【1916年創業】100年以上の歴史を持つ化学品専門商社

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずはじめに、宇津商事株式会社の事業内容をお伝えします。

同社は1916年の創業から100年以上の歴史を誇る化学品専門商社です。
現在は半導体材料や医療・バイオ・環境・ライフサイエンスに関わる商材を取り扱っており、最終製品にはシャンプーやトリートメント、化粧品、食品包装資材、スマホやPCの部品など、身近なものがたくさんあります。

また、かねてより経済成長の著しいASEAN諸国に注目しており、中国・シンガポール・台湾に拠点を設けて海外のパートナーも増やすなど、グローバル展開も進めています。

人が生活するために必要な衣食住すべての分野に欠かすことのできない化学品を通じて、現代社会のあらゆる分野の産業を支えているのが宇津商事という会社です。

系列会社などを持たない”完全に独立した商社”ならではの強み

同社は系列会社などを持たない”完全に独立した商社”のため、あらゆる企業やメーカーと自由な取引が可能であり、数ある種類の化学品の中からベストなものを提案できるのが大きな強みとなっています。

また、同社の株主は東京中小企業投資育成株式会社を筆頭に、AGC株式会社や花王株式会社など国内大手企業となっており、出資先が盤石の安定感を誇ることも大きな特徴です。

何より、商社である宇津商事にとって最大の武器となるのは”ヒト（社員）”です。
採用活動において希望者全員と面接するなど人柄を重視していることに加え、対面で相互理解を深めるために、あえてWEB説明会やWEB面接は実施していないのも、自社にマッチする人材かどうかを丁寧に見極めているからこそ。

選考では1〜2年目社員から管理職、役員など立場の異なる人員で複数回の面談を実施しており、内定が出るまでに20人近くの社員と会うことになりますが、不思議と評価される人材は一致するそうです。

それだけ自社に合う人材として評価された人が毎年集まっているからこそ、多くの社員が活躍できるのだと編集部は感じました。

社員が会社を好きになる環境づくりに注力

同社では上司を役職ではなく「さん付け」で呼ぶなど、社員同士がフラットな関係性になっているほか、年功序列ではなく実力や成果をしっかり評価する制度も整っているため、社内は自由で現代的な雰囲気になっているそうです。

また、共通の趣味や会社のサークル活動などを通じて社員同士の交流も活発に行われており、同世代はもちろん、世代が離れた社員と交流する機会も多いとのこと。

このほか、同社では食事補助制度として、昼食や朝ごはん、帰宅後の夕食など様々なシーンで利用できる置き型の社食サービスを提供しており、費用を会社が半額負担することで、安価で食事を購入することができます。

こうした社内の雰囲気づくりや社員同士の交流機会、各種制度に加えて、定期的に社員の意見や提案を集める機会も設けるなど、同社では「社員が会社を好きになる環境」をつくることに注力しています。

月平均残業時間3.5時間！残業をしない文化が醸成されている

同社の月平均残業時間は3.5時間という非常に少ない数字になっています。
なぜこれほどまでに残業が少ないのか、それは社内に残業をしない文化が醸成されているからにほかなりません。

「残業をすることが良い」という考え方は一切なく、上司が率先して定時で帰っているほか、若手社員にも積極的に声掛けするなど、社内に帰りやすい雰囲気があるとのこと。

また、同社では昔から各人材に適した仕事量・業務負荷に合った適正な人員配置などを徹底しているため、特定の社員に過度な負荷がかからない点も、残業抑制につながっています。

平均有給休暇取得日数15.2日！メリハリのある働き方を実現

社内で声掛けして休みやすい雰囲気づくりを行うなど、メリハリのある働き方を全社的に推奨しており、平均有給休暇取得日数は15.2日（2022年度）となるなど、非常に休みが取りやすくなっています。

また、年間休日数は125日という多さに加え、休暇制度や将来的に活用できる福利厚生も充実するなど、同社には安心して長く働き続けられる環境が用意されています。

国内外のフィールドで活躍する総合職の仕事

宇津商事の総合職は、産業の”素”になる基礎化学品、身近な食品や日用品、医薬・半導体関連の商品を扱っており、国内外の既存顧客への販売や新規開発の提案などを行いながら、メーカーのモノづくりを支えています。

所属するグループによっては、1年目から新規顧客の開拓に関わったり、海外出張に行ったりするチャンスもあるとのこと。

ただ、1年や2年をかけて交渉した末に初めて契約を結べるというケースもあるので、長期的に提案を続ける粘り強さが必要な仕事です。

語学レッスンや海外語学留学制度など魅力的な教育研修が多数

入社後、最初に外部研修で社会人マナーやビジネス基礎等を学んだ後、配属となります。
配属後はOJT期間となり、まずは先輩の営業に同行するほか、業務サポートなどを通じて商品知識や基本的なスキルを身につけていきます。（最長1年半）

また、自分が所属する部署以外の仕事や商材を学ぶとともに、全社員の顔と名前を一致させることを目的とした”他部署研修”も並行して行っているため、同期だけでなく、さまざまな社員と交流することができます。

このほか、同社ではグローバル展開を進めており、海外取引も増えていることから、海外向けの教育制度も充実しているほか、仕事に活かせる資格の取得も推奨しており、勉強を習慣づける目的で、週1回1時間なら勤務時間中に資格の勉強を行ってよい、という制度も導入しているとのことでした。

◯語学教育：英会話教室や中国語レッスンなど（勤務時間中に開催）
◯海外語学留学制度：オーストラリア・ケアンズへの4週間の語学留学
◯現地研修制度：国内業務を持ったまま1ヶ月半程度海外に滞在し、海外生活等を学ぶ制度
　※シンガポールもしくは中国（上海）に滞在
◯資格取得支援：講座受講から受験費用まで会社が全額負担

独立した商社だからこそ幅広い業界知識やスキルが身につく

独立した商社である宇津商事は、あらゆる企業やメーカーと自由な取引が可能であり、取り扱う商材の幅も非常に幅広いため、それだけ幅広い業界・商材の知識が身につくとともに、多くの経験や人脈なども蓄積されます。

また、取り扱うことのできる商材の幅が広いことで、より取引先のニーズを満たした提案が可能となる点は、同社ならではの武器であると同時に、大きなやりがいにもなるそうです。

このほか、同社では年齢や部署に関わらず、挑戦できる環境があります。
もちろん好き勝手に提案できるわけではなく、事前準備等も必要ですが、社員の提案を吸い上げる土壌はあるため、自分次第でどんどん成長していくことができます。

宇津商事に合わない人の特徴

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、合わない人の特徴等についても隠さずお伝えしています。

同社の場合、社内全体に「とりあえずやってみよう！」という精神が浸透しており、まずは挑戦することを大切にしているため、仕事に取り組む姿勢が受け身がちな方には合わない環境です。

また、月平均残業時間が示すとおり、全社的に残業が少なくなっているため、残業手当等の支給を含め、報酬を第一に考えている人とはミスマッチになるとのことでした。

編集部が考える宇津商事のホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた宇津商事株式会社のホワイトポイントは以下の2点です。

①複数の武器を持つ老舗企業
100年以上経営し続けてきた実績や信頼はもちろん、「独立した商社ならではの提案の幅」「出資先の安定感」「自社にマッチした人材」など、宇津商事ならではの武器を複数有しており、入社後も長く働き続けられる安心感がある点は、まさにホワイトポイントです。

②社員が会社を好きになる環境づくり
フラットな関係性や自由で現代的な雰囲気に加えて、残業時間の少なさや休暇の多さなど働きやすさの部分も非常に充実していますよね。
ただ、こうした現状に満足することなく、さらに社員が会社を好きになる環境づくりに注力している点は、同社のホワイトポイントだと感じました。

以上の2点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「化学品や海外での仕事に興味がある人」「幅広い経験や知識を身につけたい人」「積極的に提案や挑戦をしたい人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。