今回の記事では、就活アドバイザーの支援内容や利用メリットついてバシッと共有していきます!
就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。
それでは本題に入っていきますね!
就活をしていると、友人の話や広告で「就活アドバイザー」という言葉を見聞きすることもあるかと思います。
就活アドバイザーとは、面談を通して求人紹介や選考対策をしてくれる就活のプロのこと。
この記事では、就活アドバイザーの支援内容や利用メリット、おすすめの就活アドバイザーについて詳しく解説します。
就活アドバイザーに興味がある人や就活の悩みを持っている人はぜひ参考にしてくださいね。
目次
就活アドバイザーとは何か?
就活アドバイザーと聞くとどんなイメージを持ちますか?
「就活を手伝ってくる人」「ちょっと怪しい?」など人によって感じ方はさまざまだと思います。
実は、就活アドバイザーの役割やビジネスモデルはきちんと決まっているんですよ!
ここを理解しておかないと利用価値や選び方もわからないままになってしまうので、まずは就活アドバイザーとは何かについて説明します。
面談を通して求人の紹介から選考支援までを一貫してくれるサービス
就活アドバイザーとは、相談者(就活生)の特性や価値観に合わせた支援を行ってくれる無料のサービスです。
(キャリアアドバイザー、就活エージェントなどと呼ばれることもあります。)
就活アドバイザーに会員登録すると、面談を通して就活生の希望職種や条件、悩みを聞き、保有求人から合うものを紹介してくれたり選考対策をしてくれたりします。
長期的なキャリアプランも踏まえて就職先を一緒に考えてくれるので、「やりたい仕事がない」「就活の方向性が決まらない」といった人でも安心して利用できるんですよ。
また、独自の非公開求人や特別選考フローを紹介してくれることもあります!
要するに、企業選びや求人紹介から選考支援までを一貫してサポートしてくれるサービスということですね。
無料で利用できるのは「紹介料」を企業が支払うから
就活アドバイザーは誰でも無料で利用できますが、なぜ無料なのか知っていますか?
答えは、「就活生を紹介することで企業から紹介料を貰う」というビジネスモデルだからです。
もう少し詳しく説明しますね。
企業が新卒採用を行う場合、時間とお金をかけて募集をかけなければなりません。
(新卒1人あたり約70万円の費用がかかると言われています。)
そこで企業は就活アドバイザーに「誰か良い人材はいませんか?就活生を紹介してください。」と依頼するわけです。
こうすれば余計な手間をかけることなく優秀な就活生を集められますからね。
そして、就活アドバイザーが紹介した就活生がその企業への入社を決めると、企業は報酬として紹介料を支払います。
要するに、就活アドバイザーは企業から紹介料を受け取ることで利益を上げているんですね。
なので就活生は一切お金を払うことなく手厚い支援を受けられるんですよ。
» 【なぜ就活アドバイザーは無料?】仕組みを詳しく解説します!
就活アドバイザーは企業と就活生を結び付けてくれるサービスなんですね。無料で利用できる理由が分かりすっきりしました!
就活アドバイザーの仕事(支援内容)とは?
就活アドバイザーは就活の始めから終わりまでを一貫して支援するサービスだと説明しました。
しかし「で、実際に何をしてくれるの?」と思う人も多いですよね。
そこで次に就活アドバイザーの仕事(支援内容)を詳しく説明します。
これを知っておくと、就活アドバイザーの利用価値が分かり選ぶ際の判断材料になりますよ。
①キャリア面談
就活アドバイザーから支援を受ける際は、まずキャリア面談を行います。
キャリア面談とは、就活の軸や希望条件、強みなどを確認するための面談です。
「内定が無くて焦っている」「やりたい仕事がない」など就活に関する悩みを相談することも可能です。
なぜ面談を行うのかというと、最初に詳細を確認しておくことによってその後の求人紹介や選考支援の精度が上がるからなんですね。
また、就活生側にとっては「このアドバイザーは自分に寄り添ってサポートしてくれるのか?」を判断する機会になります。
つまり、キャリア面談は就活の方向性を確認する重要なステップということです。
②求人の紹介
キャリア面談を受けたら、その内容をもとに就活アドバイザーがあなたに合う求人を紹介してくれます。
就活といえばマイナビなどの求人サイトを使う人が多いですが、その作業も就活アドバイザーが代わりに行ってくれるんですよね。
しかも、豊富な就活ノウハウで求人を厳選してくれるのでマッチする確率も高いんですよ!
就活アドバイザーによっては独自の非公開求人た特別選考フローを紹介してくれることも。
なので、自分で求人を探すよりも広い視野で効率的に企業を探せるんですよ。
ただし保有求人数は就活アドバイザーによって違うので、少ないところだとあまり良い紹介を受けられません。
この点については、就活アドバイザーを選ぶ際に注意したいですね。
③選考支援
ES添削や面接練習などの選考支援をしてくれるのも就活アドバイザーの特徴です。
「選考対策なら就活本やキャリアセンターでもできるじゃん!」と思うかもしれません。
しかし就活アドバイザーは、就活本やキャリアセンターよりも質の高い選考支援をしてくれるんですよね。
たとえば、就活本は個人に向けたアドバイスではなく一般論しか書かれていません。
キャリアセンターは大学の内定率を上げるための偏った指導をされることが多いです。
このような選考対策ではライバルに差を付けることはできませんよね。
一方就活アドバイザーは、応募先の採用方針や就活生の特性を踏まえた具体的なアドバイスをしてくれます。
過去に内定を獲得した人のES例や面接での質問内容を教えてくれることも!
なので、手厚い選考支援が受けられるのも就活アドバイザーの大きなメリットと言えますね。
④面接日程の調整
就活アドバイザーは面接日程の調整も行ってくれます。
たとえば、企業から提示された面接日程を変更したい場合でも就活アドバイザーが就活生の代わりに企業へ連絡してくれます。
就活生は慣れないビジネスメールを送って企業に交渉する必要がないので、余計な手間を省けるんですよね。
(これは本当に便利です!)
なので、面接日程の調整を代行するのも就活アドバイザーの重要な仕事と言えます。
⑤内定後の入社までのサポート
就活アドバイザーは、内定獲得までの支援だけでなく内定後の支援もしてくれます。
たとえば、内定を承諾するかどうかの相談や内定承諾後の書類のやりとり、入社に向けての相談など。
就活アドバイザーの使命は就活生が納得する職業選択をすることなので、こうした内定後のサポートも重要なんですよね。
内定後も意外と色々な悩みが付きまとうものなので、入社後まで継続してもらえるのは非常に心強いですよ。
就活アドバイザーってこんなに幅広くサポートしてくれるんですね。面接日程の調節までしてくれるなんて知らなかった!
おすすめの就活アドバイザーとは?
ここまで就活アドバイザーの支援内容について説明してきましたが、質の高いサポートを受けるには就活アドバイザー選びが非常に重要なんですよ!
というのも、就活アドバイザーによって保有求人数や選考対策の質、利便性などが異なるからです。
保有求人数の多さや支援内容の充実度、対応をする地域などを考えると大手で実績のあるところを選ぶべきでしょう。
そこで次に、多くの就活アドバイザーと関わってきた僕が特におすすめする就活アドバイザーを2社を紹介します。
①ミーツカンパニー就活サポート
「ミーツカンパニー就活サポート」は、株式会社DYMが提供する就活アドバイザーです。
僕がミーツカンパニー就活サポートをおすすめする最大の理由は、圧倒的な保有求人数の多さ!
全国各地で合同説明会を開催しているので、企業とのつながりが強く紹介してもらえる求人が多いんですよね。
求人数が多ければ自分の希望に合った企業に出会える可能性も高まります。
また、全国区の就活生が利用できオンライン面談にも対応しているので、地方在住や遠方への就職を希望する学生でも使いやすいんですよね。
以上の理由から、就活アドバイザーを利用するならミーツカンパニー就活サポートがおすすめです。
②irodasSALON(イロダスサロン)
「irodasSALON(イロダスサロン)」は株式会社irodasが提供する就活アドバイザーです。
こちらが普通の就活アドバイザーと違うのは、他の就活生とオンラインで交流できるコミュニティ型サービスであること。
同じ目標や悩みを持った仲間と交流できるので、モチベーションを上げたり情報収集をするのに役立ちます。
また、求人紹介や選考対策などの一般的な支援だけでなく独自のキャリア講座や自己分析ツールを利用できるのも魅力です。
なので、一般的な支援サービスに加えて多面的な就活対策をしたい人に特におすすめです。
利用者の満足度も95%と非常に高いので、使って損はない就活アドバイザーだと思いますよ!
就「就活アドバイザーは大手で実績のあるところが良いんですね。まずはこの2社に登録してみます!」
就活アドバイザーの利用方法とは?
就活アドバイザーを利用するには、まず会員登録をしてキャリア面談を受けてください。
キャリア面談では就職の希望条件やあなたの強み、就活の悩みなどを共有するので、事前に考えをまとめておくのがおすすめ。
その後は担当者が面談に基づきあなたに合った求人紹介や選考対策をしてくれるので、その都度相談しながら進めれば問題ありません。
経験豊富な担当者がしっかりサポートしてくれるので、利用方法についてあまり難しく考えなくても大丈夫なんですよ。
ただし、中には質の悪い担当者も紛れているので何も考えずに利用するのはNG。
以下で紹介する利用時のポイントだけはしっかり押さえておいてくださいね。
就活アドバイザーを効果的に利用するためのポイント
就活アドバイザーを効果的に利用するためには、最初から2〜3社利用して比較するのがおすすめ。
なぜ最初から1社に絞らない方が良いのかというと、担当者がハズレだった場合また他の就活アドバイザーに登録することになり時間の無駄になるからです。
また、就活アドバイザーによって保有求人は異なるので複数登録しておいた方がより多くの求人を網羅できます。
なので、最初から複数社に登録しておいた方が効率良く就活を進められますよ。
ただし、多すぎると手一杯になるので2〜3社がベストですね。
サイトから登録するだけで利用できるなら簡単だ!煩雑な手続きが要らないなら複数社利用するのも難しくないですね。
就活アドバイザーを利用するメリットとデメリットとは?
ここまで就活アドバイザーの支援内容や利用方法について説明してきましたが、「実際のところどうなの?」「うざいって聞くけど大丈夫なの?」と思う人もいるでしょう。
そこで次に、就活アドバイザーを利用するメリットとデメリットをまとめて紹介します。
これを知っておくと、就活アドバイザー利用時の注意点や効果的な利用方法が分かりますよ。
就活アドバイザーを利用するメリット
就活アドバイザーを利用することには次のようなメリットがあります。
- 自分に合った求人(非公開求人含む)の紹介を受けられる
- 面接日程の調整など企業とのやり取りを代行してもらえる
- 質の高い選考対策を受けられる
- 人材会社が開催するイベントにも参加できる
- 選考後のフィードバックを受けられることもある
- 入社まで一貫してサポートしてくれるので心の支えになる
通常、就活では求人サイトなどで求人を探し自分で日程調整をしながら選考準備を進めなければなりません。
一方就活アドバイザーを利用すると、自分で多くの求人から希望に合うものを探し出したり面接日程の調整をしたりする必要がありません。
また、応募先の特色に合わせた選考対策を受けたり選考後のフィードバックを受けたりすることも可能です。
要するに、余計な手間を省きながら効率的に就活を進められるということですね。
なので、就活アドバイザーを利用すると通常よりも迅速に内定獲得を狙えるんですよ。
就活アドバイザーを利用するデメリット
就活アドバイザーを利用することには以下のようなデメリットがあります。
- キャリア面談に時間がかかる
- うざい担当者に当たる可能性がある
先程説明したように、就活アドバイザーを利用するにはまずキャリア面談を受けなければなりません。
一般的には1〜2時間かかるので、忙しい就活生にとっては負担になるかもしれません。
ただし、キャリア面談は充実したサポートを受けるために行うものなので長い目で見ればあまり大きなデメリットではないかと。
また、上から目線でアドバイスをしてきたり希望していない求人をゴリ押ししてきたりとうざい担当者に当たる可能性もあります。
このような担当者に当たった場合、効率的な就活どころか余計なストレスを感じることになります。
登録しないと担当者とは話せないので、その意味ではリスクと言えますね。
しかし、このリスクは大手で実績のあるところを選べばかなり減らせます。
万が一うざい担当者になったとしても、いつでも退会できるのですぐ他の就活アドバイザーに切り替えれば問題ありません。
なので、自分のやり方次第でデメリットは潰せるんですよ。
メリットの方が大きくデメリットも使い方次第でつぶせるなら、やっぱり利用した方が良さそうですね。
【社会人向け】就活アドバイザーになるのはどうすれば良い?
就活経験や社会人経験を活かして就活アドバイザーになりたいと思っている人はいませんか?
実は、就活アドバイザーは他業界からの転職も多い仕事です。
(他業界の経験も役立つので!)
では、就活アドバイザーになるにはどうすれば良いのでしょうか?
ここでは社会人が就活アドバイザーになる方法について詳しく説明します。
人材紹介系の企業に入社することでなれます
就活アドバイザーは人材紹介系の企業に入社することでなれます。
(リクルートやパソナキャリアなどが有名ですね。)
人材紹介系の企業の仕事には大きく分けて「求職者への対応」と「法人への対応」の2種類がありますが、就活アドバイザーはこのうち求職者への対応をする仕事。
求職者の対応をする部署に配属されることで、就活アドバイザーとして求人紹介や選考対策などの支援をすることができます。
なので、就活アドバイザーになりたい人は求職者対応をする人を募集している人材紹介系企業を探すのが良いですね。
ただし、サラリーマンとして働く以上入社しても希望部署に配属されるとは限らないので注意してください。
未経験でも就活アドバイザーになれる?
就活アドバイザーは人材系企業やそれに近い仕事の経験がなくてもなれます。
なぜ未経験でもなれるのかというと、就活アドバイザーの仕事では他業界・他職種での経験も大いに役立つからです。
たとえば、ITエンジニアの経験がある人なら同じくIT業界を目指す就活生に対して実体験をもとにアドバイスができます。
また、特定の業界・職種に特化している人材紹介系企業では、その業界で実際に働いたことのある人を歓迎する傾向があります。
なので、未経験から就活アドバイザーを目指すなら「未経験可」を記載してある求人や経験のある業界・職種に特化した人材系企業を探すと良いですよ。
国家資格であるキャリアコンサルタントの取得もおすすめ
就活アドバイザーとして働くなら、国家資格であるキャリアコンサルタントを取得するのもおすすめです。
というのも、この資格を取得すると「キャリアコンサルタント」と名乗ることができ人材業界就職時のアピール材料になるからです。
また、資格取得までのプロセスで求職者支援に関する知識を深められるというメリットもあります。
なので、就活アドバイザーとして長く活躍したいならキャリアコンサルタントの資格取得も検討してみてくださいね。
ただし、資格がないと就活アドバイザーになれないわけではなく、逆に資格があるからといって必ず希望通りに就職できるとは限りません。
あくまでも選択肢を広げる方法のひとつとして考えておいてくださいね。
就活アドバイザーを副業でやるのは難しいです
就活アドバイザーを副業でやろうと思っている人もいるかもしれませんが、それは正直難しいのでおすすめできません。
なぜなら、職業安定法(32条の3)により「求人紹介は厚生労働大臣の許可がないとできない」と決められているからです。
また、業務委託で就活アドバイザーを採用して求人紹介を行うのは企業側としてもほぼNG(グレー)とされています。
なので、企業に属さず個人で就活アドバイザーの仕事をするのはあまり現実的ではないんですよね。
どうしても副業としてやってみたいなら、ココナラなどのクラウドソーシングサイトで就職相談を出品すると近い仕事ができますよ。
就活アドバイザーは未経験でもなれるんですね。他業界の経験も活かせるのは魅力的ですね。