今回の記事では「無い内定」の就活生がどのくらいいるのか、その割合についてバシッと解説します!
就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
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それでは本題に入っていきますね!
皆さんは「無い内定」という言葉を聞いたことがありますか?
「それって内々定じゃないの?」と思った人もいるでしょう。
「無い内定」とは、一つも内定がもらえていない状態を表す言葉です。
略して「NNT」と言うこともありますね。
僕は中堅大学出身でしたが、無い内定にならないようにあらゆる対策を講じていました。
早期選考で6社の内定を獲得できたのも、無い内定を防ぐための対策を練っていたからです。
早い時期に内定をもらえたことで、精神的に余裕を持って就活に取り組めたんですよね。
この記事では、そんな僕が無い内定を防ぐために取り組んだことを共有します。
自分が「無い内定」になってしまうんじゃないか、と思うと不安だな…。
大丈夫!無い内定にならないように、取り組んでおくべき準備や対策を一緒に見ていこう。
目次
そもそも無い内定とは?
無い内定とは、「内定ゼロ」の状態を表します。
企業から正式な内定通知が届くのは、大学4年の10月1日以降です。
就活生に内定通知を送るのは10月1日以降にしましょう、と経団連(いまは政府)が企業に呼びかけているからですね。
ところが、実際にはもっと早い時期に「あなたに内定を出します」と口約束で伝えられることがあります。
こうして10月1日よりも前に出される内定は「内々定」と呼ばれていますよね。
「無い内定」は「内々定」を元に作られた言葉です。
「まだ内定が一つも出ていない!」という自虐的な意味を込めて、SNSなどで「無い内定」という言葉が使われるようになったんですね。
就活生の中には、無い内定=就活失敗=自分はクズだ!と思い込んでしまう人もいます。
せっかく就活を頑張ってきたのに「自分はクズだ」なんて考えてしまうのは、とても悲しいことですよね。
皆さんには、無い内定にならない就活をしてほしいと心から思っています!
無い内定の就活生の割合は?【時期別に解説】
では、実際どれくらいの就活生が無い内定になっているんでしょうか。
内々定が出始める大学4年の3月から、就活が本格化する夏にかけて時期別に見ていきましょう。
内々定率 | 無い内定率 | |
---|---|---|
3月 | 21.1% | 78.9% |
4月 | 38.2% | 61.8% |
5月 | 58.4% | 41.6% |
6月 | 71.8% | 28.2% |
7月 | 84.0% | 16.0% |
キャリタス就活2022学生モニター調査(2021年6月)」を元に作成
春先の3〜4月頃の時期は、内々定を獲得している就活生はまだ少数派です。
ところが、4〜5月にかけて「内々定>無い内定」へと割合が逆転していることが分かります。
GW明けから「内々定が出た!」という人が徐々に増えていく様子をイメージすると分かりやすいでしょう。
5月の終わりになると、2人に1人以上が少なくとも1社から内々定を得ていることになります。
さらに、6月以降には無い内定の割合が低くなっていきますので、内定ゼロの状態だと肩身が狭くなってしまうかもしれませんね。
「5月に内々定と無い内定の割合が逆転する」と覚えておきましょう!
ちなみに早い時期から動けていないという人は、就活エージェントを活用して就活を支援してもらうのもおすすめです。
就活エージェントは無料で利用できて、求人の紹介から選考対策までおこなってくれます。
僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」が大手で支援の質が高いのでおすすめですね。全国の就活生に対応してて、かつオンライン面談もできるので。
5月が一つの節目になるんですね!5月というと、まだ大学4年生になったばかりの時期だよね?
その通り!大学3年のうちに動いておかないと、無い内定になってしまう恐れがあるってことだね。もちろん動いていないからと言って無い内定に必ずなるってわけじゃないけど。
無い内定の就活生の割合の推移
無い内定の就活生の割合は、過去どのように推移してきたのか気になりますよね。
10月1日以降の内定率推移を時期別・年度別に示したのが下のグラフです。
文部科学省「令和2年度大学等卒業者の就職状況調査」より
2020年卒の場合、10月1日時点で76.8%が内定を獲得していることから、残りの23.2%は無い内定だったことが確認できます。
2021年はコロナ禍の影響で一時的に下がったものの、内定率は2016〜2020年まで上昇し続けてきたことが分かります。
逆の見方をすると「ここ数年、無い内定の就活生が減少傾向にある」とも言えますね。
ちなみに内定や内々定が出る時期など、就活全体の基本的なスケジュールを把握しておくことも重要ですよ!
正式に内定が出る10月には、もう7割以上の人が内定を獲得しているってことだよね?
そうだね。内定が出るのは10月以降だからまだ大丈夫とノンビリ過ごしてしまうのは危険だね!
無い内定の就活生が減ってきている理由は?
無い内定の就活生がここ数年間で減少しつつある理由として、主に2つが挙げられます。
- 就活の早期化
- 経団連に属さない企業の存在
就活の早期化
無い内定の就活生が減っている一つ目の理由は、就活の早期化です。
正式なエントリーや採用選考が始まる前から、多くの企業がインターンシップや企業研究イベントを開催しています。
中には内定直結型のプログラムもあるため、早い時期から企業と接点を持ち、内々定獲得に向けて動き始める就活生が増えているんです。
就活全体が早期化したことで、無い内定の就活生が減少したと考えられます。
経団連に属さない企業の存在
無い内定の就活生が減ったもう一つの理由は、経団連に属さない企業が早くから採用活動を始めていることです。
新卒採用を前倒しで実施している企業の例として、外資系企業やベンチャー企業が挙げられます。
本来のルールでは、企業が採用情報を解禁できるのは大学3年の3月からです。
しかし、経団連に属さない企業はこのルールに則っていないことも多く、3月よりも前に企業説明会を開催するケースが見られます。
その結果、4年に進級して間もない時期に内々定を獲得している就活生が増えているんです。
就活生・企業のどちらも就活スケジュールを前倒ししているだね!
そうだね。早くから就活を意識して動き始めることが、無い内定を防ぐためにとても重要だね!
無い内定になってしまう6つの理由
ここまでの解説をいったん整理しておきますね。
- 大学4年の5月を境に「内々定>無い内定」へと状況が変わる
- 無い内定の就活生は年々減少傾向にある
- 就活生・企業ともに就活が早期化している
では、無い内定になってしまうとしたら、どのような理由が考えられるのでしょうか。
主な理由として、次の6つが考えられます。
【無い内定になってしまう理由】
- 人気の大手企業ばかりを受けてしまう
- そもそもエントリー企業数が少ない
- 自己分析ができておらず自分と合わない企業を受けてしまう
- 文章を書くことに慣れておらずESが評価されない
- 面接に慣れておらず面接でうまくコミュニケーションが取れない
- 企業研究が甘く志望動機や逆質問の質が低い
理由① 人気の大手企業ばかりを受けてしまう
なかなか内定がもらえない理由として、人気の大手企業ばかり受けてしまうことが挙げられます。
就活生に人気のある企業には、何千・何万人という就活生がエントリーするからです。
ESの段階から選考を通過しにくく、GDや面接での競争も熾烈なものとなるでしょう。
また、大手企業には全国から優秀な学生が集まってきます。
エントリーする就活生が多いだけでなく、就活生に求められるレベルも非常に高いわけです。
よって、大手企業の内定を獲得するのはとても難しく、まして早期に内々定を獲得するのは並大抵のことではありません。
就活生から人気のある大手企業ばかり受けていると、内定がなかなか得られなくなってしまいます。
結果的に、内々定が増え始める時期になっても無い内定のままになってしまうんです。
理由② そもそもエントリー企業数が少ない
エントリー企業数が少ない就活生は、無い内定になりやすい傾向があります。
全国の就活生が一斉にエントリーし、選考を受けるわけですから、就活の選考は「落ちて当たり前」の世界です。
ある程度のエントリー企業数を確保しておかないと、そもそも内定を獲得できるチャンス自体が少なくなってしまいます。
また、エントリー企業数が少ないと「就活慣れ」できない原因にもなるでしょう。
内容が充実したESを作成したりGD・面接で思い通りに話したりするには、ある程度「慣れ」が必要です。
ESのコツをつかみ、GDや面接での伝え方を改善していくには場数を踏む必要があります。
エントリー企業数を絞り込みすぎていたり、エントリーに対して消極的だったりすると、就活慣れするチャンスを逃してしまいます。
ある程度は数をこなすことも必要と考えて、エントリー企業数を確保しておいたほうが良いですね!
理由③ 自己分析ができておらず自分と合わない企業を受けてしまう
就活を始めるにあたって、自己分析は非常に重要なポイントです。
自己分析が不十分なまま就活を進めると、自分にとってどんな企業が向いているのか、どのようなキャリアを目指したいのかが不明確になってしまいます。
結果的に自分とは合わないタイプの企業にエントリーしがちになり、企業からも「うちには合わない」と判断されてしまうんです。
自己分析ができていない就活生の特徴として、自己分析を短時間で済ませてしまうことが挙げられます。
過去のできごとや今後の働き方について漠然とイメージしただけで、自己分析が終わったと考えてしまうんです。
自己分析ではここ数年の出来事だけでなく、幼少期からの自分を振り返って深層心理を探る必要があります。
自己分析ツールを活用するなど、客観的な分析方法を取り入れることが大切です。
ツールを利用すれば、自己分析の結果を手元に残しておくこともできます。
分析結果が残っていれば、ESを作成する際に自己分析を振り返りながら作成しやすいですよね!
理由④ 文章を書くことに慣れておらずESが評価されない
面接に進むためには、ESによる書類選考を通過しなくてはなりません。
ESでは自分自身の強みやアピールポイントを文章で伝える必要があります。
文章を書くことに慣れていないと、ESが評価されず書類選考で落ちやすくなるんです。
自己流でESを作成している場合はとくに注意しましょう。
企業から高く評価されるESには一定の傾向がありますので、傾向を把握した上で書くことが大切です。
数社にエントリーしてみて、手応えがないと感じたらすぐにESの改善を図りましょう。
次に挙げるESのポイントを参考に、「評価されるES」になっているかチェックしておくことをおすすめします。
- 各項目の質問意図を理解しているか?
- 最もアピールしたいポイントが決まっているか?
- 採用担当者を惹きつける書き出しになっているか?
- 結論→理由の順で理路整然と書かれているか?
- 応募先企業の仕事に関わる内容が書かれているか?
- 志望動機がしっかりと書かれているか?
以下の記事ではESの基本的な役割や評価ポイントについてより詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください!
理由⑤ 面接に慣れておらず面接でうまくコミュニケーションが取れない
面接に対して「うまく話せない」といった苦手意識を持っていませんか?
グループ面接で他の就活生がすらすらと話しているのを見て、「あんなふうに話せない…」と感じた経験がある人は要注意です。
面接でうまくコミュニケーションが取れる人と取れない人の違いは何だと思いますか?
決定的な違いは「慣れ」です。
実は、面接で初めから上手に話せる人はめったにいません。
大多数の就活生は何度も面接を経験する中で要領をつかみ、少しずつ上達していくんです。
面接を受けた経験自体が少ないと、面接特有の雰囲気や緊張感に圧倒されてしまいます。
ふだん通りの自分を出せず、コミュニケーション能力を過小評価されかねません。
最も効果的な面接対策は「実践と改善の繰り返し」です。
面接の場数を踏み、面接そのものに慣れることでコツをつかんでいきましょう!
理由⑥ 企業研究が甘く志望動機や逆質問の質が低い
就活でよくある失敗として、どの企業でも同じような志望動機や逆質問を使い回してしまうことが挙げられます。
大勢の就活生を選考する企業にとって、「当社で働きたいと本心から思っているのだろうか?」が重要な見極めポイントとなるでしょう。
ありきたりな志望動機や型通りの逆質問では、志望度が低いと見なされてしまいます。
志望動機や逆質問の質が低くなってしまうのは、企業研究が不十分だからです。
応募先企業について徹底的に調べ、「なぜこの会社で働きたいのか」「どんな点に魅力を感じるのか」を具体的にまとめておきましょう。
企業ホームページだけでなく、プレスリリースやSNSの企業アカウント、競合他社の動向など、多方面の情報に触れることが重要です。
しっかりと企業研究を重ね、的確な志望動機や逆質問を用意できれば内定獲得の確率を高められます。
志望動機や逆質問の使い回しは避け、企業ごとに準備を整えて面接にESや面接に臨みましょう。
就活生「無い内定になってしまうとしたら、必ず何らかの理由があるんですね!」
就活マン「そう、その考え方が重要!無い内定になる理由をあらかじめ知っておき、対策を練っておけば、無い内定は防げるんだ。」
無い内定にならないために就活前にやるべきこと
無い内定になってしまう主な理由について、理解が深まったでしょうか。
では次に、無い内定にならないために就活前にやっておくべきことを確認しましょう。
次に挙げる3つのポイントを押さえることで、無い内定になるのを防げるはずです!
【無い内定にならないために就活前にやるべきこと】
- 長期インターンに参加して実績を作っておく
- 早いうちにSPIなど能力検査対策をして余裕を作っておく
- 志望業界を増やしてエントリーする企業の幅を広げておく
①長期インターンに参加して実績を作っておく
長期インターンへの参加は、無い内定にならないための有力な対策の一つです。
企業にとって、長期インターンは優秀な人材を早期に発掘するための重要な場となっています。
インターン期間中に能力が認められれば、通常の方法でエントリーした就活生よりも有利に内々定を獲得できるでしょう。
長期インターンに参加することで内定の足がかりとなる実績が作れるんです。
よって、大手企業や人気企業のインターンには大量の応募者が殺到します。
長期インターンに参加しようと思っても、どこの企業も満席になっていた…、といったことになりかねません。
長期インターンに参加するなら、早めに動いて募集情報を確認しておく必要があるでしょう。
また、インターン参加を内定につなげるにはインターン期間中の活躍がカギを握ります。
インターン期間中は無断欠席や遅刻をしないのはもちろんのこと、積極的な姿勢で参加することが非常に重要です。
②早いうちにSPIなど能力検査対策をして余裕を作っておく
多くの企業でSPIなどの能力検査による選考が行われます。
事前に勉強したかどうかで結果が大きく変わる検査ですので、必ず対策を練っておきましょう。
企業へのエントリー後、SPIの日時が通知されてから慌てて対策を練っても手遅れになりがちです。
SPIには大きく分けて4種類の受検形式があり、出題される内容も広範囲にわたっています。
ぎりぎりに勉強を始めると、間に合わなくなる可能性が高いんです。
早いうちにSPIなど能力検査対策に取り組めば、問題を繰り返し解いて出題パターンに慣れておくことができます。
苦手な分野を集中的に勉強しておくこともできるでしょう。
早めに対策に取り組むことで、余裕をもって就活に臨めるはずです。
③志望業界を増やしてエントリーする企業の幅を広げておく
志望業界を絞り込みすぎると、エントリーできる企業数も減ってしまいます。
エントリー数を確保するために志望業界を増やしておくのも有効な対策といえるでしょう。
人によっては、業界を絞って就活を進めたいと考えているケースもあるはずです。
しかし、業界研究に取り組んだり企業説明会に参加したりする中で、これまで知らなかった業界の魅力に気づくことは十分あり得ます。
はじめから「興味がない」と決めてしまわず、幅広い業界を見ておくことが重要です。
エントリー企業数と内定獲得率はほぼ連動しているといわれています。
エントリー企業数が少ないために内定を獲得できなかった…、といったことにならないよう、志望業界を複数想定しておきましょう。
無い内定にならないために、就活前から取り組める準備がいくつもあるんだね!
うだね。しっかりと準備した上で就活に臨めば、無い内定になってしまうリスクを大幅に下げられるよね!
無い内定から抜け出すための方法
もし無い内定になりそうな雰囲気が漂ってきたら、どう対処すればいいのでしょうか。
無い内定になってしまった場合にも、抜け出すための対処法はあります。
具体的に5つの方法を紹介しますので、無い内定をできるだけ早く脱出しましょう。
【無い内定から抜け出すための方法】
- 中小企業や中堅企業にも目を向ける
- 就活エージェントから自分に合う企業を紹介してもらう
- 逆求人サイトを利用してスカウトを受ける
- 自己分析をしなおして自己理解をより深める
- 自己PRや志望動機などの重要な質問の質を高める
方法① 中小企業や中堅企業にも目を向ける
無い内定になりやすいパターンとして、大手企業を中心にエントリーしているケースが挙げられます。
社名を聞いたことがある企業や、誰もが知っているような企業はたいてい大手です。
大手企業は競争率が非常に高いので、内定までの道のりも険しいものになるでしょう。
そこで、大手だけでなく中小企業や中堅企業にも目を向けてみることをおすすめします。
大手企業でないと働く環境がきちんと整っていないのでは?と思うかもしれません。
しかし、実際には中小・中堅企業の中にも働いている方々から評判の良い優良企業はたくさんあるんです!
中小・中堅企業は大手と比べて競争率が低く、内定を獲得しやすい傾向があります。
就活生のエントリーは大手企業に集中するため、採用活動が難航している中小・中堅企業も少なくないでしょう。
中小・中堅企業にエントリーしたら、大手企業の選考とは見違えるほどスムーズに内定が決まった、なんてこともあり得ますよ!
まずは中小・中堅企業で内定1社目を獲得し、気持ちの面で余裕を持っておくことが大切です。
方法② 就活エージェントから自分に合う企業を紹介してもらう
就活エージェントでは就活生とカウンセリングを実施し、一人一人に合った企業を紹介しています。
自力で企業にエントリーしても手応えが感じられないようなら、就活エージェントを活用するのも一つの方法です。
就活エージェントを活用すると、ESの添削や面接対策などのサポートも受けられます。
自分では気づいていなかった自身の強みや、ESの改善点を教えてもらえるでしょう。
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(逆に親身になってくれて、選考支援の質が高い担当者さんが付いてくれると、就活において最強の無料サービスだと僕は思ってます!)
ミーツカンパニー就活サポート
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その他の就活エージェントに関して、僕のおすすめを「おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選】」にてランキング化しておきました!
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(初回面談を受けて微妙だと思った場合は、すぐに切ってしまうのが重要です!!)
方法③ 逆求人サイトを利用してスカウトを受ける
就活サービスの中には「逆求人サイト」と呼ばれるものがあります。
逆求人サイトとは、登録している就活生のプロフィールに興味を持った企業からスカウトが届くサービスのことです。
逆求人サイトを利用すると、これまで想定していなかった業界の企業からスカウトが届くことがあります。
人によっては「希望していない業界の企業からスカウトされても微妙…」と感じるかもしれません。
しかし、スカウトをきっかけに企業へ話を聞きに行き、説明を受ける中で新たに興味を持てそうな業界が出てくる可能性もあるんです。
自分から企業にエントリーするだけでなく、逆求人サイトで「選ばれる側」に回ってみるのも一つの方法でしょう。
ちなみに僕が今、就活生なら大手の「Offerbox(オファーボックス) 」と「キミスカ」を2つ併用します!
両方利用することで得られるスカウトの数が増えますからね。
方法④ 自己分析をしなおして自己理解をより深める
ESや面接に対する企業の反応がいまいちだと感じるようなら、自己分析が足りていない可能性があります。
就活が進むにつれて「今さら自己分析からやりなおすのか…」と感じる人もいるでしょう。
しかし、自己分析は就活の「土台」ですので、もし不十分と感じたら時期を選ばずやりなおしておく価値はあります。
あえて自己分析をしなおすことで、ESや面接が採用担当者に「刺さらない」原因が見えてくることもあるんです。
自己分析を通じて自己理解を深め、自身の強みやアピールポイントをより明確に伝えられるようにしましょう。
ESや面接で伝える言葉に説得力が増し、企業の反応が変わっていきますよ!
方法⑤ 自己PRや志望動機などの重要な質問の質を高める
自己PRや志望動機に関する質問は、ESや面接の中でも採用・不採用を決定づける重要なポイントです。
自分の中では「ベストな自己PR・志望動機になっている」と感じていたとしても、どこか不足している点があるかもしれません。
自己PRや志望動機を見直す際のポイントは「自分が採用担当者だったら、採用したいと感じるだろうか?」という視点を持つことです。
「ぜひこの人と一緒に働きたい」と思えるような自己PR・志望動機になっているか、改めてチェックしてみましょう。
立場を変えて客観的に見直すことで、自己PR・志望動機の質を高めることにつながります。
重要な質問への回答の質をより高めて、内定獲得をより確実なものにしていきましょう!
もし無い内定になってしまっても、抜け出す方法はあるんだね。
無い内定になったからといって落ち込むのではなく、次の手を打っていくことが大事だね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
無い内定になりたくないと感じていた人の参考になって、就活への準備を進めるきっかけになればとても嬉しいです。
ちなみに、無い内定になってしまった人にとって一番の大敵って何だと思います?
実は、一番の大敵は自分自身の「メンタル」です。
まわりの友達が続々と内定・内々定をゲットしていくのを見て、焦ってしまい平常心ではいられなくなるんですね。
この記事で共有してきたように、無い内定に「ならないための準備」と「なってしまった場合の対処法」の両方を知っておくことが、平常心を保つ大事なポイントです。
「無い内定になりそうだ…」と焦るあまり、ESや面接の準備が雑になってしまうとますますドツボにはまってしまいます!
よく、就活は長期戦と言われます。
でも、できれば早い時期に内定を獲得して、ひとまず安心したいですよね!
では最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
▼本記事の要点のまとめ
- 無い内定とは「内定ゼロ」の状態を指し、「内定がまだ出ていない!」という自虐的な意味を込めて使われることが多い。
- 無い内定と内々定の割合が逆転するのは、大学4年の5月。
- 就活の早期化によって内定率は近年上昇傾向にあり、無い内定の就活生が減りつつある。
- 大手ばかりエントリーしていたり、エントリーする企業数が少なかったりすると無い内定になりやすい。
- ESや面接にはある程度慣れが必要なので、数をこなしてコツをつかむことが大切。
- 長期インターンへの参加や早期のSPI対策など、早めに手を打っていくことが無い内定の防止につながる。
- もし無い内定になってしまっても、自己分析のやり直しやエントリーする企業の見直しなど、抜け出す方法はある。