IT技術で課題解決を支援する業務コンサルティング会社

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずはじめに、株式会社アプリケーションスペースの事業内容をお伝えします。

同社はさまざまな問題を抱える企業に対し、IT技術を用いて各種支援を行う業務コンサルティング会社です。展開する事業領域は、主に以下のような事業になります。

◯業務コンサルティング
クライアント企業の業務に関するサポートや企画、分析、推進、改善等を提案する事業
システム導入により業務を効率化するとともに、IT化に伴う経費の最小化等を提案

◯システム開発
クライアント企業のシステム開発・運用・保守などを展開する事業
生命保険や損害保険の業務システムを中心に、不動産業界や物流業界など幅広く展開

【案件の約8割は大手保険会社】”信頼度の高い安定経営”を実現

同社の取引先はアフラックやアクセンチュア、NTTコムウェアなど大手企業が中心です。
中でも保険業界大手のアフラックとは、1997年の創業から20年以上にわたって継続的に取引しており、同社が手掛ける案件の8割程度が大手保険会社関連のものとなっています。

こうした継続的な取り引きがあるからこそ、生命保険業界を中心とした豊富なノウハウが蓄積されており、同社ならではの強みにつながっています。

また、大手保険会社が案件の大半を占めているということは、それだけ安定的な需要が見込めるため、信頼度の高い安定経営を実現していると言えますね。

【リラックスして働ける】服装自由でフリーアドレスのオフィス

アプリケーションスペースでは、Tシャツやジーンズ、スニーカーでの勤務を許可する「フルカジュアル制度」を導入しており、スーツを着ている社員はいないそうです。

また、オフィスでは社員が選曲した有線放送のBGMを流しているほか、一人ひとりの作業スペースも広く、フリーアドレスなので好きな場所で仕事を進めることもできます。

社員にリラックスして働いてもらうために、このような環境を用意しているとのこと。
服装や作業環境を重視している人にとっては、魅力的な部分ですね。

社内は年齢層の幅があるサークルのような雰囲気

採用担当の方いわく、社内は”年齢層の幅があるサークルのような雰囲気”だそうです。
新入社員と20年目のベテラン社員が二人でランチに行くなど、年齢や立場にとらわれない関係性があるとのこと。

また、同社には60名程度の社員が在籍していますが、そのほとんどが新卒採用で入社していることから、新入社員の苦労や難しさに対する理解も深く、親切な先輩社員が多いことも居心地の良さにつながっています。

このほか、コロナ流行初期の外出制限や食品の品薄状態が続いた時期には、社長や社員同士で助け合って乗り切るなど、お互いを支え合う関係性が同社にはあります。

【月平均残業16時間】固定残業時間を超えることは稀

同社では固定残業制度（法定残業11時間分、法定外残業28時間分など）を取り入れていますが、この固定残業時間を超えることは稀だそうです。（万が一超過した場合は別途支給）
たしかに月間平均残業時間は約16時間なので、超えていませんよね。

案件によっては忙しくなる時期もありますが、稼働が上がった場合、その都度チームで改善策を話し合うことで残業抑制に努めているとのこと。

また、在宅勤務制度（7〜8割程度の社員が利用）や時差出勤制度、早退制度（2週間単位で労働時間を確認し、基準を超えた場合は早退できる）といった仕組みを利用することで、働きやすい環境づくりに注力しています。

入社後はプログラマーやシステムエンジニアとして活躍

新卒入社後はプログラマーやシステムエンジニアとして勤務します。
最初は先輩社員を補佐しつつ、プログラミング開発や運用保守、資料作成といった業務を行いながら経験を積み、技術者としてのスキルを高めていきます。

5年目以降になると、技術者だけでなく、個人の特性に応じてマネージメントやコンサルティングにもチャレンジできるとのこと。

技術者として成長しながら、それ以外の部分にも挑戦しつつ、お客様の要望をシステムとして具現化していくのがアプリケーションスペースの仕事です。

【求めるのはITへの興味】文系や未経験者も成長できる環境

同社が新卒採用で求めている人材は即戦力ではなく、ITに興味を持つ人です。
そのため、入社前の知識や経験は求めておらず、実際に新卒入社してくる社員の7〜8割程度が文系出身者とのこと。

未経験で入社したとしても、以下のように充実した教育研修制度があるので、レベルに応じて段階的に成長することができます。

◯新人研修（4月〜7月）
4〜5月：社内にてビジネスマナーやセキュリティ研修、IT知識などを学ぶ
6〜7月：社外にてCOBOLやJAVAなどプログラミング言語を学ぶ
※新型コロナウイルスの影響により、現在は社内でeラーニングを受講

◯OJT研修 （8月～翌年3月）※配属後
配属された部署の先輩社員が教育係となり、不安や悩みの解消、業務の指導などを行う

◯入社年数に応じた階層別研修 （若手、3年目、5年目、8年目、10年目）
ビジネススキル研修、リーダーシップ研修、マネジメント研修、プログラミング言語研修など社員のキャリアに応じた研修制度を導入

【ゼネラリストになれる】小規模ならではの成長スピード

アプリケーションスペースは社員60名程度の小さな会社なので、一人ひとりの社員が担当する業務の幅は広く、一年目からいろんな経験を積むことができます。

また、早い段階からお客様との打合せに参加するなど、上流工程も経験することができるので、他社の新入社員に比べても成長スピードが非常に早いとのこと。

加えて、同社では失敗してもいいからチャレンジすることを大切にしているため、裁量権を持ちながら挑戦する機会も多く、この点も成長を促す要因の一つになっています。

幅広い経験やスキルを磨くことで、マルチにいろいろなことができる人材、いわゆるゼネラリストとして活躍したい人にとって、同社の成長環境は最適だと編集部は感じました。

ITだからといってパソコンと向き合い続けるだけではない

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、働き方のリアルな部分や組織に合わない人の特徴などについても、包み隠さずお伝えしています。

まず、同社の技術者として働くのであればチームワークやコミュニケーションは必須です。
IT企業と聞くと、パソコンで作業し続けるイメージを持つ人も多いですが、実際は常にチームで案件を動かすため、社内外を含めたコミュニケーションは必ず必要になります。

また、同社は小規模だからこそ、一人ひとりが主体的に動くことが求められます。
よって、言われたことを淡々と進めていくような”指示待ち”で仕事を進めていきたい人にとっては、合わない環境です。

編集部が考えるアプリケーションスペースのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた株式会社アプリケーションスペースのホワイトポイントは以下の2点です。

①信頼度の高い安定経営
同社は大手企業を中心とした取引に加え、大手保険会社との長期的な取引によって蓄積された豊富なノウハウなど、独自の強みを有しており、信頼度の高い安定経営を実現している点は、ホワイトポイントの一つです。

②アプリケーションスペースならではの居心地の良さ
フルカジュアル制度による自由な服装やフリーアドレスのオフィスによって、リラックスして働ける点は大きな魅力です。また、先ほどのエピソードからもわかるとおり、社内の人間関係や雰囲気も非常に良好なことが伝わりましたよね。こうした”居心地の良さ”は、同社で働く大きなメリットの一つです。

以上の2点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が考えた同社のホワイトポイントになります。
「リラックスした環境で働きたい人」「経営の安定性や社内の雰囲気を重視する人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。