【3月の就活の忙しさは?】やるべきことリストも共有!

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就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。

「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」

こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!

全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。

それでは本題に入っていきますね!

僕が大学生で、就活が本格化する前に「3月の就活本格化した時の忙しさはどんなレベルなのかな?」と疑問に思っていました。

ネットを見ると、3月1日には求人サイトへのエントリー合戦が始まると書いてあったり、3月は相当忙しい印象を持っていたんですよね。

3月から内定が出始める6月まで、ある程度の忙しさが続く、そんな印象を僕は受けましたね。

そこで今回は、「3月の就活の忙しさ」と「3月にやるべきこと」の2軸で解説していきたいと思います。

これから就活が本格化する前に、ぜひこの記事を通して就活のイメージを深めておいてくださいね。

たしかに就活が本格解禁される3月って、めちゃくちゃ忙しそうな印象があります!

企業によって会社説明会や適性検査、エントリーシートの提出が3月ではなく、4月や5月に実施されるから3月だけが忙しいわけじゃないみたいだよ。詳しく見ていこう。

就活において3月の忙しさはどのぐらい?

まずは3月の就活の忙しさはどのぐらいなのか、結論から解説していきます。

僕の実体験や、3月にするべきことを考慮した上で書いていきますが、あくまで個人差はあるので参考程度に留めてもらえると嬉しいです。

まず3月にすべきことをまとめると以下のとおりです。

【3月に就活生がやるべきことリスト】

  • 自己分析
  • 企業選びの軸の設定
  • 求人サイトでのプレエントリー(企業選び)
  • 大学で開催されるセミナーへの参加
  • 合同説明会への参加
  • 会社説明会への参加
  • SPI対策
  • 適性検査の受験
  • エントリーシートの作成

早期選考を実施している企業を受ける場合は、加えて面接への参加など、やるべきことは増えてきますが、基本的には上記のことを3月にする必要があります。

僕の実体験上、中でも時間がかかるのが以下の4つでしたね。

【3月にやることの中で特に時間がかかること】

  • 自己分析
  • 求人サイトでのプレエントリー(企業選び)
  • SPI対策
  • 会社説明会への参加
  • エントリーシートの作成

それぞれ、どのぐらいの時間がかかるかと言うと、僕の実体験ではそれぞれ大まかに以下の時間がかかりました。

3月にやることの中で特に時間がかかること 必要日数(1日あたりの実施時間) 詳細
自己分析 2日(1日5時間) 2日間カフェにこもって自己分析だけをする時間を作った
企業選び 3日(1日5時間) 3日間かけてまずは30社にプレエントリーした
SPI対策 30日(1日30分) 3月以前から始めていたが1日30分を1ヶ月は取る必要があった
会社説明会への参加 5日(1日3時間) 3月で5社の会社説明会に参加した
エントリーシートの作成 7日(1日2時間) 1日2時間を1週間かけてOpenESと基本的な質問項目への回答を作成した

見て分かるように、例えば会社説明会も1日かかるわけではありません。

SPI対策も1日30分の時間を1ヶ月取れば良いので、スキマ時間にこなすことができます。

(例えば、普段からよく考えごとをするタイプの人は、自己分析の時間が少なくて済みますが、全然考えていないタイプの人は2日では自己分析が全然進まない可能性もありますよね)

結論、3月の忙しさは人によって異なります。

ですが、「3月の就活の忙しさを楽にするポイントや方法」は普遍的なものが存在するので、この記事を通してそれらを解説していきますね!

重要な作業をサボると後から大変な思いをする

ここでは補足として、上記の「3月にやることの中で特に時間がかかること」をサボろうとすると、後で大変な思いをするよってことを解説しておきます。

僕はこれまで7年間、就活に特化して就活ブログを運営してきました。

特に「自己分析」は、就活の土台をなすものです。

なぜなら、エントリーシートや面接で聞かれることの9割は「あなたについて」ですよね。

更には企業選びも、言葉を変えれば「自分に合う企業はどこか」であり、自分の長所や性格、価値観を理解していないと精度は低いままです。

自己分析を序盤でせずにサボると、後から選考がうまくいかなかったり、内定を獲得した企業を調べると「あれ?やっぱりこの会社は合わないかも?」と就活のやり直しを検討することになりかねない。

時間がかかるからとサボるのではなく、「ここで時間をかけておくことで後々何十時間の節約になる」という考えを持って、丁寧におこなうことを意識すべきだと僕は考えています!

なるほど!3月の就活が忙しいからと言って、自己分析や企業選びの軸の設定を適当にすることは、結果的に就活全体の非効率化を招くことになるんですね…。

【必見】3月の就活を圧倒的に楽にする方法

ここまで3月にするべきことと、それを通した忙しさについて解説してきました。

この章では、そんな3月の就活を圧倒的に楽にする方法を解説します。

極端な話、3月までに内定を獲得したり、企業選びの軸ができていたり、企業との選考を進めて面接に慣れていると3月以降の就活が圧倒的に楽になりますよね。

そのために役立つサイト・サービスを紹介してきます。

ホワイト企業ナビなら3月以前からプレエントリーが可能

手前味噌ですみません!

この記事を掲載しているホワイト企業ナビは、12月現在、既に25卒の求人を掲載しています。

プレエントリーも可能なので、企業ごとに選考が始まったタイミングで、いち早く選考を受けられるんですよね。

またこのホワイト企業ナビは、残業時間・年間休日数・離職率の3条件のすべてが平均水準よりも高い企業しか掲載しないというサイトです。(それゆえに掲載求人数を絞っているので、数は少ないため他の求人サイトと併用してください!)

特に「働きやすい企業が良い」という人は、ぜひ参考にしてみてください。

» ホワイト企業ナビの求人をチェックする

就活エージェントを利用すれば3月より前に内定獲得できる

次に就活エージェントを利用することで、早期選考をしている企業を受けられるとともに、担当者からの選考支援が受けられます。

就活エージェントは、人材会社が無料で提供しているサービス(紹介先の企業側から紹介料という形で収益を得るビジネスモデル)なので、初回面談を受けてみて自分に合う場合だけ継続利用すれば良いのが嬉しいポイントです。

利用すべき就活エージェント

就活エージェントを利用する場合は、ポイントとしては「運営会社が大手で紹介してもらえる企業の数が多く、かつ実績のあるサービスを選ぶこと」です。

中小規模の就活エージェントを利用してしまうと、自分が求める条件に合うような企業を紹介してもらえない可能性が高いので注意してください。

僕が今就活生なら利用するのは、運営企業が超大手の「ミーツカンパニー就活サポート」ですね。

入社実績が1万人と実績が凄まじいのと、全国対応かつオンライン面談にも対応。

僕が運営している就活攻略論でも”最もおすすめの就活エージェント”として紹介しています。

逆に初回面談を受けてみて、自分に合う担当者じゃなかったり、企業紹介や選考支援の精度が低い場合は、すぐに利用をやめることが重要です!

3月以降でもこの就活エージェントの利用は有効ですが、3月前に利用できる場合は、3月からの就活を楽にする意味でも利用してみて損はないでしょう。

逆求人サイトを利用すれば3月より前に企業からスカウトが届く

次に逆求人サイトを利用するのもおすすめです。

逆求人サイトとは、プロフィールを登録することで、それを読んだ企業側からスカウトが届く就活サイトのことを指します。

マイナビやリクナビでもスカウトは届くのですが、一斉送信的なスカウトが多く、企業の本気度が分からない点で利用価値が低いんですよね。(マイナビやリクナビはエントリーするための求人サイトとしては非常に優秀ですが、スカウトという観点からは微妙)

この逆求人サイトを利用することで、就活が本格化する3月より前に企業からのスカウトが届き、早期選考に繋がるケースがあります。

更に就活が本格化した後でも、プロフィールを1度登録しておけば企業からのスカウトが常に届く仕組みを作ることができているので、継続的に企業選びの役に立つんですよね。

利用すべき逆求人サイト

おすすめの逆求人サイトですが、就活生向けなら「キミスカ」や「OfferBox(オファーボックス) 」が大手で実績がありますね。

利用企業数が多いので、届くスカウトも多くておすすめです。

特にキミスカは、届くスカウトに種類が設けられており、「ゴールドスカウト」は企業の本気度が高いスカウトなので、このゴールドスカウトだけ対応するという使い方をするのも個人的にはおすすめです!

就活が本格化する3月まで、何もせずに待つのではなく、できることに着手しておくことが重要です。

ここで紹介した手段も1つの情報として持っておいてもらって、自分に合いそうなやり方で、3月の忙しさを少しでも軽減できるように動いてみてください。

就活が本格化する3月を待たずとも、選考を進められたりと色んな手段があるんですね!

たしかに3月まで何もしないより、それまでにできることを進めておくことが重要だよね。

3月の就活が忙しくなる理由【4選】

ここまで3月の就活の忙しさを解説してきました。

ではそもそもなぜ3月の就活本格化で、一気に忙しくなるのか理由を解説したいと思います。

【3月の就活が忙しくなる理由】

  • 就活は3月から本格的に始めるというイメージが定着しているから
  • 3月からエントリーを解禁する企業が多いから
  • 3月から会社説明会を行う企業が多いから
  • 3月にESの提出を要求する企業が多いから

①就活は3月から本格的に始めるというイメージが定着しているから

そもそも就活解禁とは、経団連が定めていた就活ルールにより、「企業は大学3年生の3月から本格的に採用活動をしてください」と就活時期が決められていたことに由来します。

この就活ルールが近年廃止された影響で(厳密に言うと廃止されたというわけではなく政府主導に移った形で就活時期の縛りは現状なし)、「就活は大学3年生の3月から始めるもの」というイメージが付きました。

このイメージがあるがゆえに、「就活に関することは大学3年生の3月から始めれば良いんだ」という認識を持つ人が多く、それまでにできるはずの自己分析や企業選び、SPI対策も大学3年生の3月から始めてしまう人が多いんですよね。

このようにスタートを決めて作業を後回しにすることで、当然、大学3年生の3月にやらないといけないことが増えすぎて忙しくなる人が続出すると僕は見ています。

②3月からエントリーを解禁する企業が多いから

次に3月の就活が忙しくなる理由としては、特に大手企業のエントリー解禁が3月から始まることが理由として挙げられます。

先ほども解説した就活ルールに、特に東証プライム上場企業などの大手は沿った採用スケジュールをしている企業も多いんですよね。

(これは早期選考しなくても、志望者が集まるという余裕ゆえだと僕は考えています)

よって大企業を志望する人は、3月からエントリーを本格的に行い、選考参加する必要がある。

当然3月にやることが増えますよね。

③3月から会社説明会を行う企業が多いから

次に、エントリーだけでなく、3月から会社説明会を行う企業も多いです。

一斉に3月以降で会社説明会を実施するため、3月に参加しないといけない会社説明会が増えて忙しくなります。

実際に、僕も就活生の時は3月、4月が会社説明会が多くて大変でした。

僕は愛知在住だったのですが、東京開催の会社説明会や面接もあったのでそれに参加するのがきつかったですね。

ですが、今はリモートで会社説明会を実施する企業も増えているので、以前よりは会社説明会への参加が楽になったと言えるでしょう。(本当にうらやましい…!!)

④3月にESの提出を要求する企業が多いから

そして最後、3月に就活が忙しくなる理由として、大きいのがES(エントリーシート)の提出です。

3月から会社説明会を実施する企業が多く、更には選考自体も3月から本格化される企業も多いので、3月にESの提出を求められるケースが多いんですよね。

僕の実体験上では、3月中旬〜4月の上旬にかけてESの提出を求められることが多かった。

ESは1企業ごとに作成する必要があるので(マイナビのマイキャリアボックスやリクナビのOpenESでも追加の質問を企業ごとに求められるので意外と大変です)、時間がかかり、かつESの内容にこだわらないと評価されません。

だからこそ、ESは可能な限り3月までに対策しておくことをおすすめします。

(よくある質問にテンプレ的に回答を用意するのではなく、あくまで自己分析・自己理解を深める材料としてよくある質問を参考にするという認識ですね)

以上!これら4つの理由以外にも細かくは、3月の就活を忙しくさせる要因はあります。

ですが、この4つの理由は就活を忙しくする大きな要因なので、理解しておくことが重要ですよ。

3月から選考を本格化させる企業が多いがゆえに、3月に会社説明会やES提出など、やることがまとまって入ってくるんですね。

それを事前に知っていれば、3月までにできることはやっておくことが重要だと分かるよね。特に自己分析を通したES対策や、事前の企業探しは3月までにできる。

3月の就活が忙しいと言う就活生の生の声

続いて、この章では「3月の就活が忙しい」と言う就活生の生の声を調査していきます。

主にX(旧ツイッター)で、3月の忙しさに関する有益な声をまとめてみたので、ぜひ参考にしてくださいね。

就活は2月3月が一番忙しかった

就活が本格解禁となる3月に向けた準備として、2月が忙しかったのでしょう。

ですが、2月にしっかりと選考対策や企業探しをすることで、3月に余裕を持つことができるようになるので、早め早めに動いておくことは重要ですよね。

3月は就活よりもバイトの方が忙しかった

こちらは3月、就活よりもアルバイトの方が忙しかったという声です。

就活がすぐにうまくいくケースや、既に内定を獲得している場合は良いのですが、アルバイトを入れすぎて就活もなかなか結果が出ないと精神面までやられてしまうことがあるので、アルバイト量の調整は就活では必須だと言えますね。

就活は5月まで忙しかった

こちらは就活は3月だけでなく、その後の4月、5月まで忙しいという声。

就活の「作業量」は、人によって大きく異なります。

僕は90社以上にエントリーしていたので、20社ぐらいしかエントリーしていない人に比べて作業量が多くて大変でした。

作業量は多ければ良いというわけではないですが、僕は就活の優先順位は人生の中で非常に大きいと考えていたので、自分に合いそうだという企業を多くピックアップしてエントリーしたんですよね。

その結果、ESの作成工数も大きかったですし、参加する面接回数も多かったのですが、それだけESの質も高くなったり、面接もうまく立ち回れるようになりました。

「他の人は就活を楽にこなしているのに自分は大変だ」と他人と比較することはナンセンスです。

就活は正解がないので、自分なりに忙しさもコントロールして、他人と比較しないようにしてみてくださいね!

3月4月は忙しかったけどそれ以降は暇になった

こちらは3月4月は忙しかったけど、それ以降は楽になったという声です。

ES提出依頼や面接など、4月までにほとんど終わってしまえば、5月以降は二次面接や最終面接だけと、やるべきことが少なくなることがあります。

また志望度が高い企業からの内定が出れば、それ以降は本当に楽になるので、そこまでは走り切ることが重要だと僕は考えています。

ちなみに「就活 3月 忙しくない」でツイートを検索してみたのですが、全然なかったです。

やはり就活は3月が忙しいことには、間違いはなく、3月から選考を本格化する企業が多いからこそ当然そうなると予想できますね。

やっぱり日本企業の多くは3月から選考を本格化させる傾向にまだあるので、3月は忙しいんですね。

3月が忙しくて乗り越えられない就活生の特徴【3選】

次にこの章では、3月が忙しすぎて乗り越えられないとなってしまう就活生について解説します。

以下のような特徴を持つ人は、要注意なのでできるところから改善してみてください。

【3月が忙しくて乗り越えられない就活生の特徴】

  • 3月前にできることに着手していない
  • 3月にアルバイトを入れすぎている
  • 企業選びの精度が低い

特徴① 3月前にできることに着手していない

まず3月に忙しくなりすぎる就活生の特徴として、3月より前にできることに着手していないことが挙げられます。

要するに「3月まで何もしていない状況」の人ですね。

たしかに就活は3月から本格解禁するイメージが定着しているため、3月から始めれば良いんだという認識を持つのは当然です。

実際に僕が就活生の頃も、周りの同級生も3月から行動を起こす人は多かったんですよね。

次の章で詳しく解説しますが、3月を乗り越えるためには少しでもやれることを進めておくことが重要です。

特徴② 3月にアルバイトを入れすぎている

次に3月が忙しすぎる状況になる就活生の特徴として、3月にアルバイトを入れすぎていることが挙げられます。

僕もそうでしたが、貯金ができないタイプだと就活生とは言え、アルバイトでバイト代を稼ぐ必要があります。

ですが、就活は人生を左右するイベントなので、アルバイトは極限まで減らす努力をすべきだと僕は思います。

アルバイトをなくすことは難しいかもしれません。

ですが、支出を極限まで抑えて、アルバイトの時間を減らし、その分、就活に時間をかけることが重要です。

特徴③ 企業選びの精度が低い

そして最後に、3月に忙しすぎる就活生の特徴として、僕が見ていて思うのが「企業選びの精度が低い」ということです。

企業選びの精度が低いとは、要するに自分に合った企業を選べていないということ。

例えば、自分に合った職種が不明確のまま、適当に色んな職種を受けてしまうと、その分の工数がかかりますよね。

逆に「◯◯業界の◯◯職」が自分に合っている、と絞り込みができていれば、受ける企業数も減らすことができたりと効率的に就活をすることができます。

もちろん僕が就活生の時も、ここまで絞り込みができていなかったですし(業界は3つに絞り職種は営業に絞り込みまではできましたが)、絞り込みすぎると途中で軌道修正がしにくくなるデメリットもあります。

ですが、自己分析をしっかりと行い、少しでも自分に合う企業の条件を明確化できると、就活は圧倒的に効率的に進むようになりますよ!

正直、僕はこれら3つの特徴にすべて当てはまっていました。まずはアルバイトの量を減らして、企業選びの軸をもっと明確化するために自己分析を深めようと思います!

3月の就活をうまく乗り越えるためのポイント【3選】

先の章で、3月の就活が忙しすぎて乗り越えられない人の特徴を話しました。

その上で、この章ではいかに3月の就活をうまく乗り越えていくか、そのポイントを解説したいと思います。

僕が今就活生だとしたら、以下の3つは必ず徹底しますね。

【3月の就活をうまく乗り越えるためのポイント】

  • 3月より前からできることは進めておく
  • 3月にアルバイトを入れすぎない(事前に貯金を貯めておく)
  • 全体像を設計してから行動する

①3月より前からできることは進めておく

まず最も大切なことは、3月より前からできることを進めていくことです。

僕は学校の宿題はギリギリでやるタイプの人間ですが、就活に関しては「(宿題とは違って)就活は人生を決める重要なことだ」と考えていたので、前もってやれることを進めていました。

その中でも、特に早くから取り組んでいておいて良かったのが、「自己分析」と「企業選び」と「SPI対策」ですね。

冒頭の章でも紹介したとおりで、これらは時間がかかるのと、余裕を持って取り組んだ方が良い結果が出ると考えている作業なので、事前に着手しておいてください。

自己分析の具体的なやり方に関しては、僕が運営している就活ブログにて漫画で解説しています。

» 自己分析のやり方を漫画で解説してみた|就活攻略論

企業選びに関しては、就職四季報という企業の情報をまとめた本があって、これを使って僕は残業時間や年収などの労働条件も加味して企業を探すようにしていました。

「総合版」は大手企業が中心に掲載されており、「優良・中堅企業版」は穴場の隠れ優良企業がたくさん掲載されているので非常におすすめです。

僕はこれら2冊とも購入して、気になる企業に付箋を貼って管理するようにしていました。

そしてSPI対策に関しては、基本的に下記の問題集を1日30分ずつ解いていけば対策可能です。

企業によっては、この問題集で対策しきれない場合がありますが、まずはこの1冊で9割カバーしておきましょう。

②3月にアルバイトを入れすぎない(事前に貯金を貯めておく)

次に、3月の就活を乗り越えるために重要なのがアルバイトを入れすぎないことです。

そもそも「忙しい」というのは、「時間がない」という状況であり、時間を就活以外のことに取られてしまうことで忙しさは増していきます。

事前に就活期間に必要なお金を貯めておくことも、1つの就活対策なんですよね。

個人的には1時間を1000円で売るよりも、就活に1時間を費やした方が、結果的にリターンは大きいと確信してます。

③全体像を設計してから行動する

最後に、3月の就活を乗り越えるために重要なことが「全体設計」です。

僕が今、仕事をしていてもそうですが「今日何をやろう」と、毎日その日のやることを決めるのは労力がかかるし、有効に時間を使うことができないんですよね。

よって僕は今、仕事する時は月曜日にその週にやるべきことを、曜日ごとに設定しています。

こうして「週ごとにやることの設計」を月曜日に組んでしまえば、効率的に仕事に取り掛かることができる。

もちろん就活では、会社説明会が突然入ってきたり、ES提出依頼がいきなり入ることもあります。

ですが、毎日に余白を設けた上で、その週にやることを設計、更にはその月にやるべきことの洗い出しをしておくことで、毎日の作業に取り掛かりやすくなるのでおすすめです。

(就活の場合は、「やるべきことを全て洗い出す→作業単位に具体化して細分化する→月の予定に組み込む→毎週月曜日にその週のやるべきことを再確認・設計する」がベストですね!)

たしかにこれらを1つずつ実行できれば、3月の忙しさも少しはマシになりそうです!

【補足】3月以外に就活が忙しい時期はいつ?

この章では補足として、3月以外に就活が忙しい時期について解説します。

僕が就活生の時に感じたのは、就活が忙しいのは就活が本格化した3月だけじゃないということでした。

経験を踏まえて、就活が忙しい時期をまとめると以下のとおりです。

【就活が忙しい時期】

  • 就活が本格解禁された3月
  • 本格解禁前で他の就活生も動き出す2月
  • 面接がよく入る4月〜5月

就活が本格解禁された3月

まずはこの記事で解説してきた3月ですね。

3月が忙しくなる理由も解説したとおりで、多くの企業が本格的に選考を開始することから、ESの送付などで忙しい時期となります。

本格解禁前で他の就活生も動き出す2月

次に、就活が本格解禁する3月の前月である2月も忙しかったんですよね。

なぜなら、同級生が年明けから徐々に就活を意識し始めて、就活に向けた対策を始めるからです。

僕は2月よりも前から対策を始めていたのですが、3月直前を迎えて、再度自己分析を深めたり、企業探しを行ったりと対策に時間をかけて忙しくなりました。

面接がよく入る4月〜5月

そして、意外と忙しかったのが4月〜5月です。

就活が本格解禁され3月にエントリーした後、面接などの選考の多くは4月や5月に入ってきます。

面接は特に事前に対策が必要だったり、面接会場に行く手間もかかるので忙しく感じましたね。

また僕は東京の企業や大阪の企業も受けていたので、夜行バスで東京や大阪に行くことも多く、それが本当に大変でした。

もちろん就活の忙しい時期に関しては、受けた企業によって異なるため個人差があります。

ですが、ここで紹介した時期は比較的忙しいことを覚悟しておくべきだと僕は思います。

たしかに面接が4月や5月に入ってくると、面接対策や会場に行ったりすることを考えると忙しくなりますよね。

更にそこで不採用が続くと、また新しい企業へのエントリーを考えたりと追加の作業も出てくるから忙しいのは3月だけじゃなさそうだね。

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

これから就活を迎える人たちに対して、少しでも不安を取り除き、かつ気合いが入るような情報を共有できればと思って書いた記事です。

日本の就活は一般的なスケジュールがあるからこそ、3月から恐ろしく忙しくなるのでは…という恐怖があると思います。

ですが、就活は「自分に合う1社からの内定」が出れば良いですし、更には3月をはるか過ぎた10月以降の秋採用でも採用に積極的な企業は多くあります。

大事なことは、切羽詰まりすぎず、でもやれることを徹底的にやることだと僕は思います。

このホワイト企業ナビと、運営する就活ブログ「就活攻略論」にて、皆さんの就活を少しでも成功させる役に立つような情報を一生懸命発信していきます。

ぜひ気に入ってくれた方は、色々と読んでもらえると嬉しいです。

それでは最後にこの記事のまとめを書いて終わりたいと思います!

【本記事の要点まとめ】

  • 就活は特に東証プライム上場企業を中心とする大手は3月から本格的に選考を開始するので3月は相対的に忙しくなる
  • 具体的に3月の就活が忙しくなる要因としては、「就活は3月から本格的に始めるというイメージが定着しているから」「3月からエントリーを解禁する企業が多いから」「3月から会社説明会を行う企業が多いから」「3月にESの提出を要求する企業が多いから」などが挙げられる
  • 個人差はあるが就活は3月だけが忙しいわけではなく、「就活が本格解禁された3月」「本格解禁前で他の就活生も動き出す2月」「面接がよく入る4月〜5月」も他の月に比べると忙しくなる傾向が強い
  • そんな3月の就活の忙しさを緩和するためのポイントは、「3月より前からできることは進めておく」「3月にアルバイトを入れすぎない(事前に貯金を貯めておく)」「全体像を設計してから行動する」が一例として挙げられる
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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