【中小の商社おすすめランキング】年収や売上高で一覧化!

本ページには一部PR情報が含まれます(詳細:広告掲載ポリシー

求職者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

(これまで7年間、ほぼ毎日、スタバにこもって1500以上の記事を書き続けてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります!)

【新卒・中途必見!】

この記事を掲載しているホワイト企業ナビは、ホワイト企業専用の求人サイトです。

ホワイト企業ナビで「積極採用中の求人」を見る 【3分で完了】スカウト登録しておく(新卒) 【3分で完了】スカウト登録しておく(中途)

それでは本題に入っていきますね!

中小の商社に対して、「商社なのに地味」「商社だけど年収は低そう」などとネガティブなイメージを持っていませんか?

実は、中小の商社は大企業の商社に引けを取らないほど、優良な企業がそろっているんです。

そこで本記事では、年収や売上高などの項目別に、おすすめの中小の商社をランキング一覧でまとめました!

入社するメリット・デメリットや探し方も分かるため、中小の商社ならではの魅力を知って早めに就活の幅を広げましょう!

中小の商社おすすめランキング|年収編

中小の商社とは、資本金か出資の総額が1億円以下もしくは、常時使用する従業員数が100人以下*の企業のこと。

ちなみに総合商社と専門商社では年収に約2倍の差があり、大企業の場合は総合1,331万円・専門634万円が平均です。

中小企業の年収は大企業の80%なので、中小の商社の平均年収は、総合900万円・専門500万円前後と考えられるため目安にしてみてくださいね。

前置きが長くなってしまいましたが、年収が高い企業をランキング一覧で10社を発表します!

企業名年収
(万円)
概要・おすすめポイント
西本Wismettac HD1,015食品貿易商社。「サンキストレモン」の輸入総合理店で、日本食をメインにアジア食材の販売事業を手掛けている。世界48カ国に拠点を持つ(2022年時点)。大卒初任給は22.5万円。充実した福利厚生やダイバーシティ推進の取り組みに積極的な点も魅力。
遠藤科学970静岡に本社を構える科学機器専門商社。理化学・バイオ機器や電子計測、試験器など手掛ける製品は多岐に渡る。初年度初年度 月収例25万円程度(2021年度)他、年間休日120日以上、3年後離職率0%、月平均残業時間12.3時間など好条件がそろう。
東京貿易HD924東京貿易グループの持株会社。「エネルギー機械」「技術・自動車・情報」「医療・生活・科学」「資材・資源・鉄鋼」の4事業を展開。セコム、トヨタ自動車、本田技研工業など大手企業が主要取引先。任給例24万円。その他、3年後離職率5.6%。
ミツウロコグループHD893関東地盤の独立系エネルギー商社。LPガスや石油を取り扱う他、ガソリンスタンドの運営や温浴施設などの不動産事業も手掛ける。初任給は約23.3万円。他、年間休日120日以上、リフレッシュ休暇や保養施設保有など福利厚生も充実している。
アイナボHD886住宅設備機器の老舗商社。住宅設備機器販売・空調設備などを中心とした住宅設備機器を扱う。卸売業の他に戸建て・マンション向け工事事業も行っており、関東圏の工事業界ではトップシェアを誇る。メインが卸売業から工事事業に移行している。
OUG HD842大阪に本社を置く水産物卸売の商社。マルハニチロや農林中央金庫などを株主に持つ。大阪市中央卸売市場を中心に近畿圏の卸売りを行い規模は国内トップクラスで安定的。鮮魚の加工品の販売の他、養殖や物流産業も展開し海外事業を推進中。
エービーシー商会840資材の専門商社。建築土木資材やファッションインテリア資材、住設機器を扱う。扱う建築資材は約1万種類で建築製品の卸売りの他研究開発や、病院・教育施設の施工なども手掛けている。女性活躍推進の取り組みにも積極的。
島田商会817化学製品の専門商社。石油化学やセルロース製品をアジア圏に展開するなど海外事業も活発。化学製品の他、樹脂・フィルム事業や環境関連事業も手掛ける。初任給22.4万円、3年後離職率0%、年間休日120日以上、月平均残業時間5.8時間など労働環境も良好。
伊藤忠TC建機800建設機械・資材の専門商社。超大型建設機械を始めとする機器の国内販売・レンタルを主業務とし、住宅関連やイベント関連、中古建設機械の買取・輸出事業も展開。通信教育講座や自己啓発支援など教育制度が豊富でキャリアアップをサポート。
10岩井産業783岡山県に本社を構える機械工具や溶接機、環境機器などを扱う商社。その他、高圧ガス販売や医薬品販売、高度管理医療機器等販売なども行う。ダイワハウスや大鵬薬品など大手企業への納入実績あり。

年収800万円以上をもらえる企業が多いのは商社ならではだね。

うん!年収だけでなく待遇面も、大企業に引けを取らないほど充実しているね。

ホワイト企業に就職する方法

ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。

内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。

要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。

就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。

(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)

では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?

おすすめの手段を3つ共有しますね。

①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す

ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。

ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。

このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。

ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!

求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。

②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう

次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。

就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。

また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。

この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。

実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。

【担当者に伝えた内容】

  • 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」

就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。

利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。

ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。

③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする

最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。

逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。

逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。

スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。

利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。

以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。

またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。

そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。

ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?

とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。

企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。

中小の商社おすすめランキング|売上高編

次に、売上高で見たおすすめ商社を10選紹介します。

売上高は企業の経営状況を知る上で欠かせない項目ですよね。

『就職四季報優良・中堅企業2023年版』によると、中堅・中小企業の売上高平均は100〜200億円台が35%と最も多い結果が出ています。

ですが、中小の商社の中にも、売上高が数千億円にも及ぶ企業が少なくありません!

さっそく売上高編のおすすめ中小の商社をランキング一覧で10社紹介します。

企業名売上高
(億円)
概要・おすすめポイント
レスターHD3,238エレクトロニクスの総合商社。主な事業は「半導体部品」「パナソニック向けの調達」「電子機器」「環境エネルギー」の4つ。平均年収741万円、3年後離職率0%、平均有給取得日数11.8日、土日完全週休2日制で年間休日120日以上と働きやすい環境。
ENEOSウイング2,525愛知県に本社を置く軽油・ガソリンなどの燃料を扱う商社。その他自動車買取やレンタカー事業も手掛ける。国内シェアの半分を占める高いシェア率を誇るENEOSグループのため安定的。土日完全週休2日制で年間休日120日、平均年収558万円。
ほくやく・竹山HD2,394北海道地盤の医薬品専門商社。医薬品の卸以外にも介護事業やITC事業を手掛け、福祉用具レンタルにおいては道内トップシェアを占めるなど経常利益が多い。他、月平均残業時間22時間、3年後離職率20%、土日完全週休2日制。各種制度や手当も充実。
森六HD1,5541663年創業のメーカー機能を持つ化学商社。ケミカル事業と樹脂加工製品事業の2本柱で事業を展開。ケミカル事業では基礎化粧品や農医薬中間体などを製造。樹脂加工事業はホンダ向けの自動車部品製造が90%を占める。平均年収は730万円と高め。
井田両国堂1,520化粧品の専門商社。主要都市の他海外にも事業を展開。化粧品の美容品や日用品なども手掛ける。百貨店や量販店を中心に全国に約17,000以上の取引店舗を持つ。3年後離職率10%、平均有給取得日数11.5日、月平均残業時間6.8時間。
CBグループマネジメント1,4941920年創業の化粧品・日用品の専門商社。輸入商材の自社製品開発も手掛けており制汗剤「デオナチュレ」が有名。売上高は3年連続上昇傾向。年間休日120日以上、法定外福利厚生加入など待遇が良い他、時差出勤制度やノー残業デー実施など働き方の自由度が高い。
セイエル1,449広島に本社を置く医薬品の専門商社。東邦薬品グループ100%出資の完全子会社で経営基盤が安定している。医薬k品や医療機器の他、医療機関向けのシステム開発なども手掛ける。月平均残業時間6.9時間、土日完全週休2日制で休暇制度も充実。
小泉1,430住宅設備機材・配管部品、建材・資材などを扱う総合商社。小泉HD100%出資企業で経営基盤が安定している。首都圏に営業所を約100カ所置く他、ベトナムやドイツなど海外にも拠点を持つ。主要取引先にTOTO、LIXIL、クリナップなど大手企業がそろう。
吉田石油店1,167香川県に本社を構える石油類の商社。中国・四国地方のシェア率がトップクラスで、トラック向け軽油販売を軸にガソリンや灯油などの販売も行う。出光興産やENEOS、太陽石油などを主要仕入元に持つ。完全週休2日制で各種制度や休暇が豊富。
10ティーエムシー1,161食肉業界最大手であるハニューフーズ100%出資の子会社で輸出入の専門商社。他、不動産売買やリノベーション、物流などの事業も手掛ける。その他、3年後離職率0%、有給取得平均16日、月平均残業時間4.5時間と好条件。

なお、企業の経営基盤の安定性を知るには、直近の売上だけでなく過去3年間の伸び率を確認しましょう。

さらに売上と併せて本業の利益である「営業利益」や、本業以外の利益「経常利益」を確認することも重要です。

例えば、営業利益に加えて経常利益の伸びが良い企業は経営基盤が安定していると分かるように、優良企業が見極めやすくなりますよ。

大手企業が主要取引先の企業は売上高が高い傾向があるね。

本当だ!他にも複数の事業を展開して経常利益で売上を伸ばしているケースもあるね。

中小の商社おすすめランキング|専門業界編

続いて、専門業界別におすすめの企業を紹介します。

専門商社とは売上高の50%以上を特定の製品が占めている企業で、取引の仲介を行うトレードで主となる収益を得ています。

総合商社より企業数が多く、総合商社の子会社でニッチな製品を扱う「総合商社系の専門商社」や、特定メーカーの製品を販売する「メーカー系」、独自で事業を行う「独立系」の3つのビジネス形態に分けられます。

専門業界ごとにおすすめの商社をランキング一覧で5社ずつ発表していきますね!

【おすすめの基準】

  • 年間休日数:120日以上
  • 月平均残業時間:25時間以下
  • 3年後離職率:30%以下

なお、上記3点をベースに平均年収やシェア率、取引先企業の特徴なども含めています。

【中小の商社おすすめランキング|専門業界編】

  1. 食品専門商社
  2. 機械専門商社
  3. エネルギー専門商社
  4. 自動車関連専門商社
  5. 医薬品・医療機器専門商社
  6. 化学専門商社
  7. 電子・半導体専門商社
  8. 繊維専門商社
  9. その他専門商社

①食品専門商社

消費者の生活と健康を守る業界で、やりがいを感じやすい食品専門商社。

安定している業界のため就活生に人気です。

そして一口に「食」と言っても食材から飲料、健康食品などジャンルが幅広い点も食品業界ならではの特徴でしょう。

では、おすすめの中小の商社をランキング一覧で5選発表します!

企業名概要・おすすめポイント
デリカフーズHD外食産業用野菜の商社。契約農家から野菜を仕入れ、レストランやコンビニに供給し農家と生産者をつないでいる。EC事業にも力を入れている。平均年収697万円。3年後離職率5.7%、月平均残業時間25時間以下。
カルビーポテト馬鈴薯の物流・販売を行うカルビーの完全子会社。「ぽてコタン」「インカのめざめ」などの自社製品の製造も行っている。経営基盤が強く、平均年収743万円、3年後離職率0%、月平均残業時間19.8時間、年間休日120日以上など好条件がそろう。
大西商事山口県に本社を置く糖化品の専門商社。大西HD完全子会社で砂糖の取り扱いは業界トップクラス。他、食用油や小麦粉、ビール原料なども扱う。平均年収577万円、3年後離職率0%、年間休日120日以上。育休後の時間短縮勤務制度などあり女性も働きやすい環境。
フジノ食品滋賀県に本社を構える冷凍食品の専門商社。業務用食材などを病院やホテルなどの施設へ供給していて県内のシェア率はトップ。味の素やマルハニチロなどの大手企業を主要取引先に持つ。平均年収515万円。3年後離職率0%、休暇制度や教育制度も充実。
創健社1968年創業の健康自然食品の商社。自然食品・健康食品の企画開発を行い量販店や宅配へ販売を行っている。他、調味料や加工食品、飲料なども扱う。平均年収585万円。3年後離職率0%、残業時間13.3時間と働きやすい環境。

②機械専門商社

生産設備の調達から導入、維持管理までトータル的なサポートを行う機械専門商社。

おもに、卸業者とメーカーをつなぐ「総合機械商社」、新品の機械をエンドユーザーへ卸売りする「卸売商社」、メーカーから業者に卸売りされた機械を扱う「中古機械商社」の3つに分類されています。

中小のおすすめ機械専門商社5選のランキング一覧は下記の通りです。

企業名概要・おすすめポイント
東洋ハイテック粉粒体機器の専門商社。業界トップクラスで海外にも事業を展開。初任給21.5万円で過去3年平均賞与は8カ月分。月残業平均5時間、年間休日120日以上と好条件。他、リモートワーク率89.2%、女性の産休・育休復帰率100%と多様な働き方に対応している。
山産山口県に本社を置くインフラ関連の産業機械商社。風水力機械や電気計装機器などの生産・販売を手掛ける他、研究開発設備などの建設工事受託も行っている。官公庁やJR、大手企業が主要取引先。年間休日120日以上、残業5時間未満、諸手当が豊富など労働環境も良好。
伊藤電機エレクトロニクス専門商社。日立グループとアルプスアルパイン店契約を結んでいるのが強み。TOPPANやセイコーNPCなど多数の大手企業を始め170社以上の部品メーカーとも取引を行っている。海外でも活躍できるようトレーニー制度を設けてキャリア形成をサポート。平均年収680万円。
ワシノ商事愛知県に本社を構える工作機械・鍛圧機械などの総合設備専門商社。アジア圏にも拠点があり、海外視察研修やメーカー派遣研修など教育にも力を入れている。初任給23.4万円、土日完全週休2日制で年間休日120日以上、月平均残業時間13.1時間。
栄工社検出機器・駆動機器などの販売・制御機器開発を手掛ける商社。三菱電機やオムロンなど有数の制御メーカーの代理・特約販売をしている。平均勤続年数18年、3年後離職率10%と定着が良い。他、月平均残業時間2.4時間、各種教育制度も充実。

③エネルギー専門商社

私たちの暮らしを支えるエネルギー専門商社。

エネルギーは、ガソリンや暖房用の灯油を扱う「石油会社」、火力・原子力を扱う「電力会社」、天然ガスや可燃性ガスを販売する「ガス会社」の3つに分かれ、どれも参入障壁が高く安定的なのが特徴です。

近年では石油製品の需要減少や電力・ガスの自由化などニーズが多様化により、新規事業への投資や多角的な事業運営を行う企業が増えています。

では、おすすめの中小のエネルギー専門商社5選を紹介していきますね!

企業名概要・おすすめポイント
サイサンPLガスの専門商社。家庭用・医療用・産業用など幅広く手掛ける。他、電気事業、ミネラルウォーターの宅配事業なども行っている。他、LPガス業界内低圧電力供給量トップ(2019年)、平均残業時間14.8時間、年間休日120日以上、3年後離職率30%以下。
レモンガスLPガスの専門商社。首都圏を中心に全国30万世帯にLPガス卸売・直売を行っている。エネルギー販売の自由化に伴い電気小売事業、新エネルギー事業なども展開。月平均残業時間4.9時間、初任給24.5万円(諸手当含む)、保養所保有や各休暇制度など福利厚生も充実。
相光石油石油製品を扱う独立系専門商社。西日本を中心に50店舗以上のSSを展開している。工場や病院運送会社などの幅広い分野に取引先を持つ。平均年収は677万円で3年後離職率0%。海外研修などの教育支援制度の他、特別休暇など各休暇制度も豊富。
大阪ガスリキッド液化酸素、液化窒素などの産業ガス専門商社。大阪ガスの完全子会社で水素オンサイト事業や炭酸事業を手掛ける他、ベトナムを拠点に産業ガスの製造や周辺事業を展開している。他、初任給20万円、3年後離職率0%、土日完全週休2日制で年間休日120日以上。
九州エナジー大分県に本社を構えるエネルギー商社。伊藤忠エネクス75%、ENEOS25%持株の伊藤忠エネクスグループ会社で経営基盤が強い。石油販売事業や「TERASELでんき」の取次事業を行っている。福利厚生と諸手当が充実している。

④自動車関連専門商社

自動車関連の商社は、一般自動車や商用車などの部品製造・販売や設備関連事業などジャンルはさまざまです。

新型コロナウイルスの影響で一時低迷した自動車業界ですが、2021年の世界の自動車販売台数は前年比5%増、生産台数も3%増と回復傾向にあるので、中小の自動車関連商社も人気が高まりそうですね。

中小の自動車関連専門商社5選のおすすめランキング一覧は下記の通りです。

企業名概要・おすすめポイント
ヤシマキザイ鉄道関連製品の専門商社。鉄道車両基地設備などの他、産業機械用電子部品の販売・メンテナンスも手掛ける。国内主要都市11カ所に加え海外にも拠点を構える。平均年収619万円、3年後離職率20%、月平均残業時間20時間以下、年間休日120日以上と好条件。
AZAPAエンジニアリング名古屋に本社を構える自動車部品の商社。電動化、自動化に向けた制御システム開発のエンジニアリング事業が主軸。トヨタ自動車や日産、マツダなど業界最大手の企業を取引先に持つ。初任給28万円(諸手当含む)、月平均残業時間13.6時間、年間休日120日以上。
明治産業1933年から続く自動車部品・機械部品の専門商社。鉄道部品の輸出なども行っているため海外での活躍も可能。平均勤続年数18年で3年後離職率約10%と定着が良い。他、年間休日120日以上、保養所保有や独身寮完備など福利厚生も充実。
トヨキン鋳造原料の加工販売を行う企業。自動車に関連した金属資源リサイクル事業を手がけ、自動車技術の発展と循環型社会の両立を図っている。トヨタ自動車とその関連企業が主要取引先。初任給22.3万円、年間休日120日以上、3年離職率0%で平均勤続年数は22年(2021年度)
ヨシノ自動車中古車トラック販売、国産メーカーの新車・中古車を行う自動車専門商社。いすゞ自動車首都圏やオリックス自動車など数多くの取引先を持つ。土日完全週休2日制、初任給23.5万円(2019年度実績)、バースデイ休暇や家賃補助など待遇面も良い。

⑤医薬品・医療機器専門商社

私たちの健康を守る医薬品商社。

業種は、医薬品を病院・開業医・調剤薬局に薬を届ける「配達」、物流センターで医薬品管理を行う「物流」、病院へ提案する「営業」の3つに分けられます。

さらに、営業職は自社製品のみを取り扱う「MR」、医療にかかわる製品全般を扱う「MS」があり、求められる知識やスキルも異なるので、就活の際は希望する職種に合った商社を選んでくださいね!

中小の医薬品・医療機器専門商社のおすすめランキングは下記の通りです。

企業名概要・おすすめポイント
ケーオーデンタル歯科医療機器・薬品の専門商社。開業サポートやメンテナンスサポート事業などを手がける他、歯科用ユニットやオーラルケア商品など自社製品も展開。年収モデルは28歳480万円・35歳580万円。研修制度やメンター制度あり。
石黒メディカルシステム医療機器の専門商社。医院設備や医療器材、介護機器などの卸売販売を行う他、コンサルティング業務も手がける。京都府の大型病院を中心に多くの取引先を持つ。初任給23.1万円、年間休日120日以上、各種休暇制度や福利厚生も充実。
マルタケ新潟県に本社を構える医薬品・医療機器の総合卸売会社。1925年創業の老舗企業で北日本を中心に事業を展開している。3年後離職率30%、月平均残業時間13.3時間。自己啓発支援やキャリコン制度など教育制度が充実している。
アスコ動物用医薬品・医療関連器材の専門商社。畜産農家向け産業動物分野と動物病院向けの小動物分野の2分野があり、全国各地に営業所を構えている。6年連続で売上更新中(2022年時点)で新卒モデルは月収24.1万円。3年後離職率10%以下。
ダテ・メディカルサービス京都府に本社を構える医療機器の総合商社。循環器系機器をメインに治療機器や検査機器などを取り扱う。土日完全週休2日制でプライベートを確保できる。他、女性管理職比率11.4%で、育児・介護休業制度・産前産後休業制度もあるなど女性が働きやすい環境。

⑥化学専門商社

さまざまな産業を支えている化学専門商社。

化学専門商社は、原料を供給する「誘導品商社」、メーカーから材料を仕入れ電子部品を作る「電子材料商社」、完成した製品をユーザーや小売業に卸しメーカー機能も兼ね備える「総合化学商社」の3つに分けられます。

数ある中でもおすすめの中小の科学専門商社を5選紹介しましょう!

企業名概要・おすすめポイント
島田商会無機・有機化学品を主軸に合成樹脂やパルプ関連製品を扱う化学総合商社。顧客数約9,200、約13,000もの商品を扱う。海外事業を広げる予定。モデル月収30歳585万円で平均年収は817万円。他、3年後離職率0%、年間休日120日以上。
ヤマトマテリアル容器・包装の専門商社。ヤマト科学グループHDの完全子会社で、食品や化粧品などのプラスチック容器事業の他、エレクトロニクス事業なども展開している。平均年収755万円(2021年度実績)、3年後離職率0%、月平均残業時間1.7時間、年休120日以上。
堺商事化学工業薬品の専門商社。化成品や衛生材料、合成樹脂などの輸出・輸入を行い、営業職1人あたりの年間平均取扱額は10億円にも及ぶ。主要取引先は協立化学産業や三菱化学など大手企業。平均年収647万円、月平均残業時間6.7時間、年間休日120日以上。
山本通産1918年創業の着色剤専門商社。顔料・染料・樹脂・添加剤などを扱い、食品から船舶まで多種多様な製品創出に貢献している。国内外の大手メーカーと取引を行っている。初任給21.3万円で平均年収は600万円。年間休日120日以上、福利厚生も充実。
岩田商会工業薬品・各種化成品の総合商社。樹脂事業や先端材料事業なども手がけている。年間休日120日、初任給21万円で平均年収は682万円。最長2年の育児休業や職場復帰プログラム、各方面の勉強会参加支援などサポート体制も充実している。

⑦電子・半導体専門商社

半導体は人間で言うなら脳であり、IT化が進む現代に欠かせない商材ですよね

世界における日本の半導体シェア率は下がっていますが、コロナ禍のゲーム機やパソコン需要の高まりで半導体の需要が増加しているため、半導体商社は注目業種の一つと言えます。

おすすめの電子・半導体専門商社5選ランキングは下記の通りです。

企業名概要・おすすめポイント
電子磁気工業磁気技術を応用した製品の専門商社。非破壊検査装置や着磁装置などを手がけ取引実績は国内外約3,000社。国内トップシェアを誇り経営基盤が強い。年間休日127日(2023年)、月平均残業時間7.5時間(2021年度)。
ミクロ技研半導体専門商社。1986年創業から半導体・液晶関連の精密機械装置の開発と販売を行う老舗企業で、海外6カ所にも拠点を持つ。年間休日130日(2023年)、男性の育休25%、賞与5.5カ月分(2021年度実績)など魅力的な条件がそろう。
SCREEN SPE サービス半導体製造装置の製造・販売を手がける半導体専門商社。SCREENセミコンダクターソリューションズの完全子会社で安定的。3年連続増収。年間休日120日以上、月平均残業時間は21.5時間、有給休暇の平均取得日数13.6日。(2021年度)
堅田電機滋賀県に本社を置く電気電子機器受託生産サービスを行うEMS企業。車載機器、OA機器、情報機器など幅広く手がける。年間休日120日以上、3年離職率15%以下。ノー残業デーや有給休暇の取得促進など行い2021年には「健康経営優良法人」の認定を受ける。
アルファクス半導体レーザー検査装置の専門商社。各種自動機製造・販売なども手がける。土日完全週休2日制で年間休日120日以上(2021年度実績)。他、平均勤続年数14.5年と定着が良く、諸手当や休暇制度なども豊富にそろう。

⑧繊維専門商社

繊維専門商社はアパレルのイメージが強いですが、自動車や医療分野向けの化学繊維商社などもあります。

またアパレルを例に挙げると、原材料を扱う商社、織物・布地のみを扱う「テキスタイル商社」、メーカー商品を取り扱う「メーカー系専門商社」、総合商社の子会社として独立した「総合商社系専門商社」など形態は多種多様です。

では、中小の繊維専門商社おすすめランキング一覧を紹介します!

企業名概要・おすすめポイント
信友愛知県に本社を構える繊維専門商社。糸・生地・製品の3部門に分かれた素材から完成品までの垂直一貫体制。綿糸は国内トップクラスのシェアを誇る。月平均残業時間9.7時間、3年後離職率0%、年間休日127日(2021年度実績)
丸佐東レ94.7%出資の繊維専門商社。糸綿・紡績糸、テキスタイル、ガーメントの3事業を展開している。完全週休2日制で年間休日120日以上、月平均残業時間14時間。他、時短勤務制度や産休・育児休暇取得実績があり、女性も働きやすい環境。
三共生興独立系繊維商社。アパレルやインテリア製品の事業を展開。英国王室御用達ブランド「DAKS」を傘下に収める他、フランスのハイブランドファッション「LEONARD」のライセンスも所有。平均年収579万円。3年後離職率0%。
広撚化学繊の産地福井県に本社を置く繊維商社。三菱ケミカルや帝人フロンティアなどの国内大手原糸メーカーや国内の有力生産企業とのネットワークも広い。婦人服からメンズ、スポーツウェアまで幅広く手がける。3年後離職率0%、月平均残業時間1.3時間。
フジボウテキスタイルテキスタイル商社。富士紡HDの完全子会社で、紡績糸・編物・機能性繊維などの製造・販売の他、低融点熱接着繊維「ジョイナーシリーズ」や蓄光糸「ルミフィーロ」などオリジナル繊維を開発している。初任給21.1万円、完全週休二日制、福利厚生や教育制度が充実。

⑨その他専門商社

専門商社は上記で紹介した業界だけではありません。

ここでは、紹介しきれなかったその他のおすすめ専門商社5選をお伝えします!

企業名概要・おすすめポイント
モリト服飾資材の商社。服飾資材で世界シェアトップを占める。ハトメやホック、マジックテープ、靴の中敷などのアパレル製品の他、輸送機器資材や自動車内装用各種パーツも手掛ける。その他、月平均残業時間4.6時間、年間休日120日以上。
東京エコール文房具・事務機の総合商社。ファイル類・各種筆記具・ノート類の文具の他、レジスター・ラベラーなどのストア用品、ギフト向け高級筆記具など幅広く手掛ける。3年後離職率20%、eラーニング研修や通信教育などの教育制度、休暇制度も充実。
扇港電機家庭用・業務用の電気設備資材・機器を扱う専門商社。アイホンやNECライティング、オムロンなど大手取引先を多数持つ。3年後離職率30%以下、平均年収657万円、月平均残業時間23時間と待遇面や労働条件も良好。
静岡小松フォークリフト輸送用機器の専門商社。コマツカスタマーサポートのディーラーとして、フォークリフト・ミニ建機などの産業車両の販売を行っている。土日完全週休2日制の他、介護・育休などの有給制度や各種手当が充実している。
コイケ物流関連機器・輸送用機器の専門商社。メーカー機能もあり入庫から梱包、船積み手配まで一環してサービスを提供。空・海の国際物流にも対応している。初任給22.3万円。土日完全週休2日制で年間休日120日以上、福利厚生も充実。

参考:*中小企業庁|『FAQ 中小企業の定義について』業界動向サーチ|『総合商社業界』業界動向サーチ|『専門商社業界』各企業サイト、『就職四季報優良・中堅企業2023年』版、東洋経済オンライン|『「中小企業でも年収が高い会社」ランキング』マイナビ2024

ニッチ産業で国内トップシェアを占める中小の商社も少なくないね!

そうだね。複数の大手メーカーを主要取引先に持つ企業や、大企業の完全子会社も多いから中小の商社は狙い目かも!

ホワイト企業に就職する方法

ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。

内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。

要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。

就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。

(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)

では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?

おすすめの手段を3つ共有しますね。

①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す

ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。

ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。

このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。

ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!

求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。

②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう

次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。

就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。

また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。

この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。

実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。

【担当者に伝えた内容】

  • 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」

就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。

利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。

ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。

③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする

最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。

逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。

逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。

スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。

利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。

以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。

またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。

そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。

ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?

とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。

企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。

中小の商社の探し方【4選】

中小の商社は確かに狙い目ですが、大企業や有名企業と比べて採用情報を見つけにくいのが難点ですよね。

コーポレートサイトがあっても情報が更新されていない企業や、求人サイトに広告を出さない企業もあるので探すだけで一苦労。

そこで、中小の商社を効率よく探せる方法を紹介します!

【中小の商社の探し方】

  1. 就活エージェントに紹介してもらう
  2. 逆求人サイトでオファーを待つ
  3. 大手ナビサイトで条件を絞って検索する
  4. 大学キャリアセンターに紹介してもらう

探し方① 就活エージェントに紹介してもらう

僕はこれまで5年に渡って、就活ブログを運営してきました。

その中でほぼ全ての就活エージェントを見てきたのですが、利用する時は必ず「保有している求人が多い大手のサービス」かつ「実績と評判の良いサービス」を選ぶようにしてください!

僕がこれまで見てきた50以上の就活エージェントの中で、特におすすめは「ミーツカンパニー就活サポート」と「LHH就活エージェント」の2つです!

僕が今就活生なら、まずはこの2サービスの初回面談を受けて、担当者を厳選して支援を受けるようにします。

就活エージェントは、本当に担当者さんの質で決まるので「担当者の厳選」は必ず行うようにしてください!

(逆に親身になってくれて、選考支援の質が高い担当者さんが付いてくれると、就活において最強の無料サービスだと僕は思ってます!)

ミーツカンパニー就活サポート

ミーツカンパニー就活サポート」は、人材会社大手のDYMが提供する就活エージェントです。

保有求人数が多く、かつ紹介してもらえる求人の質が高いのが特徴。(担当者さんに話を聞いたのですが、紹介する求人をそもそも厳選しているようです)

またオンライン面談にも対応しているので、気軽に利用できるのも嬉しいと個人的に最もおすすめしています!

LHH就活エージェント

LHH就活エージェント」は人材業界大手のアデコ株式会社が運営するエージェント!

「量より質」をコンセプトとしており、支援の質が高い点が評価できます。

実際に利用した人の評判を見ても、支援が丁寧という声が多い就活エージェントですね。

ここで紹介した2つのエージェント以外にもおすすめはあります。

その他の就活エージェントに関して、僕のおすすめを「おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選】」にてランキング化しておきました!

ほぼ全てのサービスが、オンラインで初回面談を受けられるので、気になる就活エージェントはどんどん利用して、信頼できる担当者さんに付いてもらいましょう!

(初回面談を受けて微妙だと思った場合は、すぐに切ってしまうのが重要です!!)

探し方② 逆求人サイトでオファーを待つ

マイナビやリクナビ以上に登録が必須のサイトになってきた逆求人サイト

プロフィールを登録しておくだけで、自分と適性の高い企業からのスカウトが届くので、圧倒的に就活を効率化することができます。

ですが、どれでも登録すれば良いという話ではなく、利用企業数が多く、かつ利用しやすい逆求人サイトを厳選して利用すべきなんですよね。

そこでこれまで全ての逆求人サイトを見てきた僕が考えるに、現状以下の2サイトを併用するのがベストだと考えています。

キミスカ

キミスカ」も利用企業数が多く、非常に使いやすい逆求人サイトです。

現状、逆求人サイトの中で僕が最もおすすめするサイトですね!

隠れ優良企業や業界シェアの高い中小企業も利用しており、「キミスカ経由で知れてよかった企業」との出会いが生まれる場所です。

オファーボックス

オファーボックス」は、就活専門の逆求人サイトとしてNo.1の利用企業数を誇ります。

東証一部上場や、知名度は低いけど働きやすい大企業からのスカウトも届くので、まず最初に登録しておくべきサイトですね。

登録後はとにかくプロフィールの質にこだわってください。

正直、逆求人サイトのプロフィール作成には1日使い切っても全然問題ない。むしろそうすべきだと僕は思っています。

キミスカとオファーボックスの2サイトは同時に登録し、プロフィールはどちらか一方のものをコピペするのが効率的です!

ちなみに逆求人サイトは1つでも多くのサイトに登録しておいて、1つでも多くスカウトを獲得するのが効率的だと僕は考えています。理想としては3サイト以上登録しておきたい。

そこでこの2つ以外のおすすめサイトをまとめたので、参考にしてくださいね。

» 【最新】新卒向け逆求人サイトおすすめ15選|スカウトサイトの選び方を解説!

探し方③ 大手ナビサイトで条件を絞って検索する

いろんな商社を知りたいなら、求人数が多い大手ナビサイト「マイナビ」「リクナビ」を利用して選択肢を広げましょう。

ただ、掲載数が多すぎるから、探す際は中小の商社の条件+優良企業の条件で絞るのがポイントです

  • 従業員規模:100人以下
  • 年間休日120日以上(または完全週休二日制)
  • 月平均残業時間20~30時間以下
  • 新卒採用者の定着率70%以上

企業検索の他にも「業界地図」のコンテンツを利用するのもおすすめです。

産業ごとに主要企業と子会社が要約されてるから、中小・中堅商社が探せる他、企業研究にも役立ちますよ。

引用:マイナビ2024|『商社の業界地図』

探し方④ 大学キャリアセンターに紹介してもらう

大学キャリアセンターは中小企業の情報が豊富にそろいます。

中小企業と学生の就活状況を共有するなど結びつきが強く、大手求人サイトには載っていない求人情報がそろうのは他にはない強みです。

つまり、大学キャリアセンターに足を運べば、競争倍率が低い優良商社に出会える可能性が高いということ。

オンライン面談やスマホ対応の求人検索システムを導入する大学も増えて利用しやすくなっているので、積極的に活用してみてくださいね!

大企業と違って求人が見つけにくいから、探し方に工夫が必要ってわけだね。

自分で探すには限界があるよね。就活エージェントや逆求人サイトなどを利用すれば効率良く探せそう!

中小の商社に入社するための必須対策

中小の商社は採用枠が狭い分より慎重に人選を行っているので、「大手より楽に内定をもらえそう」と甘く見ていると内定獲得は叶いません!

そこで、中小の商社に入社するための3つの必須対策を紹介します。

【中小の商社に入社するための必須対策】

  1. なぜその企業なのか(=その分野なのか)を明確にする
  2. なぜ大手ではなく中小なのかを考えておく
  3. 会社説明会などで採用担当者と繋がりを作っておく

対策① なぜその企業なのか(=その分野なのか)を明確にする

中小の商社に限らず中小企業の多くは、企業成長のために熱意を持って長期的に働いてくれる人材を求めています。

答えが抽象的だと「すぐに辞めそう」「他の業界でもいいのでは?」とマイナスイメージを与えてしまうので、まずは「なぜその企業なのか(=その分野なのか)」を明確にしましょう!

具体性を持たせるには下記3点を入れるのがポイントです。

  • あなたの就活軸
  • その企業ならではの強み・特色
  • マッチしていると感じた理由(体験談)
【例】

私の就活軸は進化であり、挑戦できる環境で働きたいと考えているため御社を志望しました。

御社はコーヒー豆の老舗専門商社として買い手のニーズに答えるために、豆だけでなく機械器具事業を手掛けるなど高品質を追求し、何十年にも渡って何百社と信頼を築き上げている点に感銘を受けました。

また、買い手に安定した供給を行うことで、栽培地の環境改善や国の発展へ貢献できる点も御社で働く魅力だと感じています。

私は福祉サークルで副リーダーを務めた経験があり、部員と介護施設職員・利用者間でニーズの不一致が起こった際に、定期的な懇親会とアンケートの実施を促し課題解決に至り、現在でもサークル内でこの取り組みが続いています。

この経験から新しい価値を生み出すをモットーに掲げる貴社に適性を感じ志望しました。

対策② なぜ大手ではなく中小なのかを考えておく

中小と大手商社の差別化ができていないと、ミスマッチという印象を与えてしまいます。

面接で「商社志望なら大手に魅力を感じるのでは?」と、ストレートに質問されるケースもあるため中小の商社のメリットを押さえることが重要です。

中小の商社の魅力として、下記に3つ例を挙げてみます。

  • 若いうちから幅広い経験を積める
  • 取引先とじっくり信頼関係を築ける
  • 地域貢献ができる

一口に中小の商社と言っても特色は異なるので、企業の取り組みや経営理念などを調べてみてくださいね!

【例】

大手や総合商社より顧客との距離が近く、顧客が抱える課題に気づきやすいため、最適な製品を提案できるのが強みだと感じています。

例えば、貴社は顧客の要望に合わせ産元の優れた化学繊維を国内外に提案するだけでなく、海外メーカーからも輸入を行っています。

それができるのは、産元商社として原糸の高い専門知識を持ち、国内外の顧客に満足度の高い提案を行っているからだと思います。

対策③ 会社説明会などで採用担当者と繋がりを作っておく

中小の商社は一人ひとりの裁量権が大きく柔軟性があるため、いかに採用担当者を味方につけるかがポイントです。

中小企業は成長過程にあるので、スキルや知識よりも「企業に貢献したい!」という熱意や人柄を重視する傾向があります。

さらに、大企業と違って応募者数が少なく、選考が1、2回で終わるケースも珍しくないため、あらかじめ採用担当者と繋がりを作ってアピールすることが重要なんです。

採用担当者と繋がりを作る方法は下記の3つです。

  • 就活イベントに参加する
  • OB・OGを活用する
  • お礼メールを工夫する

会社説明会やインターンシップなどの就活イベントには必ず採用担当者がいるから、認知してもらい印象を残すチャンスです。

OB・OGに協力を頼むと、場合によっては採用担当者に会えたり個別に企業見学の機会を作ってもらえたりする可能性がありますよ。

また、イベント参加後に送るお礼メールで「この就活生は逃したくない!」と思わせることができれば、後日企業側から特別ルートの選考などの話をもらえるかもしれません。

お礼メールの書き方は「【1dayインターンのお礼メール例文】印象を残して本選考に繋げる書き方!」を参考にしてみてくださいね!

「企業に貢献する!」っていう意欲や人柄も重要になるんだね。

うん。ミスマッチと思われないように、中小の商社ならではのメリットやその企業の社風を押さえておく必要があるね。

中小の商社に入社するメリットとデメリット

中小の商社は条件の良い優良企業が多いですが、自分とマッチするかどうかは別の話なので、入社を後悔しないように特徴を知っておきましょう。

中小の商社に入社する3つのメリットと2つのデメリットを紹介しますね!

【中小の商社に入社するメリット】

  1. BtoBなので事業が安定している
  2. 若いうちから幅広い経験を積める
  3. 規模の大きなプロジェクトなども任せてもらえる

メリット① BtoBなので事業が安定している

中小の商社の多くは原料を提供する「川上」もしくは製品に携わる「川中」に位置するため、基本的にBtoBビジネスです。

ちなみに、BtoBビジネスの事業が安定する理由は下記の通りです。

  • 取引額が高額だから
  • 市場規模が大きいから
  • トレンドに左右されないから

事業が安定していれば従業員にも還元されるので、高収入、好待遇が得られる点がBtoBの大きなメリットです。

さらに、価格競争がなくシェアを独占できるニッチ産業は、経営不振による倒産の心配がほぼなく長く働ける点も魅力ですね。

メリット② 若いうちから幅広い経験を積める

中小の商社はマルチタスクが求められ、若いうちから幅広い経験を積めます。

大企業は段階を踏んで着実に成長できる一方で年功序列の傾向が強いので、入社1年目だと「電話対応や議事録作成などの雑務で1年が過ぎた」と、物足りなさを感じる人も少なくありません。

その反面、中小の商社は従業員数が少ないため、即戦力の育成に注力します。

なので、基礎知識を習得した後は実務のサポートに携われたり、他の部署の業務を兼任したりするケースも珍しくないんです。

このように若いうちから幅広いスキルと知識を習得できれば、売上や事業拡大に貢献できるだけでなく、成果次第では早期出世も叶います。

メリット③ 規模の大きなプロジェクトなども任せてもらえる

中小の商社は少数精鋭のため、規模の大きなプロジェクトなども任せてもらえます。

ちなみに、中小でもグローバル規模のプロジェクトを行う商社は少なくありません。

例えば大阪府の業務用ゴム専門商社「内村」が、奈良県の排水処理部品メーカー「東洋スクリーン」と共同で海外の販路開拓を成功させた事例が有名です。

社内外問わず規模の大きなプロジェクトを任せてもらえると、自己成長や達成感を味わえるためやりがいを感じながら仕事ができます。

※参考:中小企業庁|『地域中小企業と強力タッグにより、東南アジア市場を切り開いた中堅商社』

【中小の商社に入社するデメリット】

  1. 大手ほどの規模のプロジェクトは扱えない
  2. 一人でいくつもの役割を担う可能性が高い

デメリット① 大手ほどの規模のプロジェクトは扱えない

大手並みのビックプロジェクトは工数が大きすぎて、中小の商社では扱えません。

三井物産の「ブラジルにおける旅客鉄道事業への参画」を例に挙げても、期間・投資額・人員は大手だからできることです。

引用:リリース | ブラジルにおける旅客鉄道事業への参画 – 三井物産株式会社 (mitsui.com)

そのため、何十年もの期間と何兆円もの費用がかかる全国規模のインフラ整備や海外の産業開発のようなプロジェクトへの参画はありません。

デメリット② 一人でいくつもの役割を担う可能性が高い

中小企業は人手が足りないため、一人でいくつもの役割を担う可能性が高いです。

海外取引や出張が多い大手総合商社のように激務ではありませんが、決定権が現場にあるからこそサポートの範囲が広くなり、マルチタスクをこなす能力が求められます。

大企業では販売管理部、人事部、経理部のように業務ごとに部署があって配属先の部署の業務に100%専念できますが、中小の商社は人手が足りないため、営業に加えて営業事務を行うことも珍しくありません。

本業に専念できなかったり、場合によってはオーバーワークになったりする懸念があるので、1つの業務をじっくり進めたいと考える人には不向きです。

本記事の要点まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

中小の商社は事業が安定した優良企業が数多く、総合商社からニッチ産業まで多種多様にそろいます。

企業研究が進んでいる就活生はすでに注目しているため、就活の効率化や早めの対策を心がけることが内定への近道です!

あなたが理想とする商社に出会えますように!

では最後に、本記事の重要点をまとめて終わります。

  • 中小の商社はニッチ産業でトップシェアを占める企業や大手の子会社もあり、好条件がそろう優良企業が多い
  • 中小の商社を効率的に探すには、就活エージェントや逆求人サイトを利用するべし!他、大手ナビサイトで条件を絞って検索したり、大学キャリアセンターをしたりするのも手
  • 中小の商社に入社するための必須対策は3つ!① なぜその企業なのかを明確にする、② なぜ大手ではなく中小なのかを考えておく、③ 会社説明会などで採用担当者と繋がりを作っておく
  • 中小の商社に入社するメリットは3つ!① BtoBなので事業が安定している、② 若いうちから幅広い経験を積める、③ 規模の大きなプロジェクトなども任せてもらえる
  • デメリットは、① 大手並みのビックプロジェクトは扱えない、② 一人でいくつもの役割を担う可能性が高い
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

TOPへ