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それでは本題に入っていきますね!
地方銀行への就職を考えている方、悩んでいませんか?
「地方銀行に就職するのはやめとけ」なんて言葉を耳にして、不安に感じている方もいるかもしれません。
確かに、地方銀行には特有のメリットもデメリットもあります。
そこで今回は、地方銀行に就職するメリットとデメリット、そして「やめとけ」と言われる理由について、しっかり解説していきます。
参考にしてもらえたら嬉しいです!
僕の友達に福岡の地方銀行に勤めている人がいます!その人から聞いた地方銀行に就職するメリットとデメリットを中心に解説していきますね!
目次
そもそも地方銀行とは?
まず地方銀行って一体どんな銀行なのか、簡単に説明します。
地方銀行は、その名の通り、地域に根ざした銀行です。
大都市に本社を構えているメガバンクとは違い、地方銀行は地方都市に本店を構え、その地域に密着したサービスを提供しています。
地域住民や中小企業のために融資や預金業務を行っているのが特徴。
つまり、地域経済を支える重要な役割を担っています。
例えば、北海道に本店がある銀行であれば、北海道内の企業や個人に対して融資を行ったり、地域経済の活性化に貢献することを目指しています。
ただし、規模が大きい銀行もあれば、小規模で運営している銀行もあるんですよね。
では、地方銀行に就職するのはなぜ「やめとけ」と言われるのか。次の章で見ていきましょう!
なるほど!地方銀行はその地方に根ざして企業をサポートすることができるんですね!
そうなんだよ!だからこそ、地元の地方銀行に勤めることは地元を盛り上げることに繋がるからやりがいがあるよね!
地方銀行に就職するのはやめとけと言われる理由【3選】
「地方銀行に就職するのはやめとけ」と言われる主な理由は、いくつかあります。
ここでは、その中でも特に重要な3つの理由を紹介しますね。
【地方銀行に就職するのはやめとけと言われる理由】
- 給与や昇給が低いことが多い
- 将来性の不安
- 仕事のやりがいを感じにくい
①給与や昇給が低いことが多い
地方銀行では、メガバンクに比べて給与水準が低いことがよくあります。
初任給こそそれほど差がないかもしれませんが、昇給のスピードが遅かったり、役職に就くまでの道のりが長いことが多いです。
その結果、長期的に見ると給与があまり伸びないというケースが多いのです。
メガバンクに勤めている友人と比較して、将来的に不安に感じる人も少なくありません。
具体的な例としては、同じ年齢でメガバンクに勤める人が年収700万円を超える一方、地方銀行では500万円台ということもあります。
特に地方での生活コストが低いことを考慮しても、昇給やボーナスが少ないと生活水準に差が出るのは避けられません。
②将来性の不安
次に、地方銀行の業界そのものが将来性に対して不安視されています。
日本の少子高齢化や人口減少が進む中、地方経済も縮小傾向にあります。
その影響で、地方銀行の収益も減少する可能性が高く、将来的に経営が厳しくなる可能性も指摘されています。
さらに、フィンテックやデジタルバンキングの発展により、従来の銀行業務の需要が減ることも予想されます。
こうした背景から、地方銀行に勤めていると「安定している」とは言えない状況になりつつあります。
実際に、一部の地方銀行ではリストラや早期退職制度が導入されているところもあり、雇用の不安定さが浮き彫りになっています。
③仕事のやりがいを感じにくい
最後に、仕事のやりがいを感じにくいという点です。
地方銀行の仕事は、基本的に地域の企業や個人に対して融資を行うことが中心となりますが、その業務内容が単調に感じることが多いようです。(この点は、実際に地方銀行で働く僕の友人も言っていました!)
特に、若手社員の場合、決められたマニュアル通りに仕事をこなすことが求められるため、自分のアイデアや工夫を活かす場が少ないと感じる人も多い。
また、地方銀行は保守的な企業文化を持つことが多く、変化や挑戦が少ない傾向にあります。
そのため、仕事にやりがいを感じずにモチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。
以上のような理由から、地方銀行への就職は「やめとけ」と言われることが多いようです!
なるほど!たしかにこれらの点を大きなデメリットだと感じる人にとっては、地方銀行への就職が向いていない可能性は高そうですね。
そうなんだよ!結局のところ、大切なのは「入社先との相性」だから、自分にとってこれらのデメリットがどれだけ大きいのか考えることが重要だよね!
地方銀行に就職するメリット【3選】
しかし、地方銀行に就職することにはメリットもあります。
決して悪い面ばかりではなく、特に地方に住む人にとっては魅力的な点も多いです。
では、地方銀行に就職するメリットをいくつか紹介しますね。
【地方銀行に就職するメリット】
- 地域に貢献できる
- 転勤が少ない
- 福利厚生が充実している
①地域に貢献できる
地方銀行の一番の魅力は、地域に密着した仕事ができる点です。
地域の中小企業や個人のお客様との信頼関係を築きながら、地域経済の発展に寄与することができるのは、大きなやりがいになる。
自分の地元で働き、地域に恩返しをしたいという思いを持っている人にとっては、地方銀行での仕事は非常に満足度が高いものになるでしょう。
例えば、地元の小さな商店を応援したり、地域のイベントやプロジェクトに参加する機会も多くあります。
こうした地域密着型の仕事は、地元愛が強い人にとっては非常に魅力的です!
②転勤が少ない
メガバンクや大手企業では、全国転勤がつきものです。
一方、地方銀行では基本的にその地域内での異動が中心となるため、全国を飛び回るような転勤はほとんどありません。
そのため、地元に根付いて安定した生活を送りたいと考えている人にとっては、転勤の少なさは大きなメリットです。
家族や友人との時間を大切にしながら、長く同じ地域で生活できるというのは、地方銀行ならではの魅力と言えるでしょう。
③福利厚生が充実している
地方銀行は、福利厚生が充実している企業が多いです。
特に、住宅手当や家族手当、育児休暇制度などが整っており、働く環境が整備されています。
また、地元での仕事が中心となるため、通勤時間が短くなるケースも多く、ワークライフバランスが取りやすいで。
こうした点は、家族を持っている人やプライベートを重視したい人にとっては非常に大きなメリットです。
たしかにメガバンクと違い転勤の可能性が少ない点は魅力ですね!
もちろんその地方の中での引っ越しが必要になるケースはあるけど、全国転勤が少ない点は定住を考えると大きなメリットだと言えるよね!
【結論】地方銀行への就職は向いている人と向いていない人がいる
ここまで読んでいただいた方は、地方銀行にはメリットとデメリットがあることが分かったと思います。
そこで結論を言うと、地方銀行への就職は「向いている人」と「向いていない人」がいるということ!これに尽きます。
なぜなら、地方銀行の仕事は安定感があり、地域密着型の仕事に魅力を感じる人にとっては非常にやりがいがある一方で、収入やキャリアの成長スピードを重視する人にとっては物足りなさを感じることがあるからです。
よって、自分がどちらのタイプなのかをしっかり見極めたうえで判断することが重要!
では、具体的に地方銀行に就職が向いている人の特徴について見ていきましょう!
ネットなど意見を見ていると「◯◯はやめとけ」という意見は多い!でも就活や転職に関しては、絶対的な正解はないので、「自分にとって◯◯はやめとくべきか?」という視点を持つことが重要です!
地方銀行への就職が向いている人の特徴
では結局のところ、地方銀行に向いている人はどんな人なのか?
僕が考える地方銀行への就職が向いている人の特徴を3つ共有していきますね!
【地方銀行への就職が向いている人の特徴】
- 地域貢献をしたい人
- 安定した生活を求めている人
- コツコツと地道に働ける人
①地域貢献をしたい人
地方銀行で働く上で一番大切なのは、地域に貢献したいという気持ちです。
地元やその地域で生活している人たちを支える仕事をしたいと考えている人には、地方銀行はピッタリの職場です。
実際に、地方銀行では地域の企業や個人に密接に関わりながら働く機会が多く、地元の発展をサポートすることができます。
そのため、地域のために働きたいという強い気持ちを持っている人には、やりがいを感じやすい環境です。
②安定した生活を求めている人
次に、安定した生活を求めている人にも地方銀行は向いています。
地方銀行は転勤が少なく、地元で長く働き続けることができるため、安定したライフスタイルを送りたい人にとっては魅力的な選択肢です。
特に、家族との時間や地域社会とのつながりを大切にしたいと考えている人には、地方銀行の働き方は合っているでしょう。
また、福利厚生も充実しているため、生活面での安心感も得られます。
③コツコツと地道に働ける人
地方銀行の仕事は、地道な努力が求められます。
お客様との信頼関係を築くには、コツコツとした営業活動やきめ細やかなフォローが必要です。
派手な成果を追求するというよりも、長期的に信頼を築いていくことが重視される仕事です。
そのため、日々の業務を着実にこなし、地道に努力を積み重ねることができる人にとっては、地方銀行は非常に向いている職場だと言えます。
これら3つの特徴を全て満たす人は、地方銀行への就職が向いている可能性が高いです!次の章では向いていない人の特徴も解説するので、これに加えて向いていない人の特徴に自分が当てはまらないかどうか確認していきましょう!
地方銀行への就職が向いていない人の特徴
地方銀行に就職が向いている人がいる一方で、向いていない人ももちろんいます。
地方銀行の業務内容やキャリアパスが自分に合っていない場合、やりがいを感じづらかったり、ストレスが溜まってしまうことがあります。
ここでは、地方銀行への就職が向いていない人の特徴を3つ紹介します。
【地方銀行への就職が向いていない人の特徴】
- スピード感を持ってキャリアアップしたい人
- 変化やチャレンジを求める人
- 高い収入を最優先する人
①スピード感を持ってキャリアアップしたい人
地方銀行のキャリアパスは、メガバンクや外資系金融機関と比べると、昇進や昇給のペースが緩やかなことが多いです。
特に、若いうちから管理職や高収入を目指したいという人には、地方銀行の昇進スピードは物足りなく感じるかもしれません。
キャリアアップに強いモチベーションを持っている人や、成果主義でバリバリ働きたいという人は、地方銀行のゆっくりとした成長ペースにストレスを感じる可能性があります。
短期間で大きな成果を求める人には、地方銀行の仕事は合わないでしょう。
②変化やチャレンジを求める人
地方銀行は、保守的な企業文化を持つことが多く、メガバンクに比べると変革や挑戦の機会が少ない傾向にあります。
新しいことにチャレンジしたい、革新的なアイデアを活かしたいという人には、地方銀行の保守的な体質が窮屈に感じられるかもしれません。
例えば、スタートアップやIT業界のように急成長する環境や新しいプロジェクトに積極的に取り組みたいと考えている人には、地方銀行の落ち着いた環境は退屈に感じる可能性が非常に高い!
自ら新しいビジネスを切り開きたいという気持ちが強い人には、地方銀行はあまり向いていません。
③高い収入を最優先する人
地方銀行の給与水準は、特に大都市のメガバンクや外資系金融機関と比べると低い傾向があります。
初任給自体は大差ないかもしれませんが、長期的に見ると昇給のペースが遅く、ボーナスも控えめなことが多いです。
そのため、高収入を最優先で考える人にとっては、地方銀行でのキャリアは不満が残るかもしれません。
例えば、年収1000万円以上を目指すなら、外資系や大手企業でのキャリアを目指した方が現実的です。
収入にこだわりが強い人は、他の業界や企業の方が向いていると言えるでしょう。
地方銀行に就職を考える際は、自分のキャリアの目標や優先順位をしっかりと見極めることが大切です。
正直、これらの特徴に1つでも当てはまる人は地方銀行への就職が向いていない可能性が高いので、注意してくださいね!
地方銀行から内定を獲得するポイント【3点】
では、地方銀行への就職を目指す場合、内定を獲得するためにどうすれば良いのか?
僕なら地方銀行の選考に参加するうえで、以下の3点を意識しますね。
【地方銀行から内定を獲得するポイント】
- 地元愛や地域貢献への意欲をアピールする
- 金融知識や経済への理解を深める
- コミュニケーション能力をアピールする
①地元愛や地域貢献への意欲をアピールする
地方銀行の採用面接では、地元や地域への貢献に対する意欲が非常に重要視されます。
「なぜ地方銀行を選んだのか?」と聞かれた時に、「地元の発展に貢献したい」という気持ちを具体的に伝えることが大切です。
例えば、「自分が生まれ育った地域で長く働きたい」「地元の中小企業をサポートしていきたい」といった明確な理由をアピールできると良いでしょう。
地元愛を持っているかどうかが、採用担当者の心に響くポイントです。
②金融知識や経済への理解を深める
金融業界では、経済や金融に関する基礎知識が求められます。
地方銀行では、地域の企業や個人に対して融資や資産運用のアドバイスを行う機会が多いため、金融知識や経済の動向に対する理解が重要です。
特に、面接や筆記試験では、時事問題や金融に関する質問が出ることがあるので、しっかりと準備をしておくことがポイントです。
新聞やニュースで経済関連の話題をチェックし、基礎的な知識を身につけておきましょう。
③コミュニケーション能力をアピールする
地方銀行の業務では、お客様との信頼関係を築くためのコミュニケーション能力が非常に重要です。
特に、地域の中小企業や個人のお客様とのやり取りが多いため、親身になって相談に乗ったり、適切なアドバイスをすることが求められます。
そのため、面接では自分のコミュニケーションスキルや対人関係の強みを具体的なエピソードを交えて伝えることが大切です。
「これまでの経験で、どのように人との信頼関係を築いてきたか?」といった質問にも、しっかり答えられるように準備しておきましょう。
これらを押さえることで、地方銀行から内定を獲得できる可能性を引き上げることができるので、必ず押さえておいてください!
地方銀行への就職に関してよくある質問
地方銀行への就職を考える際に、よくある質問をまとめました。
これらの疑問に対する回答を参考に、自分に合ったキャリア選択をしてみてくださいね。
質問① 地方銀行とメガバンクの違いは何ですか?
地方銀行とメガバンクの大きな違いは、その規模と業務内容にあります。
メガバンクは全国規模で事業を展開しており、大企業向けの融資や国際業務も行っています。
一方、地方銀行は主に地域密着型のビジネスを展開しており、中小企業や個人向けの融資が中心です。
また、メガバンクは全国転勤がある一方、地方銀行はその地域内での異動が多いです。
質問② 地方銀行の仕事はどんな業務が中心ですか?
地方銀行の主な業務は、個人や中小企業に対する融資や預金管理です。
その他にも、資産運用のアドバイスやローン商品の販売、地域経済を活性化させるプロジェクトへの参加などもあります。
基本的に地域の経済を支える役割を担っており、地域社会との関わりが深い仕事が多いです。
質問③ 地方銀行の昇進スピードは遅いですか?
一般的に、地方銀行の昇進スピードはメガバンクと比べて緩やかです。
役職に就くまでに時間がかかることが多いため、早い段階でキャリアアップを目指したい人には、物足りなく感じることがあります。
ただし、その分安定して長く働ける環境が整っているとも言えます。
質問④ 地方銀行で働く上で必要なスキルは何ですか?
地方銀行で働く上で必要なスキルとして、コミュニケーション能力や金融知識が挙げられます。
地域のお客様と信頼関係を築くことが重要であり、特に人との対話を大切にする姿勢が求められます。
また、融資や資産運用に関する知識も必要なので、金融業界のトレンドや経済動向について学び続ける姿勢も大切ですね。
質問⑤ 地方銀行の安定性はどうですか?
地方銀行は、地域に根ざした安定したビジネスモデルを持っていますが、少子高齢化や人口減少の影響を受けやすいという側面があります。
そのため、将来的な経営環境に不安を感じる人もいますが、地元での強い信頼を築いている銀行であれば、地域経済とともに安定した運営を続けることができます。
(やはり変化の激しいIT業界などと比べると圧倒的に安定性は高いと言えますよ!)
本記事の要点まとめ
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
地方銀行への就職に関しては、本当に向いている人と向いていない人が分かれます。
入社後にデメリットの部分を初めて理解し、早期離職にならないよう、ぜひこの記事で事前に地方銀行への理解を深めてもらえると嬉しいです。
これからも、就活や転職に役立つ情報を発信していきますので、ぜひホワイト企業ナビをブックマークしてもらえると嬉しいです!
以上、就活マンでした!最後に要点をまとめて終わりますね!
【本記事の要点まとめ】
- 地方銀行は地域密着型の銀行で、地域経済に貢献する仕事ができる。
- 給与水準が低く、将来性に不安があるため「やめとけ」と言われることがある。
- 一方で、地域に貢献できる、転勤が少ない、福利厚生が充実しているというメリットもある。
- 地方銀行への就職が向いている人は、地域貢献をしたい人、安定した生活を求める人、コツコツと働ける人。
- 内定を獲得するためには、地元愛や地域貢献への意欲、金融知識、コミュニケーション能力をアピールすることが大切。