第二次創業期を迎え多角的な事業を展開している企業

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずはじめに、アーバン・コーポレーション株式会社の事業内容をお伝えします。

同社は1992年にシステム開発会社として誕生し、これまでさまざまな業種の顧客をITの力で支えてきたほか、今では経理アウトソーシング事業やコールセンター事業、ベトナム人材育成事業など多角的に事業を展開しています。

設立から30年が経過し、今まさに第二次創業期を迎えており、既存事業を伸ばしつつ、スピード感のある事業展開で常に変化し続けている企業です。

【アーバン・コーポレーションの事業内容】
①コンピュータシステム開発事業
同社の軸となっているSES（システムエンジニアリングサービス）のほか、自社開発（AIを導入した次世代の会計・勤怠給与サービス「ジョブルポ」）、請負業務（建設会社向け安全ポータルサイトなど）を手掛けています。

②経理アウトソーシング事業（経理代行業）
個人事業主、フリーランスの方を対象とした決算サポートや記帳代行サービスを展開しています。

③BPOによるコールセンター業務
弁護士事務所においてコールセンター業務を行っています。

④海外人材育成事業
ベトナムを拠点にしたシステムエンジニアの育成を行っています。

特定企業に依存しないスタイルで安定経営を実現

同社のSES事業では、NTTグループや戸田建設、ハマゴムエイコム、日立社会情報サービスといった主要顧客を含む40社以上の企業と取引を行っています。

大手企業を中心に業界の幅も広く、一次請けも多いなど案件の充実度が非常に高いことから、特定の企業に依存することなく、安定感のある経営を実現できているわけです。

また、金融や官庁、通信サービス、製造、運輸、会計、建設などこれまで幅広い業界において、業務システムや管理システムなどを開発しており、実績も申し分ありません。

新型コロナウイルスによる不景気で減収となる時期もあったそうですが、特定企業に依存しない経営スタイルを貫くことで、今ではV字回復を果たすことができています。

社員同士の交流が盛んな組織

同社には家族経営的な面があり、年１の社員旅行や、年間を通してBBQや運動会など様々なイベントがあります。
同期はもちろん、年齢を問わず社員同士の交流も盛んに行われています。

また、社内で「挨拶・礼儀・身嗜み」という3つの言葉を大切にする風土が根付いています。
そのため、メンバーはいつでも明るく活発な雰囲気で業務を行っているそうです。

実際に会社見学や面接を受けに来た学生さんからも「仕事の手を止めてまで明るい挨拶をしてもらったのは初めてです！」という声をもらうそうです。

副業OK！社員のキャリア形成支援にも注力している

同社には資格を有したキャリアコンサルタントが在籍しており、入社3年目までを対象にキャリア形成面談を実施しています。

半年に1回、計4回行い、自分の将来について考えてもらう時間を作っています。
口に出して喋ることで、新しい気づきを得るきっかけになるので、実際にやってみたい事が叶った社員もたくさんいるそうです。

また、同社では副業を許可しており、在籍している社員の中にはプロボクサーを副業としている人もいるなど、実際に副業制度を活用している人もいるそうです。

社員個々のキャリアに丁寧に向き合い、自社での活躍はもちろん、多様なフィールドで個人の強みを発揮できる環境が整っているのは、社員のキャリア形成を大切にしているアーバン・コーポレーションならではの魅力だと編集部は感じました。

月平均残業時間は20時間！社員の労働環境を守る体制を構築

SES事業が軸となっているため、システム開発事業部の大半の社員がお客様先で勤務する中、同社では「月平均残業時間20時間」という数字を実現しています。

ここまで残業を抑制できている一因として、システム営業部の活躍があります。
営業部隊であるシステム営業部がお客様を定期的に訪問し、労働環境などを交渉することで、社員の良好な労働環境を守っているそうです。

また、先輩社員が率先して若手社員に早く帰るよう声掛けをしており、先輩より先に帰りにくいといった雰囲気が一切ないことも残業抑制につながっています。

このほか同社ではテレワーク制度を導入しており、7割程度の社員が在宅勤務を行っています。

幅広い業界や大手企業のプロジェクトに携われるエンジニアの仕事

エンジニアとして入社した場合、関わる仕事は大きく分けて「①SES」「②自社開発」「③請負開発」の3つになります。
新卒社員は研修が終わると、まずは①のお客様先で働くというスタイルで仕事を行います。

同社では損害保険や証券、銀行、ゼネコンなど大手企業のプロジェクトを多数手掛けており、ほとんどがエンドクライアントからの直請けまたは請け負い案件となるため、上流工程から実装、改修など幅広いフェーズの業務に携わることができます。

また、最近では自社プロジェクトでAIを導入したクラウドサービスを開発するなど、将来的に自社開発や請負開発といった業務を担当するチャンスも広がっています。

全体の9割が未経験者！出身学部に関わらず活躍できる

入社後は約3ヶ月間研修期間があります。
少人数のチームを組み、javaを用いて開発の流れを学び、最後には発表を通じてアウトプットする機会も用意されています。

配属後はOJTで先輩と一緒に業務を経験しつつ、定期的に勉強会を実施して技術的な学びを深めています。
また、事業部全体の会議を月に1回開催しています。

同社に在籍する新卒エンジニアの約9割が未経験者であり、その中で文系出身者が6割を超える中、どの社員も活躍できているのは、こうした取り組みがあるからこそ。

「出来るようになるまでとことん教える」という教育方針のもと、社員を見放すことはなく、丁寧に向き合う同社であれば、未経験であっても安心して成長することができます。

技術力だけでなく対人スキルも磨かれる環境

同社のエンジニアが手掛ける案件は業界の幅が広く、上流工程から下流工程まで携われるフェーズも多岐にわたるため、マルチな能力を備えたエンジニアを目指すことができます。

また、SES事業では社外のお客様と一緒にプロジェクトを進めていくため、対外的なコミュニケーション能力や調整力なども自然と磨かれます。

技術力はもちろん、対人スキルを含めた”総合力のあるエンジニア”として市場価値の高い人材になれるのは、同社で働く大きなメリットの一つです。

アーバン・コーポレーションという組織に合わない人の特徴

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、合わない人の特徴等もありのままをお伝えしています。
同社の場合、以下のような人には合わない環境かもしれません。

①変化を嫌う人
同社は第二次創業期を迎え、今まさに大きな変化の中にいる会社であることから、枠にとらわれず変化を楽しめる人でなければミスマッチとなる可能性があります。

②一人で黙々と仕事を進めたい人
エンジニアと聞くとパソコンに向かって黙々と仕事をしているイメージを持つ人もいるでしょうが、実際はチームで動く場面が多く、プロジェクト推進にはチームワークが不可欠となるため、一人で黙々と仕事を進めたい人には合わない仕事です。

③社員同士の交流に抵抗がある人
同社は社内イベントなど社員同士の交流が活発に行われている組織のため、こうした賑やかなカルチャーに抵抗を感じる人には合わない環境となります。

編集部が考えるアーバン・コーポレーションのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じたアーバン・コーポレーション株式会社のホワイトポイントは以下の2点です。

①社員個々の成長やキャリアを大切にしている姿勢
キャリア形成面談や副業制度など、社員個々が強みを活かして最大限活躍できるようにバックアップしていることは、同社が社員一人ひとりの成長や活躍を大切にしている何よりの証拠であり、この姿勢こそ同社ならではのホワイトポイントだと感じました。

②社内だけでなく社外も含めて社員の労働環境を守る体制
テレワーク制度の導入や先輩社員による声掛けなど、社内における働きやすさはもちろん、社外で働く社員についても、営業部隊を配置することで良好な労働環境を守っており、全ての社員が働きやすい環境を構築している点は、まさにホワイトポイントです。

以上の2点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「社員同士の交流が盛んな社風に惹かれた人」「自身のキャリア形成を大切にしたい人」「第二次創業期という変化の中で活躍したい人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。