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それでは本題に入っていきますね!
ストレングスファインダーで「原点思考」の資質が出てきたけど、これってどんな特徴なの?どう活かせばいいの?って悩んでいる人は多いと思います!
そこで本記事では、これまで就活ブログを7年書いた僕の知見を活かして、ストレングスファインダーの原点思考について詳しく解説していきます!
特徴から活かし方、おすすめの本まで幅広く網羅して解説します。
ぜひ最後まで読み込んでもらえると嬉しいです!
「原点思考」という言葉だけだと、どんな資質なのか理解がしにくいと思うので、原点思考の特徴を詳しく解説していきますね!
目次
ストレングスファインダーの原点思考の資質の特徴【5選】
まずは、原点思考の資質がどんな特徴を持つのか?
原点思考について調べたところ、その特徴としては大きく5つ挙げることができます。
【原点思考の資質の特徴】
- 過去の経験から学ぶ力
- 原因を追求する姿勢
- 歴史への強い興味
- パターンを見出す能力
- 長期的な視点
①過去の経験から学ぶ力
原点思考の資質を持つ人の最大の特徴は、過去の経験から学ぶ力が優れていることです。
「歴史は繰り返す」という考え方を持って、過去の出来事や経験を現在や未来の問題解決に活かそうとするんですよね。
例えば、新しいプロジェクトを始める際、多くの人は真っ白な状態から考え始めますが、原点思考の人は「以前似たようなプロジェクトはなかったか」「過去のプロジェクトで何がうまくいって、何が失敗だったか」といった視点で考える傾向にあります。
この特徴を持つことで、効率的な問題解決や意思決定をすることができるのが強みですね!
②原因を追求する姿勢
次に原点思考の人は、物事の表面的な現象だけでなく、その根本的な原因を追求しようとする特徴を持っています。
「なぜ」という疑問を深掘りし、問題の本質に迫ろうとするんですよね。
例えば、会社の売上が落ちている状況で、多くの人は「広告を増やそう」「新商品を出そう」といった対症療法的な対策を考えがちです。
でも原点思考の人は「なぜ売上が落ちたのか」「顧客のニーズがどう変化したのか」といった、より根本的な原因を探ろうとします。
この特徴によって長期的で持続可能な解決策を見出せるのが強みです。
③歴史への強い興味
原点思考の資質を持つ人は、歴史に強い興味を持つ傾向があります。
過去の出来事や人物の行動、その結果から学ぼうとする姿勢が顕著なのが原点思考の特徴。
例えば、新しい商品開発をする際、多くの人は最新のトレンドやテクノロジーに注目しがちです。
でも原点思考の人は「過去の成功した商品にはどんな特徴があったか」「歴史的に見て、人々のニーズはどう変化してきたか」といった視点で考えます。
この特徴によって、より深い洞察と創造的なアイデアの源となるのが強みだと言えます。
④パターンを見出す能力
次に原点思考の人は、様々な事象の中からパターンを見出す能力に優れています。
一見無関係に見える出来事の中に、共通点や法則性を発見するのが得意で、例えば、複数の部署で同じような問題が発生している状況で、多くの人は各部署個別の問題として対処しがちです。
でも原点思考の人は「これらの問題に共通する原因はないか」「過去に似たようなパターンはなかったか」といった視点で分析します。
この特徴によって、複雑な問題の本質を理解し、効果的な解決策を見出すのに役立ちます!
⑤長期的な視点
最後に、原点思考の資質を持つ人は、物事を長期的な視点で捉える傾向があります。
目の前の状況だけでなく、過去からの流れと未来への影響までも考慮に入れて判断することができる。
例えば、新しい戦略を立てる際に、多くの人は現在の市場動向や競合状況に注目しがちです。
でも原点思考の人は「この業界は過去どのように変化してきたか」「現在の決定が10年後にどんな影響を与えるか」といった視点で考えることができるので、長期的に成功するような決定を下せる可能性が高いんですよね。
一時的な利益よりも、長期的な価値創造を重視した判断ができるのは、原点思考を上位資質に持つ人の強みだと言えます!
原点思考の人は、過去の出来事からパターンを考えたり、長期的な思考ができるので、会社では「戦略家」として重宝されると僕は考えています!
ストレングスファインダーの原点思考を持つ人の行動パターン【5選】
より原点思考の特徴を掴むために、原点思考の資質を持つ人の特徴的な行動パターンを見ていきましょう。
ここでは、そんな原点思考の人がよく取る行動パターンを5つ紹介しますね。
【原点思考の人の行動パターン】
- 過去の事例をよく調べる
- 「なぜ」を繰り返し問う
- 記録を大切にする
- 物事の背景を探る
- 長期的な影響を考慮する
①過去の事例をよく調べる
原点思考の資質を持つ人は、新しい課題に直面したとき、まず過去の類似事例を調べる傾向があります。
原点思考を持つ人は「車輪の再発明」を避け、過去の経験から学ぼうとします。
例えば、新規プロジェクトを任されたとき、すぐに新しいアイデアを考え始めるのではなく、「過去に似たようなプロジェクトはなかったか」「それはどんな結果だったか」を徹底的に調査。
社内の過去の資料を掘り起こしたり、先輩社員にインタビューしたりして情報を集めます。
これによって効率的な問題解決につなげることができるんですよね。
②「なぜ」を繰り返し問う
原点思考の人は、物事の表面的な現象に満足せず、常に「なぜ」を問い続けます。
根本的な原因や理由を追求しようとする姿勢が顕著です。
例えば、会議で新しい方針が提案されたとき、その内容自体を議論するのではなく、「なぜこの方針が必要になったのか」「これまでの方針ではなぜダメだったのか」といった質問を投げかける。
時には5回も10回も「なぜ」を繰り返すことで、問題の本質に迫ろうとします。
これによってより深い理解と本質的な解決策の発見につながるのが良いですね!
③記録を大切にする
原点思考の資質を持つ人は、日々の出来事や決定事項を丁寧に記録する傾向があります。
なぜなら今経験していることが「過去の事例」となり、それを1つのケーススタディにすることができるからです。
例えば、プロジェクトの進行中、多くの人は結果だけを報告書にまとめがちですが、意思決定のプロセスや、その時点での状況判断の根拠まで細かく記録する傾向にあるようです。
とにかく原点思考の人は、過去の事例を参考にするがゆえに、いかに良い事例を作れるか、残せるかも大事にしていると言えますね。
④物事の背景を探る
次に原点思考の人は、目の前の現象だけでなく、その背景にある要因を探ろうとします。
表面的な情報だけでなく、それが生まれた文脈や環境を理解しようとするんですね。
例えば、新しい規則が導入されたとき、多くの人はその内容を覚えることに集中します。
でも原点思考の人は「なぜこの規則が必要になったのか」「どんな問題があってこの規則ができたのか」といった背景を探る。
関係者にインタビューしたり、過去の資料を調べたりして、その規則が生まれた経緯を理解しようとします。
背景を理解することで、単なる規則の遵守だけでなく、その精神を活かした行動ができるのが良いですね!
⑤長期的な影響を考慮する
最後に、原点思考の資質を持つ人は、意思決定の際に常に「長期的な影響」を考慮します。
これはどういうことかと言うと、目先の利益だけでなく、将来にわたる効果や問題点を予測しようとするということ。
例えば、新しい設備投資の提案があったとき、多くの人は初期コストと短期的な利益を重視しますが、原点思考の人は「5年後、10年後にこの投資はどんな影響を与えるか」「技術の進歩によってこの設備が陳腐化するリスクはないか」といった長期的な視点で考えることができます。
特徴のところでも話したとおりで、原点思考の資質を持つ人は、長期視点を持ち、長期視点に沿った選択ができるのは大きな強みだと言えますよね!
なるほど!原点思考の理解には「過去の事例を大事にする」「長期視点」というのがポイントになりそうですね!
ストレングスファインダーの原点思考の資質を伸ばす方法【2選】
原点思考の資質を持つ人は、その能力をさらに伸ばすことで、より大きな成果を上げることができます。
ここでは、原点思考の資質を伸ばすための効果的な方法を2つ紹介します。
【原点思考の資質を伸ばす方法】
- 幅広い分野の歴史を学ぶ
- 定期的な振り返りの習慣をつける
①幅広い分野の歴史を学ぶ
原点思考の資質を伸ばす最も効果的な方法の1つが、幅広い分野の歴史を学ぶことです。
自分の専門分野だけでなく、異なる業界や学問の歴史にも触れることで、より深い洞察力と創造性を身につけられます。
原点思考を持つ人は歴史に興味を持つ傾向にあるので、以下のような実践方法で、原点思考の資質を伸ばすことができると僕は思います。
- 月に1冊は異なる分野の歴史書を読む
- オンライン講座やポッドキャストで様々な歴史講座を受講する
- 歴史博物館や美術館に定期的に足を運ぶ
- 歴史ドキュメンタリーを視聴し、その時代背景を深く理解する
この習慣を続けることで、より広い視野と深い洞察力を身につけ、異なる時代や分野のパターンを見出すことで問題解決に活かせるようにするのが良いでしょう。
②定期的な振り返りの習慣をつける
原点思考の資質を伸ばすもう1つの効果的な方法が、定期的な振り返りの習慣をつけることです。
過去の経験から学ぶ力を高めるには、意識的に振り返りの機会を作ることが重要です。
例えば、毎週金曜日の夜に30分、その週の出来事を振り返る時間を設けます。
「今週何が起こったか」「なぜそうなったのか」「過去の類似事例と比べてどうだったか」といった具合に、深く掘り下げて考えるんです。
具体的な実践方法としては、以下のようなものがあります。
- 週次・月次・年次で振り返りの時間を設定する
- 振り返りの内容を日記に記録する
- プロジェクト終了後に必ず「振り返り会議を行う
- メンターや信頼できる同僚と定期的に経験を共有し、フィードバックをもらう
この習慣を続けることで、過去の経験を現在と未来に活かす力が磨かれます。
何気ない日常の中にも学びの機会を見出し、継続的な成長につなげられるようになるんですね。
ストレングスファインダーによって明確化した上位資質を伸ばすことも意識すべきですね!
ストレングスファインダーの原点思考の資質を伸ばすのにおすすめの本【2選】
原点思考の資質をさらに伸ばすには、適切な本を読むことも効果的です!
僕はこれまで1500冊以上の本を読んできましたが、中でも原点思考の人におすすめは次の2冊です。
【原点思考を伸ばすのにおすすめの本】
- サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ)
- イノベーションのジレンマ( by クレイトン・クリステンセン)
①サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ)
「サピエンス全史」は、人類の歴史を壮大なスケールで描いた本です。
過去7万年にわたる人類の進化と文明の発展を、科学、経済、政治、文化など多角的な視点から解説しているので、歴史好きな原点思考の資質を持つ方にぴったりだと思います!
この本が原点思考の人におすすめな理由ですが以下の3点です。
- 長期的な視点で人類の歴史を捉えることができる
- 様々な分野の歴史が相互に関連していることを学べる
- 現代社会の課題を歴史的文脈で理解できる
例えば、現代のグローバル化や技術革新の課題を考える際、この本を読むことで「人類がこれまでどのように大きな変化に適応してきたか」という視点が得られますよね!
原点思考の人が本書を読むことで、より広い視野と長期的な視点を養うことができるので、ぜひ読んでみてください!読み物としてもめちゃくちゃ面白いです!
②イノベーションのジレンマ(クレイトン・クリステンセン)
「イノベーションのジレンマ」は、なぜ優良企業が新しい技術や市場の変化に対応できずに衰退するのかを分析した経営書です。
「破壊的イノベーション」という概念を提唱し、企業経営における重要な洞察を提供しています。
この本が原点思考の人におすすめな理由は、以下の3点です。
- 企業の成功と失敗のパターンを歴史的に分析している
- 現在の成功が未来の失敗につながるメカニズムを理解できる
- 長期的視点でイノベーションを捉える重要性を学べる
例えば、新規事業の立ち上げを考える際、この本の視点を活用することで「なぜ既存の成功企業がこの分野に参入していないのか」をより深く分析できます。
実際に僕もこの本を読んで、新規事業の立ち上げに活かしました。
市場の変化や技術の進歩が既存企業にもたらすジレンマを理解し、そこにビジネスチャンスを見出せるようになるのが良い。
原点思考の人が本書を読むことで、ビジネスの歴史から学び、未来を予測する力が養われるので、非常におすすめです!
原点思考の資質を持つ人は、歴史から学ぶことが得意なので読書は非常に向いていると思います!
ストレングスファインダーの原点思考の資質に関してよくある質問
最後に、原点思考の資質に関してよくある質問に答えていきますね!
疑問があれば1つでも多くクリアにしておきましょう。
質問① 原点思考の資質は過去にとらわれすぎるということにはならないですか?
原点思考は過去から学ぶ力ですが、過去にとらわれすぎることとは異なります。
むしろ、過去の経験を現在と未来に活かす能力です!
例えば、新しい技術の導入を検討する際、原点思考の人は過去の技術革新の歴史を参考にしますが、それは単に古い方法を踏襲するためではありません。
過去のパターンを理解した上で、現在の状況に最適な新しい解決策を見出すために活用するんです。
質問② 原点思考の資質を持つ人はイノベーションや創造性と相性が悪いのでは?
むしろ逆で、原点思考はイノベーションや創造性と非常に相性が良いです。
なぜなら、真の革新は「無」から生まれるのではなく、過去の知識や経験を新しい方法で組み合わせることから生まれるからです。
例えば、Appleの初代iPhoneは、既存の携帯電話、iPod、インターネット端末の機能を革新的な方法で統合したものです。
原点思考の人は、過去の製品やサービスの歴史を深く理解した上で、それらを新しい視点で再構築する能力に優れているんです。
質問③原点思考の資質は急速に変化するビジネス環境では不利になりませんか?
急速に変化する環境だからこそ、原点思考の資質が重要になります。
変化の中にもパターンや法則性があり、それを見出すのが原点思考の強みだからです。
例えば、デジタルトランスフォーメーションの波の中で、多くの企業が右往左往する中、原点思考の人は過去の技術革新の歴史を参考に、より戦略的な対応を取れる可能性が高いんです。
「この変化は過去のどの変革期に似ているか」「その時、成功した企業と失敗した企業の違いは何か」といった視点で分析することで、より的確な戦略を立てられるんですね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
ストレングスファインダーの原点思考の資質について、できるだけ分かりやすく解説したつもりです。
少しでも理解を深めてもらえたのなら嬉しい限りです。
原点思考は、過去から学び、それを現在と未来に活かす非常に価値のある資質です!
適切に活用すれば、問題解決や意思決定において大きな強みとなります。
これからもこのホワイト企業ナビでは、僕自身が「本当に読みたい」と思える本質的な情報を書いていきます!
少しでも気に入ってくれた方は、ぜひホワイト企業ナビをブックマークしてもらえると嬉しいです!
以上!就活マンでした!最後に要点をまとめて終わりますね!
【本記事の要点まとめ】
- 原点思考の資質は、過去の経験から学び、それを現在と未来に活かす能力。
- 主な特徴として、過去の経験から学ぶ力、原因を追求する姿勢、歴史への強い興味、パターンを見出す能力、長期的な視点がある。
- 原点思考の人は、過去の事例をよく調べ、「なぜ」を繰り返し問い、記録を大切にし、物事の背景を探り、長期的な影響を考慮する傾向がある。
- この資質を伸ばすには、幅広い分野の歴史を学び、定期的な振り返りの習慣をつけることが効果的。
- おすすめの本として、『サピエンス全史』『イノベーションのジレンマ』がある。
- 原点思考は、過去にとらわれすぎることではなく、イノベーションや急速な変化にも対応できる柔軟な思考力を提供する。
【ストレングスファインダーの料金】
【ストレングスファインダーの本】
【ストレングスファインダーの基礎知識】
【各資質の解説】