【就活アドバイザーになるには?】5つの方法を具体的に解説!

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今回の記事では、就活アドバイザーの仕事内容やなり方についてバシッと共有していきます!

就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

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それでは本題に入っていきますね!

就活経験や社会人経験を活かして就活生のサポートをしたいと思っている人はいませんか?

実は、就活アドバイザーは未経験からでもなれる仕事です。

そこで今回は、就活アドバイザーの仕事内容やなり方、向いている人の特徴などを解説します。

人材紹介会社の選び方についても紹介するので、就活アドバイザーの仕事に興味のある人はぜひ最後まで読んでくださいね。

そもそも就活アドバイザーとは?

就活アドバイザーとは、人材紹介会社やハローワークなどで就活生に対して職探しのアドバイスや選考対策を行う仕事。

(キャリアアドバイザーや就活エージェントなどと呼ばれることもあります。)

就活アドバイザーが紹介した求人に就活生入社が決まると、その企業から報酬を受け取ることで利益を上げます。

もともとは転職者向けのサービスでしたが、昨今では新卒者向けのサービスとしても普及しました。

なお、就活アドバイザーは単に希望に合った求人を紹介するのではなく、人生のプランやワークライフバランス、社会の中での役割などを包括的に考えサポートすることが求められます。

そのため、就活アドバイザーには人生経験や職業経験が豊富な人が多くいます。

就活生が充実した就活を行うためのさまざまなサポートをするということですね。責任が大きな仕事ですね。

就活アドバイザーの具体的な仕事内容

就活アドバイザーに興味があっても、具体的にどんな仕事をするのかよく知らない人も多いかと思います。

そこで次に、就活アドバイザーの具体的な仕事内容を3つ紹介します。

なお、就活アドバイザーの仕事はこれだけではないのであくまでメイン業務として理解しておいてくださいね。

【就活アドバイザーの具体的な仕事内容】

  1. 就活生との面談を通して適性の高い求人を紹介する
  2. 選考対策や面接日程の調整などの選考支援
  3. 内定獲得後の入社までのケア

①就活生との面談を通して適性の高い求人を紹介する

就活アドバイザーは就活生との面談を通してその人に合った求人を紹介します。

一般的な求人サイトと異なるのは、単に希望条件を聞いて求人を紹介するだけではないこと。

面談を通して就活生の適性を見抜き、長期的なキャリアも踏まえた求人を紹介することが求められます。

たとえば、就活生自身は事務職を希望していてもコミュニケーション能力や行動力などの適性から営業職や接客業を提案することも。

その際には、なぜ営業職や接客業が向いていると思うのかを就活生に説明し、本人の考えも聞き取らなければなりません。

社会経験の浅い就活生は自分にどんな仕事が合っているのかわからないことも多いんですよね。

また、「この仕事しかやりたくない」と自ら可能性を狭めてしまっている就活生もいます。

自分が持つ強みに気付かぬまま就活を進めるのは大変もったいないこと。

なので、本人の希望条件を踏まえつつ選択肢を広げてあげることも就活アドバイザーの重要な使命なんですよ。

②選考対策や面接日程の調整などの選考支援

選考対策や面接日程の調整などの選考支援も就活アドバイザーの大切な仕事。

就活生の中には、自分の強みや熱意をうまく言葉にできず書類選考や面接で苦労する人も多くいます。

内定を獲得できるポテンシャルを持っているのに、やり方が分からないだけで落ちてしまうのは本人にとっても辛いこと。

そんな人のために、就活アドバイザーはES添削や模擬面接、身だしなみの指導などをして就活生が選考を突破できるように全力でサポートをします。

また、就活マナーや企業とのやりとりが苦手で、選考日程の調整が負担になってる人も少なくありません。

そこを就活アドバイザーが代わりにやってあげることで、就活生は余計なストレスを感じることなく選考に集中できるんですよね。

要するに、就活生が自分の強みを最大限に発揮できるようにあらゆる方面からサポートをするということです!

③内定獲得後の入社までのケア

就活アドバイザーの仕事は内定を獲得したら終わりではなく、入社前のケアまで続きます。

一般的な求人サイトでは内定獲得後のフォローはなく、就活生は自分で企業とやりとりをすることになります。

たとえば、「内定を承諾するか辞退するか迷っている」「入社に関して疑問点がある」といった悩みも自分で解決しなければなりません。

一方就活アドバイザーは、内定獲得後も就活生のさまざまな悩みのケアをします。

具体的には、入社すべきかどうかの相談に乗ったり内定辞退の連絡を代わりにしたり。

内定が出たけど他も探したいという希望があれば、また求人を紹介したり選考対策をしたりすることもあります。

つまり、就活アドバイザーはただ内定を獲得させるのではなく、就活生が納得できる結果になるまでとことんサポートをするんですよ!

企業探しから入社までを一貫してサポ―トするということですね。

就活アドバイザーは未経験からでもなれる?

結論から言うと、就活アドバイザーは未経験からでもなれます。

なぜなら、就活アドバイザーに資格は必要なくあらゆる業種の経験を活かせるから。

たとえば、就活生が食品業界を志望している場合、食品業界で働いていた人なら自身の経験を交えて業界特徴を説明したり求人を選んだりすることができます。

営業職をしていた人なら営業職を希望する就活生に対してより具体的なアドバイスができるでしょう。

また、結婚や子育てなど仕事以外の経験が求人紹介や就活相談の際に役立つことも。

このように就活アドバイザーはあらゆる経験を業務に活かせるため、未経験でも募集している企業は多くあるんですよ。

ただし、どんな人でも簡単に就活アドバイザーになれるというわけではありません。

仕事やキャリアに関するアドバイスをすることから、実際は人材業界や人事部での経験のある人、豊富な転職経験や人生経験を持つ人が多いです。

なので、経験者と比較すると未経験者は選択肢は限られてしまうかもしれません。

未経験でも就活アドバイザーになるチャンスはあるんですね!さまざまな業務経験を活かせるのは魅力ですね。

就活アドバイザーになるにはどうすれば良い?【方法は5パターンある】

就活アドバイザーは未経験でもOKと説明しましたが、具体的にどうすればなれるのでしょうか?

ここでは、就活アドバイザーとして働くための方法を5つ紹介します。

希望する働き方や経験などを踏まえて、自分に合った方法を見つけてくださいね。

【就活アドバイザーになる方法】

  1. 人材紹介会社に正社員として入社する
  2. ハローワークに正社員として入社する
  3. 大学のキャリアセンターに正社員として入社する
  4. 人材紹介会社と業務委託として契約する
  5. 個人事業主として開業または起業

①人材紹介会社に正社員として入社する

1つ目の方法は、人材業界会社に正社員として入社すること。

人材紹介会社の社員として就活生の支援をする部署に配属されれば、就活アドバイザーの仕事ができます。

未経験の場合は、エンジニア向けや医療業界向けなどある職種や業界に特化した企業がおすすめ。

なぜなら、その職種・業界での経験があれば未経験でも採用されやすいからです。

なので、人材紹介会社に入社したいなら未経験可としている企業や特化型の企業を探してみてください。

ただしひとつ注意してほしいのは、入社したからといって希望の仕事ができるとは限らないということ。

人材紹介会社の中には、法人対応をする部署や派遣紹介をする部署、求人サイトを運営する部署などさまざまな仕事があります。

サラリーマンとして働く限り、希望していない部署に配属される可能性は避けられません。

②ハローワークに正社員として入社する

ハローワークとは、厚生労働省が運営する公共職業安定所です。

転職者向けというイメージが大きいですが、新卒応援ハローワークといって新卒者向けの就活支援も行っています。

なので、ハローワークに入社して就活アドバイザーとして働くのも選択肢のひとつなんですよ。

ただし、正社員としてハローワークで働くのは簡単なことではありません。

まず、ハローワークは厚生労働省管轄なので、正社員になるためには国家公務員試験(一般職)を受けなけれなりません。

年に1回しか受けられない上、倍率は何年高くなっているので相当な努力が必要でしょう。

また、試験に合格してもハローワークに配属されるとは限りません。一度ハローワークに配属されても他の部署に異動になる可能性もあります。

なので、すぐに就活アドバイザーの仕事を始めたい人や長く続けたい人にはあまりおすすめできませんね。

ちなみに、ハローワークではパートやアルバイトの募集もしているのでどうしても働いてみたいという人はそちらも検討してくださいね。

③大学のキャリアセンターに正社員として入社する

大学のキャリアセンターの職員となり、就活生のサポートをするという方法もあります。

大学のキャリアセンターで働くには、まずその大学の職員になるための採用試験に合格しなければなりません。

採用試験の内容は大学によって異なりますが、筆記試験や面接などを行うことが多いですね。

具体的な倍率は不明ですが、安定性の高い仕事であることから非常に人気が高く難易度も高めと言えます。

また、大学職員となった後もキャリアセンターに配属されるとは限りません。

そのため、大学のキャリアセンターで正社員として働くのは簡単な道のりではないと理解しておいてくださいね。

なお、キャリアセンターは派遣社員やパートの募集も行っているため興味がある人はそちらも検討してみましょう。

④人材紹介会社と業務委託として契約する

4つ目の選択肢は、人材紹介会社と業務委託として契約することです。

業務委託とは、その会社と雇用契約を結ぶことなく個人として仕事を引き受けること。

昨今では、働き方の多様化や人件費削減といった観点から外部に業務を委託する企業が増えています。

就活アドバイザーも例外ではなく、求人サイトやクラウドソーシングサイトなどでは多くの業務委託求人が見られます。

そのため、人材紹介会社から業務委託を受ければ特定の企業や団体の社員にならなくても就活アドバイザーの仕事ができるんですよ。

ただし、業務委託を通して求人紹介をするのは法律上グレート(ほぼNG)とされています。

なので、業務委託で就活アドバイザーをする際は就活相談などがメインとなるでしょう。

⑤個人事業主として開業または起業

就活アドバイザーになるための5つ目の選択肢は、個人事業主として開業または起業すること。

つまり、自分で就活アドバイザーのサービスを立ち上げてしまうということです。

ですが、この方法はクリアしなければならない現実問題が多いため、未経験からいきなり挑戦するのはおすすめできません。

たとえば、職業安定法(32条の3)では「求人紹介は厚生労働大臣の許可がないとできない」と決められています。

そのため、就活アドバイザーとして求人紹介を行うのであれば、「有料職業紹介の許認可」の取得や資本金500万円などの要件を満たさなければなりません。

これから就活アドバイザーを目指す人にとっては難易度が高いので、将来的なキャリアの選択肢として考えておいてくださいね。

就活アドバイザーになる方法は色々あるんですね。未経験から目指すなら人材紹介会社に入社するのが一番良さそうですね。

就活アドバイザーになるために必要な対策

就活アドバイザーは未経験でもなれますが、誰でも簡単になれるわけではありません。

なぜなら、就活アドバイザーは人の人生を左右する非常に責任の大きな仕事だからです。

「なんだか楽しそうだから」という甘い気持ちではまず採用されないかと。

なので、就活アドバイザーになるには次の3つの対策をしておくことをおすすめします。

【就活アドバイザーになるために必要な対策】

  1. なぜ就活アドバイザーになりたいのか明確化しておく
  2. 傾聴力を高めるための勉強をしておく
  3. 時間に余裕があればキャリアコンサルタントの資格を取得する

対策① なぜ就活アドバイザーになりたいのか明確化しておく

まずは、なぜ就活アドバイザーになりたいのかを明確化してください。

なぜなら、曖昧な気持ちで就活アドバイザーになっても就活生に対して良いサービスは提供できないからです。

たとえば、「お金を稼げる大手企業に行きたい」と言う就活生に対して、ただその通りに求人紹介をするのは就活アドバイザーとしてはNG。

就活生の適性を見抜いた上で長期的なキャリアプランに合った求人を紹介しなければ、内定を貰えないか内定を獲得できても早期退職につながってしまうでしょう。

そうなれば就活生にとっても企業にとっても幸せな結果にはなりませんよね。

つまり、いい加減なアドバイスでは本当の意味で就活生をサポートすることはできないんですよ。

なので、就活アドバイザーには「就活生や企業、社会に対してどんな価値を提供したいのか」という熱意が必要なんですね。

資格がなくても未経験でもなれる仕事だからこそ、いま一度なぜ就活アドバイザーになりたいのかを考えてみてください。

そこがしっかりしていれば、人材紹介会社にも採用されやすくなりますよ。

対策② 傾聴力を高めるための勉強をしておく

2つ目の対策は、傾聴力を高めるための勉強をしておくこと。

なぜなら、就活アドバイザーはいかに就活生と信頼関係を築き本音を聞き出すかが大切だからです。

就活生の中には、自分の適性やポテンシャルに気付かず自ら選択肢を狭めてしまっている人も少なくありません。

そんなとき、就活アドバイザーがうまく本音を聞き出してあげれば思わぬ強みや目標を見つけられます。

自分に合う仕事を見つけられれば、就活だけでなくその後の人生にも良い影響を与えられるでしょう。

要するに、就活アドバイザーとして活躍するためには相手の話を聞く力が非常に重要だということ!

なので、就活アドバイザーになりたいなら傾聴力を高めるための努力をしてくださいね。

傾聴力を高めるための3原則

傾聴力を高めるべきと言われても何をすればいいか分からないですよね。

そんなときは、アメリカの心理学者カール・ロジャーズが提唱した「ロジャーズの3原則」を参考にしてください。

【<ロジャースの3原則>】

  1. 共感的理解:相手の話を相手の立場になって共感しながら聞く。
  2. 無条件の肯定的関心:相手の話を否定せず、肯定的な関心を持って聞く。
  3. 自己一致:話が分かりにくいときはそれを伝え、真意を確認する。

この原則は、医療や介護の現場、コールセンターなどさまざまな場面で取り入れられています。

この3つを実践することで、就活アドバイザーとしての傾聴力を高められますよ。

対策③ 時間に余裕があればキャリアコンサルタントの資格を取得する

時間に余裕がある人は、キャリアコンサルタントの資格を取得するのもおすすめです。

キャリアコンサルタントとは、就職や転職を考えている人に対して職探しや能力開発に関するアドバイスができる国家資格。

なぜこの資格がおすすめなのかというと、専門知識を持っていることを証明できキャリアコンサルタントと名乗れるようになるからです。

先程説明したように、就活アドバイザーの仕事に資格は必要ありません。

ですが、キャリアコンサルタントの肩書きを持っていると人材紹介会社や就活生からの信頼を得やすくなります。

つまり、キャリアコンサルタントの資格を持っておくと就活アドバイザーとしての選択肢が広がるんですよね。

なので、長く就活アドバイザーとして活躍したい人はぜひキャリアコンサルタントの資格取得を検討してください。

未経験でも挑戦できる仕事だからこそ、なりたい理由を明確化したり傾聴力を磨いたりすることが大切なんですね。

未経験でも挑戦できる仕事だからこそ、なりたい理由を明確化したり傾聴力を磨いたりすることが大切なんですね。

就活アドバイザーになるために国家資格の「キャリアコンサルタント」は必要?

上記では、国家資格であるキャリアコンサルタントの資格取得がおすすめだと説明しました。

では、就活アドバイザーになるためにこの資格は必須なのでしょうか?

ここでは、キャリアコンサルタントの資格の必要性について詳しく解説します。

必須ではないがあると採用されやすい

就活アドバイザーになるためにキャリアコンサルタントの資格は必須ではありません。

人材紹介会社や大学のキャリアカウンセラーに採用されれば資格がなくても就活アドバイザーにはなれます。

しかし、資格を持っておくと専門知識を有していることの証明になるため採用時には有利になる可能性が高いです。

たとえば、倍率が高い人気企業や専門性の高い人を求めている場合には資格を持っておいた方が採用されやすいでしょう。

ただし、キャリアコンサルタントでないとできない仕事はなく、資格の必要性については企業や団体によって意見が分かれます。

資格があるからといって必ずしも有利になるわけではないので注意してくださいね。

入社してから勉強を並行で行うのもおすすめ

キャリアコンサルタントの資格を取得するなら、入社してから勉強するのもおすすめ。

なぜなら、実務経験がないと高額な養成講座を受講しなければならないからです。

キャリアコンサルタントの試験は、厚生労働省指定の養成講座を受けるか、キャリア支援関連の仕事を3年以上経験した人でないと受けられません。

よって未経験の人は養成講座を受けなければならないんですが、これが30~50万円とかなり高額なんですよね。

一方就活アドバイザーとしての経験が3年以上あれば、養成講座を受ける必要はありません。

なので、費用面から考えると入社してから勉強した方が良いと思いますよ。

キャリアコンサルタントの資格ってそんなにお金がかかるんですね。それなら入社して方の方が良いかも。

おすすめの人材紹介会社の選び方

就活アドバイザーになる方法のひとつとして人材紹介会社に入社することを紹介しました。

しかし、人材紹介会社の中にはブラック企業も紛れているので適当に選ぶのは大変リスキー!

では、働きやすい人材紹介会社を選ぶためにはどんな点に気を付ければ良いのでしょうか?

ここでは、おすすめの人材紹介会社の選び方を3つ解説します。

【おすすめの人材紹介会社の選び方】

  1. 教育制度や研修制度がしっかりしているかどうかを確認する
  2. 利用者側の評判を確認する
  3. 残業時間があまりに多くないか確認する

①教育制度や研修制度がしっかりしているかどうかを確認する

まずは、教育制度や研修制度がしっかりしているかどうかを確認してください。

なぜなら、ブラック企業はロクに教育や研修をせずいきなり業務をやらせる傾向があるから。

ブラック企業は常に人手不足で忙しいので、しっかり教育や研修をしている暇がないんですよね。

新人だろうが未経験だろうがいきなり現場に放り出されます。

逆に、社員を大切にしてくれるホワイト企業は最初にしっかり教育をしてくれます。

最初に社員教育をしっかりしておけば雇用の安定につながり、結果的に利益になるのを知っているからですね。

なので、教育制度や研修制度がしっかりしている会社であれば働きやすい環境である可能性が高いんですよ。

②利用者側の評判を確認する

人材紹介会社を選ぶ際は、利用者側(就活生)の評判を確認してください。

というのも、利用者側の評判が悪い会社はノルマがきついゆえに対応が雑になっている可能性があるからです。

そのような職場は、社員がみんなイライラしていて雰囲気も悪いことが予想されます。

たとえば、口コミサイトやSNSで検索してみて悪い評判が目立つ会社はブラック率が高いですね。

逆に、利用者側の評判の良い会社は適切な人員配置で教育もしっかり行っている可能性が高いです。

なので、利用者側の評判が良いかどうかも判断材料にしてください。

③残業時間があまりに多くないか確認する

3つ目のポイントは、残業時間があまり多くないか確認すること。

「そんなこと当たり前じゃん!」と思うかもしれませんが、人材紹介会社の場合は特に注意が必要なんですよ。

というのも、人材紹介会社はお客様ありきの仕事なので、取引先企業の都合によって定時外に打ち合わせが入ったり急な対応をしたりすることも多いんです。

また、就活生の予定に合わせて定時外に面談や電話をすることもあります。

つまり、人材紹介会社は仕事の特性上残業が発生しやすいということ!

なので、残業時間の管理が適当な会社に入社すると長時間労働が当たり前になってしまうんですよね。

人材紹介会社を選ぶ際は、面接や口コミなどで残業時間の多さや管理方法についてもしっかり確認しておいてください。

人材紹介会社にも当たりハズレがあるんですね。利用者側の評判も確認するのは盲点でした!

就活アドバイザーに向いている人の特徴

就活アドバイザーの仕事に興味があっても、「自分にできるのだろうか」「向いているのだろうか」と不安になってしまう人も多いと思います。

そこで次に、就活アドバイザーに向いている人の特徴を解説します。

ここを押さえておけば、人材紹介会社の選考を受ける際にも役立ちますよ。

【就活アドバイザーに向いている人の特徴】

  1. 人の話を聞くのが好き
  2. 他人に興味があってお世話をするのが好き
  3. マメな連絡が苦にならない

特徴① 人の話を聞くのが好き

まず第一に、就活アドバイザーは人の話を聞くのが好きであることが大前提です。

なぜなら、就活アドバイザーは就活生の話を聞くことがすべてのサポートの基本となるから。

たとえば、就活生の中には「就活の軸が決まらない」「やりたい仕事なんてない」という人も多くいます。

また、就活がうまくいかずやる気を失いかけている就活生も多いでしょう。

就活アドバイザーは、そんな就活生に対しても根気強く耳を傾け適性を見抜かなければなりません。

つまり、いかに就活生の本音を聞き出すかが重要なんですよね。

なので、人の話を聞くのが好きで相手の気持ちを探るのが得意な人は就活アドバイザーに向いています。

特徴② 他人に興味があってお世話をするのが好き

就活アドバイザーは、他人に興味があってお世話をするのが好きなことも大切です。

なぜなら、与えられたことをこなすだけの受け身の姿勢では良いサポートはできないから。

たとえば、求人紹介をするときはただ就活生の希望を聞くだけでなく、適性やキャリアプランを見据えた提案をしなければなりません。

ときには就活生が希望していない職種を調べたり新しい可能性を発掘することも必要でしょう。

要するに、「人のために役に立つことをしたい」という思いを持ち積極的に行動することが大切なんですよね。

なので、相手の人生について深く考えられる人や世話好きな人は就活アドバイザーに向いています。

特徴③ マメな連絡が苦にならない

就活アドバイザーの仕事では、就活生と頻繁に連絡を取り合わなければなりません。

たとえば、求人紹介をするときや応募書類の確認をするとき、選考日程を決めるとき、選考結果を伝えるときなど。

また、担当する就活生は1人ではないため、誰がどんな状況なのかを把握しながら1日に何度もメールや電話をすることになります。

ときには業務時間外に電話がかかってくることもあるかもしれません。

そのため、マメな連絡が苦にならないことも就活アドバイザーとして大切な素養と言えます。

逆に、定時外は働きたくない人や自分のペースで仕事をしたい人はあまり向いていません。

人のサポートをする仕事であることから、自分の都合や利益ばかりを優先する人は向いていないということですね。

就活アドバイザーになるうえでよくある質問

最後に、就活アドバイザーになることに関してよくある質問にお答えします。

就活アドバイザーについて疑問が残っている人はぜひここで解決してくださいね。

質問① 就活アドバイザーの仕事のやりがいは?

就活アドバイザーの仕事にはどんなやりがいがありますか?

就活アドバイザーのやりがいは、就活という人生の大切な分岐点をプロの視点で応援できることですね。

たとえば、就活生が進むべき道を決め明るい表情を見せてくれたときは、何とも言えない喜びを感じることができます。

人の進路選択に関わることは大きな責任を伴いますし、うまくいかないこともあるかもしれません。

ですが、就活生の悩みに寄り添って共に目標を達成していくことは自分1人では得られない達成感があるんですよ。

また、さまざまな価値観の就活生と出会うことで自分の視野が広がっていくことも就活アドバイザーの大きなやりがいですね。

質問② 就活アドバイザーの仕事の辛い・大変なところは?

就活アドバイザーの仕事に興味があるんですが、やはり辛い・大変なこともありますか?

就活アドバイザーの辛い・大変なところは、就活生へのサポートに明確な正解がないことです。

たとえば、就活生の中には「何か良い会社はないですか?」「どうしたらいいですか?」と進むべき道を聞いてくる人もいます。

しかし幸せの定義や考え方は人によってさまざまなので、「この会社に入社すべき!」という最適解を出すのは非常に難しいもの。

また、就活においては自分で考え進路を選択することも非常に大切です。

就活生の適性を見抜いて最適な提案をしつつ、就活生自身が考えて進路を決められるように導かなければなりません。

このように、明確な正解がない中で就活生のサポートをしなければならないのが就活アドバイザーの難しいところですね。

質問③ 就活アドバイザーの年収や待遇は良い?

ぶっちゃけ就活アドバイザーって年収はどれくらいですか?待遇は良いですか?

就活アドバイザーの年収については、根拠となるデータがないため具体的な数字は分かりません。

ですが、求人や口コミなどを見てみると未経験なら300万円から、経験者なら400~600万円が相場ですね。

なので他の業種と比較して特別低いとか高いということはなく、一般的なサラリーマンと同じくらいと思っておいて大丈夫です。

ただし実際は企業の給与水準や経験値によって大きく異なります。

大手で給与水準が高いところであれば、年収はもっと高くなりますし福利厚生などの待遇も充実しているでしょう。

つまり、就活アドバイザーだから稼げる・稼げないという話ではなく、どんな会社でどんな働き方をするかによって年収や待遇は異なるということです。

就活アドバイザーの仕事のイメージが膨らんできました!未経験だけど、これまでの仕事を活かして挑戦してみようかな。

本記事の要点まとめ

この記事では、就活アドバイザーの仕事内容やなり方、人材紹介会社の選び方について解説してきました。

就活アドバイザーは資格不要でさまざまな業種の経験を活かせるため、人材業界未経験でも挑戦しやすい仕事です。

実際に、未経験可としている求人も多く見られます。

ただし人のキャリアを応援する仕事であることから、人生経験や人材業界での経験が豊富な人の方が有利になるのも事実です。

そのため、未経験から目指すならまずはある業界・職種に特化した人材業界会社がおすすめ。

長期的に就活アドバイザーとして活躍したいなら、公務員(ハローワーク)やキャリアセンター(大学職員)も選択肢に入ってくるでしょう。

この記事を読んだみなさんが、前向きな気持ちで就活アドバイザーを目指せますように。

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

▼本記事の要点まとめ

  • 就活アドバイザーとは、人材紹介会社やハローワークなどで就活生に対して求人紹介や選考対策、内定獲得後のフォローを行う仕事。
  • 就活アドバイザーとしての働き方には、人材紹介会社やハローワーク、キャリアセンター、業務委託、個人事業主などがある。
  • 未経験から始めるなら経験のある業界・職種に特化した人材紹介会社がおすすめ。
  • 人材紹介会社を選ぶ際は、教育制度や残業時間、利用者側の口コミを確認するべき。
  • 就活アドバイザーに向いている人の特徴は、人の話を聞くのが好き、他人に興味がありお世話をすることが好き、マメな連絡が苦にならないの3つ。

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この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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