3本柱のビジネスを展開するIT企業

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずはじめに、株式会社ニッポンダイナミックシステムズの事業内容をお伝えします。

同社は1969年の創業以来、大手ITベンダと共に行う大規模システム開発を基盤としつつ、以下のように3本柱のビジネスを展開しており、幅広い分野で活躍しているIT企業です。

①大手SIerとの共創
大手ITベンダと共に、航空・放送・流通等の社会インフラ系大規模システムの開発から保守までを行うビジネス

②エンドユーザーマーケット
直接受注した民間企業のお客様向けに、基幹系システム・情報系システム・要求開発コンサルなど業務効率を図るシステム開発等を展開するビジネス

③自社開発パッケージ＆サービス
勤怠管理システムやコンテンツ配信サービスなど自社企画開発製品を提供するビジネス

盤石の基盤×新分野への投資によってバランスのある経営を実現

同社は創業当時から50年以上にわたって、NECやソニーといった大手ITベンダと大規模システム開発のパートナー関係を継続しており、盤石の基盤と豊富なノウハウを有しています。

また、ユーザ企業から直接課題や要求をヒアリングしてシステム提案・開発を行うエンドユーザーマーケット、自社で企画開発した製品を提供する自社ソリューションなど、幅広い分野でシステム開発も行っています。

長期的で安定した事業を持つことで、自社製品を生み出す投資も実現するなど、複数の柱によってバランスのある経営を実現しているのが、ニッポンダイナミックシステムズの大きな特徴です。

入社の決め手となるほどに良好な雰囲気や関係性がある

同社では家族ぐるみの社内イベントを積極的に開催するなど、社員同士が”仲間”という意識を持てるような関係づくりに注力しているそうです。

こうした取り組みによって、役職や立場に関係なく、良いことも悪いことも言い合える関係性が生まれており、若手でもどんどん意見を言えるような雰囲気になっているとのこと。

インターンに参加した学生から「アットホームな会社」という感想が出ていることに加え、社員同士の関係性や雰囲気の良さを入社の決め手として挙げる新入社員が多いことからも、同社の居心地の良さが伝わりますね。

社会に先駆けて働き方改革を推進してきた組織

今でこそ「ワークライフバランス」や「働き方改革」といった言葉が社会的に叫ばれていますが、同社ではこうした言葉が浸透する前から働き方改革を推進してきました。

産休育休制度や福利厚生の充実など、社会に先駆けて社員の働きやすい環境づくりに注力してきたため、過去には働き方改革の先駆者として、メディアからインタビューを受ける機会もあったそうです。

上記のとおり、社会の流れや周りの会社に合わせた働き方改革ではなく、本当に社員にとって働きやすい会社となるために行動し続けている組織であり、今後さらに良好な労働環境の実現を期待できる企業だと編集部は感じました。

【社長が率先して実践】オンオフのある働き方を重視

同社では全社的に残業管理を徹底しているほか、部門ごとに目標を設定することで残業に対する意識づけを行うなど、残業抑制にも積極的に取り組んでいます。

また、社長が率先して休暇を取得するなど、トップ自らがオンオフのある働き方を実践しているため、社員も休みやすく、オンオフの切り替えがしやすいそうです。

このほか、在宅勤務制度やフレックスタイム制度なども導入しているため、社員個々の都合に合わせて、柔軟に働けるとのことでした。

幅広いキャリアの選択肢があるエンジニア

エンジニアとして採用された場合、まずは入社後の新人研修でしっかりと基礎を身につけつつ、スキルや適性、本人の希望などを総合的に判断して配属が決まります。

その後はプログラマーからキャリアをスタートさせ、お客様と近いポジションで開発を行い、プロジェクトの全体像やお客様の求めているもの、自分に任された仕事の責任などを感じながら徐々にシステムエンジニアに成長していく流れです。

将来的にはテクニカルなスペシャリストを目指すコース、プロジェクトマネジメントとしてのエンジニアを目指すコースなど、本人の希望に沿った幅広いキャリアの選択肢が用意されています。

人材育成のテーマは自ら学ぶ意欲「自ら力」の醸成

同社では人材育成のテーマとして「自ら力」という言葉を掲げています。
この言葉は、SEの成長にとって最も重要な「自ら学ぶ意欲」や「自ら考え行動できる力」を指しており、3ヶ月の新人研修でもまずはこの点を身につけることからスタートします。

また、新人研修では先輩社員が講師となり、新人の自主性を育てつつ、プログラミングの基礎やプロジェクト基礎、チームで働く基本などをじっくり教育するなど、一人前のSEへの道をしっかりサポートしてくれます。

このほか、レベルに応じた階層別・技術分野別研修や技術交流会、社外セミナー、通信教育、資格取得など、社員の自己成長を全面的にバックアップしている企業です。

【新人研修の流れ】
◯社会人基礎（4月）
社会人としての基礎、IT基礎スキル、チームで働く基礎など

◯ソフトウェア開発基礎（5〜6月）
プログラミングを中心とした業務理解、仕事の進め方、チームで働く基礎など

◯OJT（7〜3月）
実際のプロジェクトの中でIT技術者としての基礎能力の向上

【充実した教育】自分次第でプロとして高みを目指せる環境

ITエンジニアは職人のような職種であり、それぞれの技術力を結集したチームでプロジェクトを担うため、一人ひとりが技術を身につけなければ、成果にはつながりません。

そのため同社では、技術力はもちろん、自ら学ぶ意欲など人間的な成長も含め、ITエンジニアとしての土台作りを新人研修から徹底的にサポートしています。

これらの環境をどのように活用するかは、本人次第です。
「自ら力」という言葉のとおり、あとは自主性によって大きく成長度合いが左右されますが、意欲のある人はプロとして高みを目指すことができます。

エンジニアとして働く上で理解しておいてほしいこと

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、働き方のリアルな部分等についても隠さずお伝えしています。

同社で働く場合、ITに対する興味や本気度の高さは不可欠です。
現代においてIT技術はどの分野でも必要となっており、コロナ禍など不況下でも変わらず需要があるなど、IT業界の安定性に魅力を感じている人もいるかと思います。

しかし、安定性やエンジニアに対する安易なイメージだけで務まる仕事ではありません。
常に技術が変化する中、それらに対応するには学び続けなればならず、一人前になる過程において、地道で泥臭い仕事もたくさん経験する必要があります。

こうした大変な部分を乗り越えるために、ITに対する興味やエンジニアとして働くことへの本気度が必要な点は、事前に理解しておいてほしいとのことでした。

編集部が考えるニッポンダイナミックシステムズのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた株式会社ニッポンダイナミックシステムズのホワイトポイントは以下の2点です。

①不景気にも強い経営
創業当時から続く大手ITベンダとの大規模システム開発という盤石の基盤に加え、エンドユーザーマーケットや新分野への投資など、複数柱の事業を持つことで不景気にも強い”バランスの取れた経営”を実現しているのは、同社が持つホワイトポイントの一つです。

②働きやすい環境づくりに真摯に向き合う姿勢
社会に先駆けて働き方改革を推進するなど、ずっと前から社員の働きやすい環境づくりに真摯に向き合っていることが伝わりますよね。
こうした姿勢を貫いているからこそ、入社の決め手となるほどに良好な雰囲気や関係性が生まれており、居心地良く働き続けられる点は、まさに同社のホワイトポイントです。

以上の2点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「社風や雰囲気に魅力を感じた人」「自主性を持って働きたい人」「自ら考え行動することに自信がある人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。