【創業77年】専門工事やリノベーション事業を手掛ける老舗企業

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずはじめに、株式会社鈴木工務店の事業内容をご紹介します。

同社は鉄筋コンクリート製の建物を建てる際に使われる型枠工事や造作工事といった専門工事を中心に、マンションや店舗等のリノベーション事業、木造の防火研究などの研究開発事業などを手掛けています。

1946年の創業から77年（2023年現在）を迎え、総勢約200名にのぼる協力会社の熟練工を擁する業務規模によって、安定した財務体制を実現している専門工事業の老舗企業です。

老舗企業の良さとベンチャー要素を兼ね備えている

同社は創業77年の歴史を持つ老舗企業です。
老舗企業という言葉を聞くと、伝統を重んじるあまり、保守的で新しいことに挑戦しづらいイメージを抱く人もいるかもしれません。

しかし、鈴木工務店はこうしたイメージとは真逆の”ベンチャー要素”を持つ組織です。
3代目となる鈴木社長室長は30代と若く、これまでにリノベーション事業や研究開発事業といった新事業を展開しているほか、社員へのiPad支給やペーパーレス化など組織改革にも積極的に取り組んでいます。

長い歴史によって築いた信頼や安定した財務基盤という老舗企業の良さを活かしつつ、小規模組織ならではの意思決定スピードの早さを活かした”ベンチャー要素”も持ち合わせているのが鈴木工務店です。

自分の意思で働く！ゼロから新しい挑戦ができる環境

同社にとって、今回が初の新卒採用募集となります。
初めて入社してくる新卒に期待しているのは「将来の会社を担うこと」です。

そのためにも、同社では上司からの指示で動くのではなく、本人の意思で考えながら働いてもらうことを大切にしており、他社と比べても大きな裁量権を与えられた中で仕事に取り組むことができます。

若い3代目と一緒になって、本当にゼロから新しい挑戦をできるのは同社ならではの環境であり、老舗企業を一緒に変革していける人材を鈴木工務店は求めています。

真面目で実直な社風

同社は従業員数が10数名程度と小規模な会社ではありますが、いわゆる家族経営のように社員同士の距離感が近すぎることはなく、程よい距離感となっているそうです。

また、同社には真面目な社員さんが集まっており、社風もこうした人柄によって、真面目で実直な社風になっているとのこと。

従業員の年齢層は高いため、新卒の方と年齢が近い社員は少ない一方、後輩の面倒見が良く、落ち着いた雰囲気の中で働くことができるのも同社の特徴の一つとなっています。

【綺麗なオフィス】メリハリをつけた働き方ができる

同社のオフィスは1年ほど前に自社でリノベーションしたため、快適で綺麗なオフィスの中で働くことができます。

働き方に関しても、ペーパーレス化や無駄な事務処理の削減など業務効率化を進めていることに加え、それぞれの業務量も適切に配分することで、過度な負荷がかからないようにしているそうです。

社員数が少なく小規模だからこそ、社員個々の働き方が見えやすく、無理をさせないように守ることができているとのこと。

このほか、同社は休暇制度が充実しており、基本的に自分でスケジュール管理等を行っているため、自分の都合に合わせて休みやすく、メリハリをつけながら働くことができます。

営業・施工管理・設計などを担う総合職の仕事

総合職として入社した場合、以下のような業務を担当します。
どの業務を担当するのかについては、本人の希望や適性などを考慮しながら判断するとのことでした。

▼営業
ゼネコンに対する受注営業（見積もり作成など）が中心となります。
飛び込み営業はなく、既存取引先を定期訪問しながら受注につなげます。

▼施工管理
型枠工事や造作工事において、協力会社から派遣している職人さんの管理といった現場管理業務を担うほか、自社不動産のリノベーションや管理なども手掛けています、

▼設計
リノベーション事業において使用する図面の設計を行います。

マンツーマンサポートがあるので未経験でも安心

新卒入社後は約1ヶ月間の新入社員研修が用意されています。
まずアウトソーシングの社会人研修を1週間程度受講し、その後の3週間は先輩社員に同行しながら実際の現場を経験します。

また、入社から1年間はOJT期間となり、特定の先輩社員がトレーナーとしてマンツーマンでサポートしながら徐々に業務に慣れることができます。

このほか、将来的に1級建築士や1級施工管理士を目指す場合の受験料負担、取得後の給与ベースアップなど、資格取得支援にも注力しているとのことでした。

専門性の高いスキルや経験によって手に職をつけることができる

同社は従業員数が少ないため、社員個々の担当業務の幅は多岐にわたります。
もちろんそれだけ覚えることが多く、大変な側面もありますが、営業・施工管理・設計・事務など職種に関わらず、それぞれで専門性の高いスキルを磨くことができる環境です。

また、職種に応じた資格取得なども会社がサポートしており、市場価値の高い資格を取得することで、手に職をつけた”どこでも働くことのできる人材”に成長することもできます。

若いうちからさまざまな経験を重ね、裁量権を与えられた中で挑戦や失敗を繰り返しながらどんどん成長していけるのは、同社のような小規模企業ならではのメリットといえますね。

幅広い年代や立場の人と関わるコミュニケーション能力が必要

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、働き方のリアルな部分等についても隠さずお伝えしています。

同社の場合、職種に関わらず職人さんと接する機会が多くあります。
現場で働く職人さんの年代は幅広く、立場もそれぞれ異なるため、相手に合わせたコミュニケーションを取ることが求められる環境です。

もちろん最初は先輩社員に同行しながら、コミュニケーションのコツなどを学ぶことができますが、幅広い年代の職人さんと関わる機会が多い点は、事前に理解しておいてほしいとのことでした。

編集部が考える鈴木工務店のホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた株式会社鈴木工務店のホワイトポイントは以下の2点です。

①老舗企業×ベンチャー要素
安定した財務体制や業務規模の大きさなど専門工事業の老舗企業という基盤がある中で、意思決定スピードを活かしたベンチャー要素も兼ね備えており、入社後もいろんなチャレンジができる点は、まさにホワイトポイントだと感じました。

②専門スキルと経営視点の両方を学べる環境
入社後は各職種において、専門性の高いスキルを身につけることができます。
また、新卒社員には会社の将来を担う存在になることを求めているため、将来的に経営視点での経験を重ねるチャンスも広がっている点は、同社ならではのホワイトポイントです。

以上の2点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「老舗企業の変革に挑戦してみたい人」「将来的に会社を担う人材になりたい人」「手に職をつけたい人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。