顧客企業の情報資産管理をサポートするコンサルティング会社

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずここからは、東京レコードマネジメント株式会社の事業内容をご紹介します。

同社は1987年、東京電力グループが保有する電力設備の図面や文書など膨大な情報資産を管理・運用する会社として誕生しました。

現在は「設備文書向けソリューション」「セキュリティ向上ソリューション」「電子文書管理ソリューション」といった事業を展開しており、顧客企業の文書管理や設備図面管理、情報管理コンサルなど幅広い領域でサービスを提供しているコンサルティング会社です。

ワンストップサービスという強みを有する東京電力のグループ会社

同社は東京電力グループの一員であり、同グループの企業を中心にサービスを提供しているため、ベースとして安定的な需要がある点が強みです。

また、顧客ニーズに沿った情報の利活用の仕組みの提案や運用支援、外部倉庫での保管、機密文書廃棄など情報のライフサイクルに関わるサービスをワンストップで全て行っている点は、他社にはない大きな強みとなっています。

コロナ禍による働き方の変化によって、IT化が課題の一つになっており、現場経験の豊富な情報管理のプロフェッショナルが多数在籍する同社へのニーズは、さらに高まることが予想されます。

仕事をコツコツ進める”温和で真面目な社員”が多い組織

東京レコードマネジメントには”温和で真面目な社員”が多いそうです。
そもそも、情報資産管理という業界的にも、文書整理など仕事をコツコツ進めていくような雰囲気があり、自然とそういった人柄の社員が集まっているとのこと。

今回取材対応いただいた社員の方いわく、顧客企業先で業務を行う案件が中心となるため、他社の普段の様子を見る機会も多いそうですが、他社に比べても自社内は特に落ち着いており、集中しやすい環境になっているとおっしゃっていました。

また、社員同士で過度な競争意識等もなく、ガツガツした雰囲気のようなものも一切ないので、自分のペースでじっくり成長していくことができます。

月平均残業時間は4.7時間！フレックスや在宅勤務など制度も充実

同社の月平均残業時間は4.7時間（2021年度実績）と非常に少なくなっています。

仕事の改善や効率化に継続して取り組んでいることに加えて、フレックス勤務、時差出勤、在宅勤務などさまざまな勤務制度を導入することで、社員それぞれの都合に合わせた働き方ができる環境づくりが残業抑制につながっています。

有給休暇取得率は89.2%！大手水準の福利厚生も魅力的

同社の働きやすさを表す数字は残業時間だけではありません。
平均有給休暇取得日数は16.6日、有給休暇取得率は89.2%（2021年度実績）となっており、非常に休みが取りやすいことがわかります。

また、東京電力グループということもあり、カフェテリアプランの導入や昼食補助など大手水準の福利厚生が用意されていることも大きな魅力です。

このほか、えるぼし認定（ 女性活躍推進法に基づき、一定基準を満たし、女性の活躍推進に関する状況などが優良な企業を厚生労働大臣が認定する制度）の最高位である三ツ星を取得するなど、女性従業員の活躍推進についても評価されています。

情報管理やコンテンツ制作などあらゆる業務を担う総合職の仕事

同社の総合職については、顧客先企業に常駐して行う情報管理、ITを活用したサイト設計やコンテンツ制作、CADを用いた設備図面の電子化、文書等の保管管理や情報管理に関するコンサルティング業務等を行います。

配属先やその後の異動については、本人の適性に応じて決定しています。
首都圏の勤務地としては、五反田本社の他に、新橋、品川等があり、その他に福島、新潟、青森にも事務所があります。

▼総合職の業務例
記録情報管理コンサルテーション（文書管理・図面管理）｜文書管理｜設備図面・設備図書管理｜シーケンス図電子運用サービス｜BPOサービス｜eラーニング教材制作｜コンテンツ制作・運用（ホームページ・webショッピング等）｜電子化｜文書保存庫サービス｜機密文書溶解処理サービス｜オンデマンド・デリバリー・電子倉庫

手厚い資格取得支援制度など社員の成長に積極的に投資している

同社では年3回に分けて新入社員研修を実施しており、まず入社後すぐの1週間はビジネスマナーや情報管理に関する研修のほか、東京電力グループ全体の研修にも参加します。
入社から半年程度経つと、企業倫理等に関する研修を受け、1年目が終わる時期には再度グループ全体の研修に参加し、1年間の振り返りなどを行います。

また、同社では社員の資格取得支援に注力しています。
業務に関係する資格はもちろん、直接的に関係ない資格であっても会社が指定した資格であればサポートしており、受験料や教材費、交通費を負担してもらえるほか、合格すると受験料とは別でお祝い金を受け取ることもできます。
さらに休日受験した場合、業務扱いで時間外手当まで支給される点は編集部も驚きました。

同社はメーカーのように商品を持っているわけではありません。
だからこそ最大の経営資源はヒトであり、社員の成長を第一に考え、教育研修や資格取得支援などヒト（＝社員）への投資を積極的に行っています。

自分に向いてる仕事に出会えるチャンスが多い

同社の総合職として働いた場合、情報資産管理やコンサル、HPや社内イントラ作成といったコンテンツ制作、文書管理支援など非常に幅広い業務に携わることができます。
つまり、それだけ自分に向いてる仕事に出会えるチャンスも多いということです。

「今担当してる仕事、向いてないかも」と感じたら、一般的には転職を検討しますよね。
しかし同社であれば、転職せずとも社内異動さえすれば、全く異なる領域の仕事にチャレンジすることができるので、安心して長く働き続けられます。

なにより、同社が手掛ける情報資産管理という仕事は非常に希少価値が高い業界です。
この仕事を担える人材が限られるからこそ、同社ならではのやりがいがあり、お客様から直接感謝される機会も多いため、より達成感を感じられるとのことでした。

東京レコードマネジメントに合わない人の特徴

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、その企業に合わない人の特徴等についても包み隠さずお伝えしています。

同社の場合、情報管理や文書整理など、コツコツ作業を繰り返すような業務が多いことから、飽きっぽい人、同じことの繰り返しに抵抗がある人には合わない環境です。

また、先ほどもお伝えしたとおり、社員同士に過度な競争意識はなく、協調性重視でコツコツ進める社風のため、競争意識が強すぎる人や成果主義でバリバリ働きたいと考えている人とはミスマッチになる可能性が高いといえます。

編集部が考える東京レコードマネジメントのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた東京レコードマネジメント株式会社のホワイトポイントは以下の3点です。

①安定感のある経営
東京電力グループの一員であり、安定的な需要がベースとなっていることに加え、今後需要が高まるであろう情報管理領域において、これまでのノウハウを生かした他社にはない強みを有しており、長期的に安定した経営が見込める点はホワイトポイントだと考えました。

②働きやすさが数字で証明されている
「月平均残業時間4.7時間」「有給休暇取得率89.2%」など、良好な労働環境となっていることが数字として証明されていますよね。
また、大手並みの福利厚生が用意されていることに加え、えるぼし認定三ツ星取得といった周囲からの評価が高い点も信頼できる要素の一つです。

③手厚い教育投資
資格取得支援制度を導入している企業は多いですが、受験料・教材費・交通費・合格祝い金をそれぞれ別で支給し、休日受験の場合は時間外手当まで付けるような企業は珍しいですよね。
これほどまでに社員に対する教育投資に本気なのは、同社ならではの魅力だと考えました。

以上の3点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「安定感のある企業で長く働きたい人」「手厚い教育環境の中で成長していきたい人」「情報資産管理という仕事のやりがいに興味がある人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。