フタムラ化学株式会社
【24卒/生産技術】世界トップシェア製品の製造を支える生産技術職
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企業名 | フタムラ化学株式会社 |
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応募資格 | 24卒大学・大学院卒|理系のみ |
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ホワイト企業ナビ編集部が
注目したポイントPOINT
- 1セルロースフィルムは世界シェア1位!複数分野でトップシェアを持つメーカー
- 25年未満大卒社員の離職率2.6%!技術職総合職採用でも転勤はほとんどなし!
- 3月平均残業時間は7.4時間、有給取得平均日数は13.1日という働きやすい環境
事業内容BUSINESS CONTENT
プラスチックフィルム事業を柱とする化学メーカー
プラスチックフィルム事業を柱とする化学メーカー
ホワイト企業ナビ編集部です。
まずここから、フタムラ化学株式会社の事業内容をお伝えします。
同社は食品の包装などに使用されるプラスチックフィルム事業を柱として、セルロース事業(セロハンテープなどに使われるセロハンの研究開発・製造・販売)や活性炭事業(活性炭の研究開発・製造・販売)を展開する化学メーカーです。
1950年に設立し、現在では国内に17拠点、海外にも14拠点を構え、従業員数も1,382名(2022年3月末)という規模を誇ります。
また、令和3年度の売上高は765.9億円となっており、新型コロナウイルスの流行による不況下においても、安定した経営を実現している企業です。
世界No.1シェアもある!複数の分野でトップシェアを誇る実績
世界No.1シェアもある!複数の分野でトップシェアを誇る実績
フタムラ化学の事業をご紹介する上で、ホワイト企業ナビ編集部が特にみなさんにお伝えしたいのが同社商品のシェア率の高さです。
・セルロースフィルム:世界シェア1位
・二軸延伸ポリプロピレンフィルム:国内シェア1位
・無延伸ポリプロピレンフィルム:国内シェア1位
・リニアローデンシティポリエチレンフィルム:国内シェア2位
・包装用ポリエステルフィルム:国内シェア2位
同社が手掛ける製品が世界シェア・国内シェアの多くを占めていることがわかりますね。
セルロースフィルムを製造するのは国内でフタムラ化学を含め2社のみとなっており、世界第一位の海外メーカーを買収したことで、今では世界シェアの約70%を同社が担っています。
また、同社の柱であるプラスチックフィルム事業においても、複数の分野で国内トップシェアを占めていることがわかります。
このほか、同社で最も歴史の古い活性炭事業においても、医薬用活性炭で他社にない製品を開発・製造するなど存在感を示しています。
こうしたシェア率の高さに加え、生産能力の高さ、全国に拠点を分散させることによる災害等緊急時の対応力、工場の稼働率をあえて抑えることで余力を残し、どんなトラブルが発生しても安定供給を実現する体制など、フタムラ化学ならではの強みが随所に見られます。
以上のことから、同社の経営が盤石かつ安定していることは間違いないため、企業選びで安定性を重視する人にとっては非常に魅力的な企業ですね。
利益よりも社員の幸せが第一という経営理念
利益よりも社員の幸せが第一という経営理念
「会社の利益のためだけでなく、社会に貢献し、全社員の幸せのための会社」
これはフタムラ化学が掲げる経営理念です。
同社では「会社はここで働く人たちの生活の安定を守るためにある」という考え方をとっており、目先の売上や利益拡大に追われるのではなく、長期的な視点で会社の安定を考えることを何よりも大切にしています。
事実、売上高や規模を見ると上場してもおかしくない企業ですが、この理念を最優先に考え、株主の意向第一の経営にならないよう、あえて上場させていないとのこと。
また、社員の幸せを第一に考えているため、業績が良ければ決算賞与として社員に還元するなど、待遇面においても一貫した姿勢を貫いています。
同社と同規模他社の場合、さらなる事業拡大に向けて利益主義になることも多い中、これだけ社員の生活を守る姿勢が一貫している企業は非常に珍しいと思います。
もしあなたが同じ会社で長期的に働いていきたいと考えているのであれば、これだけあなたを守ってくれるフタムラ化学の環境は最適だと編集部は感じました。
5年未満社員の離職率2.6%!社員が辞めない環境
5年未満社員の離職率2.6%!社員が辞めない環境
フタムラ化学に入社した直近5年未満の大卒社員78名の内、これまで退職したのはたった2名であり、ここ5年間の離職率は2.6%という低さになっています。
新卒3年以内の離職率平均が30%となる中、突出して離職率が低いことがわかりますね。
ではなぜ同社では社員が退職しないのか、これにはいくつかの要因があります。
まず基盤となっているのは、同社の理念において”人の和”を大切にしていることです。
この理念が全社的に浸透しており、どの部署においても協力して仕事を進める文化が醸成されています。
今回、機械保全などを担当する社員の方にも取材させていただいたのですが、その方が過去に操作ミスで設備を壊した際、助けを求めずとも、話を聞いた同僚が自然と手助けをしてくれたとのこと。
このエピソードからもわかるように、同社では所属の枠を超えて全社員が持ちつ持たれつの関係で仕事を進めています。
また、定期的に行う全社員対象のストレスチェックにおいても、仕事面へのストレスは非常に低い結果になっており、働きやすい環境が整備されているのがわかりますね。
このほか、採用活動においても先ほどお伝えした”人の和”という理念を重視しているため、入社する社員も人の和を大切にできる人材であることも大きな要因です。
離職率の低さというのは、その企業の居心地の良さを最も表す数字だと考えられます。
そしてその離職率が突出して低いフタムラ化学には、ずっと働き続けたいという居心地の良さがあるといえます。
残業の少なさや休暇の取りやすさが数字で証明されている
残業の少なさや休暇の取りやすさが数字で証明されている
フタムラ化学の働きやすさを証明する数字は離職率だけではありません。
同社の月平均残業時間は7.4時間、有給取得日数は13.1日(いずれも令和3年度実績)となっています。
厚生労働省の調査によると、令和2年の年次有給休暇取得日数の平均は10.1日(引用:令和3年就労条件総合調査の概況)となっていることからも、同社がいかに有給を取得しやすいかがわかりますね。
今回取材させていただいた生産技術職の社員の方も、毎年有給をほぼフルで消化しているとのことでした。
また、残業時間についても月平均7.4時間ということは、月の半分以上が定時で退社できるということです。
もちろん全社平均の数字なので、部署や職種、時期によって状況は異なりますが、それでも平均値がこれだけ低いということは、過酷な長時間労働などは一切ないといえます。
残業時間が抑制できているのは、各事業所のトップの意識が非常に高く、定期的なチェックやヒアリングによって、一部社員に過剰な負荷がかからないよう工夫していることが大きな要因となっています。
仕事内容JOB DESCRIPTION
フタムラ化学が誇る”安定供給”を支える生産技術職
フタムラ化学が誇る”安定供給”を支える生産技術職
ここからはホワイト企業ナビ編集部がフタムラ化学株式会社の生産技術職について解説していきます。
フタムラ化学では技術系総合職として採用された後、研究開発や製造技術、生産技術といったいくつかの職種に配属先が分かれます。
今回の求人では、複数ある職種の中でも生産技術職を希望する方を求めているため、同職種についてご紹介していきます。
同社の生産技術職は工場で使われている機械や電気系統の監視・制御を担っており、機械保全や電気保全が主な業務となります。
また、工場で使われる機械の導入立ち上げなども担当しており、同社の製造基盤を支える存在です。
同社は複数の工場を有していますが、名古屋工場の場合、配属後3年間はいろんな部署を半年単位でローテーションした上で、4年目から本配属という形で配属先が決定する流れとなります。
先述したとおり、フタムラ化学の強みの一つが”どんな状況下においても安定供給を実現すること”であり、まさにその安定供給を支えているのが生産技術職です。
同期社員と深いつながりが生まれる研修制度
同期社員と深いつながりが生まれる研修制度
フタムラ化学では新卒入社後、まず1週間程度の集合研修にて社会人マナーや社史、社是、企業理念などを学びます。
次に、名古屋・大垣・岐阜の工場でそれぞれ3週間ずつ工場実習という形で、先輩社員と一緒に課題解決のテーマ実習を行います。
その後、入社2年目の社員が講師となるものづくり研修(製品ができる一連の流れを擬似体験)やマナー研修(名刺交換や電話応対等)を受けた後、配属先が決定します。
配属決定まで約3ヶ月程度の研修が行われますが、研修終盤でそれぞれ配属希望をヒアリングする機会もあります。
また、この研修期間の間は、同期社員と共同生活するため、毎年自然と深いつながりが生まれているとのこと。
入社間もない時期は特に不安が大きいですが、研修期間を通じて同期社員とつながりを作ることができるため、配属後も相談できる存在がいるのは大きいですよね。
総合職採用であっても転勤はほとんどない
総合職採用であっても転勤はほとんどない
フタムラ化学では技術系総合職という形で採用されますが、技術職の場合、ほとんど転勤はないとのこと。
実際、過去3年間の転勤者数は毎年13〜14名となっており、全社員の1%程度しか転勤していません。
今回取材対応していただいた総務人事部の方と生産技術職の方の両名とも、入社10年目の方でしたが、新卒入社からこれまで一度も転勤をしていないとのことでした。
入社から一度も転勤せずに定年退職を迎える人もいるそうです。
これだけ転勤がない職場なので、地元就職やUターン就職を考えている人にとっても安心できる企業かと思います。
機械を相手にする仕事なので突発的なトラブル対応が必要な仕事
機械を相手にする仕事なので突発的なトラブル対応が必要な仕事
ホワイト企業ナビ編集部では、利用していただいた人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、企業のネガティブ面やリアルな実情についても包み隠すことなくお伝えしています。
フタムラ化学の生産技術職の場合、機械を相手にする仕事のため、突発的なトラブル対応が必要になることは理解しておいてください。
同社の生産技術職は工場機械の保全を担っており、機械は常に稼働していることから、トラブルが発生すれば時間を問わず対応する必要があります。
また、GWなど長期休暇期間において、年に3回、機械の長期停止期間があり、そこで大掛かりな整備を行うため、暦通りの長期休暇は取りづらいとのこと。
ただ、そこで出勤した分については、時期をずらして代休を取得することができます。
このほか、工場内は非常に室温が高く、暑い中での作業となるため、それなりの体力も求められる仕事です。
以上のことから、暦通りの休暇を希望する人や体力に自信のない人にとっては、ミスマッチの可能性がある仕事だと言えます。
なお、同社の年間休日数は120日、有給取得日数も平均以上となっており、暦通りの休暇ではないものの、生産技術職においても同程度の休暇数は取得することが可能です。
編集部が考えるフタムラ化学のホワイトポイント
編集部が考えるフタムラ化学のホワイトポイント
今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じたフタムラ化学のホワイトポイントは2つあります。
それは「社員を大切にする理念とそれを証明する数字」と「複数の分野でトップシェアを誇る安定性」です。
①社員を大切にする理念とそれを証明する数字
事業内容の説明にて、フタムラ化学では「会社はここで働く人たちの生活の安定を守るためにある」という考え方を重視していることをお伝えしました。
ただ、社員を守るという言葉を使っている企業は他にもありますよね。
その中で、フタムラ化学が凄いのはその姿勢を数字でもしっかりと証明している点です。
・月平均残業時間:7.4時間
・5年未満大卒社員離職率:2.6%
・年間休日数:120日(有給取得日数13.1日)
ホワイト企業ナビ掲載基準である3項目について、圧倒的な数字でクリアしています。
社員を大切にする、社員が働きやすい環境を作るという点において、これほどまでに説得力のある企業は他にないと思います。
②複数の分野でトップシェアを誇る安定性
プラスチックフィルム事業やセルロース事業において、いくつもの分野で世界シェア・国内シェアの1位を獲得しているということは、それだけ事業も安定しているということです。
その証拠に、新型コロナウイルスなど不況下でも安定した売上を出しており、創業から75年経った今でも成長し続けているのは経営が安定していることの証明といえます。
ホワイト企業ナビでは「ホワイト企業=社員を大切にする企業」と定義しています。
フタムラ化学には上記2点のようなホワイトポイントがあり、まさにこの定義に合致する魅力的な企業だと考えました。
この求人を読んで、同社に魅力を感じた人にこそ、ぜひ入社してほしい企業です。