この記事では、インターンと授業がかぶってしまった場合の対処法や授業との両立方法について共有していきます!
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それでは本題に入っていきますね!
インターンに合格したは良いものの、「インターンと授業の日程がかぶってしまった!」「急にゼミの講義が入ってしまった!」といった状況に陥ってしまうことがあります。
もしくは「応募したいインターンが授業のある日とかぶっている…」ということも。
1回くらいであれば授業を休んでしまっても問題ないように感じますが、そうした状況が何度も何度も続くと出席日数にも影響してしまう。
こういう時ってどちらを優先すべきか迷いますよね。
就活と授業の優先順位はどのように考えれば良いのでしょうか。
そこで今回の記事では、インターンと授業がかぶってしまった場合の対処法や授業との両立方法について徹底解説。
どちらも両立させるためにはバランスが大事なので、ぜひ今回の記事を参考にして就活と授業の両立を目指してください!
目次
インターンと授業がかぶる場合はどちらを優先すべき?
「インターンに参加して就活を優位にしよう!」と決意した際に困るのは、授業とかぶった際にどうすればいいのか、ということ。
インターンは平日に開催する場合がほとんどですので、どうしても授業とかぶってしまうことが多いんですよね。
こんな時はどうすればいいのでしょうか?
結論からいうと、インターンではなく授業を優先すべき。
あくまで学生の本分は勉強なので、就活とはいえ授業をおろそかにしてはいけません。
もしインターンを優先したせいで、単位を取得することができなかったら本末転倒ですよね。
最悪の場合、インターンが原因で卒業できずせっかく苦労して得た内定が無駄になってしまうなんてこともあります。
とはいえインターンに参加することで就活が有利になることも事実。
場合によっては、インターンの参加を優先すべきでしょう。
では、どんな時にインターンを優先すべきなのか。
卒業まで単位が余裕であればインターンの積極参加がおすすめ
あなたがすでに取得している単位に余裕があるのであれば、インターンには積極的に参加することをおすすめします。
卒業に必要な単位数をすでに超えている、もしくは順当にいけば余裕を持った卒業が可能、という場合であれば、授業を休んでインターンに参加しても問題ないでしょう。
学生の本分は勉強とは言いましたが、就活を有利にするためのインターンへの参加はしたいところ。
なので、自分の状況に合わせて授業を休むことに問題はありません。
単位に余裕があるのであればインターンに参加しましょう。
一方で「単位がギリギリでやばい」「このままだと卒業できるか微妙…」という人は、授業を休んでのインターン参加はおすすめできません。
インターンを優先して留年してしまっては意味がないので、授業を優先して就活本番に力をいれるべきですね。
後述しますが、インターンを受けていなくても内定を獲得することは可能。
なので本当に卒業がやばいという人は、インターンの参加は二の次にして授業に全集中しましょう。
あくまで学業との両立が重要ではあります
あくまで「学業との両立」を念頭に置くことを忘れてはいけません。
ここでは学業と就活を両立する方法をいくつか紹介します。
可能な限り1~2年生で単位を取得しておく
この記事を読んでいるあなたがまだ大学1〜2年生なのであれば、今のうちに取れるだけの単位をとっておくことがオススメ。
そうすることで3〜4年になった際に、授業の日程を気にすることなく就活に集中できます。
逆に1〜2年生の間にさぼってしまい単位を取得できないと、3〜4年になった際に授業を一切休めないという状況になってしまうんですよね。
この状況に陥ることが一番良くないので、ぜひ1〜2年生の間に単位をたくさんとっておき、就活に備えておきましょう。
全休の日を作る
インターンへ積極的に参加するために、全休の日をつくっておきましょう。
全休の日をつくっておけば、インターンへの日程調整もしやすいです。
また、全休を作っておくと長期インターンに参加した際にも、日程の融通がききやすく働きやすい環境をつくることができます。
とはいえ、就活が始まる3〜4年の時期に全休を確保するためには、1〜2年生の間にある程度単位を取得していないと難しい。
なので先程も言ったように1〜2年生の時期は、しっかりと授業に参加して単位をとっておきましょう。
出欠を取らない授業や集中講座を取る
出欠を取らない授業や集中講座を取るというのも一つの手。
出欠を取らない授業であれば、休むことへの罪悪感も少ないでしょう。
もちろん単位を落としては意味がないので、友達にノートを写さしてもらったり、プリントをコピーさせてもらったりして、授業の内容を把握する努力は忘れてはいけません。
また集中講座を受けて単位を取るという方法もオススメです。
集中講座であれば通常の授業よりも短い時間で単位を取得することが可能。
ぜひ色々な方法で単位を取得して、インターンと授業を両立させましょう!。
公欠届を提出する
公欠届を使うのもありです。
就活により授業に出席できない場合に「公欠届」を出せば、授業が欠席扱いじゃなくなるということがあります。
もちろんこれは大学によって制度の有無、回数の上限などは違ってきます。
なのであなたの大学ではどうなっているのか、忘れずにチェックしておきましょう。
使える制度はちゃんと使って、インターンとの両立をはかることが大切!
以上が学業とインターンを両立させるためのコツでした。
「学業も就活も頑張りたい!」という人はぜひ参考にしてくださいね。
あくまで学業が優先だけど、単位に余裕があればインターンに参加しても問題ないってことですね。
インターンに参加するためにも、普段の授業で単位を落とさないように頑張ります。
参加しているインターンが授業とかぶる時の対処法
どんなに授業を効率的に選択していても、インターンがかぶってしまうことはあります。
これは仕方がありません。
大切なのは、かぶったことが判明した後にどう行動するか。
とはいえ、実際にかぶった時にはどう対処すればいいのでしょうか?
ここでは実際に授業とインターンがかぶった際の対処法について共有します。
インターン先に伝えてインターン先からの意向を聞く
まずは授業とインターンがかぶってしまった旨を、インターン先に伝えましょう。
この場合、授業とかぶった時点ですぐに連絡をすることが大切。
遅くなればなるほど企業側に迷惑をかけてしまいます。
またインターン先に連絡をした際、他の日程で空きがないかを聞きましょう。
もし日程調整ができるのであれば、別の日に参加するべき。
別の日程が空いていないか聞く際は、予定表をしっかりと準備してから連絡するようにしてくださいね。
また日程がかぶる、なんてことがないようにしましょう!(笑)
単位を落としそうならインターンへの参加を断る
どうしても日程調整が難しく、なおかつ、かぶった授業の単位を落としそうという場合であれば、インターンへの参加は断るべき。
企業側に迷惑をかけてしまいますが、あくまで学業・卒業が第一優先ですので、単位を落としてまでインターンに参加するのはおすすめできません。
もちろんそうならないために、普段から授業に出席することを忘れてはいけません。
とはいえ自分の思い通りにならず、断らなければならないときもあるでしょう。
そういう時は仕方ありませんので、申し訳無いという気持ちを持って誠実にお断りの連絡をいれましょう。
突然インターンと授業がかぶってしまい行けなくなった時の対処法
「自分のミスでダブルブッキングしてしまった」という場合ではなく、突然授業やゼミが入ってしまいインターンに行けなくなってしまった時はどうすればいいのか。
この章では、突然インターンと授業がかぶってしまった際の対処法を紹介します。
インターン先にすぐに電話で伝える
突然の授業やゼミが入りインターンと予定がかぶってしまった場合、すぐにインターン先に参加できなくなった旨を連絡しましょう。
連絡を入れる際はまず「電話で連絡」をするのがマナー。
メールの連絡だけでは、人事担当者が確認していない可能性もありますし、欠席・キャンセルの連絡をメールのみで済ますのは印象がよくありません。
電話で連絡する際のポイントは、以下の3つです。
わかり次第すぐに連絡をする
「授業がかぶってインターンに参加できなくなった」と判明した時点で、すぐに連絡をいれましょう。
遅くなればなるほど企業側に迷惑がかかりますし、あなたにもストレスがかかってしまいます。
なので分かり次第の連絡を心がけましょう。
就業時間中に連絡をする
連絡をする際は、就業時間内にしましょう。
就業時間内であれば、人事担当者が不在だったとしても誰かしらに電話はつながります。
とはいえ、始業時間から1時間以内、お昼休みの時間帯、終業時間近くなど、忙しいと思われる時間帯は避けるべきですね。
誠心誠意のこもった謝罪をする
突然の授業が入ってしまったことに、あなたの落ち度はありません。
しかし企業側に迷惑をかけてしまったのは事実。
基本的にインターンを欠席したことが本選考に悪影響を及ぼすことはないですが、あまりにも失礼な態度をとってしまったら評価が下がる可能性はあります。
余計なトラブルに発展することもあるので、あくまで「迷惑をかけてしまった」ということを忘れず、誠心誠意を込めてしっかり謝罪をしましょう!
以上の3つを守って連絡をすれば、怒鳴られるといったトラブルに合うことはありません。
突然授業やゼミがかぶってしまった場合は、ぜひ参考にしてください!
電話に出ない場合はメールで伝える
欠席の連絡をする場合、電話での連絡が基本。
とはいえ、どうしても電話ができない状況や、相手側が電話に出ないといった状況もあります。
そんな場合であればメールで欠席連絡をしましょう。
メールで伝える際のポイントは以下の3点。
わかり次第すぐに連絡をする
メールで連絡をする場合でも、すぐに連絡をすることを忘れてはいけません。
何度か電話しても繋がらなかったら、すぐにメールで連絡をしましょう!
件名をひと目でわかる内容にする
メール連絡は、件名をひと目でわかる内容にすることが大切です。
例えばこのような感じですね。
例)本日のインターンシップ欠席のご連絡【〇〇大学〇〇】
相手は忙しいので、よくわからないメールはチェックをしない可能性があります。
なので件名をひと目でわかる内容にして、読んでもらう工夫をすることが大事です。
間違いがないかすみずみまでチェックをする
メールの良い点は文章をチェックできること。
送信する前に、相手の名前や休む日付が間違っていないか、誤字脱字がないかなど、すみずみまでチェックしましょう。
以上がメールでの連絡で気をつけるべき点でした。
メールにはいつでも送れるというメリットがありますが、返信が来るまで伝わっているかわからないというデメリットもあります。
なのでメールで連絡をしたとしても、後ほど再度電話で連絡をしてしっかりと謝罪の気持ちを伝えるのがベスト。
「欠席連絡を確実に伝える」という姿勢だけは絶対に忘れてはいけません!
「そもそもインターンって休んでいいの?」、「インターンを休む時ってなんて連絡すればいいの?」という人は、こちらの「【インターンを休む時の連絡テンプレ】メールと電話それぞれ解説します!」という記事を参考にしてください。
インターンを休む時の連絡テンプレを共有しています!
そもそもインターンは絶対に参加しないといけないのか?
「そもそもインターンには絶対に参加しないといけないの?」
「授業を休んでインターンに行く人が多いけどそこまでして参加しないと駄目なの?」
こんな疑問を抱く就活生も多いと思います。
そこでこの章では、そもそもインターンに参加すべきなのかについて解説します。
インターンに参加してなくても問題なく内定を獲得できる
インターンに参加する一番の目的は、就活を有利にするため。
そのため多くの就活生がインターンに参加するわけですよね。
しかし「インターンに参加しないと内定を獲得できないのか?」と言われると、そんなことはありません。
インターンに参加しなくても内定を獲得することは十分可能。
マイナビが発表した「マイナビ2023年卒大学生インターンシップ調査(中間総括)」によると、21年10月時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加した学生は83.6%ということがわかりました。
(引用:https://news.mynavi.jp/article/20211104-2177181/)
2019年以降、インターンへの参加率は増加していますが、2割近くの学生はインターンに参加していません。
また「賢者の就活」という就活サイトが実施したアンケートの「内定をもらった企業のインターンに参加したか?」という質問に対し、98人中65人が「参加していない」と答えています。
(引用:https://kenjasyukatsu.com/archives/4539#70)
次は、リクルートキャリアが実施した「就活プロセス調査」を参考にしてみます。
こちらに書いてある「インターンシップ経験有無別の就職内定率」によると、2021年4月1日時点の内定獲得者のうち、インターン経験者が36.2%、未経験者が20.7%ということがわかりました。
これらのデータを見ると、インターン参加者のほうが内定率は高いですが、未経験者が内定を獲得できないということはありません。
つまり、インターンに参加していても落ちる場合もあれば、参加していなくても受かる場合もあるということ。
もちろん参加できるのであれば参加すべきですが、どうしても難しいという人もいるでしょう。
そういった就活生は、インターン参加にこだわる必要はありません。
就活本番に力をいれて内定をもらえるように頑張るべきですね。
しかし長期インターンに参加するメリットは多い
内定を獲得するために無理にでもインターンに参加する必要はありません。
しかしこれはあくまで、ワンデイインターンなどの短期インターンの話。
長期インターンの場合であれば参加するメリットが多いので、多少の無理をしてでも参加すべきだと感じています。
なので、時間に余裕がある人や就活を有利にしたいという人は、長期インターンへの参加がオススメ。
ここでは3つに絞って長期インターンのメリットを解説します。
給料を貰いながら成長できる
長期インターンシップは給料をもらえることがほとんど。
そのためお金を学びながら社会に役立つスキルを身につけられるというメリットがあります。
もちろん遊び気分ではいけませんし、仕事に対して責任を背負う必要があります。
ですがたとえ失敗しても、「まだ学生だしな」と思ってもらえることが多く、チャレンジしやすい環境なんですよね。
またインターンで給料をもらうことができれば、アルバイトをする必要がなくなります。
「アルバイトがあるからインターンに参加できない」という人も多いと思うので、こういう人は給料がもらえる長期インターン。
「給料を貰いつつ社会に役立つスキルを磨きたい」、「インターンにも参加したいけどアルバイトが忙しい」こんな人は、長期インターンに参加できないか検討してみましょう!
早期内定を獲得できる可能性がある
インターンの最大のメリットは、早期内定を獲得できる可能性がある点。
長期インターンの中には選考直結型のインターンもあるので、内定につながることも珍しくないんですよね。
もちろんインターンに参加するだけでは内定をもらえません。
インターンを通して、企業から良い評価を受ける必要があります。
ですが、早期内定のチャンスがあるのであれば、参加するメリットは十分。
なので、「早めに内定が欲しい」、「就活はなるべく早く終わらせたい」という人は、長期インターンへ参加してみましょう!
自己PRや志望動機のアピール材料になる
長期インターンはワンデイインターンとは違い、実際に業務を担い、長期的なプロジェクトなどを任されます。
こういったスキルや経験は、就活本番の際に自己PRや志望動機のアピール材料になるんですよね。
自己PRや志望動機を上手くアピールできれば、他の学生との差別化につながり選考で有利になれます。
そもそも長期インターン参加率はかなり低い。
就職白書2020(2020年6月11日日発行)によると、長期インターンの参加率は就活生の2.9%。
つまり参加するだけでも、他の就活生との差別化につながります。
なので、自己PRや志望動機を充実させたい人、周りの就活生に差をつけたい人は、長期インターンに参加すべきです。
以上が長期インターンに参加する3つのメリットでした。
内定を獲得するためにインターンの参加は必須ではありませんが、有利になることは間違いありません。
特に長期インターンへの参加は本当にオススメしたい。
「就活が不安」「バイト以外で語れることがない」みたいな人は、長期インターンに参加して就活へ万全の準備をしましょう!
インターンの参加方法やメリットについては、こちらの「【インターンシップはいつから開始?】参加方法やメリットを解説!」という記事で詳しく解説しているので合わせてご覧になってください!
インターンへの参加が必ずしも必要というわけではないんですね。
でもインターン参加者の方が内定率が高いから、インターンにはできるだけ参加しようかな!
本記事の要点まとめ
ということで本記事では、「インターンと授業がかぶってしまった場合の対処法や授業との両立方法」について解説しました。
就職活動と授業の両立に頭を悩ませている方は多いと思います。
あくまで学業と卒業が第一優先なので大学の講義やゼミ、研究室のスケジュールを優先しながら、無理のないスケジュールでインターンシップに参加しましょう。
とはいえいくら気をつけても、予定がバッティングしてしまうことはあるでしょう。
あなた自身も不本意ではあると思いますが、こればっかりはしょうがないので、授業の予定がかぶってしまった時点ですぐに連絡をして、迷惑をかけてしまうことに対ししっかり謝罪をしましょう。
そんな時にこの記事があなたの助けになると嬉しいです!
では今回はここまでです。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
▼本記事のまとめ
- 学生はあくまで学業が優先。その上で就活と両立をする。
- 単位の数に余裕がある場合は授業を休んでもOK
- 1~2年生であれば今のうちに単位をたくさんとって就活にそなえる
- 授業とかぶってしまうことがわかった時点ですぐにインターン先に連絡をする
- 急に予定がかぶった場合、まずは電話で連絡する
- インターンに参加しなくても内定はもらえるけど、長期インターンへの参加は全員におすすめしたい!