就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
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それでは本題に入っていきますね!
「新卒で入社して半年だけど、もうしんどい…」
「こんな気持ちのまま働き続けて大丈夫なのかな?」
そんな悩みを抱えている方、多いですよね!
実際に僕が新卒で食品メーカーに入社してから、振り返ると半年〜1年が特にしんどかったです。
特に入社半年のタイミングは、仕事に慣れ始める一方で、新しい環境や働き方に戸惑いを感じやすい時期。
「このまま辞めるべきなのか、それとも踏ん張るべきなのか」と迷っている方もいるかもしれません。
そこで本記事では、新卒で入社して半年経つ中で「しんどい」と感じる理由や、辞めたいと思ったときの選択肢、転職活動の注意点について詳しく解説します!
ぜひ最後まで読み込んで、自分に合った解決方法を見つけてくださいね!
大学と会社のギャップで、入社後半年たったのですがしんどいです。
この記事ではなぜしんどいと感じるのか、そして対処法を詳しく見ていこう!
目次
新卒半年でしんどいと感じる理由【5選】
まず新卒半年でしんどいと感じる理由を明確化していきましょう。
以下に挙げるのは、特に多くの方が抱える代表的な理由です。
【新卒半年でしんどい理由】
- 人間関係のストレス
- 業務の難しさ
- 働く目的を見失う
- 生活リズムの乱れ
- 成長を実感できない
①人間関係のストレス
新しい職場では、上司や同僚との関係がまだ構築途中。
特に、人によっては職場の雰囲気やコミュニケーションの取り方が自分に合わず、ストレスを感じることがあります。
例えば、厳しい上司からの指導がプレッシャーになったり、同僚とうまく意思疎通が取れず孤独感を覚えるケースがあります。
このような状況では、「自分はこの環境でやっていけるのか?」と悩みがちです。
ちなみに僕の場合は、東京支社に新卒が1人で同期がいませんでした。
気さくに話せる人がいないというのは、しんどいと感じた理由ですね。
②業務の難しさ
半年も経つと一通りの業務を任されるようになりますが、その分責任も増えます。
「タスク量が多くてパンクしそう」「ミスをすると怒られるのが怖い」といった感情が生じやすい時期。
特に新しい作業や専門知識を必要とする業務に直面すると、自信を失ってしまうことがあります。
③働く目的を見失う
就職活動時には「やりがい」や「キャリア形成」を意識していたとしても、実際に働き始めると理想と現実のギャップに気付くことがあります。
例えば、「毎日がルーチンワークで自分が何のために働いているのか分からなくなる」という声は、僕の大学時代の同級生もよく話していますね。
こうした状況では、働く意義を再確認することが難しくなるのは当然かと。
④生活リズムの乱れ
次に、学生生活から社会人生活への切り替えは、想像以上に大変なのでそこでしんどさを感じますよね。
特に長時間労働や通勤時間が長い場合、心身ともに疲労が溜まる一方で、趣味やプライベートの時間が削られることに不満を感じる方も多い。
生活リズムが崩れると、仕事への集中力やモチベーションも低下しやすくなります。
⑤成長を実感できない
「自分はこの半年間で何かを成し遂げたのだろうか?」と不安になるのもこの時期特有の悩みです。
上司や同僚からの評価が少ない場合、「自分の努力は認められていないのではないか」と感じてしまう。
こうした不安感が、次第に「しんどい」という感情を強める要因となります。
まさに私も通勤時間が長いことと、社内での人間関係でしんどさを感じています。
次の章で、具体的な改善策を一緒に考えていこう!
新卒半年でしんどい場合の対処法
この章では、新卒半年でしんどい場合の対処法を一緒に考えていきましょう。
僕が考えるに、以下の流れでしんどい状況を変えていくことをおすすめします。
【新卒半年でしんどい場合の対処法】
- しんどいと感じる原因を明確化する
- しんどい原因は転職なしに解決できるか考えてみる
- しんどい原因は「慣れる」かどうか考えてみる
- 転職なしに解決できない場合は転職を検討する
ステップ① しんどいと感じる原因を明確化する
まずはしんどいと感じる原因を明確化する必要があります。
僕の場合は、食品メーカーで働いていてしんどいと思った原因は以下のとおりです。
- 同期が1人も社内にいない
- この会社で出世する未来に面白さを感じない
- 尊敬できる人が少ない
- 本当は起業したい
このような原因が混ざり合って、僕は「しんどいな」と感じていたんですよね。
こうして原因を明確化して、文字にするだけでも自分のことが分かります。
まずはしんどいと感じる原因を丁寧に丁寧に書き出してみてください!
ステップ② しんどい原因は転職なしに解決できるか考えてみる
次に書き出した原因に対して、転職なしに解決できるか考えてみましょう。
僕の場合、先に洗い出した原因が転職なしに解決できるか考えると以下のとおりです。
- 同期が1人も社内にいない→転職なしでも解決できる(※異動で解決するかもしれない)
- この会社で出世する未来に面白さを感じない→転職なしで解決できない
- 尊敬できる人が少ない→転職なしでも解決できる(※他の支店に配属されれば解決するかもしれない)
- 本当は起業したい→転職なしで解決できない
僕がしんどいと感じていた原因の半分は転職なしでも解決します。
ですが、一方で転職なしで解決しない問題も多いことが分かりますよね。
このように、まずは転職なしで解決するかどうか徹底的に考えてみましょう。
ステップ③ しんどい原因は「慣れる」かどうか考えてみる
次に重要なステップが、慣れについて考えることです。
新卒半年は、まだ会社や仕事に慣れていない時期なので、慣れることで解決する問題も多いんですよね。
よって洗い出した原因の中で慣れによって解決する問題を洗い出しましょう。
【慣れによって解決する原因】
- 同期が1人も社内にいない
僕の場合は、上記のとおりで同期が1人もいないことには慣れる可能性が十分にあります。
先輩社員ともっと仲良くなれる可能性もありますからね。
ステップ④ 転職なしに解決できない場合は転職を検討する
そして最後に、転職なしに解決できない場合は転職を検討します。
この時大事なのが、今の会社に勤め続けるメリットもしっかりと考慮することです。
「転職は慎重に」とよく言いますが、これは真実で、今の会社で働き続けるメリットも考えた上で、「この会社にい続けてもだめだ」と確信したら転職すべきです。
ちなみに僕の場合は、以下のとおり、転職なしに解決できない問題が大きく2つ。
よって実際に転職ではないですが、個人事業主という形で入社1年で独立しました。
【転職なしに解決できない原因(僕の場合は独立なしに解決できない問題)】
- この会社で出世する未来に面白さを感じない
- 本当は起業したい
このように、しんどいと感じる原因を明確化し、それを深堀りすることが重要です。
「なんとなくしんどい」という状況から、「自分はこうこうこういう原因でしんどいと感じているんだ」という自己理解ができるだけでも本当に心が楽になります。
ぜひ参考にしてくださいね!
たしかに漠然としんどいと感じていたので、しんどいと感じている原因を丁寧に洗い出して深堀りしたいと思います!!
この「原因の明確化と深堀り」というプロセスは、どんな悩みの解決に向けても重要!ぜひ押さえておこう!
新卒半年で辞める人の割合は?
次に、この章では新卒半年で辞める人の割合について調査しました。
実は、新卒で入社して半年以内に辞める人は珍しくありません。
厚生労働省が発表した「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」によると、新規学卒就職者の事業所規模別就職後3年以内離職率は、28〜59%もあります。
このデータは半年ではなく、3年以内の離職率ですが、1年以内に辞める人の割合も単純に3で割ると9〜19%と少数派とは言えませんよね。
(実際のところ、3年以内に辞める人の中で1年以内に辞める人の割合は大きいと言われているので、もっと多くの人が1年以内に辞めていると推測することができます!)
働き方やキャリアに対する考え方が多様化している現代では、「自分に合わない」と判断したら早めに行動する人が増えているのが実情ですね。
例えば、「長時間労働が続き、体力的にも精神的にも限界を迎えた」「会社のビジョンと自分の価値観が大きく異なった」といった理由で辞めるケースが目立ちます。
ただし、早期退職が必ずしも悪い選択肢ではないことも覚えておきましょう。
次の成功に繋げるためには、自分の選択肢を慎重に検討することが大切です!
新卒半年で辞める人は少数派ではなく、全然多い!だけど簡単に転職をするのもおすすめできない。その理由を次の章で解説していきますね!
新卒半年で転職するデメリット【3選】
新卒で入社して半年以内に転職を考える場合、以下のデメリットについても理解しておく必要があります。
これらを踏まえた上で行動することが、次の選択肢を正しいものにするポイントです。
【新卒半年で転職するデメリット】
- 履歴書の印象が悪くなる可能性
- 転職後も同じ問題に直面するリスク
- キャリア形成が中途半端になる
①履歴書の印象が悪くなる可能性
新卒半年での退職は、採用担当者にネガティブな印象を与える可能性があります。
「早期離職の理由は何だったのか?」や「またすぐに辞めるのではないか?」と疑念を持たれることが多いです。
特に理由が曖昧な場合、次の採用活動に影響が出ることがあります。
②転職後も同じ問題に直面するリスク
早期退職の理由をしっかり分析せずに転職すると、同じ問題に直面するリスクがあります。
例えば、人間関係の問題で辞めた場合、新しい職場でもコミュニケーションの課題が解決されないことがあります。
このリスクを避けるためには、過去の反省点を踏まえて行動することが大切です。
③キャリア形成が中途半端になる
半年で転職すると、スキルや実績を十分に積む前に離職することになります。
その結果、履歴書でのアピールポイントが不足し、次の職場でもキャリアアップが難しくなる可能性があります。
キャリアを長期的に考える視点を持つことが重要ですよ。
また20代でホワイト企業に転職するポイントについては、別記事でも詳しく解説しているので、合わせて参考にしてくださいね!
» 【20代でホワイト企業に転職は可能?】成功させる秘訣を解説!
こうしたデメリットがあることを踏まえて、それでも今の会社を辞めるべきか検討することが重要です!
僕の友達は新卒半年で転職して、ブライダル業界から医療機器メーカーに転職しました。2年で年収が2倍になっているので、転職を成功させることは大きな改善策になりますね。
新卒半年で転職活動する際の注意点【4選】
新卒での早期退職を検討し、転職活動を進める際には、以下の注意点を押さえておく必要があります。
これらを意識することで、失敗を防ぎつつスムーズな転職が可能になります。
【転職活動時の注意点】
- 転職理由を明確にする
- 自己分析を徹底する
- 第二新卒歓迎の企業を選ぶ
- 転職エージェントを活用する
①転職理由を明確にする
転職活動を始める際には、「なぜ辞めたいのか」「次にどのような環境で働きたいのか」を明確にしておくことが重要です。
例えば、「現在の業務内容がスキルや適性に合わない」「もっと成長できる環境を求めている」といった具体的な理由があると、面接時にも説得力を持たせることができます。
理由が明確であれば、採用担当者にも前向きな印象を与えられるでしょう。
②自己分析を徹底する
転職活動を成功させるには、自己分析が欠かせません。
「自分の強みは何か」「どのような業務に適性があるのか」を深く考えることで、自分に合った職場を見つけやすくなります。
例えば、リーダーシップを発揮するタイプなのか、またはコツコツと作業する方が向いているのかを知ることで、転職先のミスマッチを防ぐことができます。
③第二新卒歓迎の企業を選ぶ
「第二新卒歓迎」や「ポテンシャル採用」と記載された求人を優先して探しましょう。
これらの求人は、早期退職者にも理解があり、ポテンシャルや意欲を重視して採用してくれる傾向があります。
また、転職先でのキャリアアップの可能性を広げるためにも、企業選びは慎重に行うことが大切です。
④転職エージェントを活用する
転職エージェントを利用することで、履歴書や職務経歴書の作成サポートを受けられるだけでなく、自分に合った求人を効率よく見つけることができます。
特に「第二新卒専門」のエージェントは、早期離職者向けの求人を多く持っているため、短期間での転職を成功させるための大きな助けとなります。
転職エージェントを利用する際は、必ず担当者を厳選してください!合わない担当者は容赦なく変えてしまって大丈夫です!
本記事の要点まとめ
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
新卒半年で「しんどい」と感じている方が、自分に合った選択肢を見つけるための参考になれば嬉しいです!(スタバで一生懸命書きました!)
これからもホワイト企業ナビでは、皆さんに役立つ情報を発信していきます。
ぜひ「ホワイト企業ナビ記事一覧」をブックマークして、また読みに来てくださいね。
以上!就活マンでした!最後に本記事の要点をまとめて終わります。
【本記事の要点まとめ】
- 新卒半年で「しんどい」と感じる理由には、人間関係や業務負担、成長実感の欠如が挙げられる。
- 半年以内で辞める人は珍しくなく、キャリアの多様化が背景にある。
- 転職には履歴書への影響や同じ問題を繰り返すリスクがある。
- 転職活動を成功させるには、理由を明確にし自己分析を徹底することが大切。
- 「第二新卒歓迎」の求人や転職エージェントを活用することで、転職のハードルを下げられる。