強制しない社風が全体に浸透している

同社最大の特徴は『強制しない社風』です。

研修や社内イベントの参加、月に一度の全社会配信を見るかどうかもすべて任意にしているほか、参加する案件についても一人ひとりが希望するキャリアに沿って、自由に選ぶことができます。

また、徹底的に無駄を省き、エンジニアが現場仕事以外で余計な苦労をしないよう環境を整えると同時に、本人と密に話し合い、本当にやりたい仕事をしてもらうことで、最大限のパフォーマンスを発揮できるようにしています。

参加するプロジェクト先についても、営業担当が柔軟に対応し、一人ひとりに合った案件を紹介しており、会社都合ではなく、本人の意向を最優先に案件を決めているそうです。

なぜここまで強制しないのか、すべてはエンジニアファーストの考え方が根底にあるからにほかなりません。

代表自身が技術者として現場で苦い経験もしてきたからこそ、同じ経験を社員にさせないために、エンジニアを起点に考える会社にこだわっているのです。

一人ひとりの価値観や考え方を尊重する雰囲気

普段、社員はそれぞれのクライアント先に勤務しているため、集まる機会自体はそれほど多くありません。

その代わり、懇親会など社内イベントが定期的に開催されるほか、社員専用レストラン&バーもあり、社員同士の交流の場として活用されています。

また、社員一人ひとりの価値観や考え方を尊重する雰囲気が根付いているため、社内イベント等への参加もすべて自分の意思で決めることができます。

もちろん参加しなかったからといって、不都合が生じるようなことも一切ないので、安心してくださいね。

【髪型髪色自由・副業OK】手厚い福利厚生で自分らしく働ける

一人ひとりの個性や価値観を活かせるように、社員専用レストラン&バーやリモートワーク手当、手厚い資格奨励金など30以上の福利厚生のほか、髪型や髪色も自由とするなど、社員の声を反映させた制度を充実させることで、自分らしく働ける環境を整えています。

また、同社では副業を許可しており、実際に電動キックボードのアプリ開発を副業で手掛けている社員も在籍するなど、社内にはさまざまなスキルを持った社員がいるため、懇親会などを機に交流することで、自分自身のキャリアを広げることもできますよ。

エンジニアの働き方を守る体制づくり

同社ではエンジニアが現場以外の業務で時間を取られることがないように、余計な業務を省いているほか、勤務時間についても全社的に管理を徹底することで、無駄な残業が発生しない仕組みを整えています。

また、営業担当やサポートメンバーがエンジニアの様子を常に確認しており、負荷が多い場合はすぐにクライアントと調整するなど、柔軟に対応することで、エンジニアに過度な負荷がかからない体制にしているとのことでした。

エーエスエルで働く上で理解しておくべきこと

ホワイト企業ナビ編集部では、入社後のミスマッチを生まないよう、合わない人の特徴などネガティブ面も隠さずお伝えします。

同社の場合、ワークライフバランスを意識したメリハリのある働き方を重視しているため、仕事で圧倒的な成果を残したいなど、上昇志向が強すぎる人には合わない環境です。

このほか、同社では役職者が増え過ぎると過度な競争が生まれ、エンジニアファーストが実現できなくなるという考えがあり、あえて社内ポストも少なくしているため、役職に就きたいという願望が強い方とは、ミスマッチになる可能性があるとのことでした。

編集長あとがき

『エンジニアファースト』という言葉を掲げるIT企業は多い。
ただ、明確な定義はないので、なにがエンジニアファーストなのかは企業によって大きく異なるのも事実。

その中で、エーエスエルほどわかりやすい”エンジニアファースト”を掲げている企業はほかに見たことがない。

強制しない社風のもと、働き方や案件選び、福利厚生まで、一人ひとりの価値観や個性を最大限に尊重することで、一人ひとりに合った選択肢がある。

何より、代表自身が技術者として酸いも甘いも経験してきたからこそ、現場の本音を汲み取り、エンジニアに寄り添った組織になっているのだと感じた。

これまで150社を超える企業を取材してきたが、これだけ自社の色がはっきりしている企業は非常に珍しい。この記事を読んで、自分に合うかも！と感じたのであれば、ぜひ一度、社員さんに直接話を聞いてはいかがでしょうか。