この記事では、無い内定のまま卒業した場合の進路や無い内定にならないための方法をバシッと解説していきます!
就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
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それでは本題に入っていきますね!
就活後半になっても内定が出ないとどんどん不安になりますよね。
ついネガティブに考えてしまって「無い内定のまま卒業したらどうなるの?」「もう人生終わりだ…」なんて思ってしまう人もいるでしょう。
そこで今回は、無い内定のまま卒業した場合の進路や無い内定になる原因、今後とるべき行動について詳しく解説します。
この記事を読めば、無い内定の現状を冷静に受け止め前向きに行動できるようになりますよ!
目次
そもそも無い内定とは?
無い内定とは1つも内定がない状態のことです。
「内々定」とかけた言葉で、就活生の自虐やSNS上のやりとりから発生しました。
アルファベットの頭文字を取って「NNT」と表記されることもあります。
(NNTの対義語としてANT(内定がある)という言葉もあります。)
使い方としては、「20社受けたのに全部落ちて無い内定だ」「このまま無い内定だったらどうしよう」など。
ちなみに、無い内定は自虐や侮辱目的で使われることが多い言葉なので、「君は無い内定なんだね」と他人に使うのはNG!
リアルで使うのは控えて、心の中で思うだけにしておく方が良いと思いますよ。
無い内定は「内々定」から発想した造語なんですね!自虐的な意味を感じるので、個人的には好きではないですが…
無い内定のまま卒業する人はどのぐらいいるのか?
無い内定のまま卒業時期が近づくと「こんなの自分だけなんじゃないか」と焦ってしまう。
では、無い内定のまま卒業する人は実際どれくらいいるのでしょうか?
文部科学省の「令和2年度大学等卒業者の就職状況調査(令和3年4月1日現在)」を見てください。
文部科学省 令和2年度大学等卒業者の就職状況調査(令和3年4月1日現在)
卒業後である4月1日のグラフに注目すると、ここ数年の就職率は96〜98%であることが分かります。
つまり、就職しなかった人(すなわち無い内定のまま卒業した人)は2〜4%ということですね。
(※この調査は就職希望者が対象なので進学や留学を希望する人は含まれません。)
就活生は全国に40万人以上いるので、無い内定のまま卒業する人は毎年8000〜1万6000人程度いるということになります。
この数字を見ると、無い内定のまま卒業する人も割といるんだなと思いませんか?
%で見てしまうとどうしても少数派だよな…ってなりますが、人数として見るとめちゃくちゃ多くの人が内定が無いまま卒業している。
周りと比較して自分だけ取り残されたような気分になるかもしれませんが、広い視野で見れば案外同じ境遇の仲間もいるんですよ。
無い内定のまま卒業する人なんてほとんどいないと思っていましたが、全国規模で見れば案外いるんですね。それを聞いて少し気持ちが楽になりました。
無い内定のまま卒業した場合に取れる8つの進路
無い内定のまま卒業時期が近づくと、「このままだとどうなるんだろう」と不安になりますよね。
では、実際に無い内定のまま卒業するとその後はどんな進路選択肢があるのでしょうか?
ここでは無い内定のまま卒業した場合の進路を8つ紹介します。
【無い内定のまま卒業した場合に取れる8つの進路】
- 既卒として就職活動する
- 大学院に進学する
- フリーターになる
- 派遣社員になる
- フリーランス(個人事業主)になる
- 起業(法人登記)する
- 海外留学する
- ニートになる
①既卒として就職活動する
1つ目の選択肢は、卒業後に既卒として就職活動をすることです。
この進路のメリットは、留年や休学のように余分に学費を支払うことなく正社員を目指せること。
昨今では、採用競争の激化や人口減少などにより新卒だけで人員を確保することが難しくなったことから、既卒でも新卒と同じように扱ってくれる企業が増えています。
そのため、大学を卒業し既卒者になっても内定獲得のチャンスは十分あるんですよね。
無事に内定を獲得し入社できれば、最終的には「1年遅れただけ」になります。
ただし、既卒者に対して「何か問題のある人なのでは?」「新卒者を優先したい」と考える企業もあります。
なので、既卒でも就活は可能ですが新卒に比べると少し不利になるかもしれません。
②大学院に進学する
大学院に進学するという選択肢もあります。
大学院に進学するメリットは、専門分野をさらに深められることと就活時の選択肢が広がること。
たとえば理系の研究職なんかは大学院卒を応募条件としていることが多いですね。
ただし、大学院に進学すると入学金や授業料などお金がかかります。
(国立だと2年間で約135万円の学費が必要です。私立だともっと高くなります。)
また、大学院卒だからといって必ずしも就活に有利になるわけではありません。
むしろ目的もなく大学院に進学したと思われれば企業からの評価も下がります。
なので、勉強したいことがある人や専門職を目指す人にはおすすめですが、「就職できなかったから何となく」という理由で進学するのはおすすめできません。
③フリーターになる
フリーターとは、アルバイトや日雇いで生計を立てていくことです。
フリーターのメリットは、比較的自由に職業選択ができ時間にゆとりを持って生活できること。
正社員ほど採用が厳しくないので、やりたい仕事にチャレンジしやすいんですよね。
また働く時間も自分で決められるので、プライベートの時間を大切にできます。
デメリットとしては、やはり経済的に不安定なことですね。
基本的に時給制なので働く時間によって収入も変わりますし、賞与もありません。
なので、安定した収入を得たい人は安易にフリーターにならない方が良いと思いますよ。
④派遣社員になる
派遣社員とは、人材会社に登録して仕事を紹介してもらう働き方です。
派遣社員になると登録先の人材会社があなたの希望やスキルに合った職場を紹介してくれるため、自分で仕事を探す必要がありません。
就業中のサポートもしてくれるため精神的な負担も少ないでしょう。
ただし、賞与がなく昇給もしにくいのが難点。
また、派遣社員は最長3年間しか同じ職場で働けません。
なので、長く働いてキャリアを積みたい人や収入をガンガン上げていきたい人には向いていないですね。
逆に「3年働いて留学したい」といった目標がある人にはおすすめの働き方と言えます。
⑤フリーランス(個人事業主)になる
フリーランス(個人事業主)とは、企業や組織に属さず個人でお金を稼ぐ人のことです。
副業として始めたり正社員から独立したりする人が多いですが、大学卒業後にいきなりフリーランスになることも可能なんですよ。
クラウドソーシングやSNSが普及した昨今では、フリーランスになるハードルもそこまで高くありません。
ただし、フリーランスは働く時間も仕事内容も収入も全て自分次第です。
よく言えば自由で可能性は無限大なんですが、リスクも大きいんですよ。
実際、人脈もスキルもない新卒がいきなり安定して稼ぐのは簡単ではありません。
なので、フリーランスになるならリスクを背負ってでも努力していきたいという覚悟を決めてくださいね。
文章を書くのが好きならライターが最もおすすめ
フリーランスとして成功するのは簡単ではありませんが、それでも挑戦したいという人にはWebライターがおすすめです。
WebライターとはWeb上のサイト記事を書くことによって報酬を得る人のこと。
なぜWebライターがおすすめなのかというと、リスクが少なく特別なスキルがなくても始められるからです。
設備としてはパソコンとネット環境さえあれば始められますし、日本語が書ければ資格などは要りません。
なので、文章を書くのが好きな人は一度やってみてもいいかもしれません。
ただし、「始めやすい=簡単に稼げる」というわけではありません。
安定して稼ぐには努力やスキルも必要なので、「誰でもできる簡単な仕事」と安易に考えないようにしてくださいね。
⑥起業(法人登記)する
卒業後に就職せず、起業(法人登記)するという選択肢もあります。
起業とは自ら事業を起こして法人登記すること。
一般的にはフリーランスとしての仕事が軌道に乗ってきたら法人化することが多いですが、特別な資格や経験はいらないのでやろうと思えば誰でもできます。
ただし、起業することと事業を成功させることは別物です。
生活していけるだけの収入を継続的に得るには、努力もスキルも人脈も必要です。
正社員のように毎月決まった給料が保障されるわけではないので、失敗したときのことも考えておかなければなりません。
なので、「就職できなかったから」「起業すれば自由にのんびり働ける」と浅い考えで起業するのはやめた方が良いですよ。
⑦海外留学する
7つ目の選択肢は、卒業後に海外留学することです。
海外留学のメリットは、語学力や海外経験が就職時に有利になること。
たとえば、海外進出しているメーカーや英語を使ったサービスを提供している企業では語学力や海外経験が高く評価されます。
また、外資系企業に入社する場合も語学力は必須と言えます。
要するに、語学力や海外の文化的知識を身に付けることによってその後の選択肢がぐっと広がるということです。
ただ一点注意してほしいのは、留学はただ行けば良いというものではないということ。
何の目的もなく行くと観光旅行になってしまい、そうなると就活時には年齢がネックになるだけです。
なので、海外留学に行くならしっかり目的意識を持って努力する覚悟を持ってくださいね。
⑧ニートになる
無い内定で卒業し、そのまま何もしなければニートになります。
「ニートだから人間のクズ!」とは言いませんが、個人的には病気やケガなど特別な事情が無い限りニートは避けるべきだと思います。
なぜなら、一度ニートになってしまうと正社員になるのがぐっと難しくなってしまうからです。
たとえば、履歴書に空白期間があると「この期間何をしていたの?」「怠け者なんじゃないか?」と思われてしまうんですよね。
そうなると、新卒者や働いている人よりも確実に不利になってしまいます。
要するに、ニートになるのは簡単でもその後苦労する可能性が高いということです。
なので、アルバイトをするなりフリーランスになるなり何かしらの方法で仕事をしてニートになるのは全力で避けてくださいね。
卒業後には色々な選択肢があるんですね。でも、長い目で見れば僕は正社員で就職したいな。
無い内定に陥ってしまう主要な原因
無い内定のまま卒業する人は意外と多いものですが、そもそもなぜ無い内定に陥ってしまうのか考えたことがありますか?
実は、無い内定に陥る人にはいくつか共通した特徴があるんです。
そこで次に、無い内定に陥ってしまう主な原因を3つ解説します。
逆にこれを回避できれば無い内定になる可能性はぐっと低くなりますよ。
【無い内定に陥ってしまう主要な原因】
- 知名度の高い人気の大企業ばかりを受けている
- エントリー企業数が少ない
- 自己分析が浅く自分と適性の高い企業を選べていない
原因① 知名度の高い人気の大企業ばかりを受けている
無い内定になってしまう1つ目の原因は、知名度の高い人気企業ばかり受けていることです。
「就職するなら有名企業がいい!」「大企業なら将来安泰!」と考える気持ちはよく分かります。
実際に人気の大企業は待遇の良いところが比較的多いですからね。
しかし、知名度の高い人気の大企業は倍率が大変高く数百倍になることも少なくありません。
ここまで倍率が高いと相当な努力をしたとしても内定獲得はかなり難しいんですよね。
なので、優秀な学生であっても人気企業ばかり受けていると簡単に無い内定になってしまいます。
人気企業を目指すのは良いのですが、そこだけに絞って就活を進めるのはかなり危険なんですよ。
原因② エントリー企業数が少ない
エントリー数が少ないことも無い内定になる原因です。
なぜなら、就活は努力をしたからといって必ず内定獲得できるとは限らないから。
たとえば、高学歴で入念な選考対策をした人でも企業との相性が悪ければ普通に落ちます。
逆に思わぬところで自分を評価してくれる企業に出会うこともあります。
つまり、就活で内定を獲得できるかどうかは誰にも分からないんですよね。
なので、「これくらいエントリ―すれば大丈夫だろう」と最初から絞り過ぎてしまうと無い内定になりやすいんですよ!
やみくもにエントリ―しまくれば良いというものではありませんが、スケジュールや体力が許す限りはできるだけ多くエントリーした方が安全だと思います!
平均エントリー数は何社?
エントリ―は多い方が良いと説明しましたが、現実的にどれくらいが適切なのか気になりますよね。
そこで、「キャリタス就職活動モニター調査」の平均エントリー社数を見てみましょう。
参考元:キャリタスの就職活動モニター調査
卒業前年の3月時点の平均エントリー社数は20社前後、今後のエントリ―予定社数は10社前後となっています。
この結果から、就活では20〜30社の企業にエントリ―するのが一般的だと言えます。
なので、何社くらいエントリーすべきなのか迷っている人はこの数字を目安にしてくださいね。
ただし、大学での研究が忙しい人や就職地域を絞っている人などはもっと少ない方が現実的かもしれません。
また、就活をしながら業界・職種を絞っていきたい人はもっと多い方が良いでしょう。
人によって就活状況は異なるので、あくまで目安として理解し自分に合ったペースでエントリ―数を増やしてくださいね。
原因③ 自己分析が浅く自分と適性の高い企業を選べていない
自己分析が浅く自分の適性を理解できていないことも無い内定になる原因のひとつです。
なぜそう言えるのかというと、就活というのは企業と就活生のマッチングを確かめる機会だからです。
もっと言うならば、お互いの考え方や将来の方向性を知るための”お見合い”のようなもの。
特に新卒就活はスキルよりもポテンシャル重視なのでその傾向は強いです。
なので、自己理解をしないまま強みや熱意をアピールしても「うちには合わない」と判断され簡単に落ちてしまうんですよ。
逆に、自己分析をしっかりして適性の高い企業を選べば割りとスムーズに選考通過できるんですよね。
就活ではESや面接対策ばかりに意識が向きがちですが、実は企業選びも内定獲得の重要なポイントなんですよ!
無い内定になるのは能力が低いとか人間として劣っているからではなく、就活の進め方に問題があるんですね。
無い内定にならないために絶対にすべき対策3選
無い内定のまま卒業時期が近づくと「もう内定は無理かも」と諦めかけてしまうかもしれません。
ですが、今内定が無くてもこれから正しい対処をすれば内定獲得は十分可能です!
ここでは、無い内定にならないために絶対すべき具体的な対策を3つ紹介します。
無い内定で焦っている人はぜひ参考にしてくださいね。
【無い内定にならないために絶対にすべき対策】
- 今まで内定が出ていない原因を明確化して改善する
- 特に就活後半では就活エージェントを活用する
- 自分に合った企業のエントリー数をとにかく増やす
対策① 今まで内定が出ていない原因を明確化して改善する
無い内定から抜け出すためにまずすべきなのは、これまで内定が出なかった原因を明確化し改善すること。
というのも、原因も分からずやみくもに就活を続けても同じ失敗を繰り返す可能性が高いからです。
たとえば、大手企業ばかり受けていたのであれば中小企業にも目を向けるため求人探しの視点を変えてみる。
SPIがネックになっていたのであれば、徹底的にSPI対策をする。
エントリー数が少なすぎた人は、これからは1社でも多くエントリーするように心がける。
いずれも非常にシンプルなことなんですが、無い内定で焦っていると意外と見落としてしまうんですよね。
なので、まずは無い内定になった原因を探って改善策を考えてみてくださいね。
ちょっとした工夫でも就活の風向きが変わるかもしれませんよ。
対策② 特に就活後半では就活エージェントを活用する
2つ目の対策は就活エージェントを活用することです。(特に就活後半!)
就活エージェントとは、人材会社が提供する無料の就活支援サービスのこと。
登録すると就活生ひとりひとりに担当アドバイザーが付き、求人紹介や選考対策、選考日程の調整などのサポートをしてくれます。
なぜ就活エージェントを活用すべきなのかというと、非公開求人や特別選考フローも紹介してもらえるからなんですね。
これらの求人は一般求人よりもライバルが少ないので、比較的内定を獲得しやすいんですよ。
加えて、「内定が出なくて辛い」「何をすべきか分からない」といった就活相談もできるので心の支えにもなります。
なので、特に焦りがちな就活後半にはぴったりのサービスなんですよ!
おすすめの就活エージェントは?
就活エージェントにはさまざまな種類がありますが、その中でも僕がおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」と「irodasSALON(イロダスサロン)」の2社です。
なぜこの2社がいいのかというと、保有求人数が圧倒的に多く利用者からの評判も高いからです。
保有求人数が多いとそれだけ自分に合う企業に出会える確率も高くなるんですよね。
また、利用者からの評判の高さは丁寧で手厚いサポートをしてくれる証拠です。
なので、無い内定で就活エージェントを活用するならまずこの2社に登録してくださいね。
この他にもおすすめの就活エージェントを知りたい人はこちらも読んでください。
対策③ 自分に合った企業のエントリー数をとにかく増やす
3つ目の対策は、自分に合った企業のエントリー数をとにかく増やすこと。
なぜなら、先程説明したように就活ではある程度の数をこなすことも大切だからです。
特に就活後半は求人数がどんどん減っていくため、どれだけエントリ―できるかが内定獲得の鍵となります。
加えて、就活後半は選考回数が少なくなる傾向があるので多くの選考を同時並行することが可能なんですよ。
なので、大手求人サイトやキャリアセンター、就活エージェント、逆求人サイトなどあらゆる手段を使って自分に合う企業を探してください。
個人的におすすめなのは、就活エージェントや逆求人サイトに登録しつつ自分でも求人サイトをチェックすることですね。
自分に合った企業のエントリー数を増やすことができれば、内定獲得はぐっと近づきますよ。
就活後半では特にエントリー数を増やすことが大切なんですね。就活エージェントの利用も検討します!
無い内定のまま卒業することに関してよくある質問
最後に、無い内定のまま卒業することに関してよくある質問にお答えします。
無い内定で悩んでいる人はぜひ疑問を解消してくださいね。
質問① 無い内定のまま卒業するのは人間失格でしょうか?
無い内定のまま卒業することになりそうです。せっかく大学に行ったのに就職できないのは人間失格でしょうか?
無い内定のまま卒業しても人間失格ではありません。
なぜなら、内定が無いのは”たまたま就活がうまくいかなかった”だけだからです。
どういうことかというと、就活って本人の努力だけでなく生まれ持った性格や企業との相性、タイミングなどさまざまな要素によって結果が決まるんですよね。
「就活に不向きな性格だっただけ」「人気企業ばかり受けていたから」といったちょっとした理由で無い内定になることがあるんです。
そしてそれは誰にでも起こり得ることなんですね。
(優秀な人でも無い内定になることはあります!)
なので、無い内定のまま卒業することになっても人間として劣っているとかクズだということは一切ないんですよ。
自分は無い内定でクズなんじゃないかと思っている人はこちらも読んでくださいね。
質問② 無い内定のまま卒業することを親や友人に言えないのですが
無い内定のまま卒業することになりそうなのですが、そのことを親や友人に言えません。親には申し訳ないし、友人にも知られたくなくて…。
無い内定であることを親や友人に言えない人は多いですよね。
個人的には、言いたくないのであれば友人に言う必要はないと思います。
頻繁に連絡を取り合うような親しい人であれば、「就職で悩んでいるから落ち着いたら連絡するね。」と言っておけば良いかと。
ただ、親には可能であれば言った方が良いと思いますよ。
親としては、無い内定のまま卒業することよりも我が子に隠し事をされる方がショックだと思うので。
すごく仲が悪かったり家庭環境が複雑だったりする場合は別ですが、思い切って打ち明けると案外気持ちが楽になるかもしれませんよ。
質問③ 無い内定のまま卒業しても幸せになれますか?
無い内定のまま卒業することがすごく不安です。こんな人間でも今後幸せになれるのでしょうか?
無い内定のまま卒業しても幸せにはなれます!
なぜなら、就職は幸せに暮らすための選択肢のひとつにすぎないからです。
たとえば、就職しなくてもフリーランスや派遣社員で楽しく暮らしている人はたくさんいます。
逆に、就職したけど仕事が辛くてすぐにやめてしまう人も少なくありません。
(新卒者の約3割が3年以内に辞めます。)
また、趣味や家族など仕事以外のところに幸せを見出している人も多いです。
要は、新卒で就職できるかできないかは人生の幸せを決めるものではないということ!
今無い内定であることが気になっているのは、あなたが就活生という立場だからです。
ですが長い人生でみれば大した問題ではないので、自分が不幸だと決めつけないでくださいね。
無い内定で卒業=人生終わりというイメージを勝手に持っていましたが、そんなことはないんですね。前向きに頑張ろうと思います!
本記事の要点まとめ
本記事では、無い内定のまま卒業した場合の進路や無い内定になる原因、とるべき対策について解説してきました。
無い内定のまま卒業時期が近づくと多くの人は精神的に追い詰められてしまいます。
ですが、無い内定は誰にでも起こり得ることなので自分を責める必要はありません。
就活終盤でも内定獲得は可能なので、最後の最後に逆転!なんてこともありますよ。
また、たとえ無い内定のまま卒業することになっても将来真っ暗ということはありません。
なので、無い内定で辛いときこそこれから何をすべきかを冷静に考えてくださいね。
この記事がみなさんの就活の手助けになれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
以上!就活ブロガーの就活マン(@shukatu_man)でした!
▼本記事の要点まとめ
- 無い内定のまま卒業する人は就職希望者のうち2〜4%。つまり毎年8000〜1万6000人程度いる。
- 無い内定のまま卒業した場合の進路には、既卒就活や大学院進学、派遣社員、フリーター、フリーランス、起業、留学、ニートなどがある。
- 無い内定に陥る原因は、「人気企業ばかり受けている」「エントリー企業数が少ない」「自己分析が浅い」など。
- 無い内定にならないためにやるべきことは、無い内定になった原因を明確し就活エージェントを活用しながらエントリー数を増やすこと。
- 無い内定のまま卒業したからといって不幸になるわけではない。