この記事ではインターンシップのアンケートについて好印象を残すコツや回答例をバシッと共有します!
就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
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それでは本題に入っていきますね!
インターンシップ終了後には就活生にアンケートや感想文を求める企業も多くあります。
就活生としては「これも評価につながるの?」「どうすれば好印象になる?」と色々な考えが頭をよぎりますよね。
そこで今回は、インターンシップ後のアンケートの目的や回答のコツ、回答例などを紹介していきます。
これからインターンに行く人や今インターン中の人はぜひ参考にしてくださいね。
目次
インターンシップ後になぜアンケートを取るの?
インターンシップでアンケートを取る企業は多いですが、そもそもなぜそんなことをするのか気になりますよね。
そこでまずは、企業がインターンシップ後にアンケートを取る意図について説明します。
ここを理解しておくと、どんな回答を書くべきなのかのヒントを得られますよ。
【インターンシップ後にアンケートを取る理由】
- より魅力的なインターンへと改善するため
- 現役の学生の考え方や興味を把握するため
- 学生を評価するため
実施意図① より魅力的なインターンへと改善するため
アンケートを取る1つ目の意図は、学生からフィードバックをもらうことで次回以降のインターンをより魅力的なものにするためです。
インターンシップって、より充実した機会にするために企業側もあれこれ考えるんですよね。
どんな内容にすれば自社の魅力を知ってもらえるか、学生にとって有意義な時間になるかなど。
ですが、企業側だけで考え詰めても学生が趣旨を理解してくれなければ充実したインターンにはなりません。
そこでアンケートを取って、学生側の思いや受け取り方を確認するわけです。
企業側の趣旨が伝わっていれば思い通りの感想が来ますし、そうでなければ次回以降改善しなければなりません。
インターンシップの質が上がれば次回以降の参加者も増えますからね。
つまり、アンケートを通してより魅力的なインターンにしようとしているんですよ。
実施意図② 現役の学生の考え方や興味を把握するため
続いて、現役の学生の考え方や興味を把握したいという意図も含まれます。
現役の学生と社会人は、年代に差があるため価値観や興味の持ち方も異なります。
たとえば、バブル世代は就職口も広かったためそれほど苦労せずに就職先を選択できました。
就職しやすい時代だったため同期人数が多く、それゆえに競争意識が高い人が多い。
そんな人達から見ると、組織より個人を優先したり安定を重視する若者は理解できない生き物なんですよね。
今の学生の価値観を把握しておかないとインターンや本選考でも学生の要望にうまく対応できません。
なので、学生が何を考えどんなことに興味を持っているのかを知り、今後のインターンや本選考に活かそうとしているんですよ。
実施意図③ 学生を評価するため
3つ目の意図は、インターンに参加した学生の成長具合を見極めること。
同じインターンに参加しても、成長速度や吸収力は個人によって異なります。
ただなんとなく参加して言われたことだけをこなす学生もいれば、それ以上の成果を出して大きく成長する学生もいます。
ですが、多くの学生が参加するインターンで個々の能力や成長までを正確に評価するのは困難。
そこでアンケートを取り、インターンでどれだけのことを学べたかを確認するんですよね。
インターンで大きく成長した学生は、その企業の大切な社員候補となります。
なので、アンケートには学生を評価して採用につなげたいという思いもあるんですよ。
こういう理由でアンケートを求められるんですね!企業側の意図がわかれば、どんな回答をすべきなのかイメージが浮かんできました。
インターンシップ後のアンケートは評価に繋がるのか?
インターンシップ後にアンケートが行われると、「これも評価の一部なのかな?」「良い内容を書いた方が良いのかな?」と思いますよね。
そこで次に、アンケートは評価につながるのか?について詳しく解説します。
アンケートを評価に繋げるかは企業によって異なる
アンケートを評価につなげるのかどうかは、企業によって異なります。
たとえば、上記で説明したように今後のインターンの参考にするという目的でアンケートを実施し、学生個人の評価にはつなげない企業もあります。
匿名アンケートの場合は99%このパターンですね。
一方、インターンを通してどこまで理解を深められたか、何を学べたのかを確認し学生個人の能力を判断するという場合もあります。
ただ、アンケートを評価につなげるかどうかを明言する企業はほとんどないので就活生は知りようがありません。
なので、「もしかしたら評価されるかもしれないし、さほど重要でもないかもしれない」と思っておくしかないですね。
アンケートだけで評価が決まることはない
アンケートが評価される可能性があると説明しましたが、仮にその場合でもアンケートだけで個人の評価が決まることはありません。
なぜなら、アンケートはあくまでもアンケートであり参考程度にしかならないからです。
多くの場合インターンは業界理解・企業理解を深めるために実施されるものであり本選考とは関係ありません。
仮にインターンが採用の一部だったとしても、主な評価対象になるのは参加中の働きぶりや成果などです。
要するに、アンケートが評価につながる可能性はあってもそれはほんの一部にすぎないということ。
なので、「このアンケートで今後が決まる!良いことを書かないと!」と必要以上に考え込む必要はないんですよ。
アンケートが印象を左右する可能性はあっても、評価に直結することはないということですね。なんだか肩の力が抜けました!
評価されるインターン参加後のアンケートのポイントとは?
アンケートは評価に直結することはなくても、できるなら良い印象を残したいですよね。
良い印象を残せば、自分のことを覚えてもらえるかもしれませんから。
では、評価されるアンケートを書くにはどうすれば良いのでしょうか?
ここでは評価されるインターン参加後のアンケートのポイントを3つ紹介します。
【評価されるインターン参加後のアンケートのポイント】
- 簡潔で読みやすい(論理的な文章)
- 具体的である
- 正直である
①簡潔で読みやすい(論理的な文章)
まず1つ目は、簡潔で読みやすい文章であることです。
これはインターンのアンケートに限った話ではないのですが、ダラダラと長い文章って読みにくいですよね。
しかも何が言いたいのかわからない。
多くのアンケートを読まなければいけないときならなおさらです。
なので、伝えたいことをなるべく簡潔かつ論理的にまとめるようにしてください。
具体的には、「結論を先に書く」「一文を短くする」ということを意識してください。
読みやすい文章を書くだけで、「この子は仕事ができそうだ」という印象につながりますよ。
②具体的である
2つ目のポイントは、具体的であること。
抽象的な言葉しかない文章って、説得力がないんですよね。
たとえば、「魅力的な社員の方ばかりで、深く感銘を受けました。」と言われても、「何でそう思ったの?」「適当な言葉を並べているだけじゃない?」と感じますよね?
一方「社員の〇〇さんから△△についての話を聞き、仕事に対する意識の高さや思考力の高さに刺激を受けました。」といった文章なら、何を感じたのかが明確に分かります。
つまり、具体的であればあるほどインターンでの成長具合が伝わるんですよね。
しかもその方が読んだ人の印象にも残りやすい。
なので、インターンの中のどの場面で、どう感じたのかをなるべく具体的に書くようにしてくださいね。
③正直である
3つ目に、正直な思いを書くことも大切です。
インターン後のアンケートというと、「良い評価を貰うためにしっかり書かなくては!」「こう書いたら評価してもらえるかな?」と考えてしまうかもしれません。
ですが、自分を良く見せようと当たり障りのない内容ばかり書いても印象には残りません。
そればかりか、自分を偽っていることを見透かされ「アンケートの趣旨を理解していない」「適当な人」というマイナスな印象を与えるリスクもあります。
なので、基本的には自分の思いを正直に書くようにしてください。
ただし、他の企業より劣っている点や志望度が低いことなどネガティブなことは書かない方が無難。
正直かつ相手が不快に感じない内容を心がけてくださいね。
簡潔で具体的に、かつ正直に回答するのがアンケートの基本なんですね。読みやすい文章を心がけます!
インターンシップ後のアンケートの回答のコツ
インターンシップ後のアンケートでどのように回答すべきか迷ってしまう人も多いかもしれません。
アンケートとはいえ、就活に関わることですから慎重になってしまいますよね。
そこで次に、インターンシップ後のアンケートにうまく回答するコツを共有していきます。
【インターンシップ後のアンケートの回答のコツ】
- 正直に思ったことを書けば良い
- 具体的に書くことを意識する
- 論理的な文章を書くことを意識する
- 参加したインターンの魅力や学びを書く
- あえてインターンの改善点を指摘して差別化するのもあり
①正直に思ったことを書けば良い
大前提として、アンケートには正直に思ったことを書いてもかまいません。
アンケートはテストではないので、正解はありませんから。
強いて言うならあなたが本当に感じたことが正解です。
しかもアンケートには「今後のインターンに活かしたい」という企業側の意図も含まれています。
なので取り繕って良いことを書かれても、企業側はちっとも嬉しくないんですよね。
そればかりか「非協力的だ」「適当な人」という印象を与えるリスクもあります。
なので、よほどネガティブなことでない限り正直に書くようにしてください。
②具体的に書くことを意識する
続いて、なるべく具体的に書くことも大切です。
自分がインターンを開催する側になったとして想像してみてください。
あれこれ考えて学生に対応したのに薄っぺらい内容の回答しか書かれていなかったら、どう感じますか?
「結局何を学んだの?」「何も考えずに参加しただけ?」と残念な気持ちになるでしょう。
どの場面で何を体験し、どう感じたのかを具体的に書いてくれた方が良い印象を持ちますよね。
なので、アンケートにはなるべく具体的に感じたことを書くようにしてください。
具体的に書くことでインターンの振り返りにもなるので、就活生にとってもプラスになりますよ。
③論理的な文章を書くことを意識する
3つ目のポイントとして、論理的な文章を書くことを意識してください。
論理的な文章とは、簡単に言えば「話しの筋が通っていて主張が分かりやすい文章」のこと。
論理的な文章を書くためのコツは「主張+理由+具体例」を盛り込むことです。
たとえば、以下のような文章は論理的と言えます。
主張:私はリンゴが好きです。
理由:なぜなら、フルーティーな香りとシャキシャキした食感が好きだからです。
具体例:たとえば、私は年間で50個のリンゴを食べます。
アンケートでここまでガチガチに書く必要はありませんが、この3要素を意識するだけで文章がぐっと分かりやすくなりますよ。
④参加したインターンの魅力や学びを書く
4つ目のポイントは、参加したインターンの魅力や学びを書くこと。
インターンでは普段できない経験や初めて知ることも多くあるはずです。
なので、どの経験から何を感じ、どのように惹かれたのかをなるべく具体的に書くようにしてください。
「貴社の遺伝子工学技術の高さを肌で感じた」「顧客への多様なアプローチ方法に感銘を受けて」など、その企業独自の技術や精度に触れるとより魅力的な回答になりますよ。
ただし、あれもこれもと詰め込んでしまうとかえって分かりにくくなるので1~2個に絞るのがおすすめ。
伝えたいことを絞り、それをしっかり深掘りしていくようにしてくださいね。
インターン中に感じたことをその場でメモしておくとスムーズに書けますよ。
⑤あえてインターンの改善点を指摘して差別化するのもあり
これは絶対ではないのですが、インターンの改善点を指摘するのもアリです。
というのも、多くの就活生はインターン後のアンケートにポジティブなことしか書かないからです。
あえて改善点を書くことで他の就活生と差別化できるんですよね。
たとえば、「〇〇事業についてもっと詳しく知りたかった」「若手社員の方と話す機会があると嬉しい」など。
なので、インターン中に感じたことがあればなるべく角が立たない言い方で書いてみてください。
ただし「つまらなかった」「他社の方が良かった」などネガティブすぎる内容はNGですよ。
インターン後のアンケートは正直かつわかりやすく、参加して良かった旨を伝えることが大切なんですね。
インターンシップ後のアンケートの回答例
ここまでインターンシップ後のアンケートの書き方について解説してきました。
かなりイメージが膨らんできたかと思いますが、いざ書こうと思っても難しいですよね。
そこで次に、実際に回答例を見てみましょう。
インターンの種類ごとに紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
【インターンシップ後のアンケートの回答例】
- 会社説明会型の1デイインターンの場合
- ワーク型の1デイインターンの場合
- グループワーク型の短期インターンの場合
- 実際に社員と一緒に働く長期インターンの場合
例文① 会社説明会型の1デイインターンの場合
本インターンシップでは、化粧品業界の仕組みや企業の分類から説明していただき改めて業界全体の理解を深められました。これまで私は、興味のある企業を単体で調べることが多く、他企業との関係や分類までは考えが及んでいませんでした。
しかし本インターンシップでの説明を聞き、化粧品は制度品や一般品、通信販売、訪問販売に分類され、その化粧品を扱うかによって企業特性も異なることが分かりました。また、OEMや原料メーカー、容器メーカーについての説明も印象に残っています。
就職先を考えるにあたり、業界全体の流れや他企業との違いを知ることは非常に大切だと考えています。本インターンシップではそれを理解できたとともに、自分の知識不足を改めて感じました。本日学んだことをもとに、就職に向けてさらに化粧品業界や貴社への理解を深めたいと思います。
例文② ワーク型の1デイインターンの場合
本日は貴重な経験をさせていただきありがとうございました。最も印象に残っているのは、工場で検品作業を体験させていただいたときに、社員の方が非常に細かい傷や汚れまでチェックしていたことです。
私は最初、検品=さっと確認するだけというイメージを持っていました。しかし、社員の方がよく見ないとわからないような小さな不備まで瞬時に見分けていたため、貴社の製品へのこだわりや社員の方の意識の高さに驚きました。
この経験から、改めてメーカーにおける品質担保の重要性と難しさ、そして生産技術職の役割について考えを深めることができました。本日学んだことをもとに、今後はさらに企業理解・職種理解を深め就職に向けて準備をしたいです。
例文③ グループワーク型の短期インターンの場合
本インターンでは、グループワークを通して新しい戦略を練ることの難しさと貴社の社員の方の思考力の高さを強く感じました。
特に印象に残っているのは、グループワークの途中で社員の方から「コンセプトやターゲットが曖昧。も少し具体化しないとビジネスは成り立たない。」と言われたことです。私はこれまで新規ビジネスの企画立案という仕事に興味を持っていたのですが、想像よりも深い思考力と知識が求められることに驚きました。
それとともに、旅行ビジネスの難しさや課題点を肌で感じ、より旅行業界への興味が強くなりました。本インターンは3日間でしたが、非常に多くの学びがあり参加できて本当によかったと感じています。今後はさらに仕事や将来のビジョンについて考えを深めていきたいです。
例文④ 実際に社員と一緒に働く長期インターンの場合
本インターンを通して、営業職に求められるスキルや社員の方の対応力の高さを改めて実感しました。特に印象に残っているのは、営業職では自分で判断しなければならない場面が多いということです。
インターンに参加する前は、仕事=決められたルールにしたがって業務をこなすというイメージを持っていました。しかし実際は、顧客や状況によってアプローチ方法や提案内容を柔軟に変えなければならない場面も多くあり、自分の認識の甘さを実感しました。一緒に営業に回った〇〇さん(社員の名前)は、どんな状況でも相手に寄り添った対応をしており、営業職に必要な判断力や対応力を自分の目で確認できました。
2ヵ月間という短い間でしたが、社会人としての基本的なマナーや責任の大きさ、営業職で求められる適性を学べたので参加して本当によかったと感じています。この経験をもとに、改めて自分の将来について考えを深めたいと思います。
こんな感じで書けばいいのか!インターン中に学んだことをその場でメモしておくとアンケートもスムーズに書けそうですね。
インターンシップのアンケートには場数を増やして慣れよう
インターンシップのアンケートはその場で書かされることも多いので、エントリ―シートのように自分のペースでは書けません。
なので、いくら頭で分かっていても思い通りに書けないこともあるかと思います。
スムーズに回答できるようになるには、場数を増やして慣れることも大切。
そこで次に、複数のインターンに参加するメリットと効率的なインターンの探し方について解説します。
複数のインターンシップに参加するメリット
インターンに複数参加すると、企業同士の比較ができるためより精度の高い企業選びができるようになります。
就活生にとってインターンは刺激の連続ですよね。
でも、だからこそ1社だけ参加するとそれが社会のすべてだと思い込みやすいんですよ。
そしてその企業しか見えなくなる。
しかし実際は、業界や企業によって業務の進め方や社風、強みは異なります。
たとえば同じ業界でも「A社はスピード重視」「B社は保守的で過去のデータを大切にする」など。
なので、複数参加することにより盲目的にならず冷静に企業を見極められるようになるんですよ。
そうすることで就職後のミスマッチも減らせます。
ただし、長期インターンの場合はスケジュール的にきついので同時に行き過ぎないように注意してくださいね。
インターンに複数参加する際の注意点についてはこちらも参考にしてくださいね。
»【インターンに行き過ぎはダメ?】2社以上参加する場合の注意点とは!
インターンシップの効率的な探し方
インターンを探す方法には色々あるのですが、個人的には以下の3つがおすすめです。
【インターンシップの効率的な探し方】
- 逆求人サイトに早期登録してスカウトを得る
- マイナビなどの大手求人サイトで検索する
- インターン専門の求人サイトを利用する
逆求人サイトや大手求人サイトというと本採用のイメージが強いかと思いますが、実はインターンにも対応しているんですよね。
逆求人サイトは登録するだけでスカウトを受けられるので時間を効率良く使えます。
大手求人サイトは掲載求人数が非常に多いので勤務地や職種など希望条件で絞りたいときに便利。
ただし逆求人サイトや大手求人サイトは短期インターンがほとんどです。
長期インターンを探す場合はインターン専門の求人サイトも利用すると良いですよ。
この他にもインターンシップの探し方を知りたい人はこちらも読んでください。
»【インターンの探し方10選】本当におすすめの探し方を厳選して紹介!
複数のインターンに参加すると企業同士の比較ができて面白そうですね。早速おすすめの方法で探してみたいと思います!
【採用向け】インターンシップ開催後にアンケートを取るべきです
インターンシップで学生を迎え入れる際は、ぜひ開催後にアンケートを取ってください。
就職活動が年々短期化している昨今、仕事や企業を肌で感じられるインターンシップは重要度を増しています。
インターンシップで経験したことや学んだことから、実際に選考を受ける企業を決めるというケースも少なくありません。
つまり、インターンの成功が本選考でのエントリー数確保につながるということです。
そして実際に参加した学生の所感には、採用につながるインターンの確立のための改善ポイントが隠れている可能性が高いです。
よって、アンケートを取ることでインターンの質向上、そして本採用でのエントリー数確保が期待できます。
インターンに参加する学生はしっかり回答してくれる傾向があるので、ぜひ会社説明会だけでなくインターンでもアンケートを積極的に取ってください。
【採用向け】インターンシップ用のアンケートの設問例
以下に、インターンシップのアンケートにおける一般的な設問項目を紹介します。
インターンを開催する際はぜひ参考にしてください。
- 当社インターンシップを知ったきっかけを教えてください。
- 当社インターンシップの参加動機を教えてください。
- 興味のある業界・企業・職種を教えてください。
- インターンシップの満足度を教えてください。
- インターンシップの期間は適当だと感じましたか。
- 最も印象に残っているプログラムは何ですか。
- インターンシップの参加前後で志望度はどう変化しましたか。
- 本日の感想を教えてください(良かった点、改善点など)。
本記事の要点まとめ
本記事では、企業がインターン後にアンケートを取る理由や好印象を残す回答方法について解説してきました。
インターン後のアンケートは評価対象に含まれる場合もありますが、多くは今後のインターンへの参考として実施されます。
そのため、基本的には感じたことを正直に書いてかまいません。
変に気を遣って当たり障りのない回答を書くと、かえって企業側は残念な気持ちになります。
ただ、相手も人間なので適当な回答や読みにくい回答、ネガティブすぎる回答だと印象を悪くする可能性があります。
思わぬところでマイナス評価を受けないよう、読みやすさや具体性を心がけてください。
最後まで見られているという意識を持って、インターン後のアンケートも真剣に取り組めると良いですね。
この記事を読んでみなさんが、良い形でインターンを終えられますように。
▼本記事の要点まとめ
- インターンシップ後のアンケートの主な目的は、 より魅力的なインターンへと改善するため、現役の学生の考え方や興味を把握するため、学生を評価するための3つ。
- アンケートが評価対象になることはあるが、それだけで評価が決まることはない。
- アンケートに回答するときのポイントは、簡潔で読みやすくかつ具体的に書くこと。そして正直に感じたことを書く。
- あえて改善点を書いて差別化を狙うのも良いが、不満を書きすぎると悪印象になるので注意する。