターン用意されている、情報収集をグーグルアラートで行っている、などなど多くの人が利用しているツールを上手く活用するだけでも圧倒的に差をつけることができますよ。

僕も実行していますが、Macなら「クリップボード」を使うことで、30個前のコピーまでさかのぼってコピペすることができたりと、自身の作業を効率化するツールはいくらでもあります。

常に「この作業をもっと効率化するための方法やツールはないかな?」と疑問を持つこと。すぐに調べることが重要ですよね。

特徴⑩ 集中力のコントロールが上手い

続いて、異常に仕事ができる人の特徴として、集中力のコントロールがうまいことが挙げられます。

人によってそもそも集中力の長さと深さは異なります。これは遺伝によるところも大きいようなので、生まれつき最強の集中力を持つ人と並ぶことは難しいでしょう。

僕も集中力に関しては本当に短いタイプで、すぐに作業を辞めてしまいます。

ですが、そんな自分の集中力を引き出すために「環境を変える」という手段を用いています。

具体的にはカフェを利用するようにして、1日に複数のカフェを回るんですよね。

そうすることで環境も変わり、かつ人の目もあるので作業を進めることができる。

集中力のない僕はこうした工夫を徹底するようにしています。

異常に仕事ができる人は「自分がどんな状況で集中力を発揮できるのか」という最適解を認識していることが見ていて多いですね。 

この特徴を習得するのにおすすめの書籍

集中力に関して、おすすめの書籍は「ヤバい集中力」という本です。

著者の鈴木拓さんは論文を大量に読み込んでおり、この本でも研究論文がリソースになっているので、非常に説得力があります。

「集中力について漠然としか理解していない」「すぐに集中力がなくなって困っている」という方は、ぜひこの本に目を通してみてください。

特徴⑪ 多様性への理解がある

続いて、異常に仕事ができる人が持つ「影響」についてですが、他の社員さんや取引先と良い関係を作るような影響力のある人は多様性への理解があることがほとんどです。

多様性とは何か?

簡単にいうと「同じ人間だけど、いろんな性格や考え方を持っていることが当然だ」ということですよね。

どうしても同じ人間なので、人は他人に対しても自分をそのまま写してしまう生き物です。

自分にとって当たり前のことを、他人にもそのまま押し付けてしまうんですよね。

マネジメントで言うと「なぜこんなことが分からないの?」とか「なぜ同じことを繰り返すの?」と思ったりもするでしょうが、それは”自分だったら”の場合であり、理解力や実行精度は人によって異なります。

これに対して多様性への理解がある人は「◯◯さんはこういう人だからもっとこうしてあげよう」と相手に寄り添った考え方や行動を取ることができるのでしょう。

結果的に相手に良い影響を与えることができます。

この特徴を習得するのにおすすめの書籍

ちなみに僕は多様性への理解が人よりもあると考えています。

その理由ですが、ある本を読んだことがきっかけなんですよね。

それが「はずれ者が進化をつくる」という本です。

同じ人間であっても、様々な性格・価値観・身体を持つ人が生まれることによって、多様性が生まれ、その多様性によって人間はここまで生きることができています。

簡単な話で、世界78億人が自分と全く同じだったらどうでしょうか?

僕は単純作業がめちゃくちゃ苦手なので、工場勤務や警備員さんなどがこの世からいなくなります。

人はそれぞれ性格や価値観、得意不得意が異なるからこそ、結果的にバランスが取れているとこの本では学ぶことができ、多様性って重要なことなんだなと理解を深めることができますよ。

特に人との関わりが多かったり、後輩の育成をするようなマネジメントの立場の人は絶対に押さえておくべき1冊だと言えるでしょう。

特徴⑫ 聞き上手で質問上手

次に異常に仕事ができる人の特徴として、聞き上手で質問上手な点が挙げられます。

周りに良い影響を与えられるような人は、お客さんに対しては常にどんな不満を持っているかをヒアリングして解決できるように動き、同僚に対しては助けになれるよう話を聞いてあげます。

僕がサラリーマンをしている時も、仕事ができる先輩は常に新入社員である僕らを気にかけてくれていたんですよね。

この特徴を習得するのにおすすめの書籍

聞き上手で質問上手な人は、本当に仕事を有利に進めることができます。

そんな能力を鍛えるためにおすすめの本が「人を動かす」です。

この本は全世界で最も売れているビジネス書であり、対人関係における本の中で僕が最も好きな1冊です。

どう話を聞いてあげて、どう接することで相手を動かすことができるのか、良い影響を与えることができるのかが書かれた本なのでぜひ読んでみてください。

特徴⑬ 小学生でもわかる言葉で説明する

次に異常に仕事ができる人の特徴として、とにかく話す内容がわかりやすいんですよね。

小学生でもわかるような言葉で説明してくれるので、周りの社員だけでなく、取引先は100%の理解を持ってその人の伝えたいことが分かります。

専門用語や横文字を使うことがカッコいいと考えている人も多いですが、コミュニケーションを取る上で最も大事なことは伝わることです。

仕事ができる人はより早く、より相手が理解しやすい言葉で伝えることを意識するので、効率的に仕事を進めることができます。

この特徴を習得するのにおすすめの書籍

話し方に関する能力を高める上で、僕が最もおすすめしたい本が「人は話し方が9割」という本です。

こちらの本はベストセラーで、現在も書店の目立つところに置かれているのですが、とにかく読みやすくコミュニケーションの効率的な取り方について解説されています。

「なかなか相手に自分が伝えたいことが伝わらない」「後輩が自分の言っていることを理解してくれない」「取引先からの理解が得られない」という悩みを持つ方は、ぜひこちらの本に目を通してみてください!

特徴⑭ 信頼を第一に目の前の利益を優先しない

それでは最後に、異常に仕事ができる人の特徴として信頼を第一にしているという点が挙げられます。

とにかく信頼を第一にして、目の前の利益を優先しないんですよね。

これは「ギブアンドテイク」の考え方に由来します。

僕が出会ってきた仕事ができない人って、とにかく「テイク」、つまりは「何かをしてくれ、何かをください、こちらの利益になることが欲しい」という精神を持っています。

これは一見、積極的で良いと思われがちですが、相手からしたらたまったものじゃない。

「じゃああなたは何をくれるのか?」と不満を募らせてしまいます。

一方で「ギブ」、つまりは「まずは相手の役に立つことに徹しよう、何か相手にできることはないだろうか」という精神を持つ人は、信頼を獲得することができるので、長期的にはより多くの利益を獲得することができます。

僕も常々、信頼を獲得することを意識しており、自社のサイトやサービスよりも、より合ったものがあれば競合他社のサイトやサービスだろうがおすすめするようにしています。

それによって「この人は正直な人だ」と相手に認識してもらい、また別の機会に頼りにしてもらうことができると考えているからです。

目先の利益を優先せずに、長期的な利益を生む信頼を大切にする。これは人間の本能と逆行するので、意識しないと難しいことですが、これを実行できれば他の人と大きな差を付けることができるんですよね。

この特徴を習得するのにおすすめの書籍

信頼を大事にすることを意識するためには、ギブアンドテイクの考え方をマスターする必要があります。

ギブアンドテイクに関しては、「GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代」という名著がおすすめ。

この本を読むことで「なぜギブする人が成功できるのか」を深く理解することができ、本としてしっかりと読み込むことで潜在意識の中に「ギブすることを大切にしていこう」という意識が刷り込まれます。

目先の利益ばかりを求めてしまって、長期的には利益を出せてないと悩んでいる方はぜひこちらの本に目を通してみましょう。

仕事ができる人はこうした様々な特徴を総合的に持っているんですね。だからこそ「結果×スピード×影響」の3軸を満たすことができるんだ。

異常に仕事ができる人になるための具体的な方法

ここまで僕が出会った異常に仕事ができる人の特徴を共有してきました。

この記事を読んでいる方の多くは「それで結局のところ、自分も仕事ができるようになるにはどうすれば良いの?」と思っているでしょう。

そこでこの章では具体的にとるべきアクションについて解説していきます。

①前述した特徴を1つずつ小さく取り入れてみる

まずは先ほど共有した特徴を1つずつでも良いので、小さく取り入れてみてください。

人によってどの特徴に共感できるかは異なるので、「この特徴は良いな」と自分の中で響いた特徴から押さえていくのが良いでしょう。

紹介した本を読むことも重要ですが、人は意識するだけで行動が変わる生き物です。

これは「カラーバス効果」と呼ばれ、例えば家を出る時に「今日は赤色に着目するぞ」と意識すると、自然に赤色が目に入りやすくなるんですよね。

人間はこのように「意識する→実際に認識しやすくなる」という本能を持っているので、これを活用し、取り入れたい特徴を付箋に書いて目立つところに張っておくと良いでしょう。

僕も実際に取り入れたい特徴は付箋に張って、仕事のデスクに貼り付けています。

②読書習慣・動画学習習慣を作る

続いて、仕事ができる人になるためには、読書習慣や動画学習習慣を作ることが重要です。

「守破離」という言葉がありますが、最初の「守」とは師匠の教えをそのまま真似ることです。

天才的に誰の真似をしなくても仕事ができるような人はいますが、僕を含めてそうじゃない人は、まずは仕事ができる人の真似をすべきです。

では具体的に誰の真似をするか?もちろん尊敬している社員など周りの人を真似るのでも良いですが、世の中にはその社員を超えるような「仕事ができる人」が存在します。

そういった仕事ができる人の中のトップ層が本を出版する傾向にあるので、本に書かれたことを真似するのは非常に効率が良いんですよね。

またこれは動画学習でも同じことが言えます。YouTubeで自身の職種に関することを調べれば、様々なビジネススキルに関する情報を発信している方がいらっしゃいます。

その中から「この人が言っていることは本当に参考になるし的を得ているな」と思う人を探し、勝手に師匠として真似を始めることから始めましょう。

日本人はこうした読書習慣や動画学習習慣を持っている人が非常に少ないです。(読書に至っては年間の平均読書数が6冊とも言われています)

少ないからこそ、やれば差別化できる。圧倒することができるので、非常におすすめですよ!

③とにかく「PDCA」を「D」を意識して高速で回し続ける

そして最後に、ここまで紹介した特徴や読書によって得た知識を「行動」に移しましょう。

要するに「PDCA(Plan-Do-Check-Action)」という言葉がありますが、まずは「どんな行動を取るようにしよう」と計画し、すぐに行動に移してみる。

行動した結果どうなったのかを少しでも考える時間を作る。

そして最後に、考えた結果「こんな改善ができそうだな」「もっと◯◯した方が良いな」という改善点を見出して、再度行動する。

要するに「D」が最も重要であり、行動してこそ身になっていくのだと僕は考えています。

インプットだけの人は多いですが、結局のところはインプットだけでなく、それをアウトプットすることでしか習得することはできないことを僕も過去の経験から身を持って経験しています。

ここで紹介した情報によって、あなたがいつか「あの人、異常に仕事ができるよね」と言われるようになっていることを願っています。

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

普段は就活に特化して記事を書いているのですが、今回は「仕事ができる人」をテーマに記事を書いてみました。自分にとっての備忘録として記事にまとめておこうと考え、これまで出会った仕事ができる人を思い出しながら、各特徴を洗い出しました。

僕はまだ20代後半ですが、過去には親の離婚からサラリーマンを1年で辞めた経験、2年間借金生活を送った経験など、他の人よりも多少濃い時間を過ごしてきました。

そんな僕が考えるに「仕事がすべてじゃない」と断言することができます。

ですが、一方で「仕事はできるに越したことはない」という当たり前のことを大事に思っています。

仕事ができれば年収も上がりやすく、他人からの尊敬や感謝を受けることができます。

それらは幸せに直結することですし、仕事のできるできないは努力によって決まる側面があります。だから僕は仕事が好きなんですよね。努力すれば、それがここまで分かりやすく返ってくることは少ないですから。

この記事があなたの仕事力を向上させ、少しでも生きやすい状況を作ることに繋がったのなら、これ以上嬉しいことはありません。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

以上!就活ブロガーの就活マン(@shukatu_man)でした!

▼本記事の要点まとめ

  • 仕事ができるとは「結果×スピード×影響」の3つをすべて満たす人のことだと私は定義しています。(仕事ができるの定義は人それぞれ違いますから、正解はないでしょう)
  • 僕が今まで出会った異常に仕事ができる人の特徴を挙げると大きく14の特徴がありました。
  • 具体的には「結果に貪欲である」「仕事ができる人の真似ができる」「素直である」「起業家精神を持っている」「高いモチベーションの根源を持つ」「選択と集中ができる」「無駄なことをしない」「休む時は徹底的に休む」「効率化ツールを積極的に活用する」「集中力のコントロールが上手い」「多様性への理解がある」「聞き上手で質問上手」「小学生でもわかる言葉で説明する」「信頼を第一に目の前の利益を優先しない」の14の特徴です。
  • 仕事ができるようになることがすべてではないですが、仕事ができるようになることで得られる”生きやすさ”は努力に値すると考えています。
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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