【おすすめの就活本13選】これだけ読めば良い本を厳選!

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就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。

「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」

こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!

全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。

それでは本題に入っていきますね!

今回は就活で読むべき就活本のおすすめを紹介していきます。

なぜ僕が就活本のおすすめを書こうと思ったのかと言うと、就活生の時に20冊以上に目を通していたこと。

↓実際に僕自身が就活本を買って読んだ上でおすすめを紹介していきますね!

実際に僕が購入した就活本の例(就活本を手に持って撮影)

これまで1500記事以上の就活記事を書いてきた僕が、改めて就活本を読むと、「この本は本当に選考対策の本質を突いているな」と思う本がある一方。

なんだこの本は、内容薄すぎだろ」と思う本まで様々です。

就活生にとって、1冊の本を読むというのは重い。(だから微妙な本をおすすめとして紹介している就活サイトがめちゃくちゃムカつくわけで。)

時間も労力も使うからこそ、本当に読むべき本だけを紹介したいと思い、この記事を書くことにしました。

忖度抜きで、僕が本当におすすめの就活本を紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね!

それぞれの就活本ごとに、おすすめ度を示していくからぜひ参考に!

就活本を選ぶ上での重要ポイント【3点】

いきなり就活本を紹介するのではなく、まずは就活本を選ぶ上でのポイントから!

就活生が就活本を購入する際は、以下のポイントを絶対に押さえてください。

【就活本を選ぶ上でのポイント】

  • 目的を明確化した上で本を選ぶ
  • 「売れてるから良い」という認識をなくす
  • 選考対策に関する本は人事視点のある本を選ぶ

①目的を明確化した上で本を選ぶ

就活生が就活本を選ぶ上で、まず押さえておいて欲しいことが、就活本を読む目的を明確化した上で本を選ぶべきだということです。

そもそも就活本には様々な種類があります。

就活の全体像を薄く浅く紹介する本から、面接対策に特化した本、適性検査のSPIの対策に特化した本まで様々。

よってまずは自分は「今どんな本を読むべきなのか」を明確化してから、就活本を選ぶようにしましょう。

書店の就活コーナーで目についた本を適当に選ぶのではなく、自分が今どんな目的の就活本を読むべきか明確化した上で、その目的を果たせる本を買うようにすることが重要

また、個人的にどんな種類の就活本を買うべきか、流れは以下のとおりです。

【就活本の買う順番のおすすめ】

  1. 就活の全体像を把握できる本を買う
  2. 適性検査対策のための本(問題集)を買う
  3. 自己分析に役立つ本を買う
  4. 業界研究に役立つ本を買う
  5. 企業探しに役立つ本を買う

※もちろんこれら全てを絶対に買う必要はありませんが、「選考対策の全体像を把握できる就活本」は1人1冊は絶対に読むべきだと考えています!
(ネット情報だと体系的に学べないので。)

まずは就活の全体像を把握できる本から購入する

就活で大事なことは、まずは就活の全体像を把握することです。

全体像を把握しないと、何をどのぐらいのペースで行えば良いのか分からないですよね。

「カレーを作ること」に例えるなら、カレーの作り方の全体像を先に把握する。

そうすれば、野菜を切る前に、「先に水を沸騰させておこうかな」と効率的に動くことができる。

一方で、全体像を把握していないと、野菜を切った後に「あ!水を沸かさないと!」と非効率的な動きになってしまいます。

適性検査対策の問題集の購入はほぼ必須

次に購入すべきは、就活の適性検査の対策のための問題集です。

就活の全体像を把握するための本と、同時に購入すべき最初の2冊です。

就活の適性検査には「SPI」や「玉手箱」などの種類がありますが、主要なのはSPIなので、まずはSPI対策のための問題集を購入しましょう。

適性検査は「足切り」の要素が強くて、適性検査だけで内定が決まることはほとんどなくて、結局のところ大事なのはエントリーシートや面接です。

適性検査の対策は早めから着手し、早いうちに足切りされないレベルに対策を終わらせ、その上で就活が本格化したタイミングではエントリーシートや面接対策に注力するのが最善策だと断言します。

よって適性検査の対策に役立つ問題集は早めに購入して着手する必要があります。

その2冊を購入して読み進める中で、自己分析や業界研究、企業選びに役立つ本を随時追加していくという流れがおすすめですね。

②「売れてるから良い」という認識をなくす

次に、就活本を選ぶ上での重要なポイントが、「売れているから良い就活本だ」という認識をなくすことです。

たしかに世の中、「売れている物=良い物」であることが多いのは事実。

ですが、こと就活本においてはそれは全くの間違いですね。

なぜ売れている就活本が良い本だと言えないのかと言うと、理由は簡単で「就活生はどの就活本が良いのか分からないので、書店で売れてそうな本を選ぶから」です。

↓マンガで解説するとこんな感じ!

漫画で解説「売れているから良い本だ」と考えて就活本を購入する就活生

本は書店で読み込まない限りは、基本的に中身が分からない状態で買いますよね。

中身が分からないからこそ、みんな「売れている本=良い本」だと考えて売れている本を買う。

その結果、毎年「売れている就活本が売れる」という連鎖が起こっていると僕は推測しています。(「内容が良い本が売れる」ではなくてね。)

ですが、これまで7年就活記事を書き続けてきた僕が読むに、売れている本は良い本と微妙な本があるので、注意してください。

③選考対策に関する本は人事視点のある本を選ぶ

最後3点目ですが、特にこの記事を読んでいる就活生は選考対策に役立つ、つまりは内定の獲得に役立つおすすめの就活本が知りたいと考えているはずです。

例えば、「女性にウケる話し方」が知りたいとしましょう。

Aという本は、女性視点でどんな話し方や聞き方をされるのが良いか解説されている。

Bという本は、自称モテ男が女性の視点ではなく持論を語っている。

あなたはどちらの本が信憑性が高いと思いますか?

当然、女性の視点が含まれているAの本が信憑性が高いですよね。

就活本もこれと同じです。

選考対策をするなら、必ず「人事視点」のある就活本を買いましょう。

人事は何を考えているのか、人事はどんな目的でそれを行うのか、こうした視点のある本が選考対策で最も役立ちます。

就活において評価するのは人事なので、人事視点を知ることが選考対策の肝となる。よって人事視点のある就活本を買うことが重要。

なるほど!就活本を選ぶ上で、事前にこれらのポイントを押さえておくだけでも選ぶ精度が上がりそうですね!

これらのポイントを踏まえた上で、僕が実際に読んだ中でおすすめの就活本を紹介していくよ!ぜひ参考にしてね!

就活本おすすめランキング

まず最初に、多くの就活生が「1冊か2冊だけ絶対に買うべき本を教えてくれ」と考えていると思います。

僕が就活生なら「おすすめ10選!」として、10冊紹介されても絶対に読みきれない。

そこでこの章では、この記事で紹介する本のおすすめランキングから共有します。

その上で、1位の本から手に取ることをおすすめします。

(★は僕が考えるその就活本のおすすめ度となります)

【おすすめの就活本ランキング】

1位:人事がこっそり教えるヤバい内定術(★★★★★

2位:これが本当のSPI3だ!(★★★★★

3位:これが本当のWebテストだ!(★★★★★

4位:就職四季報(総合版)(★★★★★

5位:就職四季報(優良・中堅企業版)(★★★★★

6位:「会社四季報」業界地図(★★★★★

7位:転職の思考法(★★★★・

8位:新卒採用基準(★★★★・

9位:凡人内定完全マニュアル(★★★★・

10位:絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方(★★★・・

11位:さあ、才能(じぶん)に目覚めよう(★★★・・

12位:確実内定(★★★・・

13位:就職活動1冊目の教科書(★★★・・

上記が僕が考えるおすすめの就活本ランキングですが、次の章からこれらの本を解説していきます。

それぞれ読む目的別、かつおすすめ順に紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね!

特に1位〜10位は自信を持っておすすめできる就活本ばかり!ぜひ書店で手にとってみて、気になる本は参考にしてみてください!!

次の章から1冊ずつ、なぜおすすめなのか解説していきます!

就活の「就活の全体像の把握・選考対策」におすすめの就活本

まず紹介していく就活本は、「就活の全体像の把握や選考対策」におすすめの本です。

おそらくこの記事を読んでいる人の目的は、「内定を取るのに役立つ本が知りたい」だと思っていて、まさにこの章で紹介する本がそれに当たります。

全ての本を僕が実際に読んで評価しているので、ぜひ参考にしてくださいね!

①人事がこっそり教えるヤバい内定術

人事がこっそり教えるヤバい内定術の解説図解
書籍名 人事がこっそり教えるヤバい内定術
著者名 ただの元人事(樋熊晃規)
価格 1,980円(amazon)
出版社 フォレスト出版
読む目的 就活全体像の把握、選考対策
おすすめ度 ★★★★★

現状、僕が最もおすすめする就活本は「人事がこっそり教えるヤバい内定術」です。

この本は、X(旧Twitter)にて8.9万人ものフォロワーがいるただの元人事さん(@aya_jinnji)が書かれた本。

就活本の企画にあたって、最近10冊ほど読み直したのですが、中でもやはりこの本が良かったですね。

著者が元人事なので人事視点かつ実践的な内容が書かれている

僕は元人事じゃないので、就活情報は人事に話を聞いたりして裏打ちしています。

ですが、この著者は自身が元人事かつ、就活情報を長年発信されているので「経験×伝える力」の掛け合わせで、本質的かつ実践的な内容が書かれているのが魅力ですね。

(世の中、元人事という人で発信している人は多いのですが、情報の質が低い人も正直多いと考えていて、理由は伝える力の低さや思考や経験の浅さだと考えています。)

高学歴じゃなくても使える選考対策情報が豊富

次にこの本の魅力が、高学歴じゃなくても使える選考対策情報が豊富な点です。

途中、著者のエピソードが入っていたり、著者自身が「別に大した人物じゃなかった」と話した上で、それでもいかに内定を取れるかが書かれている。

例えば、後で紹介する人気の就活本である「確実内定」は、かなり高学歴層向けです。

高学歴層向けの本を、僕みたいな中堅大学の普通の就活生が読むと「こんなふうに書けないし」と萎えるので、その点でもこの本は中堅大学生でも十分に使える知識が書かれています。

文体が読みやすい

最後に、この本の大きな魅力に「読みやすさ」にありますね。

就活本を読む人は、おそらくこれまで読書習慣がなかった人たちが大多数だと思います。

読書習慣がなかった人が難しい本を読もうとすると、「難しい本だな」とすぐに挫折するのでおすすめしないのですが、この本は文体がフランクで読みやすい。

またページ数もちょうど良いので、読書習慣のない人も読める点で非常におすすめできますね!

②新卒採用基準

新卒採用基準の解説図解
書籍名 新卒採用基準
著者 廣瀬 泰幸
価格 1,980円(amazon)
出版社 東洋経済新報社
読む目的 選考対策、人事視点の獲得
おすすめ度 ★★★★・

次におすすめの就活本は「新卒採用基準」です。

書店の就活本コーナーに置かれていることが少ないので、目にする機会の少ない本でしょう。

なぜならこの本のターゲットは、就活生だけでなく人事が対象になっているからです。

ですが、先にも紹介したとおりで、就活を制するためには「人事の視点を持つこと」が重要。

先ほど紹介した「採用基準」と合わせて、人事目線の獲得に特化した本なので非常におすすめです。

人事がどんな就活生を採用するのか具体的に書かれている

この本を就活生におすすめする最大の理由は、人事がどんな視点で就活生を評価しているのか、選考の評価シートが共有されている点にあります。

ただし人事向けに書かれていることから、そのシートを読み解くのが少し難しい。

よってこの本を通して「ざっくり人事がどんな視点で就活生を評価しているのか」を把握することを目的として、この本を完璧に読み解くことは目的としないことをおすすめします。(そうじゃないと本当に難しい本なのので。)

ですが、ざっくりとでも人事がどんな視点で就活生を評価しているのか、知らないよりも圧倒的に有利になることは間違いありません。

手に取る就活本の1冊目にはおすすめしないですが、数冊読んでみて、より難しい本が読みたいという方におすすめの1冊ですね。

「自己肯定感の重要性」に気づくことができる本

もう1つ、この本から僕が得た重要な気づきが、「自己肯定感」の重要性です。

この本はとにかく具体的かつ生々しく就活生の評価基準について書かれているのですが、そんな中で「自己肯定感が高いことは評価される就活生の特徴として重要だ」という定性的な指摘がされている。

これに関しては僕も完全同意で、僕は中堅大学出身で、何の実績もなかったのですが、選考対策を徹底的にしていたり、自己分析を深めていたので、面接には自信があった。

更には「人事も所詮は人事部に配属されただけのただの人だろ」と思っていたので、自信を持って面接に参加することができていました。

今思うとそれがめちゃくちゃ重要。

新卒は社会人経験がないので、評価対象となるのは「うちの会社で活躍しそうか」という印象です。

その印象を与えるために自己肯定感の高さ、自信が重要であり、それについて深く学ぶことができるのが本著です!

③凡人内定完全マニュアル

凡人内定完全マニュアルの解説図解
書籍名 凡人内定完全マニュアル
著者 武野 光
価格 1,540円(amazon)
出版社 ポプラ社
読む目的 選考対策
おすすめ度 ★★★★・

次におすすめの就活本は「凡人内定完全マニュアル」です。

この本、実は僕が就活生の時のバイブルで、本当にこの本から多くの学びを得ました。

その学びの中から重要な視点と、それに伴ってなぜおすすめなのかを紹介しますね。

「凡人向け」という異色の就活本

まずこの本の最大の特徴は「凡人向け」という点です。

まさに僕は中堅大学で、成績は最底辺、実績も留学経験もない凡人でした。

世の中にある多くの就活本は、高学歴層から中堅層まで、ある意味、すべての就活生をターゲットとして書かれている本ばかりですが、この本は違います。

凡人向けだからこそ、僕のような凡人に刺さる内容なんですよね。

精神論も多いのですが、一方で実際に選考に役立つ情報も多い。

他社の内定が武器になるからこそ、他の就活生の10倍速のスピードで、中小企業や中堅企業の選考に参加しまくって内定を獲得する。

その戦略は、今のような売り手市場で、多くの就活生が就活を甘く見ている時だからこそぶっ刺さると思います。

他にも凡人、つまりは普通の就活生が評価されるための就活戦略が豊富に書かれているので、ぜひチェックしてみてください!

(この本のデメリットとしては、発売が2016年で少し古く、書店に並んでいないことが多いので購入しにくいこと。Kindleで購入してスマホで読むのがおすすめです。)

④確実内定

確実内定の解説図解
書籍名 確実内定
著者 トイアンナ
価格 1,760円(amazon)
出版社 KADOKAWA
読む目的 就活全体像の把握、選考対策
おすすめ度 ★★★・・(※学歴や実績に自信のない人にはおすすめしない)

次におすすめの就活本は、「確実内定」です。

Xで7万人のフォロワーがいるトイアンナさんが書かれた本で、多くの書店でも人気で並んでいます。

完全に高学歴層・実績がある人向けの就活本

この本の特徴としては、内容が高学歴層向け、実績がある人向けという点ですね。

(逆にこれらがある人にとっては、ESの書き方や就活強者の動き方が参考になります。)

「確実内定」という強い名前なので、多くの就活生が飛びついてしまうと予想できるのですが、読むべきターゲット層は狭いです。

一方で、就活の基礎的な内容やマナーまで網羅されているので、就活の全体像を把握するのにもおすすめの1冊であることは間違いありません。

⑤就職活動1冊目の教科書

就職活動1冊目の教科書の解説図解
書籍名 就職活動1冊目の教科書
著者 就活塾 キャリアアカデミー
価格 1,760円(amazon)
出版社 KADOKAWA
読む目的 就活全体像の把握
おすすめ度 ★★★・・

最後、就活の全体像の把握や選考対策におすすめの就活本が、「就職活動1冊目の教科書」です。

就活塾のキャリアアカデミーが書いている本で、とにかく表紙がきれいかつ、中身もきれいで読みやすいのが特徴です。

就活に関する知識が一切ない人におすすめ

この本は良い意味で読みやすく、悪く言うと情報が少し浅いんですよね。

実は本において浅いというのは決して悪いことではなく、まずは就活についてざっくり知りたい、簡単に理解していきたいという人にとっては「深い本」よりもおすすめできます。

まさに本のタイトルの通りで、「1冊目におすすめの就活本」なので、就活についてネットでも全然調べてなくて、何の情報もないという人は手に取ってみてください。

他に、この本と同様に1冊目におすすめの本としては、「就活の教科書 これさえあれば。」などがあります。

こちらもおすすめです!

以上が就活の全体像の把握や選考対策におすすめの本です!

ここで紹介した説明を読んだ上で、「今の自分にはこの本が合いそうだ」という本を、ぜひ書店で手にとってみてください!

中身を軽く読んでみて、良いなと思える本じゃないとすぐに読まなくなる可能性が高いので、ネットで買うのではなく、目星をつけた本を書店で確認してから買うのがおすすめです!

就活の「適性検査対策」におすすめの就活本

次に紹介する就活本は、SPIなどの適性検査対策におすすめの就活本です!

就活で使われる適性検査で最も多いのは「SPI」ですが、他にも「玉手箱」をという適性検査を使っている企業も多いです。

そんな適性検査の対策に絶対的におすすめの本を2冊紹介しますね。

①これが本当のSPI3だ!

これが本当のSPI3だ!の解説図解
書籍名 これが本当のSPI3だ!
著者名 SPIノートの会
価格 1,650円(amazon)
出版社 講談社
読む目的 適性検査のSPI対策
おすすめ度 ★★★★★

就活で最も多くの企業が利用している適性検査がSPIです。

そんなSPI対策に最もおすすめの問題集が「これが本当のSPI3だ!」ですね。

イラストが豊富で視覚的にも取り組みやすい

この本の最大の魅力は、イラストが豊富でかつ解説が分かりやすいところです。

それゆえに多くの就活生に支持されていて、丸善ジュンク堂の就職試験のジャンルで売上1位。

Amazonの評価もレビュー202個付いて、4.2と高い評価を誇っています。

SPIの問題集に僕が求めることは、とにかく「充実した問題数」と「解説のわかりやすさ」ですが、その両方を満たしているので、SPI対策に取り組むならまずはこの本だと言えるでしょう。

その他、おすすめのSPI対策問題集に関しては別記事でも詳しく紹介しています。

「今からSPIの問題集を買おうと思っている」という就活生は合わせて参考にしてください!

» 【SPI問題集のおすすめ本5選】これだけやれば良い問題集を厳選!

②これが本当のWebテストだ!

これが本当のWebテストだ!の解説図解
書籍名 これが本当のWebテストだ!
著者 SPIノートの会
価格 1,650円(amazon)
出版社 講談社
読む目的 適性検査の玉手箱の対策
おすすめ度 ★★★★★

先に紹介した本はSPIの対策におすすめの本でした。

就活ではSPIの他にも「玉手箱」という名前の適性検査を使う企業があります。

この玉手箱の対策に最もおすすめの本が「これが本当のWebテストだ!」です。

玉手箱が出題されるかどうか事前に確認すべき

ちなみにこの本を購入する際の注意点としては、自分が受ける企業の中に玉手箱を利用している企業があるか、事前に調べておくことです。

仮に1社も玉手箱を利用していないのに、この本で玉手箱の対策をするのは時間と労力が勿体ない。

もちろん途中で受ける企業を増やした時に、その企業が玉手箱を利用している可能性があるので、玉手箱対策しておくことは無駄ではありません。

ですが、エントリーした企業やエントリーする可能性がある企業が決まっている人は、事前に玉手箱を利用している企業があるか確認しましょう。

具体的な確認方法ですが、ワンキャリアみん就就活会議などの就活生向けの選考対策サイトや口コミサイトで確認できることが多いです。

適性検査は足切りとしての要素が強いので、まずは「これが本当の」シリーズを完璧にして、多くの企業から足切りされないレベルに対策をするのが有効です!

就活の「自己分析」におすすめの就活本

次に紹介する就活本は、自己分析におすすめの就活本です。

就活において僕は自己分析というか、「自己理解」こそが基盤になると考えています。

なぜなら企業を選ぶ時も、自分がどんな作業が得意でどんな人と相性が良いのか、どんなことにやりがいや将来性を感じるのか理解していることが重要になりますよね。

それらの自己理解で得た指針がないと、そもそも企業を選ぶことができません。

更に選考で人事が知りたいことは、すべては「あなたについて」です。

よって就活生が自分自身のことをある程度理解していないと、そもそも面接官に「わたしについて」を伝えることができない。

こうした理由から自己分析による自己理解こそが、就活の基盤だと僕は発信し続けています。

そんな自己分析に役立つおすすめの就活本を紹介しますね。

①絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方

絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方の解説図解
書籍名 絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方
著者 杉村 太郎、キャリアデザインスクール・我究館
価格 1,980円(amazon)
出版社 ダイヤモンド社
読む目的 自己分析
おすすめ度 ★★★・・

まず最初におすすめするのが、就活本のベストセラーである「絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方」です。

絶対内定シリーズは、「自己分析とキャリアデザインの描き方」以外にも「エントリーシート・履歴書」や「面接」があるのですが、中でも最もおすすめなのがこちらですね。

ページ数が多く解説が豊富なので自己分析に最適

就活における自己分析については、「自己分析なんてしても意味ない」だったり、「自己分析は自分のアピールポイントを見つけるだけで簡単に終わらせろ」という自己分析に時間をかける必要はない派など、様々な派閥があると僕は見ています。

たしかに高学歴で実績のある人は自己分析に時間をかけず、その実績を深堀りしてガクチカや自己PRを作成すれば良い。

そこまで自己分析に時間をかける必要はないかもしれません。

学歴や実績がない場合、自己理解こそが武器になると僕は考えています。

その意味で、この絶対内定のようにページ数が多く、様々な質問項目を通して自己理解を深められる本は自己分析に最適です。

毎年改訂されており情報の鮮度が高い

また絶対内定のシリーズは、本のタイトルに「絶対内定2026」とあるように毎年改訂されています。

つまり情報の鮮度が高いんですよね。

今の就活市況に合わせた内容がしっかりと解説されており、就活自体の理解にも使える点でもおすすめできます。

よってまずは「ヤバい内定術」など、よりフランクに読める本から始めて、読書に慣れてきた段階でこの本に着手する方が良いと考えています。

(この本を1冊目に取り組んでしまうと、あまりのページ数とボリュームに挫折してしまうので、まずは就活の全体像が掴める本から選ぶ方が良いですね!)

②さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

さあ、才能(じぶん)に目覚めようの解説図解
書籍名 さあ、才能(じぶん)に目覚めよう
著者 ジム・クリフトン
価格 2,420円(amazon)
出版社 日経BP 日本経済新聞出版
読む目的 自己分析(強みの把握特化)
おすすめ度 ★★★・・

次に就活の自己分析におすすめの本が「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」です。

この本は「クリフトンストレングス(旧ストレングスファインダー)」と言って、強みを見つける才能診断ツールに関する本。

購入すると診断が受けられるコードが付いていて、そのコードを入力することでオンラインで診断を受けることができます。

この診断を受けることで、34種の資質の中から、自分が最も強く持つ資質を洗い出してくれるんですよね。

診断を受けることで強みの発見に繋がるのが手軽で良い

就活において自分の強みを把握して、それを言語化することは超重要。

なぜなら自身の強みを納得性高く企業に伝えることで、人事に「この子の強みはたしかに弊社の◯◯の仕事に活かせそうだな」と思ってもらえるからです。

あなたが人事だとして、面接した就活生の強みが曖昧だったら採用しないですよね。

このように就活において自身の強みを把握することは非常に重要なので、強みを知るための手段の1つとして、クリフトンストレングスを取り入れてみるのは良い選択だと僕は考えています!

自己分析に関しては、ほとんどのその他の就活本でもやり方が解説されているのですが、それぞれ自己分析のやり方や自己分析そのものに対する意見が異なります。

でも僕は自己分析こそ、就活において最も重要な作業の1つだと考えているので、こうした自己分析に特化した本を取り入れることを推奨しています!

就活の「業界研究」におすすめの就活本

次に紹介するのは業界研究におすすめの就活本です。

実例を挙げると、僕の大学時代の友達は新卒でブライダル業界の企業に営業として入りました。

年収400万円ぐらいで、残業もめちゃくちゃ多かった。

その後、医療機器メーカーに営業として転職したのですが、年収は2倍の800万。残業も減りました。

ブライダル業界の企業よりも、医療機器メーカーの企業の方が圧倒的に利益率が高い。

営業職という職種は同じなのに、業界が違うだけで労働条件に差が出ることがザラにあります。

こうした理由から業界の視野を広げることと、そもそも世の中にどんな業界があるか理解することが非常に重要です。

そんな業界研究におすすめの就活本をここでは紹介していきます。

①「会社四季報」業界地図

「会社四季報」業界地図の解説図解
書籍名 「会社四季報」業界地図
著者 東洋経済新報社
価格 1,870円(amazon)
出版社 東洋経済新報社
読む目的 業界理解
おすすめ度 ★★★★★

業界研究に最もおすすめの本は「会社四季報 業界地図」です!

業界研究ならこの本と言えるほどの定番かつ人気の本で、内容も非常に良い。

とにかく読みやすい!見やすい!

業界地図の良いところは、文字だけで説明されているのではなく図解が豊富かつ、色が豊富で本当に読みやすいんですよね。

下記はアマゾンのサンプル画像なのですが、読みやすさが伝わると思います。

業界地図のサンプル画像
画像引用:Amazon

僕が大学生の時もそうだったのですが、「そもそもどんな業界があるの?」とどんな業界が存在するのか、理解している人は少ないと思います。

まずはこの業界地図を使って、世の中にどんな業界があるのかを把握。

その上で少しでも興味が湧く業界があれば、1つ1つネットで調べて深堀りしていく。

こうすることで、志望業界が広がって、企業の選択肢を広げることができます。

どの業界が向いているのか自分じゃ分からないことも多い

なぜ業界選択の視野を広げることが重要かと言うと、業界によって向いている人の特徴が異なるからです。

例えば、僕のような体育会系が苦手な人は、商社の業界には合わない可能性があります。

ですが、そうとは知らずに商社ばかり受けていたら内定が出ない可能性がある。

このように業界を絞りすぎると、仮にその業界が自分に向いてない場合に内定が出なかったり、入社しても合わない可能性があるんですよね。

自分に向いている業界がどの業界なのか、正直就活生の時には分からないからこそ、実際に複数の業界を受けてみて、会社説明会に参加したり、面接で評価してもらって把握することが重要です。

これが分かると、いかにこの業界地図を読むことが重要か分かりますよね。

②転職の思考法

転職の思考法の解説図解
書籍名 転職の思考法
著者 北野 唯我
価格 1,327円(amazon)
出版社 ダイヤモンド社
読む目的 業界理解、キャリア形成
おすすめ度 ★★★★・

次に業界研究におすすめの本が「転職の思考法」です。

実は転職本の中には、就活生にもおすすめの本が多いんですよね。

特にこの転職の思考法では、業界選択の重要性が書かれています。

自分の転職市場での価値に着目できるようになる

就活生がなかなか意識できないのが、「自分の転職市場での価値」です。

転職市場での価値を高めることは年収を上げるだけの目的ではありません。

この本では、そんな自分の転職市場での価値を「技術資産×人的資産×業界の生産性」という3つの軸で解説しています。

中でも業界の生産性という部分が、就活生にとって業界理解に繋がります。

多くの就活生は「業界研究」を、「自分が興味がある事業か」という興味視点だけで見ています。

ですが、より重要なのはその業界の利益率や将来性が高かったり、需要が安定しているかどうか。

それによって労働条件、年収、将来の市場価値が大きく変わります。

ぜひ就活生こそ、この本を通して業界理解をキャリアという視点で見れるようになりましょう!

(この本は、本当におすすめで★5にしたいところですが、まずは選考対策や企業選びの方が、手に取るべき就活本の優先度としては高いので★4にしています!)

業界選択の重要性について、僕は社会人になってから気付きました!

食品メーカーに就職したのですが、僕のように「高い年収を早くから狙いたい」「新しいことをどんどん発想していきたい」という人には正直向いていない業界だったんですよね。

就活生の時は、「業界?なにそれ?自分が興味がある事業かどうかでしょ?」と曖昧だと思います。

よって、まずは世の中にどんな業界があるのかを「業界地図」で理解した上で、余裕がある人は「転職の思考法」を読んで自分のキャリアのための業界選択ができるようになると完璧です!

就活の「企業研究」におすすめの就活本

続いて紹介していく就活本は、企業研究におすすめの就活本です。

企業研究とは、つまりは企業についての理解を深めて、どんな企業があるのかを把握し、自分に合う企業を探していくための工程。

その1社の選択をミスるとすぐに転職する羽目になります。

実際に、僕は20社以上の内々定を獲得して、カゴメ株式会社に入社しました。

ですが、食品メーカーが自分に合わず、1年で退職することになったんですよね。

自分にどんな企業が合うのか、自己分析でその選択の精度を高めつつ、この章で紹介するような本を活用して、より効率的に正確に企業を探していきましょう。

①就職四季報(総合版)

就職四季報(総合版)の解説図解
書籍名 就職四季報(総合版)
著者 東洋経済新報社
価格 2,160円(amazon)
出版社 東洋経済新報社
読む目的 企業研究
おすすめ度 ★★★★★

企業研究に最もおすすめの本が「就職四季報(総合版)」です。

就職四季報は、約5000社の独自データが掲載されており、企業ごとの年収や残業時間、離職率だけでなく、エントリーシートの通過率まで記載されています。

就職四季報には3種類あって、「総合版」と「優良・中堅企業版」と「女性活躍版」があります。

この「総合版」では主に東証プライム上場企業を中心とした大企業のデータが記載されています。

女性活躍版は、より女性の働きやすさに関するデータがわかりやすく記載されているので、女性は「総合版」の代わりに「就職四季報 女性活躍版」を購入することをおすすめします!

(男性におすすめ:総合版+優良・中堅企業版、女性におすすめ:女性活躍版+優良・中堅企業版)

企業情報を最も効率的に入手できる

僕はこれまで7年間、就活ブログを運営しているので、様々な書籍に目を通してきました。

下記は公式サイトで公開しているページサンプルですが、採用数、3年後離職率、有休取得平均、平均年収、残業時間が右上にコンパクトに記載されているのが分かりますよね。

(これらのデータは入社するにあたり、めちゃくちゃ重要なのですが、意外と会社のホームページや求人サイトで探すと探しにくいデータです!)

就職四季報のサンプルページ画像
画像引用:就職四季報2025-2026

企業に忖度しない中立の立場で取材したデータを記載

次にこの就職四季報をおすすめする理由ですが、この就職四季報に記載されているデータは、企業に忖度せず中立の立場で取材して掲載しているデータとなります。

それゆえに企業が「回答しません」という数値に関しては、「NA(No Answer)」と記載されています。

例えば、残業時間の項目が「NA」だと、相当に残業時間が長いと予想できます。

離職率が「NA」だと、相当に離職者数が多いと予想することができますよね。

この就職四季報の「NA」のおかげで、何社ものブラック企業を回避できたので、本当に助かりました!

とにかく1度手に取って中を見ると、いかにわかりやすく、簡潔に働きやすさに関するデータが集約されているのかが分かるので、ぜひ書店で手にとってみてくださいね。

②就職四季報(優良・中堅企業版)

就職四季報(優良・中堅企業版)の解説図解
書籍名 就職四季報(優良・中堅企業版)
著者 東洋経済新報社
価格 2,160円(amazon)
出版社 東洋経済新報社
読む目的 企業研究
おすすめ度 ★★★★★

次に企業研究におすすめの本が「就職四季報(優良・中堅企業版)」です。

先ほど紹介した就職四季報(総合版)は、主に大企業を中心に記載されている本でした。

一方で、この就職四季報(優良・中堅企業版)は、主に中堅企業が中心に記載されています。

(大手企業の方が情報の開示度が高く、かつ公式サイトにわかりやすく記載されていることが多いから。)

隠れ優良企業を見つけるのに最適な本

また中堅企業はそもそも知名度が低い企業が多いですよね。

この本を使うと「聞いたことがない企業だけど、めちゃくちゃ労働条件良いじゃん!」という隠れ優良企業の発見に繋がります。

僕は就活攻略論やこのホワイト企業ナビで何度も伝えているのですが、就活において「心の余裕」は本当に大切です。

倍率の高い大手企業ばかり受けていると、内定が出ないのに加えて、不採用が続き、自己肯定感まで下がる。

これを避けるためにも、大手企業だけでなく、中小企業・中堅企業も受けることが重要です。

でも中小企業・中堅企業の方が労働条件が悪い企業が多いのも事実なので、就職四季報を活用して、「中堅だけど労働条件が良い企業」「中小だけど自分に合う企業」を探し、内定を獲得して心の余裕を作りましょう!

以上が就活生におすすめの就活本でした!

すべて僕が実際に読んで、心からおすすめできる本だけ紹介しました。

何度も言いますが、気になる本はアマゾンで即ポチるよりも、気になる本は書店で中身を少し読んでみて、自分に合いそうだと思った本を購入するのがおすすめです。

あくまでこの記事も1つの参考に留めて、自分に合う就活本を探してみてくださいね!

僕が就活ブログを始めた頃から、企業研究に関しては就職四季報だけをおすすめし続けてきました!

僕が就活生の時もフル活用していて、「残業時間が◯時間以内、かつ3年後離職率が◯%未満」の企業に付箋を貼り、その中で事業内容にも興味が湧く企業にエントリーするようにしてました。

就職四季報は「読み物」ではなく、「情報を効率的に得るための図鑑」のようなものなので、他に紹介した本と合わせて買っても労力的にも問題ありません。本当におすすめなので、ぜひ活用してみてくださいね!!

【補足】就活終了後におすすめの本を紹介

この章では、就活終了後にぜひ読んで欲しい本を補足として紹介していきます。

僕はこれまでビジネス書を1500冊以上読んできたのですが、その中でもこれから社会人になる人におすすめの本を厳選して紹介していきます。

社会人になる前に事前にビジネス知識を入れておくことで、「圧倒的なスタートダッシュ」を決めることができます。

何事も最初が肝心なので、ぜひここで紹介する本を読んで、社会人になるに備えましょう。

①人を動かす

人を動かすの解説図解
書籍名 人を動かす(文庫本版)
著者 D・カーネギー
価格 880円(amazon)
出版社 創元社
読む目的 対人関係を良くする

まず、就活終了後に最も読んで欲しいおすすめの本が「人を動かす」です。

主に対人関係に特化した本で、僕はもともと怒りっぽく、人とのコミュニケーションが苦手だったのですが、この本を読んで性格ががらっと変わりました。

それほどにインパクトのある本です。

僕がこれまで読んできた1500冊の中で1番におすすめの本

この「人を動かす」は、僕がこれまで読んできた本の中で、最もおすすめの本です、

基本的に同じ本は1度しか読まないのですが、この本は8回も読みました。

なぜこれほどにおすすめなのか、目次を引用しますね。

特に対人関係を良くするのに重要な教えを太文字にします。

【人を動かす 目次】

はじめに――改訂にあたって
本書の生い立ち
本書から最大の成果を得るための九か条
◇PART1 人を動かす三原則
1 盗人にも五分の理を認める
2 重要感を持たせる
3 人の立場に身を置く
◇PART2 人に好かれる六原則
1 誠実な関心を寄せる
2 笑顔を忘れない
3 名前を覚える
4 聞き手にまわる
5 関心のありかを見抜く
6 心からほめる

◇PART3 人を説得する十二原則
1 議論を避ける
2 誤りを指摘しない
3 誤りを認める

4 穏やかに話す
5 〝イエス〟と答えられる問題を選ぶ
6 しゃべらせる
7 思いつかせる
8 人の身になる
9 同情を寄せる
10 美しい心情に呼びかける
11 演出を考える
12 対抗意識を刺激する
◇PART4 人を変える九原則
1 まずほめる
2 遠まわしに注意を与える
3 自分の過ちを話す
4 命令をしない
5 顔をつぶさない
6 わずかなことでもほめる
7 期待をかける
8 激励する
9 喜んで協力させる
◇付 幸福な家庭をつくる七原則
1 口やかましく言わない
2 長所を認める
3 あら探しをしない
4 ほめる
5 ささやかな心尽くしを怠らない
6 礼儀を守る
7 正しい性の知識を持つ
訳者あとがき

引用:創元社「人を動かす 改訂新装版」

起業やフリーランスで開業する人を除き、ほとんどの人は会社に属しますよね。

「会社に属す」とは、つまりは「チームで仕事をすること」になります。

会社という組織を作るのは、チームで仕事をした方が効率的だからであって、そうじゃないなら会社はいりません。

その「他人と協力する」「他人を気持ちよくする」は、実は先天的な能力じゃなくて、後天的にも身につけることができるんですよね。

目次で太文字化した教えは、まさにこれらの能力を後天的に身につけるための教えです。

上辺のテクニックではなく、人間の本質的な欲求・本能に基づく教えなので、これらを知り、身につけることで社会人としてうまく会社で立ち回れるようになりますよ!

②入社1年目の教科書

入社1年目の教科書の解説図解
書籍名 入社1年目の教科書
著者 岩瀬 大輔
価格 1,572円(amazon)
出版社 ダイヤモンド社
読む目的 社会人基礎力を高めておく

次に、就活終了後に読んで欲しいおすすめの本は「入社1年目の教科書」です。

入社1年目の教科書は、先に紹介した「人を動かす」よりも、より具体的なテクニック論が書かれている本ですね。

個人的には、会社というチームでうまく立ち回るために、まずは「人の本能や本質の理解」を優先するべきだと思っているので、まずは「人を動かす」から優先的に読む方が良いと思っています。

そのうえで、より具体的なテクニックを得るためにこの「入社1年目の教科書」を読むという順番が最高。

この入社1年目の教科書もどんな内容が載っているのか分かりやすいように目次を引用します。

(こちらも僕が特に重要だと考えている部分を太文字化しますね!)

【入社1年目の教科書 目次】

はじめに 仕事において大切な3つの原則

 原則❶ 頼まれたことは、必ずやりきる
 原則❷ 50点で構わないから早く出せ
 原則❸ つまらない仕事はない

1 何があっても遅刻はするな
2 メールは24時間以内に返信せよ
3 「何のために」で世界が変わる
4 単純作業こそ「仕組み化」「ゲーム化」
5 カバン持ちはチャンスの宝庫
6 仕事の効率は「最後の5分」で決まる
7 予習・本番・復習は3対3対3
8 質問はメモを見せながら
9 仕事は復習がすべて
10 頼まれなくても議事録を書け
11 会議では新人でも必ず発言せよ
12 アポ取りから始めよ
13 朝のあいさつはハキハキと
14 「早く帰ります」宣言する
15 仕事は根回し

コラム❶ 会社選びの3つの基準

16 仕事は盗んで、真似るもの
17 情報は原典に当たれ
18 仕事は総力戦
19 コミュニケーションは、メール「and」電話
20 本を速読するな
21 ファイリングしない。ブクマもしない
22 まずは英語を「読める」ようになれ
23 目の前だけでなく、全体像を見て、つなげよ
24 世界史ではなく、塩の歴史を勉強せよ
25 社会人の勉強は、アウトプットがゴール
26 脳に負荷をかけよ
27 自分にとって都合のいい先生を探せ
28 ペースメーカーとして、資格試験を申し込む
29 新聞は2紙以上、紙で読め

コラム❷ 70歳になっても勉強し続ける意味

30 仕事に関係ない人とランチせよ
31 スーツは「フィット感」で選べ
32 「あえて言わせてください」で意見を言え
33 敬語は外国語のつもりで覚えよ
34 相手との距離感を誤るな
35 目上の人を尊敬せよ
36 感動は、ためらわずに伝える
37 上司にも心を込めてフィードバックせよ
38 ミスをしたら、再発防止の仕組みを考えよ
39 叱られたら意味を見出せ
40 幹事とは、特権を得ること
41 宴会芸は死ぬ気でやれ
42 休息を取ることも「仕事」だ
43 ビジネスマンはアスリート

コラム❸ キャリアアップは人磨き

44 苦手な人には「惚れ力」を発揮
45 ペース配分を把握せよ
46 同期とはつき合うな
47 悩みは関係ない人に相談
48 社内の人と飲みに行くな
49 何はともあれ貯蓄せよ
50 小さな出費は年額に換算してみる

コラム❹ チャンスをつかめる人になれ

引用:ダイヤモンド社「入社1年目の教科書」

中には僕の考えと違う主張もありますが、太文字化した章は深く共感する内容です。

特に「50点で構わないから早く出せ」「つまらない仕事はない」「「何のために」で世界が変わる」あたりは、僕も活躍する社会人として必須の能力・考え方だと思うのでチェックしてください。

余談ですが、こうした本はすべてを正解だとして鵜呑みにしないことが重要!

僕も「これはめちゃくちゃ賛成だけど、これは的外れじゃない?自分には合わないな」と判断します。

全て鵜呑みにするのではなく、自分が共感できる内容、自分に合う考え方を吸収するイメージで読んでいくと良いですよ。

③路傍のフジイ(※マンガ)

路傍のフジイの解説図解
漫画名 路傍のフジイ
著者 鍋 倉夫
価格 770円(amazon)
出版社 小学館
読む目的 競争が全てでないと知る

最後に、就活を終了したらぜひ読んで欲しいのが「路傍のフジイ」という漫画です。

僕は本だけでなく、漫画も大好きで、毎日3冊は読むようにしています。(今は3周目のナルトを読んでますw)

中でもこれから社会人になる皆さんに読んで欲しいのがこの漫画。

僕の名前は「藤井智也」と言うのですが、まさかの「フジイ」で、最初この漫画に興味を持ったのは名字が一緒だからでした。

軽い気持ちで読んでみると、もう面白すぎて驚き。

その後、やっぱり話題沸騰で、今めちゃくちゃ売れている漫画の1つです。

競争がすべてではないと教えてくれる

なぜこの漫画が社会人になる人におすすめなのか、理由は1つで競争がすべてではないと教えてくれること。

特に今のSNS時代は、本当に「他人との比較」がしやすい世の中だと思います。

そもそも人は他人と比較するという本能を持っているのですが、SNSでそれが更にひどくなった。

僕は2年前にインスタを消したのですが、その理由は風邪を引いて1人で家でいる時に、インスタを見たら「バーベキューなう!肉さいくぅ!」というストーリーが出てきたからです。

自分が萎えている時に、幸せそうな人の状況を見るのは最悪な気分になりますよね。

「さいくぅ」じゃねえよ、「最高だろ」という無意味なツッコミをしている自分に余計萎える。

そっとインスタのアイコンを長押ししてアプリを消しました。

そんな比較しがちな世の中で、社会人になると余計に競争を意識させられます。

今、僕は31歳なのですが、30歳を超えてきてから大学の同級生の年収格差も広がってきました。

ちなみに僕の貯金は10万円しかないのですが、同級生に聞くと貯金が3000万円あると言います。

「え?大学の時、貯金5万同士だねって、一緒にはしゃいでたじゃん?」

仮に僕が競争や比較にとらわれていたら、きっと気が狂っていたでしょう。

ですが僕は競争や比較を意識的にしないようにしています。

自分の幸せと他人の幸せは違う

なぜ僕が競争や比較にとらわれないのか?

それは自分の幸せと他人の幸せが違うからです。

先の貯金3000万円の同級生に話を聞くと、「最近の悩みは仕事がつまらないこと」と言います。

僕はこうして記事を書いて、1人でも多くの人が共感してくれたり、人生が少しでも良い方向に向かってくれたら嬉しいなという妄想をして生きています。

仕事は面白い。

「貯金が3000万円あるけど仕事がつまらない」

「貯金は10万円だけど仕事が面白い」

僕は完全に後者の方が良い。100回生まれ変わっても後者を選びます。

でも貯金3000万円の彼に話を聞くと、貯金がない不安が最も恐ろしいとのことでした。

このように個人によって価値観は違う。そしてその価値観の違いは目には見えません。

話を「路傍のフジイ」に戻すと、主人公のフジイは、さえない40代のサラリーマン。正社員でもない。

何の取り柄もなさそうな彼ですが、休日は自分なりにめちゃくちゃ楽しんでいる。

他人からの評価を気にせず、自分が思ったことをして、思ったことを発言する。

他人から見ると「さえないサラリーマン」ですが、実は「芯のあるめちゃくちゃ幸せな人」なんですよね。

これから社会人になる人こそ、競争や他人との比較にとらわれず、自分の価値観や幸せに注目して欲しいと思ってこの漫画を紹介しました。

長くなりましたが、それだけおすすめの漫画です。

まだ発売巻数も少ないので、1巻だけでも読んでみてくださいね!

一瞬で不幸せになる方法がある。

それは「人と比べること」だ。

【質問】就活本はいらない(読まなくても良い)ですか?

ここまで僕がおすすめの就活本を共有してきました。

この章からは、就活本に関する補足として、よくある質問に回答していきますね。

まずは「そもそも就活で就活本はいらないのでは?」「読まなくて良いのでは?」という質問。

例えば、就活の全体像を把握したり、選考対策に関する情報はネット上にもあります。

おすすめで紹介した「やばい内定術」の著者であるただの元人事さんは、SNSのXでも就活ノウハウを発信していますからね。

就活本を購入しなくても、こうした情報をネットでうまく取れる人は就活本は必須ではありません。

ですが、就活本は情報が体系的にまとめられている一方で、ネットの情報は情報が分散している傾向にある。

また本を出版する際は、編集者が入ったりと労力がかかっているがゆえに、ネット情報よりも質が高いこともあります。

就活本は情報を体系的に学ぶことができるが、ネット情報は情報が拡散しているのでまとめて学ぶことが難しいことの図解

こうした理由から、就活本を購入した方が情報を体系的に、かつ効率的に学べる可能性は高いと言えますよね。

個人的には就活本で体系的に学びつつ、ネット情報でより役立つ情報や自分に合う情報を補完的に取り入れていくというのがおすすめです!

就活は人生で最高の投資の1つ

ちなみに「就活本はいらない」とする理由が、「お金がもったいないから」である場合は、就活本を買うべきです。

もちろん内容が自分に合わなかったり、読んでも1つも参考になる情報がない本は不要です。

しかし、ほとんどの本は読めば1つは学びが得られる可能性が高い。(仮に微妙な本だろうが、次に読む本との比較材料とすることができるという点で使えますしね。)

就活は人生で最高の投資の1つです。

これは僕が大学生の時に就活にすべてを費やした理由であり、かつ今こうして就活に関する仕事をしている理由でもあります。

就活で努力して、生涯年収4億円の会社に入社できたとしましょう。

仮にその人が就活をサボって、生涯年収3億円の会社に入社したとします。

転職を考えなかった場合、単純に年収だけで見ると、就活を頑張ったかそうでないかで1億円の差が出ている。

就活で頑張るという数ヶ月の努力で1億円を生み、かつリスクがほとんどない投資は他にありません。

(転職も生涯年収を変える意味で大きな投資になりますが、今の会社よりも条件が悪くなる可能性が転職回数が増えるというリスクがある点で、就活の方が低リスクだと言えます。)

就活への努力が生み出す報酬を考えると、就活本にかける数千円をケチるのは勿体ないと分かりますよね。

なるほど!たしかに就活本は買って読んでみて、微妙だったら読まなければ良いだけで1〜2000円ぐらいの損しかないですよね。

そうなんだよ。更に就活で人気の本はメルカリで数千円で売れるからね。就活本の購入をケチるのは本当におすすめしないよ。

就活本において1つでも良い情報が取れれば、2000円なんて元が取れるぐらいキャリア形成に関する情報は投資価値がある。

【質問】就活本はブックオフで中古を買っても良い?

次に就活本に関してよくある質問が、就活本はブックオフやメルカリなどで中古本を買っても良いのかという質問です。

これに対して結論は、「改訂されていない本なら中古でも問題ない」が答えになります。

本の改訂とは、内容の一部が変更され新しく出版されることを言うのですが、例えばSPIの問題集や就職四季報などは毎年改訂されています。

一方で、例えば1位で紹介した「やばい内定術」は、2023年に出版されてから2024年に改訂はありません。

よって中古本を買っても、それは書店で買うのと変わりないので問題ない。

しかし、例えば2024年に、2020年のSPIの問題集を購入してしまうと、出題されないような問題が掲載されていて非効率になる可能性もあるので注意してください!

なるほど!たしかに改訂されている本は、最新の就活状況に合わせた内容へと改良されているわけなので改訂後の本を買うべきですね。

そのとおり!また「身銭を切る」ことで、その就活本から学びを得ようという意欲も増すから、個人的には書店で新品を購入することをおすすめしてるよ!

【質問】就活本でベストセラーは?

次によくある質問が「就活本の中で売れているベストセラーはどの本ですか?」という質問。

実はベストセラーという言葉に明確な基準はないのですが、出版業界では10万部超えの本をベストセラーと言うことが多いようです。

10万部をベストセラーだと仮定した場合、この記事で紹介した中のベストセラー本は以下のとおりです。

【ベストセラーの就活本】

  • 絶対内定(※シリーズ累計170万部)
  • 「会社四季報」業界地図(※シリーズ累計250万部)
  • 就職四季報(※部数の公開はないが販売期間も長く10万部はゆうに超えていると予想)
  • これが本当のSPI3だ!(※部数の公開はないが販売期間も長く10万部はゆうに超えていると予想)

就活のノウハウ系でベストセラーとなっている本は珍しく、「絶対内定」はどの書店でも目立つように陳列されていますね。

そもそも就活本は売れる時期が狭かったり、読者層が決まっているからベストセラーになりにくいよね。

例えば、最近人気の「人生は気分が10割」などの本は、ほとんどの人が読者ターゲットになるから売れやすいよね。(その分、競合が多いから売れだしたらめちゃくちゃ売れて、売れていない本はとことん売れないという特徴がありそうだけど…!)

その他就活本に関連してよくある質問

この章では、ここまでで解説しきれなかった質問に回答していきます。

就活本に関して、1つでも多くの疑問をこの章でクリアにしていきましょう。

質問① 就活本は買うべきですか?借りるのはあり?

就活本は買うべきですか?友達に借りるのはどうでしょうか?

僕は就活本は買うべきだと考えています。

たしかに友達に借りたり、キャリアセンターで借りることができます。

しかし、買うことのメリットは大きく2つあります。

まず1つが、身銭を切ることで本気になれるということです。

例えば2000円の本を身銭を切って買った場合、「せっかく買ったから読もう!」と本気になれますよね。

これが借りた場合は身銭を切っていないので、読書に対する姿勢も前のめりになれない。

次に就活本を買うメリットは、直接書き込みができることです。

僕は何か学ぶ時は必ず本を読むようにしていますが、その時に読んで思ったことをそのページに書いたり、線を引くようにしています。

このように読むだけでなく、書き込むことで更に思考を深めたり、記憶しやすくなるんですよね。

(細かい話をすると、僕はマーカーなどを使わず、ボールペンで1本持って書き込みや線を引くようにしています。いちいちペンの種類を変えるのが非効率ですし、マーカーできれいに線を引く必要もないので。)

以上の理由から、就活本は身銭を切って、更にペンで書き込みをしながら読むのが最適です。

先にも話したとおりで、就活は人生最高の投資なので、そこでお金をケチらないこと。

お金を節約するなら、就活カバンを高いのを買わずに高見えするのを買うようにしたり、遠方の選考で泊まりの時は安いホテルに泊まるのが良いですよ。

質問② 就活本で内容が面白い本はありますか?

就活本の中で、本として読んでて面白い本はありますか?どれも堅い文章ばかりで、読んでいて疲れてしまいます。

「面白い」という言葉は、単純にエンタメとして面白いのと、他にも新しい気付きがあって面白いの2種類の面白いがあると思います。

それぞれの面白さで就活本を紹介するなら以下のとおりです。

【エンタメとして面白い就活本】

  • ヤバい内定術
  • 凡人内定戦略

【新しい気付きが得られて面白い就活本】

  • 新卒採用基準

エンタメとして面白い就活本

まずエンタメとしての面白さもある就活本は、「ヤバい内定術」と「凡人内定戦略」ですね。

まず「ヤバい内定術」は、著者の元人事さん自身の経験・エピソードが面白く書かれています。

次に「凡人内定戦略」は、とにかく文体が砕けていてめちゃくちゃ面白い。

僕が就活生の時に読んでいた、思い入れのあるバイブル本なので、ぜひ1人でも多くの人に読んでほしいと思っています。

新しい気付きが得られて面白い就活本

次に新しい気付きが得られて面白い本としては、人事側の視点が得られる「新卒採用基準」。

普通に就活を始めると人事側の視点を持つことはありません。

エントリーシートで何書こうとか、どの企業にエントリーしようかとか就活生目線になります。

それゆえに人事がどんなことを考えて新卒を採用するのかという視点は気づきになって面白い。

更には人事視点を持つからこそ生まれる発想や、就活の動き方を生み出すこともできる。

ぜひここで紹介した4冊は積極的に読んでみてください。

全ページ読まなくても、気になる章だけでも読むのもおすすめですよ!

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

僕が就活生のとき、本当に良い情報が載っている就活本を教えてくれるサイトや先輩はいませんでした。

だから書店の就活本コーナーにある本を片っ端から読んでました。

ですがそれは非効率。

そこでこの記事を通して、「本当に就活に役立つ本」を紹介したいと考えました。

この記事を通して、1人でも多くの就活生が就活本と出会い、心震える情報に出会い、行動につながることを祈っています。

また就活本だけでなく、このホワイト企業ナビに掲載する記事や就活攻略論を通して、少しでも就活に前向きになれる人が増えるよう、僕はこれからも本質的な情報を丁寧に書いていきます。

少しでも気に入ってくれた方は、「ホワイト企業ナビ記事一覧」をぜひブックマークしてください。

僕自身が「この記事は読みたいと思えるな」と納得できる記事を丁寧に書いていきますね。

以上、就活マンでした!

【本記事の要点まとめ】

  • おすすめの就活本をランキング形式で紹介すると、下記のとおりである。
    1位:人事がこっそり教えるヤバい内定術(★★★★★)
    2位:これが本当のSPI3だ!(★★★★★)
    3位:これが本当のWebテストだ!(★★★★★)
    4位:就職四季報(総合版)(★★★★★)
    5位:就職四季報(優良・中堅企業版)(★★★★★)
    6位:「会社四季報」業界地図(★★★★★)
    7位:転職の思考法(★★★★・)
    8位:新卒採用基準(★★★★・)
    9位:凡人内定完全マニュアル(★★★★・)
    10位:絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方(★★★・・)
    11位:さあ、才能(じぶん)に目覚めよう(★★★・・)
    12位:確実内定(★★★・・)
    13位:就職活動1冊目の教科書(★★★・・)
  • 就活本を選ぶ時に重要なポイントは、「目的を明確化した上で本を選ぶ」「売れてるから良い本だという認識をなくす」「選考対策に関する本は人事視点のある本を選ぶ」の3点であり、書店で中身を見てから買うことをおすすめする。
  • 一部ネットでは「就活本はいらない」「就活本は役に立たない」という意見もあるが、たしかに中身のない就活本を買うならネット情報の方が優れていることも多い。しかし、中身のある就活本は体系的に就活について学ぶ上で非常に効率的かつ、ネット情報のように情報がバラけていないので効率的に就活の全体像を把握したり、適性検査の対策を進めることができる。

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この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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