海外メーカーと日本市場をつなぐIT機器の専門商社

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずここでは、テックウインド株式会社の事業内容をご紹介します。

同社は1995年にアメリカのSynnex Corporationの海外拠点の一つとして設立し、電子機器やその関連製品の輸入及び国内販売を開始しました。
設立から25年以上経った今では、IT機器の専門商社として、インテルやマイクロソフトをはじめとした100社以上の海外メーカーと日本市場をつなぐ存在にまで成長しました。

また、近年ではゲーミング商材にも注力しており、国内におけるゲーミングチェアブームの先駆けとなるなど、コンピュータ関連製品以外の領域にも事業を展開しています。

日本に数社のみ！インテルやマイクロソフトの正規一次代理店

同社は東証スタンダード上場企業である株式会社MCJのグループ会社であり、安定した経営基盤となっていることに加え、以下のような実績や強みを有している安定企業です。

▼インテルやマイクロソフトなど世界トップメーカーの正規一次代理店
現在、国内でインテルと直接取引しているのは4社のみ、マイクロソフトに至っては2社のみとなっており、同社はそのうちの1社に20年以上選ばれ続けています。
また、海外100社以上のメーカーと取引するなど、海外からの評価も高く、太いパイプを持っていることで顧客の細かいニーズにもスポットで応えられるのが同社最大の強みです。

▼国内自社工場による付加価値の高いサービス
商社でありながら、日本国内に自社工場をもっており、システムの製造・サーバーの組み立て、製品の品質検査から保守サポートまで自社で一貫して行えるため、完成品をお客様に提供できるなど、付加価値の高いサービスを実現しています。

「やらないよりやって失敗したほうがいい」という社風

テックウインドには「やらないでいるよりやって失敗したほうがいい」という社風があり、チャレンジした人を評価する文化が根付いています。

年に数回、海外の展示会に参加しており、そこで「面白い！」と思った製品を国内で販売したり、ゲーミングチェアを発売して大ヒットし、ブームの先駆けとなれたのも、この社風があるからこそ生まれたものです。

立場や社歴に関わらず、若手でも「やりたい！」と発信したことは任せてもらえるなど、提案に対してウエルカムな環境の中で、海外の面白い製品を日本市場に広めていけるというのは、同社だからこそ実現できるのだと編集部は感じました。

仕事は任せつつ困ったという声には手を差し伸べる関係性

同社では若手であっても裁量を与えて仕事を任せているため、いつも先輩社員が手取り足取り教えてくれるわけではありませんが、もし困ったという声を上げて相談すれば手を差し伸べてくれるなど、社員同士近すぎず遠すぎずの関係性になっているそうです。

しかし、決してぎこちない関係性というわけではありません。
今回取材対応いただいた人事の方自身が、部署を超えて先輩社員同士が仲良く仕事している姿を見て入社を決断しており、実際に馴染みやすい雰囲気があるとのこと。

また、社内はフリーアドレスなので、物理的にもいろんな部署の人と関わりやすく、役職者の方をさん付けで呼ぶなど、立場に関わらず話しかけやすい関係性となっています。

柔軟な制度や残業しない風土によってメリハリがある

同社では現在、時差出勤制度（始業時間7時～10時の間で選択可能）や在宅勤務制度を導入しており、多くの社員が制度を活用しているそうです。（入社間もない頃は原則毎日出社）

また、有給休暇も取りやすく、会社全体として「時間内に終わらせる人が評価される風土」が根付いているため、メリハリをつけながら働くことができます。

もちろん繁忙期は忙しく、残業が増えるケースもありますが、仕事の進め方についても裁量を与えられているので、自分でスケジュール管理がしやすく、計画的に働けることも働きやすさの一因となっています。

各部門に分かれて顧客を支える企画提案型の商社営業の仕事

今回募集している営業職は第一営業部と第二営業部に分かれており、さらにその中で担当領域ごとに二つのグループに分かれた体制となっています。
それぞれの顧客や担当業務は以下のとおりです。

①量販店担当グループ（第一営業部）
家電量販店などを顧客とするグループです。
企画提案のほか、量販店売り場における販促イベント等にも参加します。

②オンラインショップ担当グループ（第一営業部）
オンラインショップ専門のグループです。
Amazonページの運営など、オンラインショップにおけるレイアウトや文言など全体管理を担っています。

③流通・製造メーカー担当グループ（第二営業部）
大手流通商社や製造メーカーを顧客とするグループです。
常に顧客と連携しながら、継続的な製品供給を支えています。

④SIer・中小企業等担当グループ（第二営業部）
SIerや中小企業などを中心に担当しているグループです。
HP経由のお問い合わせに対する相談対応のほか、電話でお困りごとなどをヒアリングし、それに対する最適な提案を行うなど、幅広い業務を担っています。

フォロー体制が充実しているので文系出身でも安心して働ける

新卒入社後、まずは新入社員研修において社会人マナー（テックウインドに必要なビジネスマナーなど）や各部署説明会、パソコン組み立て研修などを受講します。

また、物流センターにおける物流業務研修やBS事業所におけるBS業務研修（パソコン、サーバー組み立て作業など）にて、業務全体の一連の流れを把握するとともに、今後仕事で関わることになる物流センター・BS事業所のメンバーとの関係構築を行います。

5月に配属されますが、その後も新入社員一人ひとりに指導役の先輩社員が1年間付く「ブラザー・シスター制度」を導入しているため、仕事の進め方など仕事面はもちろん、社会生活に困った時にも相談することができます。

このほか、同社では技術部を講師にしたパソコン組み立て教室やeラーニングによる動画配信など、パソコンや周辺機器の知識に関する研修が充実しています。
文系出身者が7割という数字が示すとおり、パソコンや関連機器等の知識に自信がなくても安心して働くことができます。

世界的企業との取引などビジネスチャンスが広がっている

同社はAmazonなどと直接取引しており、インテルやマイクロソフトの正規一次代理店となるなど、世界的企業と深く関わるため、それだけビジネスチャンスも大きく、まだ国内に浸透していない最新サービス・製品を広める仕事に携わることができます。

また、量販店やネットショッピング、メーカーなど幅広い業界をお客様としているので、自分が提案した商品を街中で見かける機会も多く、自分自身の提案で世界をもっと便利にするなど、ビジネスチャンスも広がっています。

このほか、営業職として入社した場合でも、将来的に仕入れ部門や技術部門に職種転換することもできるので、培った営業スキルを武器にしながら、さまざまなキャリアの選択肢があることも同社に入社する大きなメリットです。

テックウインドという組織に合わない人の特徴

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を読んだ人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、合わない人の特徴等についても隠さずお伝えしています。

まず前提として、自分で考えて行動できない人には合わない環境です。
同社では社員に大きな裁量を与えているので、仕事の進め方から目標管理に至るまで自分自身で行う必要があり、自ら考えなければモチベーションを維持することもできません。

また、常に他部署と協力して仕事を進めるため、一人で黙々と仕事するような環境ではないことに加え、IT機器専門商社の営業マンとして、IT機器に関する知識のアップデートが常に求められるので、多少なりともIT機器に関する興味は持っていて欲しいとのことでした。

編集部が考えるテックウインドのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じたテックウインド株式会社のホワイトポイントは以下の3点です。

①希少価値の高い存在としての安定感
国内におけるインテルとの直接取引は4社のみ、マイクロソフトは2社のみとなる中、同社はそのうちの1社に20年以上選ばれ続けていることに加え、海外100社以上のメーカーと取引するなど、国内において”希少価値の高い存在”となっており、同社にしか提供できない価値があるからこそ、企業としての安定感も揺るぎないものだと編集部は感じました。

②ちょうど良い距離感ならではの居心地の良さ
先輩が手取り足取り教えてくれるわけではないけど、困った時には手を差し伸べてくれるという「近すぎず遠すぎずの関係性」は、裁量を与えている同社ならではの距離感です。
この点に加え、時差出勤や在宅勤務といった制度面、休暇の取りやすさなども兼ね備えているからこそ実現できる居心地の良さは、まさにホワイトポイントです。

③文系出身でも安心して働ける環境
新入社員研修や技術部を講師にしたパソコン組み立て教室、eラーニングによる動画配信など、パソコンに関する研修が充実しており、ブラザー・シスター制度でサポート体制も万全とするなど、文系出身者でも安心して働けるのは同社ならではのホワイトポイントです。

以上の3点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「ビジネスチャンスの大きさに魅力を感じる人」「裁量を持ちながら自律して働きたい人」「IT機器やパソコンに興味がある人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。