医療・福祉・教育分野で事業展開する東証プライム上場企業

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずここでは、株式会社ソラストの事業内容をご紹介します。

同社は日本の医療事務教育機関の先駆けとして1965年創業、2012年に「株式会社日本医療事務センター」から「株式会社ソラスト」に名称を変更しました。
今では医療や介護、保育、教育分野といった幅広い領域で事業を展開しており、従業員数3万人（2022年3月末｜連結）を超える東証プライム上場企業です。

▼介護事業
介護事業所の運営、訪問介護、居宅介護支援、デイサービス、グループホーム、有料老人ホーム、ショートステイ、小規模多機能居宅介護、サービス付き高齢者向け住宅、訪問看護、訪問マッサージ、都市型軽費老人ホーム、福祉用具レンタル販売

▼医療関連事業
大規模病院をメインとした医療事務関連業務の受託、人材派遣、医療機関経営支援

▼保育事業
東京都・千葉県・神奈川県での保育所の運営

▼教育事業
ソラスト教育講座の運営・販売

3つの強みによって他社にはない介護サービスを提供している

同社がここまで大きな規模で介護サービスを提供し、安定的な経営を実現しているのは”他社にはない3つの強み”があるからこそ。
それぞれの強みをかけ合わせることで、幅広い介護サービスを提供しています。

①ICTの導入
紙ベースの事務作業などが多く残る介護業界の中にあって、同社はICTを活用した介護記録の仕組みの構築等、介護のスマート化を推進しており、職員の負担軽減やサービスの向上を実現しています。

②科学的介護の取り組み
同社では経験や感覚による介護ではなく、数字データなどの客観的なエビデンスによって認められた介護を提供しています。（栄養管理やセンサーによる事故防止など）
ソラストの規模があるからこそ、豊富なデータを蓄積することができ、より根拠のある介護サービスの提供を可能としています。

③トータルケア
介護業界は特定の分野に絞ってサービスを提供する会社が多い中、同社では幅広い介護サービスを展開しており、利用者の多岐にわたるニーズにお応えするトータルケアを実現しています。

規模が大きくなっても社員一人ひとりの声を大切にしている

従業員数3万人を超えるソラストですが、どれだけ規模が大きくなろうとも社員一人ひとりの声を非常に大切にする姿勢は変わりません。

それを代表するのが同社の”アイデアメモ制度”です。
社員それぞれが業務中にアイデアや課題を会社に発信できる制度なのですが、その提出先が介護事業本部長であるという点は、編集部も驚かされました。

この制度によって社内のポイント制度が導入されたほか、より現場スタッフが働きやすいように制服が変わるなど、社員それぞれの声が実際に反映されているとのこと。
これだけの規模でありながら、徹底して社員の声を大切にする姿勢がある点は、ソラストという企業ならではの魅力です。

育児時短勤務利用期間は無制限！各社員に合わせた働き方が可能

同社は子育て支援や女性の活躍推進に対しても本気な企業です。
育児休暇制度取得率は100%となっていることに加え、編集部が最も驚いたのは育児時短勤務の利用可能期間が無制限となっている点。

育児のための時短勤務については、一般的に「子どもが小学校に入学するまで」といったように期限が決められています。
しかし同社では、そうした期限を設けていません。

こうした取り組みの結果、えるぼし認定（女性の活躍推進に関する状況などが優良な企業を認定する制度）を取得したほか、日経WOMANの女性活躍推進度ランキングでは、サービス業総合ランキングで1位を獲得するなど、周囲からもその取り組みが評価されています。

月平均残業時間は5時間！ICT導入により効率的な働き方を実現

同社では「社員が幸せだからこそ良いサービスが提供できる」という考え方を大切にしており、利用者だけでなく、そこで働く社員の幸せも最優先事項として考えているそうです。

特に社員の労働環境の改善に注力しており、ICTの積極的な導入により現場スタッフの負担を軽減しているほか、残業時間管理を徹底するなど、働き方改革を推進しています。

その結果、月平均残業時間は5時間、年間休日数126日という数字を実現しており、忙しい介護業界の中にあって、本当に働きやすい労働環境を作りあげています。

マネジメントやスペシャリストなど幅広いキャリアを歩める介護職

新卒入社した場合、介護スタッフとしてキャリアをスタートさせ、まずは入浴や食事の介助、レクレーションの企画といった利用者対応を中心に業務を行います。

その後は個々の志向に合わせたキャリアステップを歩めるのが同社の大きな特徴です。
「生活相談員」や「ケアマネジャー」といった現場のスペシャリスト、「施設管理者」や「エリアマネージャー」といったマネジメント部門など、多様な選択肢の中からキャリアを選ぶことができます。

手厚い教育研修サポートがあるので未経験者でも安心して働ける

4月に入社後、まずは約2週間の入社時研修にて社会人の基礎マナーや会社概要、介護の考え方などを学び、それから各事業所に配属されます。

同社では新人1人に先輩1人がつく「エルダー制度」を採用しており、配属後も約3ヶ月間、比較的年齢の近い先輩社員がマンツーマンで指導に当たります。
また、入社から3年間は年に4〜5回の頻度でフォローアップ研修が開催されるため、同期で集まりながら課題や疑問を共有し、解決策を一緒に考えることができます。

このほか、階層別に応じたリーダー研修やマネジメント研修、スマホやPCからいつでも動画で学べるeラーニングシステム「ソラスクール」を導入するなど、常に学べる体制を構築しているため、未経験者であっても安心して成長できる環境が整っています。

幅広い介護サービスに精通した”介護のスペシャリスト”を目指せる

同社では訪問介護やグループホーム、デイサービスなどトータルケアでさまざまな介護サービスを提供しているため、自社内だけでも非常に幅広い経験を積むことができます。

また、先ほどもお伝えしたとおり、「生活相談員」「ケアマネジャー」「エリアマネージャー」などキャリアの選択肢も多いことから、自分自身の興味や方向性に合わせた将来設計も可能です。

さまざまな知識や経験を持ち合わせ、幅広い介護サービスに精通した”介護のスペシャリスト”を目指したいのであれば、ソラスト以上の環境はないと思います。

変化に対応できない人には合わない環境

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、働き方のリアルな部分や合わない人の特徴についても包み隠さずお伝えしています。

ソラストの場合、変化に対応できない人には合わない環境かと思います。
同社では、介護業界に先駆けてICTを導入するなど、常に変化や新しいことに取り組むことを大切にしており、今のような働きやすい環境があるのもこうした姿勢の結果です。

そのため、新しいシステムの導入など職場環境が変わる機会も多くなることから、変化を好まない人にとってはミスマッチとなる可能性が高くなります。

編集部が考えるソラストのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた株式会社ソラストのホワイトポイントは以下の2点です。

①規模の大きさと独自の強みによる安定感
同社は従業員3万人超えの規模を誇る東証プライム上場企業です。
この点に加え、ICTの導入や科学的介護の実践、トータルケアといった自社独自の強みも有しており、その安定感は介護業界の中でも間違いなくトップレベルだと考えました。

②数字や制度など”説得力のある働きやすさ”
月平均残業時間5時間・年間休日数126日という数字、育児時短勤務利用期間は無制限といった制度など、あらゆる面で働きやすさが証明されており、その説得力も抜群に高いと編集部は感じました。
ソラストは「介護業界＝長時間労働」といったイメージを覆している企業です。

以上の2点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「安定した環境で長く働きたい人」「メリハリのある働き方を求めている人」「幅広い選択肢の中から自分だけのキャリアをつくりたい人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。